日常を取り戻したい主人公たちがおくる。一つの世界。(艦これ)   作:空色 輝羅李

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「日数空きすぎだぞこの野郎...と、言うことで、今回は最終章序幕(最後とは言ってない)のような内容だ。
「いつも通り期待はしないでくれ。
「...わかってる、作者は燃やしとくよ。


第10話

第十九話~世界の声に耳を~

 

...うん、大体の場所はわかった。モーレイ海...北方海域だ。なんでこんなところに...

いや、そんなことはどうでもいい。早くここまで安全が確保できるようにしなければならない。でもその前に、オーブっていったいなんだよ...ゲームとかでよく聞くけど、結晶体として扱っていいのか?それとも、他の存在の仕方なのか?

...どのみち、見てからじゃないと何とも言えないな 。もしかしたら、可愛い女の子かもしれない。そうだ、そうに違いない...冗談だ。冗談だからそんな目で見ないでくれヲ級...

 

「仕方ない。りゅーも男の子。」

「そういう慈しむような眼をやめてくれ!」

 

という、いつものような茶番。何気ないこの会話。それを俺は、俺の手で終わらせなければならない。終わるといっても、俺が元の世界に戻るだけだから、ある意味では違うけど。

 

でも少し。さみしいな。

 

~~???side~~

 

最近...特に各鎮守府の海域辺りで、深海棲艦の活動が活発化してきている。恐らくは、艦娘たちの出所を理解している。それに、すでに幾つかの鎮守府は落ちてしまった。そこは深海棲艦の停泊地になってもいる。これ以上こちらの仲間を失ってしまうのは、芳しくもない。なにかしらの手を打たなければ...でも、どうすれば...

 

「...もしもし、私だ。少し、話したいことがある。そちらへ伺ってもよろしいかな?」

 

~~柊side~~

成る程これが俗に言う「猫の手も借りたい」という状況か。ならば俺は猫になるしか。いやならないけど。でもな、自分のことを優先したいが、助けたい。しかし、二兎を追う者一兎を得ず。悔しいが、どちらかにしなければ...しかし、どうしたものか。

 

「元帥さん、久しぶりですね。」

「ああ、久しぶり、柊君。突然だが、どうすればいいと思う?まあ君のことだ、すでにどうすれば最善かも考えていることだろう。」

 

当然です。と言いたいところだが、俺としては如何せん。そんな簡単に最善を考えれるのなら、楽だ。一体どうするべきかと、思案する。度々ヲ級を見ている。可愛い。なんかもう、こけそうになったり、俺と目が会うたびに目を反らす。

...ああ、そうか。最初からそうすれば良かったんだ。

 

「ヲ級、俺は双方に停戦を協議する。もしそれに応じないのであれば、双方を潰す。それがたとえ元帥でも、君たちでも」

「わかった。」

「ちょ、ちょっと待ってくれ」

 

どうしたかと、訪ねると、

「君は、こちらに攻撃を仕掛けてないだろう?」

「直接的にはそうですね。ですがうちには、深海棲艦が何人もいるのです。つまり、間接的に接敵、また開戦をしています。なので、停戦です。」

 

なるほどそうきたか、という顔をしている。

 

「会合を行います。日時は、今週の土曜日、10:00(ヒトマルマルマル)。遅刻すれば即刻攻め落とします。片方が遅刻しても、どちらも攻め落とします。いいですね。」

「...わかった。それでお願いしよう。ありがとう、柊君。」

「それがりゅーの言う最善なら、それでいい。もう伝達もした。」

 

...深海棲艦のコミュニケーション伝達網は一体どうなっているんだ...

「では柊君。また土曜日に。」

 

元帥は、軽いお辞儀を...と思ったが、大分深いお辞儀をしている。俺も深く礼をしなければ...いや、敬礼にしておくか。お辞儀を終えたら扉をあけて、部屋を出ていった。

 

「...」

 

...?今、何て言ったんだ...

 

「...りゅー。土曜日って、何回日が落ちたとき?今日から。」

「...三回だ。深海棲艦には、時間の概念が薄いのか?」

 

少しだけ。といったあと、俺の手を取って、顔に擦り付けていた。

 

「...なにしてるの?」

「...もう少しで、お別れ。だから、その前に、少しだけ。」

 

...ペットだな。可愛い。

 

さて。俺は今から、探すもの探さないとな。

 

────

 

というわけで、モーレイ海まで来ました。魔力の流れは...あっちに収束してるな。ていうか、魔力で構成されてるのか...ふーん。へー。はー...こりゃたまげた。浮いてる...深海棲艦群がってる...いこうか。

 

「...!」

 

やっべ見つかった!皆こっちみてるし来てる!でも、視覚情報は少ないはずだ。よし、

 

「アスールレイル!」

 

俺からみて、右の向こうの方へ魔力を纏った電磁砲を放つ。かなり大きな衝動と音を作ったので、そちらへ、向かうはずだ。

 

「...!!」

 

...よし。今のうちにオーブを俺の魔力貯蔵庫(ストレージ)に仕舞おう。

 

「...なんだこれ。純正の魔力の結晶じゃねえか。これは...自然発生では生まれないな...」

 

取り敢えず、ただちにオーブの魔力を回収する。魔力で形作られてるんだから、あとで作れるだろう。

でもおかしい。こいつには属性が付与されてる。これを作れる魔法使いはかなり限定される。魔力を自身で作成、保有できる人物でなければこれは作れない...ま、後でわかることだろう。少なくとも今考えることではない。

 

「重た...魔力酔いしそう...でも、回収は終わったし、戻るか。」

 

─────

 

~~天龍side~~

 

...何故だろうか。最近すごく、ムカついている。いや、ムカつきではないのかもしれないが、これが何かがオレにはわからない。どうすればなくなるのかもわからない。ただ単純に、ムカムカする。まあ、邪魔でもないし、このままで、いいか。

 

「あ、天龍。少しいい?紅茶とマカロンを頂こうと思っていたんだ。一緒にどうだい?」

「...ああ、じゃあ、ありがたくもらうぜ!」

 

ああそうだ。これでいいんだ。気づかないままで。気づいたとしても、私はこれを、放っておこう。そうでないと、いずれ来るであろう別れが、辛くなってしまうから。彼は、ただ、気まぐれにこの場所に来て、気まぐれに元の場所に戻るから。言われてはないけど、そんな気がしてままならない。

...こんなに考え込むのは、私...オレらしくないな!

 

 




どもっす。
すみませんっした。こんなに間があったのはですね。いろいろあったんです。
次回、艦これの方は終わりです。次回が終わったら、また元の方へ投稿しだします。まあ、見てる人もいないと思いますがね。
デワデワ!
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