IS×スーパーロボット大戦 アンソロジー戦線 作:再開のたけじんマン
真っ昼間の市街地の中、今日も今日とて正義のスーパーロボット部隊『ロンド・ベル隊』は、悪しき勢力を相手に戦っている。
ちなみに市街地とは言っても、既に市民の避難は完了している。
その一角で、『無敵超人ザンボット3』のザンボット3が戦っているが…
勝平
「どうりゃあ! ザンボット・バスターだっ!」
ザンボット3の左右の腰にある、手裏剣と円盤が合わさった武器のザンボットバスター。
それを2つとも両手に取り、メカブースト・ドミラに投げ付け、やがて決め手のダメージとなり爆散する。
勝平
「へっ、どんなもんだい!」
メインパイロットの神勝平(じん かっぺい)は上機嫌。
しかもそれだけでなく…
宇宙太
「お? 勝平、今のでレベルアップしたみたいだぞ」
勝平
「ホントか? やったぁ!」
いとこにしてザンボット3のサブパイロットの『神江宇宙太』からレベルが上がったと聞いて、勝平は更に喜ぶ。
恵子
「あら、私もレベル上がって新しい精神コマンドを覚えたみたいね」
宇宙太
「ホントか恵子。何を覚えたんだ?」
勝平
「祝福はこの前からもうあるしなあ…」
もう一人のサブパイロットの『神北恵子』の話を聞き、今度は恵子の話題に話が移る。
恵子
「ちょっと待って、今確かめ…えっ」
しかしその覚えたての精神コマンドを確認して、恵子は驚きのあまり固まった。どうしたというのだろうか?
勝平
「おい恵子、どうしたんだよ?」
宇宙太
「変なもんでも覚えたのか?」
固まって黙り込んだ恵子が気になって機内通信で声を掛ける2人。
しかもそれだけでなく…
甲児
「お~い、急にどうしたんだよザンボットチームよお。
敵やっつけたと思ったら動かなくなってよぉ?」
一夏
「何か、あったのか? 勝平達さあ」
ラウラ
「どうした、機体のトラブルでも発生したのか?」
様子がおかしい事に気付いたのか、他の味方の機体も近寄ってきた。
これにはさすがに事が大きくなってくる。
ボス
「昼飯の食い過ぎで、腹でも痛くなったのか?」
ヌケ
「そんなボスじゃないんだからさあ…」
…ここら辺は置いておこう。
宇宙太
「お、おい恵子。みんなも心配してるぜ?」
勝平
「こりゃ答えねえ訳にはいかねえよなあ…
なあ、みんなも心配で訊いて来てる事だしよお、そろそろ教えてくれよ恵子?」
ここまでなると言いづらそうに引きつった顔にもなりつつも、恵子は意を決して口を開いた。
恵子
「あ、あの~…自爆、覚えました…」
その途端、一瞬場の空気が凍り付き、やがて反応が爆発した。
勝平
「へっ? 自爆!?」
宇宙太
「いっ、いいぃっ!?」
甲児
「じっ、自爆だってぇ!?」
一夏
「自爆って、あの!?」
ラウラ
「精神コマンドの、あの自爆か!?
…これはまた、随分な物を覚えたな…最終手段か?」
彼らの驚きの反応も、当然である。
精神コマンド・自爆…使用すると3カウントの直後にそのユニットが爆発し、残りHP分のダメージを隣接するユニットに敵だろうが味方だろうが関係無く与え、自爆したユニット(機体)は撃墜扱いになるのだ。
尚、そのパイロットは自爆の際には『死ぬ程痛い』かどうかは、本人のみぞ知る事である。
勝平
「自爆って恵子お前、なんてもん覚えちまってんだよぉ!?」
恵子
「知らないわよ!?
私だってこんなの覚えるなんて思ってなかったわよ!」
宇宙太
「よりによって、最後に恵子が覚えるのが自爆って…おいおい。
…ザンボットの修理費っていくらだっけな~」
もめ始めた勝平と恵子と、気が重くなる宇宙太は使った時の事も考え出す始末…チーム内での反応もこの有り様である。
と、そこへ『ヒイロ・ユイ』が乗る『ウイングガンダムゼロカスタム』が、スッ…と飛んで近付いて来る。
ヒイロ
「お前達、自爆を修得したのだったな…」
恵子
「ヒイロさん?」
勝平
「んな、何だってんだよヒイロの兄ちゃんまで…」
ヒイロ
「俺から一つ、言っておく…」
恵子
「えっ…?」
宇宙太
「ゴクリ…」
ザンボットチームがまじめな顔と雰囲気のヒイロを通信越しに前にし、やや緊張する。
ヒイロ
「…死ななくても、死ぬ程痛いぞ」
勝平
「ズコーッ!」
恵子
「結局それ!?」
宇宙太
「睡眠学習で怖さを感じない俺達だけどよぉ…シャレになんねえって」汗タラー
ちなみにコックピットの外では冷静なウイングゼロと驚いたような反応をするザンボットという絵面である。
すると今度はボスボロットが通信を繋いでくる。
ボス
「でも安心しな、おめえら!」
恵子
「あれ、今度はボスさん…?」
宇宙太
「…なんかやな予感」
ボス
「俺の場合はしょっちゅう自爆してるけど、何とか大丈夫だわさ」
ヌケ
「ボロットは修理費用がすっごい安いから、しょっちゅう自爆役だもんね」
などと供述しており。
恵子
「いや、ギャグ補正の申し子みたいな人に言われても…」
宇宙太
「はあ…予感的中」
勝平
「大体笑えねえよもう…」
その一方で、敵のガイゾックの方では…
ブッチャー
「おのれえ、ロンド・ベルめえ…
…うん? あいつら今度はどうしたのだ?」
ギッザー
「さあ? 私にもわかりませんねえ」
などと、司令官のキラー・ザ・ブッチャーとその副官のギッザーは、わけがわからずにいた。
* * *
更にそれからしばらくした日の戦闘にて。
リョウ
「それにしても、まさかザンボットチームの恵子ちゃんが
自爆を覚えるとはな…まだあんな子供なのにな」
ムサシ
「だよなあ、リョウ…それもあんなミチルさんとどっこいなくらいの
おしとやかでかわいい女の子が、自爆をだなんてなあ…
精神コマンドの仕様で死なないとは言え、何だかかわいそうだぜ」
ゲッターチームのリョウこと『流竜馬』とムサシこと『巴武蔵』は、先日の戦闘で自爆を覚えた神北恵子についてそれぞれ複雑な心境を述べる。
ハヤト
「まあそれだけあいつらは、戦士としてザンボットで戦う宿命を重く背負わされているんだろうぜ。
…いざって時には、最終手段として自爆するってくらいにな」
ちなみにこのハヤトこと『神隼人』の指摘に関してだが、実際にザンボット3の原作アニメの最終回で、宇宙太と恵子が敵の要塞艦のバンドックに特効をかけたのが影響しているのだろうからまさにそれである。
鉄也
「戦士としての宿命か…まさに俺みたいだな」
ムサシ
「ん、鉄也?」
そこにグレートマジンガーのパイロットの剣鉄也も加わる。
鉄也
「俺は戦闘のプロだ…ミケーネと戦う戦士として育てられ、今その戦いの真っ最中だ…
もっとも、敵はミケーネだけではないがな。
だからこそ、ガイゾックとの戦いを宿命をづけられたザンボットチームを
俺は似ていると感じたり、尚更気にかかったりするのさ」
ハヤト
「なーるほど、それでか」
鉄也
「それに俺は戦闘のプロとして、いざとなれば自爆も辞さない覚悟だ。
睡眠学習で徹底した戦士として育てられたあいつらも、
ひょっとしたらその位の覚悟はあるか、これから決めるか…なのではないのか?」
リョウ
「鉄也君…しかし、それで遺された者は、やるせないだろう…」
ムサシ
「だろうな…おいらだったら、凄く悲しむだろうと思うぜ…」
鉄也
「(…遺された者の、悲しみとやるせなさ、か…)」
やがてゲッターチームと鉄也の間に、静寂が訪れる。
ハヤト
「…おい、どうやら敵さんはそんな風な感傷に浸らせてくれないらしいぜ」
ハヤトの言葉に全員がハッとなり周囲を見ると、右前方と左前方からメカザウルス・ズーと、鳥類型戦闘獣のオベリウスと同じく超人型戦闘獣のグラトニオスが向かってくる。
鉄也
「こりゃあ話の続きは後だな…もしくはお仕舞いか」
ハヤト
「みたいだな。それも丁度おあつらえ向きに、メカザウルスに戦闘獣とそれぞれの敵がいるしな」
ムサシ
「へっ、ご丁寧なこった!」
リョウ
「それならここはそれぞれの敵に対処と行くか」
ムサシ
「けど鉄也は1対2になっちまうぜ。いいのかよ?」
ムサシは心配そうな顔で指摘する。
鉄也
「ムサシ君、仲間として心配なのはありがたいが、その心配は無用だ。
俺とグレートはこの程度の状況で負けはせんし、それに…」
鉄也には気付いていたようで、遠くからマジンガーZが飛んで来てグレートの隣に着地する。
甲児
「鉄也さん、遅くなってすまない。俺も加勢するぜ!」
鉄也
「…ご覧の通り今の俺は、一人じゃないぞ?」
ムサシ
「へへっ、そうみてえだな」
リョウ
「ようし、では俺達はメカザウルスの相手だ! 行くぞぉぉっ!」
ハヤト&ムサシ
「「おおっ!」」
叫びと共にゲッター1はゲッタートマホークを出しては右手に構え、その一方でダブルマジンガーもそれぞれ戦闘獣と向き合う。
鉄也
「甲児君、俺はあの鳥類型を、オベリウスの方を狙う」
甲児
「ならこっちはグラトニオスか。あの時の雪辱戦になるな!」
ちなみにその雪辱とは、マジンガーZのアニメ版や漫画版の最終回でやられた事である。
鉄也
「よおし、では行くぞっ!」
甲児
「おうよっ!」
やがてマジンガーZとグレートマジンガーは、それぞれ戦闘体勢に入った。
* * *
それから数分後。
ゲッターロボの方では、決着が付きそうになっていた。
ムサシ
「どうりゃあっ! 大・雪・山・おろぉぉーーしぃぃっ!!」
ブワワーッ!
メカザウルス
「ギャエエェェーーッ!?」
巴武蔵がメインパイロットとして操るゲッター3が、必殺技の大雪山おろしでメカザウルス・ズーを振り回しながら、上空にぶん投げる。
この大雪山おろし、振り回しながら投げる事による回転の為、敵は空中で体勢を建て直す事も受け身も取る事も難しくなり、それで追撃を食らうかそのまま地面に叩きつけられる…これぞ大雪山おろしなり!
メカザウルス
「ギャガァッ!」
そして案の定ズーは、切りもみ回転しながら落下し、盛大に地面に叩きつけられる。
リョウ
「ようし、今だムサシ! 奴は動けないぞ、一気にトドメだ!」
ムサシ
「おうよ! ゲッターミサイルッ!」
叫びと共にゲッター3の両肩の2発のミサイルが真上を向いていたのが稼働し、まっすぐ前を向いてはズーに向けて放たれては命中しては爆発した!
メカザウルス
「ギアアァァァッ!」
その叫びを最後にズーは、今の攻撃がトドメとなって爆発四散し、粉々になった。
ムサシ
「よっしゃあ、やったぜえ!」
しかもそれだけではなかったらしく…
リョウ
「むっ? どうやら今ので俺達、レベルアップしたらしいぞ」
ムサシ
「なんだって? そいつはやったぜぇ!」
ハヤト
「さて、何か新しいのは…ん?」
ムサシ
「どうしたハヤト…って、ん?」
『ムサシは精神コマンド『自爆』を覚えた!』
ムサシ
「んんっ! じっ、自爆ぅ!? 今度はおいらがかあっ!??」
リョウ
「なにぃっ!?」
この報せにゲッターチーム一同は驚愕した!
しかもこのタイミングで、味方機が近づいてきた。
ジュドー
「おーい、どうしちゃったのさゲッターチーム」
ラウラ
「先程の鮮やか且つ豪快な技での撃墜、見事だが…何かあったのか?」
箒
「機体のトラブルとかでは?」
ジュドー・アーシタのダブルゼータガンダム、ラウラ・ボーデヴィッヒのシュヴァルツェア・レーゲン、篠ノ之箒の紅椿がホバリングで接近し、それぞれが心配そうにする。
ムサシ
「実は、かくかくのしかじかでなぁ…」
箒
「ええっ! ムサシさんが自爆を!?」
ジュドー
「それ本当かよお!?」
ラウラ
「なんと…! この前の恵子続いて、こちらもか!」
当の本人のムサシから話を聞いて、3人もそれぞれ驚いた反応を見せる。
リョウ
「しかしムサシ、まさかお前までもが自爆を覚えるとは…」
ハヤト
「ああ…さっきあんな事を話していた、その矢先になあ…」
ムサシ
「んな事言われてもよお!
おいらだっていきなりこうなるとは思わなかったんだしよぉ!」
冷や汗をかきながらムサシに話を振るリョウとハヤトに対し、弁明するムサシ…確かにこれはしょうがないだろう。
ムサシ
「それにメタな話をすれば漫画版のゲッターロボ・サーガで、
おいらゲッターで自爆したじゃねえか。多分あれが元ネタじゃねえか?
それにそれもあってかPS1の『ゲッターロボ大決戦!』の時も、特殊能力が自爆だったしよお」
箒
「なっ、そんな事もあったんですか!?」
リョウ
「おお…そう言えばそんな事もあったな…」
ハヤト
「こりゃまた偉く懐かしいな。そう言や、スパロボαの時は『捨て身』を覚えたな…
あっちは東映アニメ版の最終回からか?」
ムサシ
「まあそうだろうなあ」ウンウン
ラウラ
「いや待て。そこを冷静にうなずいてていいのか…?」
ジュドー
「っていうかあんたら、こんな会話してていいのかよ…」
そんなメタい会話をする一同…ラウラやジュドーの言い分はもっともである。
しかもそれだけではなく…
『ハヤトは精神コマンド『捨て身』を覚えた!』
ハヤト
「んっ、捨て身!?」
ムサシ
「ちょっ、ハヤト! 今度はお前が捨て身をかよ!?」
説明しよう! 精神コマンド『捨て身』とは、使うと一度だけ次に与えるダメージが3倍になり、しかも尚且つ1ターンの間は命中率とクリティカル率が100%になので、実質4.5倍のダメージという凄い計算になるのだ!
ただし、その代わりに効果時間の1ターンの間は回避率が0になり、敵の攻撃を受け続ける事になってしまうという、まさに捨て身の攻撃なのだ!
ラウラ
「今度はあの神隼人が捨て身を修得だと! どういう事なんだ!?」
ジュドー
「この人特攻とかしたっけか?」
ハヤト
「…これは多分、あれだろうな」
箒
「あれとは?」
ハヤト
「桜多吾作版のゲッターロボGの終盤でな…
研究所のゲッター線増幅装置をゲッターライガーで抱えて、
百鬼帝国の科学要塞島に向けて突撃して…捨て身の特攻を仕掛けたのが響いてるんだろうな」
箒
「ほ…本当に特攻をかましたァ!?」
ジュドー
「それ知る人にしか知らないようなネタだけど、ヤバイじゃん!
しかも暗めの展開や終わり方が多い桜多吾作版とか、もう冗談抜きでシャレにならないって!」
詳しくは大都社の『決戦!ゲッターロボG』にて。
桜多吾作版の『決戦!大海獣』や石川先生の学年誌版ゲッターロボGも収録されているぞ。
リョウ
「しかしハヤト…これじゃあお前も、ムサシや恵子ちゃん達の事をとやかく言えないぞ」
ハヤト
「へっ、違いねえ」ヘヘッ
ジュドー
「いや、クールに笑ってる場合じゃないって!?」
ラウラ
「そう言えば日本では昔から神風特効が好まれていたが、これもあるのか…?」
箒
「ラウラも冷静に考察してる場合じゃないだろうに!?」
そんな騒がしくも危なげなゲッター組なのであった。
* * *
その少し前、ダブルマジンガー組にて。
甲児
「この野郎! 光子力ビィーム!」
ズビィー!
戦闘獣
「ぐおわっ!?」
マジンガーZの両目から発せられた光子力の破壊光線が、グラトニオスの頭の左右の角に命中して破壊する。
甲児
「へっ! これでお得意の振動波攻撃も出来なくなったなあ!」
部位破壊による攻撃封じ…甲児はこれを狙っていたのだ。
それに以前甲児はその振動波攻撃によってマジンガーZをズタボロにされ、煮え湯を飲まされているのだ。
だからこそ、もう同じ手は食わない。
ちなみにそうじゃなくても、その影響圏外から遠距離武器で攻撃して対処してもいるのだ。
甲児
「トドメはこいつだ! ブレストファイヤー!」
ズオオオッ!
戦闘獣
「ぐおわあああぁぁぁっ!!」
マジンガーZの胸の赤い高熱版から何万度もの熱線が放たれ、グラトニオスはそのあまりの高熱でドロドロに溶かされてしまった!
甲児
「へっ、ざまあみろってんだい。あの時とは別個体だけど、雪辱は晴らしたぜ」
かつて敗北したのとは別個体だが因縁の戦闘獣に勝利し、兜甲児は上機嫌になる。
甲児
「そうだ、鉄也さんは…おっ?」
甲児のマジンガーZがグレートマジンガーの方を向くと、今決着が付きそうになっていた。
鉄也
「おっと危ない! そんな物をくらうか!」
甲児が見ると、ダメージが蓄積されたオベリウスの腹部からミサイルが発射されるが、グレートマジンガーはそれをジャンプしてかわした所だ。
鉄也
「それ、こいつはお返しだ! サンダーブレェーク!」
宣言通りにお返しに右人差し指から超高圧電流のサンダーブレークを発射し、オベリウスに直撃!
戦闘獣
「ギャガアアァァァッ!」
この威力に耐えきれずにオベリウスはやがて力尽きたのかぐったりしながら落下し、爆散した。
甲児
「やったな、鉄也さん」
鉄也
「ああ。そっちも終わったみたいだな」
互いに労いの言葉を掛け合う2人。
するとレベルアップのBGMと共に、甲児と鉄也のレベルが上がった事が知らされる。
甲児
「おっ? 鉄也さん、どうやら今のでレベルアップしたらしいぜ」
鉄也
「俺もだ…こいつはラッキーだったな」
甲児
「さ~て、新しい精神コマンドを覚えたみたいだし、その内容は…ん?」
鉄也
「どうした甲児く…んっ?」
2人は内容を見て固まった。なぜなら…
『兜甲児は精神コマンド『自爆』を覚えた!』
『剣鉄也は精神コマンド『自爆』を覚えた!』
2人揃って自爆を覚えたからだ!
甲児
「じっ…自爆ぅぅっ!? 俺が自爆だってえ!?」
鉄也
「俺もか…いざという時は、その最終手段に使えという事か…!」
目に見えて驚く甲児と、一見冷静なようだが実は少なからず動揺している鉄也…しかも覚悟を決めている。
甲児
「鉄也さんもか!? …マジか。まさかこのタイミングで俺達までもが自爆を覚えるとは…」
鉄也
「ああ、甲児君もか…そして俺もな。しかしこうなった原因は、多分…」
甲児&鉄也
「「ああ、あれだろうなあ…」」汗タラー
甲児と鉄也は自爆を覚えた原因に思い当たる節があり、それで冷や汗を垂らし、端から見ればダブルマジンガーが汗を垂らしているというギャグ描写にもなっている。
その原因だが…甲児はマジンガーZの永井豪の漫画版で2回程(機械獣あしゅら男爵やゴードンヘルとの決戦で)マジンガーZの自爆攻撃をし、マジンガーZは大破しながらも撃破しており、甲児のはそれが原因だろう。
更に鉄也の場合は、これまた桜多吾作版グレートマジンガーの終盤で地獄大元帥やヤヌス侯爵らが勝利に酔いしれている間にグレートで突撃し、自爆装置のその爆発で殲滅して犠牲になったのから来ているのだろう。
それにスパロボVでもグレートで自爆したが鉄也は無事だったのもあろう。
しかもそこへ味方機が現れ…
勝平
「おーい、どうしたんだよ兄ちゃん達」
一夏
「どうしたんだよ甲児、鉄也さんも」
ボス
「何かあったのか?」
言いづらい中、遂に甲児が話を切り出す。
甲児
「あ、あの…俺達、自爆覚えた…」
一夏
「はあっ!? じっ、自爆ぅ!?」
勝平
「何だってえ? この前の恵子に続いて、甲児兄ちゃんもかよ!?」
鉄也
「…右に同じだ」
宇宙太
「てっ…鉄也さんまでぇ!?」
恵子
「私やボスさんやヒイロさん達だけじゃ、なくなっちゃったわねえ…」
何やら気まずい空気になる…だが。
ボス
「よっ、兜に鉄也! おめえらも自爆を覚えるなんて、俺とお揃いじゃねえか!」
甲児
「ボス、お前…」
鉄也
「あんまり嬉しくないお揃いなんだが…」
上機嫌なボスに対し、呆れた様子の甲児と鉄也。
甲児
「けど、あ~…マジンガーの修理費って幾らだっけな~」
鉄也
「…グレートもだな」
一夏
「それって結局使う時の事も考えてんのかよ!?」
恵子
「…何て言うか、私やボスさんやバーニィさん達の事を言えないわねえ」
* * *
更に戦闘終了後、格納庫にて。
甲児
「えっ! ゲッターチームの方も自爆を覚えたのか!?」
リョウ
「甲児君達もか!?」
鉄也
「…ゲッターチームもか」
ムサシ
「ああ、おいらがな…」
アストナージ
「お前らなあ…整備班チーフとして言わせてもらうが、
そうホイホイ自爆して俺達の仕事増やすんじゃねえぞ」
そんなやり取りがあったそうな。
こんなものを使ったら使ったで、味方を…特に弓さやかや炎ジュンや兜シローや、早乙女ミチル達を心配させるであろう精神コマンド。
幸先が良いとは言えないような、マジンガーチームとゲッターチームであった。
そして精神コマンドの自爆がなければ、攻撃コマンドとしての自爆がある…ってか。
少なくとも、マジンガーZだと出来そうではある…あの驚異の生還率だし、パイルダーで脱出の手もあるし。
宇宙戦艦ヤマトシリーズで、どれを観たあるいは知っていますか?
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第1作からの旧シリーズ
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旧シリーズと実写版
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旧シリーズとPSシリーズのゲーム
-
旧シリーズと2199シリーズ両方
-
2199シリーズのみ