IS×スーパーロボット大戦 アンソロジー戦線   作:再開のたけじんマン

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前に誰かさんにいつの間にか消された話だけど、何度でもよみがえるさ!

ちなみに今回は、かつてスパロボアンソロジーで名を馳せた『三橋貴志』先生の作風を意識しております。
そんなせいか今回のメインの千冬さんがリアクション多目になっております♪


千冬がゆく! ~アフロとの接触~

その1:接触編

 

 その日、織斑千冬は今、少々戸惑っていた…。

 

 一夏達のお目付け役も兼ねて、このモビルスーツやらリアルロボットやら、スーパーロボット軍団が集うロンド・ベル隊にいる訳なのだが…

 

 

千冬

「(まさか宇宙人やそのハーフ、更に喋るロボットや

 恐竜が進化したハチュウ人類やハニワ幻人までいるとはな…うむぅ)」

 

 三橋貴志の画風で難しく考え込む千冬…だが。

 

千冬

「…ん?」

 

 そこでふとある人物が、目に留まった。

 それは『伝説巨神イデオン』のユウキ・コスモだった。

 

 

千冬

「(あっ…アフロォ!?)」

 

コスモ

「ん…?」

 

 

 これまで見た事もないような、大きくてもっさりした赤いアフロヘアーだったせいか、千冬はかなり驚いてしまいコスモはその視線に気付く。

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

 その2:発動編

 

 先程の件もあり、コスモと話す千冬だったが…

 

千冬

「えーと確か…イデオンのパイロットの、ユウキ・コスモだったか?」

 

コスモ

「ああ、千冬さんだっけ? それで合ってるよ。

 ちなみにコスモが名前でユウキがファミリーネームね」

 

千冬

「うむ…それにしても、その…

 失礼かもしれんが、何というか凄いアフロヘアーだなぁ…」

 

 千冬はコスモの赤いアフロヘアーをまじまじと見ながら言う。

 

コスモ

「よく言われるよ…一夏達にも言われたぜ?」

 

千冬

「む、そうなのか…」

 

 少し呆気に取られた千冬だったが、その途端に敵襲を知らせる警報が鳴り響く。

 それもホワイトベースのと同じ警報である。

 

コスモ

「おっと出撃だ、また後でな!」 

 

千冬

「あっ、オイ!?」

 

 しかしその後、モニターでイデオンのコックピットが映し出されると…

 

カーシャ

『コスモ、いけるわ! 全方位ミサイルOKよ!』

 

コスモ

『よおし、グレンキャノンもだ! いけぇーーっ!』

 

 それをモニターで見た千冬は…

 

千冬

「(…おい待て! あの全方位ミサイルもそうだが、

 今度はあのデカいアフロヘアーを一体、どうやってヘルメットに収めたんだ!?)」

 

 驚愕と共に、疑問が生まれるのだった。

 

ハタリ

「あの人驚いてるな?」

 

ベス

「まあ何にとは訊かんが…これもイデの仕業だろうか。

 今に始まった事じゃないしな」

 

 コスモのアフロヘアーは本当に謎だからね、しょうがないよね!

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

その3:もう一人との接触編

 

 コスモとの件から数日後…千冬は艦内である男と会った。

 

「よお、あんたかい? 一夏の姉貴でとんでもない剣士だってのは」

 

千冬

 

「ああ、確かにそうだ…がっ!?」

 

 千冬はその相手の顔や格好を見た途端、驚きと共に絶句した。なぜなら… 

 

千冬

「(ま…またアフロ!?)」

 

 そう。この男、夕月京四郎は緑色のコートに赤いサングラス、極めつけは薄茶色のアフロヘアーという出で立ちの男だったのだ!

 

 尤も、そのアフロのサイズはコスモ程ではないが。

 

京四郎

「俺は剣士の夕月京四郎ってんだ、よろしくな。

 ダイモスの一矢のダチで、ガルバーFXⅡのメインパイロットもしているぜ」

 

千冬

「あ、ああ…こちらこそよろしく頼む。

 (これで剣士だと!? …そう言えば、背中に剣があるな。

 …というか、アフロの剣士ってどうなんだ!?)」

 

 少々奇抜な格好をしている剣士で、やはり驚いてしまう千冬であった。

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

 その4:相談編

 

 その夜、千冬はバンプレストオリジナルキャラの男、ゼンガー・ゾンボルトと会って店のカウンター席で酒を飲み、語り合っていた。

 

ゼンガー

「聞いたぞ。京四郎と会ったんだとな…それでどうだった?」

 

千冬

「ああ、なんというか…多少なりともインパクトがあったな…あのいでたちは」

 

ゼンガー

「…そう言えばアムロ・レイ大尉が一年戦争の時、サイド6でシャア・アズナブルと対面して、

 シャアに『ご覧の通り軍人だ』とか言われたらしい…」

 

千冬

「は? 資料で見たが、あの仮面とマントと赤い軍服でか?

 束みたいな奴も見た私だが、さすがにご覧の通りと言われても少し混乱しかねんぞ?」

 

ゼンガー

 

「うむ。その時のアムロ大尉も何度もやりあったあのシャアと

 遭遇した事への戸惑いもあったらしいが、

 あの格好で『ご覧の通り軍人だ』とか言われた事への戸惑いの両方もあったらしい。

 先の京四郎のも、それと似たようなものなんだろうなと、俺は思うな」

 

 ちなみに実際に、あるガンダム漫画でアムロは「ご覧の通り? 軍人??」と思い、困惑していたそうな。

 

千冬

「そのアムロ大尉と、か…なるほど確かにな」

 

ゼンガー

「まあ、俺はお前とは恋人にはなれないが、以前剣を交え、その後も腐れ縁のような仲だ。

 俺の階級だろうが年の差だろうが関係無く、友として相談にも乗るさ」

 

千冬

「ゼンガー…フフッ、感謝する」

 

 クールかつ嬉しそうに、笑みを浮かべる千冬であった。

 

千冬

「ところでゼンガーよ…未だに酒は飲めんのか?」

 

ゼンガー

「…すまんな、何せ下戸なものでな」

 

 日本酒を飲む千冬のその隣で、ゼンガー申し訳なさそうには冷たい緑茶を飲んでいたのだった。

 

真耶

「(この2人相性がいいんだか悪いんだか…)」

 

 それを千冬の隣の席で見聞きしていた山田真耶は、一人呆れていた…致し方なし。 

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

 その5:斬る、いや斬っちまった!編

 

 あれから2日後、千冬と京四郎は真剣での勝負をしていた。

 

千冬

「フッ…ぜぇいっ!」

 

京四郎

「ぐうおおっ!?」

 

 千冬が刀を袈裟切りに降り下ろし、京四郎の刀を手から放れさせる。

 

ゼンガー

「それまで! 勝負ありだな」

 

 ちなみにここで試合終了宣言をするゼンガーは、審判役である。

 

ボス

「ひょえ~っ、すっげえぜ…俺様には早くてすごいって感想しか出ないぜ」

 

さやか

「ボス…一般人並みの感想ね。まあそれが普通なんだろうけど」

 

 弓さやかのツッコミが来るが、なにげに辛辣である。

 

一夏

「すげえ…久しぶりに見るけど、さすがは千冬姉だな!」

 

リョウ

「そうだな、俺も武道の心得があるから尚更わかる…彼女は達人だ」

 

一矢

「ああ、俺も空手をやっているからわかるよ。彼女は武の心得を持つ実力者だ」

 

ハヤト

「…少なくともその道に通じているこいつらなら、ボスよりはわかってそうだな」

 

ベンケイ

「というかリョウがやってるのって、剣道だっけ? 空手だっけ…?」

 

 ゲッターチームリーダーのリョウこと『流竜馬』に、謎な疑問を抱くチームメイトのベンケイこと、『車弁慶』であった。

 

京四郎

 

「へっ…参ったぜ、これがあんたの実力とはな…この身で思い知ったよ」

 

千冬

「いや、こちらも他の流派の使い手でなかなかの剣士とこうしてやりあえたのだ。

 貴重な経験になっ……たァ!?」

 

 声をかけている途中で、千冬は京四郎の何かが『ズルリ…』と落ちるのを見て驚いた。

 なぜならそれは…

 

京四郎

「うん? どうしたんだい、いきなりよぉ」

 

 なぜならそれは、京四郎の薄茶色いアフロヘアーの約4割りだったからである!

 それで京四郎は現在、部分的にハゲてしまっているのだ。

 

ボス

「あっ、ありゃっ!?」

 

一矢

「きょっ…京四郎!?」

 

一夏

「え、ちょ、京四郎さんの頭が、毛が!?」

 

シャルロット

「い、一夏! しぃぃ~~っ!」

 

 これには観ていたギャラリーのみんなも驚き、言いかけた『織斑一夏』を『シャルロット・デュノア』はなんとか抑える。

 

京四郎

「おいおい、そんな反応してどうしたってんだい? 変なゴキブリでもいたのか?」

 

千冬

「い、いや、そのぉ…

 (しまった! アフロで目測を誤ったか!? というかどうすればいいんだこれは!?)」アセアセ

 

ゼンガー

「千冬よ、それは俺も通った道だぞ」

 

 これには斬ってしまった千冬は焦り、フォローになってないような声をかけるゼンガーであった。




いかがでしたか? それと…サウザン党の皆さん、気に障るようでしたらごめんなさい。

宇宙戦艦ヤマトシリーズで、どれを観たあるいは知っていますか?

  • 第1作からの旧シリーズ
  • 旧シリーズと実写版
  • 旧シリーズとPSシリーズのゲーム
  • 旧シリーズと2199シリーズ両方
  • 2199シリーズのみ
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