IS×スーパーロボット大戦 アンソロジー戦線 作:再開のたけじんマン
それはともかく、今回は前から書きたかったシリーズです…ネタが出るかはともかく。
その1:カットマンでGO!
DRN.003 カットマン。
トーマス・ライト博士によって作られた、工業用ロボットの一体。
森林伐採用ロボットであり、全天候型に設計されている。
また、ボディの構造は頭部以外はロックマンとほぼ同じである。
ある日の事…
ロックマン
「カットマンのローリングカッターって、使いやすいしよく切れるよね~」
カットマン
「へへっ」
右手の人差し指で鼻の下をなぞるような仕草のカットマン。
カットマン
「オイラの頭も、よく切れるからな!」ジャーン!
と、今度は自慢げに頭のハサミ(ローリングカッター)を指さすカットマン。
ラウラ
「なるほど…頭のカッターだけにか」
カットマン
「そ~だぜ! なーっはっはっは!」
『インフィニット・ストラトス』シリーズのラウラ・ボーデヴィッヒの「上手い事言った」と言わんばかりの指摘に、上機嫌のカットマンである。
雅人
「頭もよく切れるって言うけど…
それってうちの亮やゲッターチームのハヤトさんみたいな切れ者ならいいけど、
キレやすいって方の性格もあるのかなあ?」
亮
「そう言やぁ確かにな…」
『超獣機神ダンクーガ』の式部雅人の意見に対し、同調した獣戦機隊の仲間である司馬亮は、チームリーダーの藤原忍を見る。
忍
「なっ…何だよ亮、その眼はよお!
俺がキレやすいって言いてえのかよぉ!?」
沙羅
「ああもう、よしなってば。っていうか、自覚はしてたの?」
忍が怒り出しはしたが、同じく獣戦機隊の結城沙羅になだめられて一旦収まる。
カットマン
「な、なんか、この人達も結構キレてるっスね…」
ロックマン
「あははは…まあ、いつもね」
* * *
その2:ガッツマンでGO!
DRN.004 ガッツマン。
ライト博士によって作られた、土木作業用ロボットである。
その巨体に見合う怪力と特殊合金製のボディによる頑丈さが特徴であり、能力となっている。
また、短気だが情に厚い性格であり、工事現場の親方のようでもある。
ある日の工事現場にて。
そこではこの日、本来学生であるロンド・ベルの一部のメンバーとその関係者の教師達が、社会科見学の一環でガッツマンの工事現場に来ていた。
ちなみに全員、安全用のヘルメットを被っている。
仁
「すっげえ…漫画やアニメでも見たけど、本格的な工事現場だぜ!」
一夏
「へえ…ロックから話には聞いてたけど、ホントにガッツマンて
こういうとこで働いてるんだな」
ガッツマン
「おうよ! 他にも山やら崖の方でボンバーマンと一緒に、
土地の開拓とかで働いてたりもするんだけどな?
まあどっちにしろ力仕事でワシはバリバリ働けるがな! ガハハ!」
鈴
「うわぁ…やっぱ、豪快なおっさんみたいなタイプねえ」
ガッツマン
「ハハハ…おっさんやのぅて、親方やっちゅうねん」
感嘆の声を上げるのは『絶対無敵ライジンオー』の主人公にして地球防衛組の日向仁、同じく実際の工事現場に見入る『インフィニット・ストラトス』シリーズの織斑一夏だ。
そしてガッツマンの豪快さに対し、同じく『インフィニット・ストラトス』シリーズの鈴こと凰鈴音は少し引き気味であり、訂正を入れるガッツマンである。
ガッツマン
「今は10階建てのデカいマンションの建設中や。他ん所でもそうやけど、
こういう工事現場や建設の現場で働いて汗水垂らしてる男達は、ぎょーさんおるんや!
そのおかげでみんなの暮らしに、繋がっとるんや」
セシリア
「あらまあ、そうなんですの?」
甲児
「おいおい、そう来ちまうのかよ…」
兜シロー
「けどさあ、俺にはためになったと思うぜ!」
『インフィニット・ストラトス』シリーズのセシリア・オルコットの反応に対し、呆れ気味の『マジンガーZ』の兜甲児だがその弟の兜シローはちゃんとフォローを入れる。
ガッツマン
「まあ今は、女も現場で活躍しとるっちゅーとこも増えとるが、
それでも昔も今も色んなとこで働いてる男達の事、ないがしろにせぇへんようにな!
特に、IS組はな!」
一同
「「「は~い!」」」
セシリア
「そう言えば、ロボットの他にも男性が働いてるのが多いですわね?」
一夏
「まあ、ガッツマンも言ってたけど、男の現場って言われるくらいだからな。
力仕事が多いのもあるし、昔っからのイメージもあるからなあ」
ちなみにガッツマンのその発言は、『ロックマンロックマン』にて。
ボス
「まっ、力仕事や現場仕事ってんならわかるぜ。
それに光子力研究所の修繕もしてるしよお」
ヌケ
「ボスもよく駆り出されるもんね」
ムチャ
「ボロットも含めて色々とね~」
ボス
「そうそう、俺様達大活躍よ!」
ルリ
「…いつも通りのテンションですね、この人達」
マジンガーシリーズのボス達に対し、『機動戦艦ナデシコ』のホシノ・ルリは呆れ気味である。
ちなみにナデシコと言っても、テレビシリーズでの11歳のルリである。
005
「ちなみに俺もいるぞ」
一同
「「「ジェロニモさん!?」」」
『サイボーグ009』シリーズの005ことジェロニモ・ジュニアがいた事に、一同は驚きを隠せない。
北斗
「ここ、ジェロニモさんも働いてたんですか!?」
ガッツマン
「おう。実はワシがこいつのパワーを見込んで、声かけたったんやねん。
そしたらやっぱり即戦力になってくれたんやわ」ニカッ
仁
「へぇー」
『
白鳥マリア
「やれやれ、ちょっとしたサプライズのある社会科見学になっちゃった…」汗タラー
そして少々呆れ気味の『絶対無敵ライジンオー』の白鳥マリアによって、締め括られる。
* * *
その3:アイスマンでGO!
DRN.005 アイスマン。
彼もライトナンバーズの一体であり、元々南極大陸探査用に作られた寒冷地作業用ロボットである。
探査終了後は冷凍倉庫内の荷物運搬などの仕事をしている。その為…
アイスマン
「…という訳でわたくしは現在、
この冷凍庫内で冷凍マグロの運び出しをしているのでありますよ。
わっせ、わっせ…」
鈴
「適材適所って奴? 寒い所用に作られてて氷技出せるあんたならではね…へっくし!」
防寒着を着つつツッコんではくしゃみが出る、凰鈴音であった。
そんなアイスマンは、やはり特筆すべきはそのかわいさにあり…
さやか
「アイスマンってかわいいわね~」
チトセ
「わかる! ホンットかわいいわ~!」
アイスマン
「そ、そんな照れるでありますぅ~///」
この通り現在、『マジンガーZ』の弓さやかや『バンプレストオリジナル』キャラのチトセこと如月千歳らに、かわいがられていた!
と、その様子を見て、織斑一夏が兜甲児やロックマンに問う。
一夏
「あれ? なあ、甲児…ロック」
ロックマン
「なに?」
一夏
「俺、思う事があるんだけどさあ…」
甲児
「何をだ?」
一夏
「チトセさんとアイスマンの声ってさあ、なんか似てねえ?」
ロックマン
「そう言えば…」
甲児
「言われてみれば、確かになあ」
このように、声の共通点に気付くのであった。
ちなみにアイスマンの方は現在、『機動戦士ガンダムAGE』のナトーラ・エイナスや、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのアスラン・ザラ、ムウ・ラ・フラガも加わっていた。
ナトーラ
「わあぁ…本当にかわいいです! ほら、アスラン君も!」
アスラン
「え、ええ…確かに、これは多くの人がかわいらしいと言うのも、うなずけますね」
ムウ
「おっ? 何だぁ、お前もか?」
アイスマン
「いや~、こうまで言われると…えへへへ///」
やはり照れっぱなしの、アイスマンであった。
ちなみにアイスマンのネタの終盤の組み合わせは、某魔法先生を意識してます。
それとおとといの日曜に、ミュウツーの逆襲エボリューション…古い付き合いの友達と観てきました。
3DCGでのキャラの表情や動きもいいし、何人かのキャラが現在活躍中の人気声優の方々がやっておられました…例えば佐倉綾音さんや神谷浩史さん、吉野裕行さんとか。
それに「こんなシーンあったなー」とか、「ここはこんな風になってんだなー」とか、昔のを思い返して懐かしんだり違いを楽しんだりしてましたよ。
そして終盤の戦闘シーンは…ロケット団の3バカトリオの言い分に、凄く共感できました。
あんな不毛な争いをして、なんになるっていうんだ…