語彙力無し。皆無。
「そんな小説は嫌。」
なんて思ってる人はこんな小説なんて読まずにsao三期を見てください。
それでも……なんて思う心優しい人がいるのなら、どうぞ気楽に読んで下さい。
ーどこでどう間違えたんだ?ー
消えかかる意識の中でふと思った。
―全身が痛い。
細長い切傷が全身を駆け巡り、特に右足がまるで木の棒みたいに細く、赤黒く光っている。
この体制だと見たくないものが見えてしまって逆に痛々しいじゃないか……
「まぁ……もうどうでもいいか……」
声なんて出たもんじゃないが、思わず呟いてしまった。
――だって、もうどうしようもないじゃないか。
崩れた町、灰色になった空、そして―その空を貫いて存在する物体は、この世界を嘆き、悲しむように見下ろしていた。
微量に残った魔力が傷付いた体をゆっくりに治していくが、外見は全く変わらない。
あと数時間で滅ぶであろうこの世界を、ただただ瞳に写しながら、後悔と言う走馬灯を見る。
―なんで?こんなに頑張ったのに…なんで?こんなに傷付いたのに…体も、心も……
一瞬、これは報いなのでは?とも思った。
親友を見捨てて、同じ志を持っていた仲間を傷つけて、挙げ句の果てには恩師を殺して……
――そして、彼女を助けてられなかった――
やり残したことは沢山ある。後悔も沢山した。
でも、もう疲れたんだ。
無意識で行っていた治癒呪術を意図的に止めた。
生命活動を補助していた呪術が消えた今、死ぬのも時間の問題だろう。
痛覚すら無くなった体だが、瞼を閉じるくらいはできるだろう。
ゆっくりと瞼を閉じ、何年にも似たこの2ヵ月をやっと終えられる……
――カタンッ
耳もとでそんな乾いた音がした。
反射的に目を開け、それを瞳に写す――目を見開いた。
嘘だ…いくら問いかけても答えが出ない。消えかけていた思考をフル活動して考えようとした。
それよりも先に目に入った物…いや、奴はその紅い目をこちらに向けていた。
「やっ…やめて!!!」
もう声なんか出ないはずの喉から絞り出された悲痛な叫び声に答えるように、耳元に転がっていた物は、様々な色を四方八方に照らしながら、死にかけの体を包み込んだ。
全てを察した途端、ポロポロと大粒の涙が出てきた。
そして―――時間が巻き戻った
―――――――――――――――――――――――――
それなりに頑張ったはずだ。
頭で言い訳しているが、目に入るこの散々な点数、これが頑張って取った結果なのか?
元々数学は得意な方だ。
小学校の頃は花丸満点なんて当たり前だった。
なのに…中学校に入ってからどうゆう訳か、気がつけば答案用紙は丸型の記号が無くなり、V字型の記号に埋め尽くされていた。
こんな人様には言えない点数が一つだけだったらどんなに幸せだろうか。
今目の前には3枚の答案用紙が均等に並べられているが、(本当は今にでも無残に破り捨てて、何も無かったように昼休みを過ごしたかったが)どれもこれも平均より下回っている。親に殺されるのも時間の問題だろう。
「で、どうだったのよ、しおの?」
不意に後ろから声を掛けられて振り向く。
「あぁ…あかりちゃん…」
ついつい暗い声で答えてしまう。
「おいおい、どうした?また記録更新か?」
おちょくるような明るい声が響く。
「まあね…特に数学は……ね」
思わず苦笑い。
「そう言うあかりちゃんは?」
次はこっちが聞き返す。
「アハハ…察しがいいな!」
そう言った途端、私に飛びついてくるが否や、脇腹からお腹目掛けて手を伸ばす。
そして…まぁいわゆる、こしょこしょである。
「キャハハッ!ちょっ!やめてー!!」
思わず笑ってしまう。笑いたくないのに!
そういえば自己紹介がまだだった。
私の名前は七尾 志御乃(ななおしおの)。年齢は先月で14歳なったばっかり。身長は結構小さい方。髪型はポニーテール。部活は帰宅部。成績はヤバい。
と、言う世間で言うところのいわゆるバカだが、それなりに中学校生活を満喫してる。
そして、未だに私の体を弄ってるこのショートカットの、私の数少ない友達かつ小学校時代の親友である、この女の子の名前は結城 明里(ゆうきあかり)。同じクラスである。身長は私と同じくらいで部活も帰宅部。成績は私より悪い。
彼女の性格は明るくて、言葉使いは少し悪いが、本当は優しい。
私達が通うこの中学校、市立暁中学校は3年前に造られたばかりの新学校で、その内装は西洋的な構造になっていて中には、どこから引いてきたのか小さな川が引かれていて、その周りの囲むように、薔薇園やら屋根付きベンチやらが整備されていて、造られた当初はの定員の倍の入学者が殺到したそうな。
そんな夢のような学校にこうして生活出来ている私達はきっと幸せものだろう。
「…で、今日どうすんのさ?」
弄り飽きたのか、それとも疲れたのか、急に素に戻ったあかりちゃんは私の予定について聞いてきた。
「うん、今日はお母さんも帰らないし、もうすぐ学校も終わるから寄れるよ?」
今日の予定を一通り思い出して返事をする。
今日の学校は月に一度の午前までしか授業がない日で、予定も特になく、親も仕事の都合で帰って来れない。なので、今日はいつものショッピングモールに寄れるのだ。
「よし!そうと決まれば終わったらソッコーで行こう!
」
とても楽しいそうだ。
「うん…それに今日が最後かもしれないしね」
意地悪っぽく言う。実際、こんなテストを見られたら私に未来はないので。それはあかりちゃんも同じで。
「うっへ……ヤなこと思い出させないでよ……」
どちらにせよ、今晩は私は安全なようだ。
今日の責務を果たし、ショッピングモールの飲食店で食事を終えた私達は日頃のことについて話していた。
「…でさ、ここでアイツは言ったわけよ『いや、そこは案外巨乳のほうがいいぞ!!』って、もう顔面真っ赤よー!!」
苦笑いしながらあかりちゃんは言う。
「はっは……」
一体全体この子は私に何を求めているんだ?私達二人とも胸はそこまでなんだし……微妙な反応しかできないよ
。
「もう!いくら隣の席だって言ってもね~。まぁ、アイツの性癖がまさかここまでなんてねー。」
どうやら、これを言いたかったようだ。
「まあ、神埼くんも男の子なんだし……」
私は微妙な反応を見せる。
「なんだと!貴様、さては、奴の味方だな!えぇい、仕方ない、ここは我がそなたに罰を……」
「あかりちゃん、キャラ、見失ってるよ。」
喋り方まで変わっている。この先進んだら絶対戻ってはこれないだろう。
「さてと……しゃあ、あかりちゃんはこれからどうするの?」
少し考え込むあかりちゃん。そして、
「私はこれから少し本屋によろうかな?しおのは?」
少し考える。
「じゃあ、私も一緒についてきていいかな?」
そう聞いた私に対して、
「おう!一人より二人のほうが楽しいからな!」
屈服のない笑顔でそう言った。
……けて
「ん?」
急に耳にそんな音が入ってくる。
今現在、私達はモール内よの本屋に来ていて、私は女子高校生向けの雑誌を選んでいるあかりちゃんの横で、偶然目に入ったファッション系の雑談の立ち読みしている。
(気のせいかな……?)
変な感じだった。不思議な体験だった。だって、
―――頭の中で声がしたような感じだったから。
―――助けて!――
「ッ!!」
疑念が確信に変わった。
私は雑談から目を離し、辺りを見回す。しかし、辺りには私とあかりちゃん、少数の客しかいない。
――助けて!しおの!!――
今度ははっきりと、それに名前まで呼ばれた。
正直、気味が悪かった。頭の中で声がするなんて、きっと疲れている証拠だ。
そう、頭に言い聞かせようとした。
けれども、なりより、まず最初に思い浮かんだ考えは、
『助けたい』だった。
―走った。追い付かれないように。
しかし、奴らはまるで質量でもないかの如く地面をスライドしながら追ってきている。
近くで二つの足音が重なる。
――速く逃げないと!!
手の中には赤く染まった白い毛の生き物がひ弱そうに、その命を保とうと呼吸をしている。
しかし、その逃走は意味をなさなかった。奴らは確実に、距離を縮めている。追い付かれるのも時間の問題だった。
「ハッハァッ…ハッ!」
必死に呼吸をするが、すればするほど足が鈍くなる。
そして、ついに追い付かれる――
その時だった。
目の前に颯爽と現れた人は―
見たこともない黒い服を着ていて
髪が風に扇がれて
右手には細長く、美しい剣を握りしめ
左手には複数の縦長の不思議な模様が書かれた紙を指に挟んでいて
なりより――
――美しかった――
まず最初に、第1話、読んでくださり、ありがとうございます。
どうでしたでしょうか?
自分語りになりますが、私、最近まどマギとsaoを見まして、「なんか小説書きたい!」と、言ういわゆる気まぐれで投稿したので、時間があれば、勝手に投稿したりするので、その辺のところ、ご理解いただけると幸いです。
初投稿なので、文章滅茶苦茶なところもありますが、こんな小説を見てくださる人がいたら、次回も楽しみにしてください!!