IS×スーパーロボット大戦 アンソロジー戦線   作:再開のたけじんマン

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最近、ドラえもん×ソードアート・オンラインのある小説にハマっております。
のび太とキリトの親友具合とか、リーファに成績の悪さを認知されて慌てるのび太とか…
ユウキやシノンとあまずっぺー仲になるのび太とか、他にも見所たっぷりですよ…もうちょいで最新話に追い付きそう。


ロックマン・8大ボスでGO! 1-3

 その1:タイムマンでGO!

 

 タイムマン…ライト博士が時間旅行実現させる為に作ったロボットであり、言わば実験機。

 しかし未だ研究途中なせいか未完成や不完全でもある為、そんな自分にコンプレックスを持つ。

 そんな経緯なせいか完全・完璧にこだわっており、尊大(要するに偉そう)な態度を取る他、時間にうるさいまじめな面も持っている。

 

 そんなタイムマンは、ある一体のレプリロイドと対面していた。

 

タイムマン

「何というか…不思議だなあ。

 お前とは他人のようには思えない」

 

マイマイン

「それ奇遇だね、実は僕もだよ…」

 

 そのレプリロイドとは、『ロックマンX2』のクリスター・マイマインだった。

 それはどちらも時間?をゆっくりにさせる能力を持ち、尚且つコンプレックス持ちだからこそなのだろうか。

 とは言え、マイマインのコンプレックスのは漫画版の方であるが。

 

 その後の2人は、更にウマが合っていったとか。

 

 更に、亡国機業(ファントム・タスク)と呼ばれる組織のとある少女は、タイムマンに関して「あいつは何だか他人な気がしない」とコメントしているそうな。

 ちなみにこの小説の作者は、その少女に関しては主に二次小説や記事でしかほぼ知らない。

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

 その2:オイルマンでGO!

 

 オイルマン…ライト博士が開発した、最新型高性能メンテナンス用ロボット。

 どんな機械にも対応できるオイルを体内で作り出し、腕のバスターのような発射口から撃ち出す事が出来る。

 語尾に「ヨォ」や「ヨゥ」を付けてしゃべり、陽気な性格や冗談交じりのマシンガントークなどの面もあってか、楽天家やチャラ男のような印象を受けられがちだが、意外と鋭い一面もあるロボットである。

 

 

 ある日の格納庫にて――。

 

オイルマン

「ヘイ! これでこいつのオイルメンテナンスは完了したヨォ!」

 

一夏

「サンキューな、オイルマン」

 

 織斑一夏は、愛機の白式をオイルマンにオイルメンテナンスしてもらっていた。

 

オイルマン

「いいかい、よく聞くんだヨゥ? どんなロボットやマシンや道具でも、

 適度に油差しとかねえと、具合が悪くなっちまうんだヨォ!」

 

一夏

「な、なるほど…

 最近動きがぎこちない感じだったのは、そのせいだったのかも…」

 

オイルマン

「まあ要するに、ちゃんとメンテナンスはしとけって事だヨゥ。

 さっきも言ったがロボットもそうだけど、ニッパーやペンチなんかの工具でもヨゥ、

 さびついて使いにくくなっても、油差してやりゃあ使えるってもんだヨォ!」

 

一夏

「油差してやれば、か。なるほどなぁ…」

 

 オイルマンの押しに、一夏は感慨深そうにうなずく。

 

アストナージ

「おっ、いい事言ってくれんじゃねえか。

 整備する側、される側でもある両方のロボットのお前さんだからこそ、

 そういう事言えるんだろうし、気持ちもわかるってかぁ?」

 

オイルマン

「そういう事だヨーゥ!」

 

一夏

「お、おお…なんか、整備に関わるもん同士、

 アストナージさんと意気投合してんなぁ…」

 

 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のアストナージ・メドッソの考察に元気よく肯定するオイルマンを見て、一夏は見入ってしまうのだった。

 

 そんな時…

 

リョウ

「ふむ、そういう事なら…おーい、オイルマン!

 俺のサイドカーにも油差してくれないか?」

 

ハヤト

「俺のバイクにも頼むぜ」

 

 今度は『ゲッターロボ』のリョウこと流竜馬と、ハヤトこと神隼人が、自前のサイドカーやバイクを押して頼んできた。

 

オイルマン

「OK! 頼まれたヨォ」

 

 快諾するオイルマンだが、更に…

 

甲児

「じゃあさ、俺のバイクのも手伝ってくんねえか?

 それとマジンガーの方もさぁ」

 

 『マジンガーZ』の兜甲児に…

 

「俺のスパーカーも出来れば…」

 

 『勇者ライディーン』のひびき洸。

 

豹馬

「なあ、俺のバイクも頼むよぉ」

 

 そして今度は『超電磁ロボ コン・バトラーV』の葵豹馬が、バイクを押してやって来たのである。

 

オイルマン

「おいおい、さすがに多すぎだヨォ!?」

 

 これにはオイルマンも、驚きの大慌てである。

 

「これは…さすがに司馬モータースの社長兼整備士としては、手伝う方がいいか」

 

 そしてその様子を見ていた『鋼鉄ジーグ』の司馬宙は、オイルマンを手伝おうと歩み寄るのだった。

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

ロックマン

「みんなどうだった? ロックマン1や

 ロックマンロックマンのみんなの事、知ってもらえたかな?

 …えっ? 誰か忘れてないかって?」

 

ボンドマン

「んっ? 俺の事かな?」

 

ロックマン

「うわぁっ!?」

 

 その時、ページのコマ?の右からひょこっと現れた、幻のボスキャラの『ボンドマン』に、ロックマンは驚いてしまう。

 

 ちなみにこのボンドマン、ロックマン1の開発当初は、まだ名前すら決まっていなかったもう一体のボスキャラと共に登場する予定だったのだが、ROMカセットの容量の都合で削らざるを得ず、それで日の目を見る事のなかった…そんな幻のボスキャラなのである。

 

 その3:幻のボスキャラでGO!? 完




ボンドマンに関しては、有賀ヒトシ先生が描いた『ロックマンを作った男たち ロックマン誕生伝説』を基にしました。
それにしてもタイムマン、ネタが出しにくかったァ…タイムスローはチャージクリスタルハンターやスピードギアと似ている感じがするが。え、スピードギアは微妙に違う?

それにしても、この前のドラえもん誕生日スペシャルは面白かった…
ゲストキャラのミスター・マキャロンだけじゃなくあのジャイアンまでラップで歌うとは…まあ結局いつもの、というかいつも以上にひどい歌が披露されたが。
それにのび太とドラえもんの友情にジーンと来ましたし、同じくゲストキャラの猫型ロボットのキャンディがかわいらしすぎました…声を担当した雨宮天さん、ありがとうございました。

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