IS×スーパーロボット大戦 アンソロジー戦線 作:再開のたけじんマン
クリア後の要素もみんな攻略して、レベルも全員最大値の99にしてしまった…
しかもその世界にて、怪我でボロボロの織斑一夏が拾われてシーラ達のパーティーメンバーになったら的な話が、浮かんで来たし!
それと今月の始めに観に行った、スター☆トゥインクルプリキュアの劇場版…
テレビシリーズはまだ28話までしか観てませんが、とても素晴らしい感動作でした!
実質、ララが主役というか、主人公状態でした…もう一人の主人公だしねえ。
その1:ヒートマンでGO!
DWN.015 ヒートマン
Dr.ワイリーによってファイヤーマンのノウハウを基に作られた、火炎系戦闘用ロボット。
耐熱性に優れたボディを持ち、その特性を活かした全身火だるまになっての突撃や火炎投げ攻撃が得意。
装備された圧縮型ブラスターは一万二千度に及ぶが、ジッポーライターに手足を生やして顔を付けたような外見が実にユニーク。
ナデシコにて――ヒートマンが映されたモニター前。
鈴
「あのさ…あたし、思うんだけど」
セシリア
「ちなみにわたくしも…」
ロックマン
「なぁに? 2人して…」
凰鈴音とセシリア・オルコットの声に、訊き返すロックマン。
その直後に、2人はロックマンに迫り…
鈴
「このヒートマンのプロフィール見たけどさあ…
炎系でいかにも燃えてる感じ出してるのに、
半目で眠そうな顔でしかも属性に反した性格って、どういう事よこれ!?」
セシリア
「ええ、まったくですわ!
それも長所がマイペースで短所が熱意が無いって、どういう事なんですのこれは!?
ますます炎系にしてもおかしいでしょう!?」
ロックマン
「ちょっ、ちょっと落ち着いて…それに僕に言われても…」
鈴
「それでも百歩譲って、バーベキューが好きでアイスクリームが嫌いって辺りは、
まだ炎系っぽさがあるとも言えるけどさあ…納得いかないわよこれは!」
セシリア
「ええ、同感ですとも!
わたくしも先の好みに関しては鈴さんと同意見ではありますが…!」
ロックマン
「さすがにそれは、偏見じゃあないかと…」オロオロ
このように、2人の鬼気迫る勢いにタジタジなロックマンであった。
更に、その様子を見ている、とあるひと組(『ロックマンエグゼ』シリーズの光熱斗とロックマン.EXE)は…
熱斗
「炎系とか、炎属性らしくない、か…まあ確かにそうかもな~。
それになんか、ヒノケンもそんな事言いそうだよなあ?」
ロックマン.EXE
『フフッ。確かに、そんな風に言って怒りそうだよね。
イーグルトーナメント(ホークトーナメント)の時、ファイアマンと一緒に
火村アツキさんとバーナーマンと喧嘩してた事もあるもんねぇ』
一方、ワイリー基地近くの山林にて、ワイリーとヒートマン達は――
ヒートマン
「ちょっと待って、今火を点けるから…よっ!」シュボッ
Dr.ワイリー
「お~っ! やっぱ秋ともなると涼しいどころか冷えるからの~。
こうやって焚き火もしたくなるわい…おい、サツマイモ持って来い!」
ネオ・メットール
「はいぃ!」
大量の落ち葉にヒートマンが火を点けて、ぬくぬくとワイリーが温まっていた。
ウッドマン
「それはいいけど、くれぐれもこっちの方には飛び火させんでくれよ?
そのせいで大炎上なんてなったら、シャレにならんたいよ」
* * *
その2:ヒートマンでGO!2
BGM:ヒートマンステージ(ロックマン2 Dr.ワイリーの謎)
ヒートマンステージの、その最奥のボスの部屋にて
ヒートマン
「そーれ、くらえーい!」ボッボッ
ロックマン
「うわぁっ!?」
ヒートマンが投げるように飛ばす3つの火炎弾に、怯んでしまうロックマン。
002
「おい、大丈夫かよ、ロックマン!?」
ロックマン
「アチチチ…何とかね。
弱点のバブルリードがあっても、この弾幕はよけにくいし、威力もあるな…」
002
「こっちのスーパーガンのフリーザーショットも効くが、やっこさんかなり粘るぜ」
ヒートマン
「こっちだって、タダではやられないからね!」
強化されているのか、弱点であるはずの水や氷結系の武器を当てても意外と粘るヒートマンに、ロックマン達は困り気味だった。
002
「なら、てめえの隙を突いてやるぜ!」
そう言って『サイボーグ009』の002ことジェット・リンクは、加速装置のスイッチをONにしてマッハのスピードで駆け出す。
そうして後ろを取った…のだが、彼はヒートマンの背中にある、ある物の存在に気付く。
002
「(ん? 何だこりゃあ。ダイヤルと目盛りが付いてやがらぁ。
…もしかして!)」
何かに気付いた002はすかさずそのダイヤルをいじり、やがて離れた位置で加速装置を解除する。
ロックマン
「あっ、ジェット! 何か仕掛けたの?」
002
「まあ見てなって。
…よお、ヒートマンだっけか? もっぺん俺の方に出して来いよ、ご自慢の炎をよお!」
ヒートマン
「へっへーん、それならお望み通りに、燃やしてやるよ…!」ボッ!
002
「かかった!」ニヤリ
まんまと挑発に乗せられたヒートマンは、意気揚々と手のひらから火炎を出し、002はニヤリと不適に笑うが…
ヒートマン
「あっ…あれぇーっ!? 何だこのマッチの火みたいな、弱々しいのはーっ!?」
なんと、放たれた炎は先程のような火炎どころか、とても小さく勢いのないような火だった。
ロックマン
「こ、これは…急に弱火になったぞ? もしかして…さっきの?」
002
「へっ、実はさっきな…あいつの背中に意味深なダイヤルと目盛りが合ったんで、
いじくったら…ドンピシャの弱火よぉ!」
実はあまり知られていない?が、ヒートマンの背中には火力調節為ダイヤルがあり、002はそれで弱火にしてやったのだ。
ヒートマン
「ああぁ~っ、しかも腕が、腕が届かない~っ!」
002
「やりぃ! さーて今の内に…」
ロックマン
「反撃開始だね!」ペロリ
002はスーパーガンを構え、ロックマンは池原し○との画風で舌なめずりをし、武器をバブルリードにチェンジしてバスターを構える。
ヒートマン
「ヒッ…ヒィッ!」
この状況に対し、ヒートマンは怯え、特に池原版のようになったロックマンには特に念入りに、フルボッコにされたそうな…
* * *
その3:ウッドマンでGO!
DWN.016 ウッドマン
ワイリーが天然のヒノキをくり抜き、そこから内部メカまでヒノキで作り、特殊コーティングされている木造ロボット。
その為、高級感溢れるボディが自慢のロボットでワイリーのお気に入りであり、この頃はまだ資金に余裕があった模様。
優しい性格で怪力を活かしたパワーファイターという、木だけに『気は優しくて力持ち』を体現しており、自然破壊などの類いを嫌う。
とある山の森林にて、現在ウッドマンは山歩きに来ていた。
ウッドマン
「ふうぅ…こうして大自然の中で、木々に囲まれて歩いていると、いい気分になるたいねえ~」
そんな事を言いながらウッドマンは、とてもリラックスした表情で紅葉に彩られた森を歩いていた。
と、そこへある男が…
東方不敗
「うむ。全くその通りじゃな!」
ウッドマン
「んんっ!?」
いつの間にか左隣にいた『機動武闘伝Gガンダム』の東方不敗 マスター・アジアが、腕を組んで同意しており、いきなりで驚くウッドマンである!
005
「そうだな…この山の精霊達も、とても穏やかだ」
ウッドマン
「って、なんかもう一人いるっ!?」
更には『サイボーグ009』シリーズの005ことジェロニモ・ジュニア加わり、やはり驚くウッドマンであった。
その後、緑の大地を…自然を愛する心を持ち、更には005は精霊と心を通わせるシャーマンの力があると知り、なんやかんやで意気投合し、相撲や腕相撲までやったそうな。
ウッドマン
「あんた、なかなかやるたいねえ!」
005
「お互いにな。パワー自慢の自然派ロボットというのは、伊達ではないようだな」
東方不敗
「それにしても、木で出来たロボットがワイリーの所にはいると聞いたが、
まさかこうしてじかに会って、それも内部メカまで木製とは…少々驚いたぞ」
ウッドマン
「おいどんだって、あんたの事は聞いてるたい。
それがまさかこんな風に語り合うなんてなぁ…思ってもみんかったとよ」
東方不敗
「がっはっは! そうじゃな!」
自然派な友情が、ここに芽生えた?
* * *
その4:ウッドマンでGO!2
その日、『機甲戦記ドラグナー』のケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマンの3人は、何やらウッドマンについて話していた。
ケーン
「このウッドマンて奴だけどよお、特殊武器のリーフシールドを展開したり
木の葉型ビットを連続で打ち上げる時によお、
なんか胸か腹だったかを連続で叩いてる覚えがあるんだけど…あれどっちだっけ?」
タップ
「胸じゃないのか? ゴリラのドラミングみたいによお」
ライト
「なるほど、それなら戦闘中にやるのも何だか格好が付くねえ」
ケーン
「となると…腹って線は…さすがにないか?
タヌキの腹つづみみたいでさぁ。あっほら、こんなの」
そう言ってケーンはタヌキの腹つづみの様子を絵に描いて2人に見せる。
タップ
「何だこりゃあ?」
ライト
「戦闘中にそんな事されてもなあ…見てて面白いだけだろうし」
そこへロックマンが通りがかり、ケーンが気付く。
ケーン
「なあロック! ウッドマンのこれってどっちなんだ?」
訳を話したケーン達に対し、ロックマンは…
ロックマン
「うーん、僕も戦ってる最中は無我夢中だったからなあ…
そんな細かい所まではね~」
タップ
「ありゃま…」
ケーン
「た、確かにそういう時も、あるわな…」
この芳しくない返答を聞いて、少々肩を落とすタップとケーン。
ライト
「うーん…じゃ、録画の映像でも見て、確認するか」
ケーン
「って、録画したのなんてあんのかよ!?」
ロックマン
「さすが用意がいい…うちのライト博士みたいだね」ニガワライ
タップ
「ライトつながりだけにってか」
ケーン
「おっ、上手い事言うなオイ」
などと、いつもの調子のドラグナーチームの3人と、苦笑い気味のロックマンである。
そして実際に見てみると…
タップ
「あっほら、やっぱり胸だったぜ」
ケーン
「やっぱ腹じゃなくてそっちか~」
ライト
「まあ腹だったら、それはそれで面白いのではあるけれど」
ロックマン
「ウッドマンがお腹をかあ…プッ、確かにそれは面白いかも」クスクス
ケーン達の話を聞き、想像してみたロックマンは、よほど面白かったのかつい笑ってしまう。
そしてその頃、ワイリー基地でも…
ウッドマン
「えっ、胸を叩いてる時のおいどんが、ゴリラみたいって?」
ヒートマン
「うん。なんかそんな感じに見える~」
エアーマン
「おらもだど」
仲間内からも、やはりそう見えてしまう、ウッドマンなのであった。
水や氷結系なら、ヒートマン戦の時に楯無さん呼ぶか最初からいればいいだろって?
あの灼熱のだろうヒートマンステージで、そう上手くいくだろうか…
それにクリアパッションくらわせても、奴にクラッシュボムを当てた時みたいに暴走&完全回復になる恐れもあるし…ねえ? それに強化されてる設定だし。
たっちゃんショックか!?
ちなみにヒートマンもウッドマンも、他にも幾つかネタは浮かんでいた。
ヒートマンは好きなバーベキューとか…あっ、みな○けみたいにそこで締めに焼き芋するのでもよかったか。
ウッドマンだってリーフシールドを褒め称えたりとか、『きがおおい』のに関するネタとか。