IS×スーパーロボット大戦 アンソロジー戦線   作:再開のたけじんマン

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前回コメントが少なかったのはなぜだ!
そんなにハーメルンじゃ、旧シリーズやPSシリーズのヤマトは人気や需要がないのかぁ!?

ちなみに、今回も宇宙戦艦ヤマト…しかもかなりPSシリーズのを意識してます。
旧シリーズのアニメで南部メインの話がなかったのはなぜだぁ!


宇宙戦艦ヤマトなネタ集3

 その1:南部康雄、実は御曹司

 

 皆さんごきげんよう、セシリア・オルコットです。

 今回は宇宙戦艦ヤマト砲術長にして戦闘班サブチーフの『南部康雄』さんとの一幕をお送りします。

 

 ちなみにその南部さんですが、まあ見た目的には眼鏡がトレードマークで白と赤の制服の方です。

 更にメタな事を言えば『ひおあきら版』ではサングラスだったり、リメイク版の2199では髪のボリュームが減って役職が砲雷長になり…まあ、いささかアレな言動もありますが。え、他人の事言えないでしょうって? まあ、いわゆる若気の至りと言いますか。

 

 ともかく、その南部さんに関して起こった事をお送りいたしましょうか。

 

 

 その日、わたくしは南部さん達と何気ないような会話をしていたのですが…

 

セシリア

「えっ? 南部さんって、南部重化学工業の御曹司なんですの?」

 

南部

「まあね。おかげで親からは実家を継げとうるさく言われたり、

 実家のやり方に疑問を持ったり、他にも色々と窮屈な思いもしてるもんでねえ…

 まあ、成り行きとは言え家業を継いでるっていう君にはわかりにくいだろうけどね」

 

セシリア

「それは確かに、そうかも知れませんけど…」

 

ライト

「でもまあ、俺にはわかりますよ~。砲術長殿のその気持ち」

 

セシリア

「ライトさんも…?」

 

 すると今度は『機甲戦記ドラグナー』のライト・ニューマンさんが話に加わって来ました。

 

ライト

「俺だってみんなの前じゃあんまり話しませんけどねえ、

 イギリスの名家バーモント卿の家系なんて窮屈な実家が嫌で宇宙に飛び出して来たんですよ」

 

南部

「ほう、すると君も?」

 

セシリア

「(そう言えば前にも少し触れたような…)」

 

ライト

「そこでアストロノーツ・アカデミーに入り、ケーン達と出会って…

 まあ言うなれば、自由への道を踏み出したって奴ですよ」

 

 そう言えば前にも彼はそんな事を言っていたような。

 

南部

「自由への道かあ…ライト、君は大したもんだよ」

 

ライト

「そりゃどうも。自由への道を踏み出すってのは、言うなれば

 俺達みたいなくすぶってるのなんか特に、いつかは憧れて踏み出すってなもんですよ!

 いつかの海賊やどこぞの宇宙海賊も、言ってたそうですからね」

 

南部

「自由への憧れと道かあ…なんかわかるなそれ。

 確かにどっかの海賊が言ってたかもな…例えば麦わら帽子を被ったのとか、

 理想郷の名を持つ宇宙戦艦のとかね」

 

 そう言って南部さんは、微笑んでおりました。

 

セシリア

「自由への憧れ、ですか…考えた事もありませんわね」

 

 こういう話で共感しあって語り合い、笑い合える方々は…そういう所は少し羨ましくも感じるような。

 

 また、余談ではありますが、その同時刻頃にアルカディア号にて…

 

キャプテンハーロック

「進路そのまま…はっ、ハックショイ!」

 

ヤッタラン

「うおっ!? 何やねんキャプテン…!

 ビックリして手元が狂いそうになりましたでえ、この複雑な箇所組んどる時にぃ…」

 

キャプテンハーロック

「そりゃすまない、ヤッタラン副長」

 

ミーメ

「ハーロック、風邪?」

 

キャプテンハーロック

「いいや、そんなもんじゃないさ。大方誰かが俺の噂でもしてるんだろう」

 

 …という、一幕があったとか。

 

 

 更に、その後にガミラスの工場要塞を発見し、砲撃がバリアで効かないので艦載機発進用の穴から潜入し、内部から中枢部を叩いて無力化し、バリアを解いてから砲撃…という作戦の為の、白兵戦をしようという時になりました。

 その時に、南部さんが「班長! いや、艦長代理! 僕に行かせて下さい!」と、並々ならない様子で立候補しましたら…

 

南部

「昔から、1度でいいから兵器工場をぶっ飛ばしてみたかったんですよ」

 

 などと、わたくしを含める周囲はもちろんの事、戦闘班長兼艦長代理の古代さんも困惑するような事を言ってのける有り様。

 余程実家にストレスやフラストレーションが溜まっていたのでしょうか?

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

 その2:南部康雄、その想い

 

 

 よぉみんな、俺は『サイボーグ009』の002ことジェット・リンクだ。

 ついさっき、この艦の…ヤマトの砲術長の南部康雄って奴が、攻撃隊参加に立候補しただけじゃなく、実家の南部重工に対して喧嘩を売るようなすげえ事を言い出してな。

 それでヤマトの戦闘班長兼艦長代理の古代進が、困惑しながらも質問し出した…まあ俺やほかの連中、特にこいつの実家の事を知ってるメンツも、驚いたりしてるけどな。

 

古代

「ぶっ飛ばしてみたかった?

 …って、おい、お前は南部重化学工業の御曹司だろ?

 そんな事言ってていいのか?」

 

 そしたら砲術長殿は、今度は自嘲するような笑顔で答えた。

 

南部

「家がそんなのだから、ですよ。

 このヤマトの主砲や波動砲だって、南部重工で組み上げたものです。

 このガミラスやベガ星連合軍やなんかの色んな連中との戦いで、

 軍需産業ってものが、実際に役立ってる事もわかってる…

 でも、結局は人殺しの武器を作ってるだけなんですよ。

 文明の進歩は武器と共にあったんだって、オヤジにはよく説教されましたが、ね」

 

 人殺しの、武器ね……

 

 その言葉が俺の胸に深く刻み付けられ、他の連中も思う所があるのかかなりまじめそうな顔になってる奴もいる。

 

 実際、このガミラスやらベガ星連合軍やら色んな連中との戦いに、スーパーロボットや俺達00ナンバーサイボーグやドルフィン号のみならず、モビルスーツやメタルアーマーに宇宙戦闘用艦艇とか、そう言った本格的な軍事技術や軍隊の扱う代物が投入されては役に立ってるのは、俺でも理解できるし出さなきゃこの世界の地球がとっくに滅んでる。

 それに文明の進歩の話も嫌って程、昔から言われてるくらいだしな。

 

 けど俺や他の00ナンバーのみんなやギルモア博士、それに他にも何人かの連中にとっちゃ、軍需産業やそれに転用されちまったもんなんかには大なり小なり因縁があったりする。

 実際俺達00ナンバーサイボーグみたいな、黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)に拉致されて勝手に体を改造されて人殺しの戦争の兵器の実験体にされたのだっているし、これまたヘドが出る様な欲望を持つ権力者どもの思惑によって作られたり改造されて生まれてきた…そんな命だっている。俺達にちょっと近いかな。

 それもあって、軍需産業やら過剰に人の手を加えられて生まれた生物やらに結構反応するのもいれば、そうでもないのもいる…人それぞれって奴だろうな。

 俺みたいに、自分の身体の事も含めてだが…普段はあんまり気にしてない様にしているのもいれば、結構気にしてる奴もいる。身体に関しては特に、身体のほとんどが機械ボディになっちまった004や、とんでもないレベルのコーディネイターって奴のキラや似たようなもんのラウラなんかも時々考えてるらしい。

 

 それには聞けば、あの真田技師長も両手両足が義手義足らしい…程度が違えど、要はあの人もサイボーグだ。

 だから俺やジョー達は、あの人に少し親近感が湧いたし、こんな思いも聞いた――

 

『俺は科学が憎い! 俺にとって科学は屈服すべき敵なんだ!』

 

 ってな…幼い頃に自身の姉貴と両手両足を事故で亡くしたその時から、心に刻まれていたそうだからな…無理もないな。

 確かこの話、しばらく前にマグネトロンウェーブ要塞に潜入した時に、俺や古代やセシリアとも一緒に行った際に、技師長が話してたが…まあ知らないって奴は旧シリーズのテレビアニメ版を見るか、プレイステーション版の宇宙戦艦ヤマトをプレイするか動画で観てくれや。

 

 まあとにかく…俺はこの話を聞いて、思う所があるって訳だ。

 

 そしてここで話は戻るが、南部砲術長は更に続ける…今度は悲痛な面持ちでな。

 

南部

「…でも、この航海でガミラスみたいな連中と何度も戦って、よくわかりましたよ。

 やっぱり僕は正しかったんだって。

 ガミラスやベガ星連合軍みたいな連中の科学はとても発達してます。

 でもそれは、戦艦や光線砲、円盤獣など様々な武器や兵器だけに突出してる…

 武器や戦争を重視する考えが、ガミラスやベガ星連合軍のような、

 歪んだ文明を生むんだ…幾ら文明が進歩したって、

 我々地球人は、彼らと同じ道を歩んではいけないと思うんです…」

 

古代

「南部…お前…」

 

 武器や戦争を重視する、歪んだ文明か…

 

009

「ジェット…武器や、戦争を重視する考えって、

 それで歪んだ文明って、まるで…」

 

002

「ああ…まるで、ブラック・ゴーストみたいだって言いてえんだろ?」

 

 右隣にいた009が、ジョーが話を振って来る。

 やっぱり反応するよなあ、こいつは優しすぎるくらいだし、それに争い事は好きじゃないって性格だし…003やエックスとかもだけど。

 それにミュータント戦士との戦いの時に特に図らずも未来に跳ばされて、その時代の…文明が崩壊しかけてるなんて、そんな世界のブラック・ゴーストと戦ったってぐらいだしなあ。

 そんなジョーだからこそ、戦争を重視するなんていうのは許せないのがあるのだろう…俺もその為の実験体にされたぐらいだしな。

 

 そしてその歪んだ思想の連中の、その結果が今回みたいな宇宙の支配者気取りの侵略戦争…被害者からしたら、堪ったもんじゃねえな。

 そりゃ俺だって、真田技師長やデュークが言ってた…

 

『ガミラスの人達は地球に移住しようとしているのかもしれない』

 

 とか、

 

『ベガ星のベガトロン鉱山で爆発が起こり、ベガトロン放射能でもう後がないらしい』

 

 とか、そんな話は聞いたけどよお…まあちょっとは同情はするが、それで侵略戦争なんて仕掛けて来て星を奪い取ろうってのはひでえ話にも程があるし、された方は堪ったもんじゃない。

 いわゆる、『それとこれとは話は別だ』って奴だ。

 

 まあとにかく、他にも思う所がある奴はいたみたいだし、今戦ってる相手のガミラスやベガ星連合軍みたいな勢力や、因縁のブラック・ゴーストもあるから、身に覚えや思う所がありすぎる。

 

エックス

「戦争を重視する考え、か…確かにろくなもんじゃない。

 実際に戦っている俺が言うと変かもしれないけど、寧ろそんな考えは間違っている」

 

009

「ああ。確かにそうだ…エックス、彼や君の言う通りだよ」

 

 と、ここでエックスやジョーが南部に共感した…争い事が好きじゃない2人ならば、まあそう言うだろうな。

 

南部

「まあ別の世界の幾つかでは、ブラック・ゴーストを初めとする死の商人どもがいるようですが…

 彼らの様なのを、僕らの世界の地球にも出してのさばらせては、いけないと思うんですよ」

 

 うわ、こいつ今度は苦笑いでブラック・ゴーストとかの組織を話に出しやがった。

 まあ実際そうだしいい例だから、わかりやすいし否定もしないんだけどな。

 

 その後も、この眼鏡の砲術長は言っていた…作戦参加の為の決意をな。

 

南部

「地球に帰れたとしても、僕はもう南部重工にはもどらない。

 戻ったとしても、会社のあり方を変えてみせる。この航海の中で、そう誓ったんです。

 …これは僕の信念の問題です。この信念を曲げない為にも、この侵入作戦には参加したいんですよ!」

 

 そう言っていたが…へっ、結構な事じゃねえか。

 

 しかもそれに対して、分析ロボットのアナライザーの奴も共感して工作兵に名乗り出たらしく…

 

アナライザー

「私ガ行キマショウ!

 南部ノヤローノ心意気ニ感動シマシタ! 付キ合イマス!」

 

 とか言い出しやがった…

 こいつ、元ヤンの俺が言うのはなんだが、口はいいのか悪いのか微妙だが妙に男気がある時がありやがるからなあ。性能の良さと言い、本当に侮れねえわ。

 

 そしたら今度はISチームのセシリアやシャルロットやラウラも、作戦の参加に立候補してきた。

 しかも話を聞けば、こいつらも南部の奴の語る想いに、そして信念とやらから色々と思う所があったらしく、同行するとの事だ…セシリアの奴、信念とか持ってる男には妙に肩入れする所あるからな。まあ、わかるけどな。

 シャルロットの場合は実家がISの製造会社だから、どうも他人事とも思えないのもあるらしい…実家に対するコンプレックスとかの繋がりもありそうだけどな。

 そしてラウラは、004が肩入れしてる縁もあって俺らともそこそこ繋がりがあるし、こいつはこいつで兵器や戦争関連で思う所があったらしい…複雑そうな顔してやがったけどな。

 

 

 ……………

 

 

 そんで実際に侵入して作戦開始前に砲術長と真っ赤な分析ロボットの軽いコントで若干緊張もほぐれ、工場要塞内で敵の兵士と戦いつつ中枢部を目指しては破壊…

 俺だって00ナンバーサイボーグとしての力を出しきって戦ったさ、加速装置も使ってな。

 なにも加速装置を使えるのはジョーだけじゃない、初期型だが俺もなのさ…速く飛べるだけと思ったら大間違いだぜ?

 

 まあとにかく、ようやく要塞中枢部のデカいコンピューターの爆破に成功した訳だ。

 その事を今回一番乗り気だったあいつ、南部康雄が本隊に報告を…って、その報告もテンションたけーなこいつ。

 だってよお、その際のが…

 

南部

「よおし!! こちら南部!

 要塞中枢部の爆破に成功!! 今から帰還します!!」

 

 …なんだぜえ?

 報告をしっかりハッキリ、ハキハキとやるのはいいが、声でけーよオイ。

 

 その直後に、やはり今回一番乗り気だった2人がこんなやり取りをしていたが…

 

アナライザー

「スットシマシタカ?」

 

南部

「ああ。軍需産業も、兵器も、そしてガミラスも!

 全部くそくらえって感じだな!」

 

 南部の奴は晴れ晴れとした笑顔で答えた。

 もうすげぇ清々しい笑顔でな、いかにもすっきりしたって感じだ。

 

アナライザー

「…」

 

 所が今度はアナライザーが、黙りこくっちまった。

 南部やラウラがどうしたのか訊くと、答え始めたが…

 

アナライザー

「…南部重工ハ、私ノ生ミノ親ノヒトツデス。

 私ノ部品ノ1部ハ、南部重工デ作ラレタト聞イテイマス…」

 

 マジか、そうだったのかよ。ちょっとビックリしたぜ。

 この話を聞いて、さすがに南部も「…そうだったのか」と、バツが悪そうな様子だ…そりゃしょうがないよなぁ。

 

 それに思う所があったらしく今度はアナライザーが質問してきた。

 

アナライザー

「私モ兵器デショウカ?

 私モ不要ナモノナノデショウカ?」

 

 なんか俺の胸に深く突き刺さってくるなあ…

 ジョーや004といった他の00ナンバーもそうだが、ラウラや他の何人かの連中も渋い顔してやがるし。

 

 だがその質問に対してあの眼鏡の砲術長は、笑顔でこう答えた。

 

南部

「いや、お前は違うよ、アナライザー。

 お前がいなければこの旅はどうなっていたか…

 僕だって、こんな人間臭い…いや、親しみの持てるロボットに出会ったのは初めてだよ

 もちろん、その点に関してはエックス達にも言える事だけどね」

 

 へえ…そりゃ確かにな。

 この自称天才の寸胴体型のロボットといい、エックスやロックマンみたいなレプリロイドやロボットといい、人間くさいロボットなんて結構いるしな。

 それに原作漫画版のサイボーグ009でも、そんなロボットがいるしな…知りたい人は原作の放浪偏とかを読んでくんな。

 

 そしたら俺もこのタイミングで、一言入れてやった。

 

002

「へええ…その兵器とは違うってのは、俺達もかい?」

 

南部

「えっ、そりゃあもちろんだよ!」

 

007

「へっ、嬉しい事言ってくれるねえ」

 

 そしたら肯定してくれた直後に007が続いて一言言ってくれた。

 いつものパターンながら、こちらの言いてえ事を言ってくれるじゃないの。

 

アナライザー

「マア、エックスサン達ハトモカク、私ハ天才ロボットデスカラネ。

 デモ、コンナ天才ヲ生ミ出ス南部重工モ、捨テタモノデハナイト思ウノデスガ…」

 

 そしたらあの御曹司、今度は「…」と、黙りこくっちまった…何か思う所でもあんのか?

 

アナライザー

「…地球ニ帰ッタラ、南部重工ノアリカタヲ変エテイクト言イマシタヨネ?

 …ソノ重サ、…ソノ重要サ…。

 ソノ気持チヲ忘レナイヨウニスレバ、

 キット我々ニハガミラストハ違ウ未来ガ待ッテイルハズデスヨ!」

 

南部

「…」

 

 まーたうなだれるような顔して黙りやがった…おい、大丈夫かおい?

 

アナライザー

「ドウカ、シマシタカ?

 私ハ、何カ悪イコトデモ言イマシタカ…?」

 

 すると、今まで黙っていた南部砲術長は、顔を上げて答える。

 

南部

「いや、お前が一緒にいてくれて、ありがたいよ…アナライザー。

 すぐ調子に乗るのが悪いクセだけどな」

 

アナライザー

「アララ」

 

 すると周りもそれに釣られて笑いが込み上げる。

 そりゃ確かにな、こいつ結構お調子者だからなあ…ちげえねぇわこれ。

 

 

   ……………

 

 

 その後、アナライザーに関してこの手の話題になったのを聞いた。

 ちなみに俺は、壁にもたれて頭の後ろに両腕を回してるって状態だ…そうして耳をすまして聞いてる。

 

シャルロット

「アハハハッ。確かにねえ、アナライザーって結構調子に乗るとこあるし、

 ロボットなのにエッチなとこもあるからね~」

 

さやか

「確かにそうよね~。

 まあ、それでもブロッケン伯爵よりは、マシだろうけどね。

 私なんか捕まって甲児君の見ている前で、下着姿にひん剥かれたし…」

 

セシリア

「ええ、ホントですわ! あの、ドスケベ伯爵!

 …とは言え、このヤマトのアナライザーに関しては、

 油断した頃にスカートめくりだのするエロボットなのには変わりありませんがねえ…!」

 

マリア

「アハハ…それはまあ、確かにねえ」

 

 少々ご立腹気味なセシリアに、今度はダイザーチームのグレース・マリア・フリードが苦笑いだ。

 

 確かにあいつは、今回の件みたく自称天才っぷりを発揮する様な高性能で凄いロボットなのはいいんだが…いかんせん妙に人間臭いというか、妙に女好きどころじゃない様な一面もあるしなあ。

 生活班長の森雪が、艦長に「何とかして欲しい」とか頼みに行ったって程だ。

 まあその話を知らないって読者は、ヤマトの最初のアニメシリーズを観てくれや。

 

セシリア

「とは言え、まあアレも一応仲間として信頼はしてはいますし…

 これまで冥王星基地や機雷原やら、それにドリルミサイルの撤去や今回の作戦の事もあります。

 分析や工作など、多様に活躍出来る高性能ロボットなのは認めてますわ」

 

ラウラ

「確かにな…あの高性能さや

 ガミラス戦車を持ち上げる程の怪力は、目を見張るものがある」

 

さやか

「確かにねえ…それに最近ボス達ともよく一緒にいるし、

 それにある意味ボスボロットっぽいか」

 

 ちなみにボス達とは女絡みの話題で盛り上がってるらしい…本人達が話してるのを聞いたしな。

 

セシリア

「それに彼は…姿形こそ違うタイプですけれど、エックスさん達の様な…

 人間に近い思考を持ったロボットというか…まあ、そこが面白いとも感じるのですけどね」

 

 微笑を浮かべながら、アナライザーに関して語るセシリアだが…何か満更でもない様な感じだな?

 

「人間に近い思考のロボット、か…あんな体型のボディだがなあ」

 

ちずる

「まあそれ言ったらロペットもそうなるけどねえ、面白い所あるし」

 

 今度は『超電磁ロボ コン・バトラーV』の南原ちずるが言ってきた。

 あのコン・バトラーVのロペットか…確かにな。恋をしたりカエルが怖がるぐらい苦手ってぐらいだし。

 

セシリア

「それに…今回は、南部さんが自らの心境を

 語って下さったおかげで、少し考える事が出来ました…」

 

シャルロット

「考える事がって…何を?」

 

セシリア

「それは…わたくし達の世界は、

 高性能なISを作っては競い、また操縦者も同様になっております。

 各国がこの事に躍起になっておますが、果たして本当にそれで…よいのでしょうか?

 ガミラスやベガ星の様になってしまう様な、その可能性も…あり得るのでは、ないでしょうか」

 

「あっ…」

 

シャルロット

「国の力とも言えるISの開発競争の果てに、か…

 途方もないかもしれない話だけど、あり得なくはない…かなぁ」

 

 その途端、空気が重くなる…この気まずいかもな空気の中、連中の反応はおろおろしてたり考え込んでたりと、様々だ。

 

 しっかしまああれだな…場の空気はアレだが、南部の奴はあのお嬢さん達に考える機会を与えた訳だ。本人の知らぬ間にな。

 国の代表候補生って連中が真剣に考えて…その先はどうなるか。

 ちったぁ良くなるかそうでないかは、俺にもわからねえ。神のみぞ知るってか?

 

 なんにせよ、あいつの実家や兵器に対する否定的な考えが影響を与えた訳だ。

 …そう言えやぁあいつ、木星で最初に波動砲撃った時も、真田技士長と否定的な意見を言ってたな。

 

 

 あの嬢ちゃん達がどんな道を選ぶのか、実家に反発した御曹司が…そして俺も含めた全員がこの先どうなるか、この航海の果てにどうなるか…

 その先の答えは、これから先もこの目で、この足で確かめるしかねえ。

 

 そういう事も含めて…楽しみにさせてもらうぜ。

 ええ? 大砲屋のヤスさんよお。




最後の『ヤス』に関してですが、だって名前が康雄なんだもん…ヤスってアダ名されてもおかしくはないでしょう。

宇宙戦艦ヤマト2202の劇場上映終わった…北海道での放送はまだか。
それまで何だかどこか空っぽな気分がしちゃうよ。

宇宙戦艦ヤマトシリーズで、どれを観たあるいは知っていますか?

  • 第1作からの旧シリーズ
  • 旧シリーズと実写版
  • 旧シリーズとPSシリーズのゲーム
  • 旧シリーズと2199シリーズ両方
  • 2199シリーズのみ
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