IS×スーパーロボット大戦 アンソロジー戦線   作:再開のたけじんマン

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年前になんとか投稿しようとしていたはずが、どういう訳か年明けに…なんてこったい!

まあ何はともあれ、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

まあちょっとネタに詰まり気味になって、思い付いたのがロックマンエグゼネタですが…
それでも笑ってもらえる話はあるはず!


ロックマンエグゼな小話集

 その1:超高度先史文明

 

 

 ある日のナデシコにて、『ロックマンエグゼ』シリーズの光熱斗とその相棒のロックマン.EXE、そしてマジンガーシリーズの主要キャラにして『UFOロボ グレンダイザー』の副主人公の兜甲児は、ある話題の事で話していた。

 

熱斗

「それにしてもなー。ずうっと昔に洸さんのライディーンを作った古代ムー帝国とか、

 これも何千年も前に栄えてよみがえったミケーネ帝国とか…

 それどころか、恐竜の時代にもう出来てたっていう恐竜帝国とかさあ。

 そんな大昔からどんだけ凄い文明の国がさあ、幾つもあったんだろうなー。もう驚きだよ」

 

甲児

「まあ確かにな。それにミケーネなんかは、そんな大昔の時点で

 既に何体もの巨大なロボットを造り上げては、どういう訳か遺跡に遺してるくらいだしなあ」

 

ロックマン.EXE

『確かそれをDr.ヘルが利用して、機械獣に改造したんだっけ』

 

甲児

「その通り。その機械獣も、今思うと

 よくもまあネタが尽きずに色々出してきたもんだよ」

 

熱斗

「あははっ、そりゃ確かに」

 

ロックマン.EXE

『それって、僕らがこれまで戦ってきた相手にも、言えるかな』

 

甲児

「だな。そして他の連中にもな!」

 

 と、甲児の一言で更にどっと笑い合う3人。

 

熱斗

「しっかしなー。改めて考えてみると、何千年も何万年もの大昔から、

 こんなとんでもない技術なんかを持ってる文明が、

 こんなに幾つもあるなんてなぁ…凄いもんだぜ」

 

甲児

「そうだな…一部には現代から見ても更に上をいくレベルだったりもするのもある。

 いわゆる、オーパーツ(場違いな遺物)って程にな…」

 

ロックマン.EXE

『そんな大昔の時代に、現代と同等どころかそれ以上の文明かぁ…

 いわゆる、超高度先史文明って言われるものですよね…』

 

 と、ここで熱斗が…

 

熱斗

「えっ? 超高校生文明?」

 

 そしてそれを聞いた甲児とロックマンはずっこける!

 

ロックマン.EXE

『超! 高度! 先史! 文明だよっ!!』

 

熱斗

「か、顔近いよロックマン…

 っていうか、このやり取り前にもあったような…」

 

 ちなみにそれは鷹岬版ロックマンエグゼでの話である。

 

甲児

「まあ、スパロボだと、

 こういった超技術を持った先史文明なんてのは、よくあるからなあ」ニガワライ

 

 そして甲児もまた、苦笑いで付け加えるのであった。

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

 その2:声とアツいハートとクールな頭脳

 

 

 ある日のGEAR本部の食堂のテーブルにて、光熱斗とロックマン.EXEは携帯端末のPET越しに話していたが…

 

熱斗

「なあロックマン、俺思うんだけどさあ」

 

ロックマン.EXE

『なぁに? 熱斗君』

 

熱斗

「グレン団のカミナさんてさあ、なんかヒノケンに似てねえか?

 声とかあのアツい性格の感じとかさあ…歳やテンションとかの違いはあるだろうけど」

 

ロックマン.EXE

『あ~、言われてみれば確かにそうだね。

 あの声とかアツいハートを感じるあの性格とかね』

 

 ちなみにカミナとは、『天元突破グレンラガン』のもう一人の主人公のカミナの事である。

 そしてヒノケンとは、ロックマンエグゼシリーズのシリーズのキャラの一人である、火野ケンイチの事であるのだ。

 

ロックマン.EXE

『それにさあほら、それを言うならさあ…

 GGGのボルフォッグもそうなんじゃない?』

 

熱斗

「ああ、なるほど確かにな!

 ボルフォッグも声似てるし、それでも2人と違って落ち着いてる感じの性格してるけど、

 あいつも実は結構アツい性格な所あるよなあ」

 

ロックマン.EXE

『でしょ~?』

 

 そのボルフォッグとは、『勇者王ガオガイガー』シリーズのGGG(スリージー)に所属する勇者ロボの一体、ボルフォッグの事である。

 

熱斗

「えーっと、あと他には…

 スカル小隊の隊長の、オズマさんがいるかな?」

 

ロックマン.EXE

『そうだね。オズマさんも、声が似てる所はもちろんだけど、

 アツいハートを…情熱持ったパイロットで小隊長で、バサラさん達のファンで…

 そして、ランカさんのお兄さんだもんね!』

 

熱斗

「だな! ロックマンも結構わかってんじゃん。

 やっぱ、時々語り合ってるのもあるからか?」

 

ロックマン.EXE

『えへへ、それもあるからかな』

 

 ちなみにここで話に挙がったのは『マクロスF(フロンティア)』のオズマ・リーの事である。

 尚、ロックマン.EXEは時々オズマと共にある事について…それも熱斗やオズマの妹のランカ・リーについて語り合い、意気投合してもいるのだ。

 

 そしてそれは、ロックマンの…彼自身の出生の秘密が関わり、尚且つオズマに親近感を抱いた事が切っ掛けでもあるのである。

 

熱斗

「うーん、ここまで思い付く限りは話に出したけど…あと他にいたっけ?」

 

ロックマン.EXE

『えーっと、確か…』 

 

 と、ここである一体のロボットが、彼らの話に加わる。

 

ロック

「2人とも、あのロボットを忘れてるんじゃない?」

 

 そう、初代や本家とも言われる方の『ロックマン』シリーズの主人公、DRN.001 ロックマンである。

 現在彼は、普段(あるいは元々)の姿の家庭用お手伝いロボットのロックとしての姿でいるのだ。

 

熱斗

「えっ…ああ、もう一人の方のロックマン」

 

ロックマン.EXE

『あのロボットって…あっ! もしかして!』

 

ロック

「そう、ロックマン11のトーチマンだよ!」

 

熱斗

「あ~、なるほどなあ!

 そう言えばそっちの最新作でいたっけな~! そんな奴!」

 

ロックマン.EXE

『確かにトーチマンそうだよねえ。

 それに炎系でもあるし、ヒノケンさんも気に入りそうだよね』

 

熱斗

「へへっ、そうだなぁ」

 

 

 一方、その頃。とあるキャンプ場にて…

 

ヒノケン

「へえぇ…トーチ火炎拳ねえ。

 炎の拳法の使い手のロボットたぁ、あんたなかなか面白いじゃねえか。気に入ったぜ!」

 

トーチマン

「おおっ、そうか! そう言ってもらえるとは、光栄だな」

 

 案の定、トーチマンが気に入られていた。

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

 その3:ユーモアセンス

 

 

 ナビカスプログラム、ユーモアセンス。

 ネットナビを好きなように強化カスタマイズ出来る『ナビカスタマイザー』でこれを組み込めば、どんな生真面目すぎるナビでも面白いジョークを言うようになる、まさにジョーク系でありネタに走るプログラムパーツである!

 

 ある日のGEAR本部の食堂にて…

 

ロックマン.EXE

『この前ナデシコのボイラー室の電脳で、ウイルスチェックしてたんだけどね?

 そしたら案の定、炎系のウイルスがいて、

 ダルストっていうストーブみたいなウイルスだったんだ。

 もちろんバトルしてデリートしたんだけど、

 気温が元々高いのと、ダルストの出す炎の熱気もあって、とても暑かったのなんのって…』

 

熱斗

「だろうなあ…実際にボイラー室にいた俺も、

 だんだんと暑くなってきて、汗だくだったたからなあ」

 

ロックマン.EXE

『もうホントね、うだるような暑さだったよ…』

 

熱斗

「わかるぜ…俺もさすがにちょっとやばかったぜ」

 

ロックマン.EXE

『もうね…うだるすとな暑さだったよ』

 

熱斗

「そうそう、うだるすとな…って、なんだそりゃ!

 どうも、お粗末でした~!」

 

 どうやら2人で漫才をしていたらしい…

 

一夏

「ぷっ…あっははははっ!

 何だよそれ、うだるすとって。面白すぎるだろう!」

 

 どうやら『インフィニット・ストラトス』シリーズの織斑一夏は大ウケしたようだ。

 

「えっと…なんか他にネタないの?」

 

 すると今度は、同じく『インフィニット・ストラトス』シリーズの鈴こと凰鈴音に、催促されるか話を変えられるように、ネタを振られる。

 

ロックマン.EXE

『オッケー! 僕達ネットナビは、

 ちょっとプログラムを書き換えるだけで、こんな事も出来るからね』

 

「へ~。どんなの?」

 

熱斗

「(あれ? こういうの前にもあったような…まさか!?)」

 

 しかしその折り、熱斗は妙な胸騒ぎがする。そして…

 

ロックマン.EXE

『さあいくよ! せーの…鼻からロングソード!』

 

熱斗

「やっぱりか! やめてってば、彩斗兄さあぁぁん!!」ナミダメ

 

シャルロット

「(えっ? 今熱斗、ロックマンの事を、彩斗兄さんって…どういう事?

 そう言えば、前にもそんな事があったような…?)」

 

 牧野博○の画風で涙目で止めようとする熱斗を見聞きして、彼らの関係の核心に触れる疑問を抱く、シャルロット・デュノアであった。




スマホは持ってないからスパロボDDはプレイ出来ませんが…それでも幾つか動画で観たりはしています。
グレンダイザーが初出撃するシナリオがあっても、ダイザー版の兜甲児がいない…だとぉ!?

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