ここはカントー地方のマサラタウン。そしてここはある家族の家である。
ハナコ「よし!朝ごはんが出来たわ。ピカチュウちゃん、みんなを起こしてきて」
ピカチュウ『わかったハナコママ!』
ピカチュウは二階に上がるとベッドには7歳くらいの少年が寝ていた。
ピカチュウ『サトシ!朝だよ』
サトシ「( ̄q ̄)zzz」
ピカチュウ『電気ショック!』
サトシ「あばばばば」
サトシはベッドからおちた。
ピカチュウ『おはようサトシ」
サトシ「ああ、おはようピカチュウ」
サトシは起きて一階に向かった。
サトシ「おはようママ!」
ハナコ「おはようサトシ」
するとリビングに4歳くらいの女の子が入ってきた。
ラン「ママ・・・」
ハナコ「あら?ランちゃん起きたのね」
ラン「うん!」
すると男性がリビングに入ってきた。
レッド「おはようハナコ」
彼の名前はレッド。世間ではポケモンマスターと呼ばれている最強のポケモントレーナーである。
ハナコ「おはよう、貴方」
彼女はハナコ。元トキワシティのジムリーダーで今はレッドの妻としてレッドを支えている。
サトシ「パパ、おはよう!」
この少年の名前はサトシ。現在は7歳でレッドとハナコの息子である。
ラン「おはようパパ」
彼女の名前はラン。現在は4歳でサトシの妹でレッドとハナコの娘である。
ハナコ「それじゃあ朝食を食べましょう」
ラン「は〜い」
ピカチュウ『やっぱりハナコママのポケモンフードは美味しいな』
このポケモンはピカチュウ。傷だらけで倒れていたところをサトシとランに助けられていろいろあってサトシがトレーナーになった時のパートナーになるポケモンである。
ピカチュウ『美味しい・・・・・辛い〜!』
???『成功したぜ!』
ピカチュウ『またお前か!ゼロ』
ゼロ『気づかないのが悪いだろ?』
彼はキルリア。名前はゼロでレッドのエルレイドとハナコのサーナイトの息子である。ランの子守り役をしている。
サーナイト『ダメでしょうゼロ』
ゼロ『は〜い』
ピカチュウ『本当に反省しているの?(汗)』
朝食を済ませたあとレッドは仕事に向かうのだった。
レッド「それじゃあ行ってくる」
ハナコ「行ってらっしゃい」
サトシ「行ってらっしゃいパパ」
ラン「行ってらっしゃいパパ」
レッド「ああ!出てこいリザードン!」
リザードン『おう!』
このポケモンはリザードン。レッドの最初のポケモンでレッドのポケモンの中ではNo.1の強さを持ったポケモンである。
レッド「今日は少し遅くなると思うからな」
ハナコ「わかったわ」
ラン「お兄ちゃん、早くサマーキャンプにならないかな?」
サトシ「まだ三週間あるぜ」
ラン「三週間てどれくらい?」
サトシ「え〜と、プリキュアを三回見れば三週間だ!」
ラン「プリキュアを三回見れば三週間なんだ」
ハナコ「ランちゃん、ちょっとお使いを頼んでいい?」
ラン「お使い?」
ハナコ「ええ、マサラ商店街に買い物に行ってほしいの?」
ラン「私、行ってくる」
ハナコ「じゃあお願いね。八百屋さんで玉ねぎと人参とジャガイモをお肉屋さんで牛肉をお願いね」
ラン「わかった」
ランはメモと買い物籠を持って出掛けた。
サトシ「ママ、ラン1人で大丈夫かな?」
ハナコ「サトシ、こっそりあの子の様子を見てくれない?あっ!でも手出ししたらダメよ!あの子の初めてのお使いだからね」
サトシ「わかった。いくぜ!ピカチュウ、ゼロ」
ピカチュウ『うん!』
ゼロ『ああ!』
サトシはピカチュウとゼロと共にランのあとを追った。
マサラタウン 道中
ラン「よーし!初めてのお使い!頑張るぞ」
そんなランをサトシは心配そうに見守る。
サトシ「ラン、大丈夫かな?」
ピカチュウ『そうだよね』
ゼロ『確かにな』
ラン「あっ!ケーキだ!」
商店街に向かう途中に移動バスのケーキ屋さんが停まっていた。
ラン「美味しいそう〜」
そんなランを影から見守るサトシは
サトシ「不味い!このままだと買い物を忘れてケーキを買ってしまう」
ピカチュウ『どうしよう』
ゼロ『二人共、落ち着け!』
ラン「あっ!いけない買い物の途中だった」
ランはケーキを見るのをやめて商店街に向かうのだった。
サトシ「良かった」
ピカチュウ『そうだね』
ゼロ『そうだな』
???「おや、3人で妹のストーカーかい?」
サトシ「え?」
シゲル「やあ!サトシく〜ん」
サトシ「・・・・さあ!ランが心配だから行くか」
ピカチュウ『そうだね』
ゼロ『だな』
シゲル「待て待てお願いだから素通りしないで(汗)」
サトシ「お前はここで何をしているんだ?」
ピカチュウ『またランを君のナンパコレクションに加えに来たの?』
シゲル「そう!君の妹をぜひ僕のナンパコレクションに加えたくて・・・違う〜!」
彼の名前はシゲル。街で有名なオーキド博士の孫で現在のトキワシティのジムリーダーグリーンの息子である。趣味は女の子をナンパしてナンパコレクションに加えることである。
シゲル「ナンパコレクションと言うな!」
サトシ「誰に向かって言っているんだ?」
ピカチュウ『さあ?』
サトシ達はシゲルを素通りしてランの追跡を再開した。
マサラ商店街
ラン「あった!お肉屋さんだ!」
ランはお肉屋さんに向かうのだった。
お肉屋さん
店長「いらっしゃい!おっ!ランちゃんか」
ラン「こんにちはおじさん」
店長「今日はママは?」
ラン「私、1人だよ」
店長「1人?そうか!1人でお使いか!偉いね」
ラン「えへへ」
店長「君のお兄ちゃんが初めてお使いにきた時のことを思い出すよ」
ラン「え?お兄ちゃんも買い物に来たの」
店長「ああ!ランちゃんが産まれる少し前に初めて1人でお使いに来てなもうすぐお兄ちゃんになると商店街中に自慢していたよ」
ラン「お兄ちゃんが・・・」
店長「それで何する?」
ラン「牛肉ください」
店長「わかった。はいよ!300円だ!」
ラン「はい!」
ランは店長に300円を渡して牛肉を買った。
店長「まいどあり〜」
ラン「バイバイおじさん」
牛肉屋の店長はランを見送るのだった。
店長「それにしても少し前まで赤ちゃんだったランちゃんが1人で買い物とは泣ける話だぜ」
サトシ「ランの奴、ちゃんと買えたな」
店長「おや、サトシくん。もしかしてランの尾行かい」
サトシ「はい!」
店長「ランちゃんにばれないようにな」
サトシ「わかっているよ。じゃあねおじさん」
店長「妹の思いのいい兄貴じゃないか。泣ける話だぜ」
ラン「え〜と次は八百屋さんだ!」
ランは八百屋さんに向かうのだった。
八百屋さん
店長「いらっしゃい。あら、ランちゃんじゃない」
ラン「こんにちはおばちゃん」
店長「今日はママは?」
ラン「私、1人だよ」
店長「1人でお買い物なんて偉いわね」
ラン「ありがとう。玉ねぎとジャガイモと人参をください」
店長「わかったわ。全部で900円よ」
ラン「はい!」
ランは900円を渡して玉ねぎとジャガイモと人参を受け取った。
ラン「ありがとう」
店長「いいのよ!気をつけて帰るのよ」
ラン「は〜い!」
ランは八百屋さんをあとにした。
店長「あんなに小さいのに1人で買い物が出来るまでに成長したね」
サトシ「これで買い物は全部買ったな」
ピカチュウ『そうだね』
店長「あら?あれはサトシくん達。ランちゃんが心配で尾行していたのね。いいお兄ちゃんね」
サトシの家
ラン「ただいま!」
ハナコ「おかえり」
ラン「ママ!買ってきたよ!」
ハナコ「ありがとうラン!それじゃあお兄ちゃん達が帰ってきたら昼食にしましょう」
ラン「え?お兄ちゃん、遊びに行っているの?」
ハナコ「ええ、そうよ」
サトシ「ただいま」
ラン「あっ!お兄ちゃん、見て私、1人でお買い物出来たよ」
サトシ「凄いじゃないかラン」
ハナコ「それじゃあ昼食はランが買ってきた物でクリームシチューにしましょう。夜食はカレーライスよ」
ラン「やったー!」
サトシ「昼はクリームシチューだ!」
こうして初めてのお使いを成功させたランだった。
次回予告
ラン「明日からオーキドお爺ちゃんが主催のサマーキャンプが始まるんだよ。楽しみだな。次回『開幕!マサラサマーキャンプ』みんなもポケモンゲットだよ」