【完結】輪廻を越えた蒼き雷霆は謡精と共に永遠を生きる   作:琉土

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再会(トラウマ)

嘗て蒼き雷霆が輪廻を越える前に対峙し、狂気で心を固めて堕ちた謡精女王(ティターニア)
それは世界の改竄者(ワールドハック)を引き金に再び姿を現す
愛しき人を特異点に監禁し、そこで永遠を過ごす為、世界を越えし力を振り(かざ)


第十話

 僕は倒れていたテンジアンに手を差し出した。

 彼は僕の手を迷い無く取り立ち上がり、「協力強制」をその身で体感した事で、新たな希望を明確に感じている表情をしていた。

 彼の放ったSPスキル「羅雪七星(らせつしちせい)」。

 あの一撃にはテンジアンの決死の覚悟と、それ以上に僕に対して「この一撃を乗り越えて見せてくれ」という切実なる想いを感じた。

 そして僕は…いや、僕達はこれを互いの力を合わせて乗り越え、本来ならば「雪溶けの後に残る者は無し」と言う詠唱の結果を覆したのだ。

 僕は戦いが始まる前、テンジアンにパンテーラがエデンの能力者皆に慕われているかを尋ねた。

 これはつまり、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?() そう僕は暗に尋ねていたのである。

 今頃知恵者である彼も、戦いが始まる前の僕の質問の真意に気がついた事だろう。

 エデンの構成員は世界中から集められていると聞く。

 その構成員の数はフェザーの比では無いだろう。

 その全員と協力強制すれば、かつてのシアン達の歌(ソングオブディーヴァ)による強化以上の効果を得られる筈。

 それにこの方式で力を得る場合、僕達も同意すれば力を貸すことが出来る。

 特にシアン達の力をリスク無く扱えるようになると言うのは向こうからすれば、

とても嬉しい事であるはずだ。

 ……今の彼女達の能力、特にSPスキルである謡精女王の呪歌(ソングオブティターニア)は、完全に僕だけを対象としており、それ以外の能力者がこの歌を聞けば唯では済まない。

 以前、シアン達が自分達の事を呪いと表現した事があった。

 そして僕は、そんな彼女達の呪いを祝福だと感じ、大事なのはお互いがどう感じたかと言う事を話した。

 だからこそ、元々あった彼女達の歌(ソングオブディーヴァ)は、呪い(祝福)が込められる方向に成長したのだ。

 ……僕にとって、彼女達の歌は何物にも勝る祝福だ。

 だけど、他の能力者にとってそれは害悪その物。

 彼女達の煮えたぎる様な熱い想い(狂気)と、暗く、ドロドロとした陰湿な想い(呪い)

 それらはこの歌にも流れ出しており、歌を聞く能力者を蝕み、発狂させ、死に至らせる。

「呪歌」と付いているのは、伊達では無いのだ。

 それを如何にかする為には、彼女達自身が歌に込める想いを調整し、制御する必要がある。

 そうして歌に込められた狂気と呪いを制御する為の手段として、詩魔法が使われているのだ。

 ちなみに、紫電達との決戦の時、モルフォが大勢の彼女の支持者達から想いをかき集めていたのは、彼等がこの狂気と呪いによって発狂死しない様にする為でもある。

 やろうと思えば僕自身も、謡精女王の呪歌(ソングオブティターニア)を歌える。

 対象を無差別にした場合、相手に呪いを押し付け自身を強化する結果となるだろう。

 だけど、これでは一人寂しくハミングをしている様で、正直あまりしたくは無い。

 どうせなら、海を綺麗にした時みたいに僕達三人で詩魔法を用いるか、能力を込めずに皆で歌いたい。

 

 ……エデン側のどこか暗かった雰囲気が、テンジアンの持ち帰った情報によって、それが一気に明るくなった様に感じる。

 彼らの目的は能力者だけの理想国家を作る事にあり、その為の手段に無能力者の殲滅が必要だと思っていた様だ。

 だけど、戦闘前に話した事を…最終的に多くの能力者が犠牲となり、まやかしだけの世界が完成する事をテンジアンが知った事で、その選択をエデンが選ぶ事は無いと僕は確信している。

 僕自身、能力者だけの国…つまりは居場所が必要だと思っている。

 今能力者に必要な物というのは、安心できる居場所であると僕は考えている。

 能力者がかつてのフェザーみたいに無能力者に対してテロをしたりする理由、その殆どが安心できる明確な、彼等が安心できる居場所が無いからだ。

 結局の所、それに帰結する。

 この国では兎も角、海外では能力者は衣食住をまともに用意できていないと考えられる。

 そして他者を思いやる礼節等は、この衣食住がちゃんと用意出来て初めて身に付く物。

 だからこそ能力者が安心でき、飢えもせず、追われる事も無い居場所が必要なのだ。

 能力者と無能力者が手を取り合う為の第一歩として……。

 そして問題になってくるのは、この安心できる居場所を、無能力者の殲滅以外に作る手段があるかどうかだ。

 少なくともこの近未来に突入しているこの世界の地球上は、能力者が現れる以前に開拓され切っている。

 それでも一応、思い当たる節が無い訳じゃ無い。

 無いならば、創ればいいのだ。

 とは言え、この方法はまだ確証が取れない為、事前にテストする必要があるのだけれど。

 そして次の…いや、最後の相手であるテセオが、僕の前に能力を利用したテレポートによって姿を現した。

 彼は何と言うか…転生前に僕の居た世界における、ネットの生放送の放送主みたいな雰囲気があった。

 彼についてのアリスからの情報は、エデンにおけるシステムエンジニアであり、「エデン公式チャンネル」や組織内SNS等の管理もしている事。

 そしてアシモフ達も警戒していた能力「ワールドハック」で出来る事、その応用等も詳細に説明してくれた。

 

「どう? テセオさんが突然出て来てビックリした? っつってーww いやぁ、こうやってガンヴォルトに直接話をしてみたかったんですケドww」

「…僕も話をしてみたかったよ、テセオ。君の事だ、もう既に能力を利用して生放送を開始しているんだろう?」 

「ちょww テセオさんに対する理解力がヤバイんですケドww アリスに詳細キボンヌしたんスか?www」

「まあそれらしい事はしたよ。最も、君の事を彼女は高く評価していたから、三行では済まなかったけどね」

「うはww テセオさん高評価でテラウレシスwww ……ガンヴォルトはテセオさんの事をウザがらないんスね。何故か皆、テセオさんのお喋りにイラっと来るみたいで~っつってーww」

「君自身から悪意は感じないからね。それに、その喋り方は生主を長くやっているからだろう?」

「その通り、テセオさんはエンターテイナーだからっつってーww ……所でテセオさん、個人的にロボとかにテラキョーミ惹かれてるんスケド、アスロックの時に出していたロボのAIのプログラムとか、どうなってるんスか? あの状況に最善に近い形で最適化された動きを見てwktkしちゃったんですケドww それが理由であの後ワールドハックを利用して色々と(ググ)ってたけど、全く掠りもしなかったんスよね、だから詳細キボンヌwww」

「…僕があの時やったのはあくまで再現だけ。だからアーsy…あのロボットの詳細は分からないんだ。この知識が何所から来たかについては……この騒ぎが一通り落ち着いたら説明しようと思う。それで構わないか?」

「テセオさんは心が広いからそれでおkっスよww ……じゃあそろそろ出動と行きますかww コメも早くしろって煽ってるしww」

 

 テセオはそう言いながら宝剣を取り出し、変身現象(アームドフェノメン)を引き起こした。

 その姿は、背中に緑色を中心とした糸車みたいな茨とコードに見立てた物を背負っており、何処か茨姫を印象付けるかのような外見であった。

 そうしてテセオとの戦いが始まった。

 彼は開幕、戦場の周囲全体を囲むように緑色のレーザーを展開し、この周辺を電脳世界へと書き換えて来た。

 …アリスからの情報で分かってはいたけれど、世界法則すら書き換えるワールドハックは脅威だ。

 僕とシアン達の力に近い波動を感じるあの緑色の光……。

 何も対策せずに触れれば唯ではすまないだろう。

 それと同時に、爆弾らしき物とエデンの機械群の一部を大量に呼び出し、宙に浮きながら背中の背負いものを半分に分割し、その切っ先から放たれる情報の奔流によるレーザーで僕を狙って来た。

 そのレーザーによる攻撃は単調な物であるが、それを機械群と設置型の爆弾が補っている。

 しかもレーザーを打つ度にテレポートを行い、ダートによるロックを外してくる。

 僕は機械群を処理しつつ的確にダートを当て続け、設置型の爆弾とレーザーに気を配らないといけない。

 それに、あの電脳世界に書き換えている緑色のレーザーが、徐々にこの戦場を覆い僕に迫ってきている。

 この緑色のレーザーの対抗手段を用意できなければ、時間まで縛られてしまう。

 ……今回の戦闘は今まで以上に集中力が要求される戦いになりそうだ。 

 先ずは緑色のレーザーの対抗手段として、テセオや機械群を雷撃麟やダート、SP消費の無いノーマルスキルで攻撃しつつ緑色のレーザーに向け、波動の力で囲った石片をコッソリと指弾で飛ばした。

 その石片は、電脳世界に書き換えられること無くレーザーを突破出来た。

 そして波動の力を解除しても、石片は電脳世界の一部として書き換えられることは無かった。

 つまり、波動防壁であのレーザーを防ぎつつ突破すれば時間を縛られる事は無さそうだ。

 とりあえず今は、テセオと焦らずに応戦し、彼の動きやパターンを見極める事に専念する事とした。

 

「ほらほら! 早くしないと電脳世界の一部になっちゃうよww」

「そうやって焦らせてミスを誘発させようとしても無駄だ、テセオ!」

「ちぇ、焦ってメンタルブレイク狙ってメシウマ出来れば良かったんスけどねぇ……! だけど、もうこの場所がテセオさんの電脳世界に変化するのはもう秒読み。本当にあぼーんしちゃう前にサレンダーする事を勧めるよww うはww テセオさんテラ紳士なんですケドww」

「……確かにその通りだけど、もう既に突破方法は把握している!」

「そマ? ……ファッ!? 本当に突破してるしww どうなってんのww ガンヴォルト△ww お陰で再生数とコメが爆上がりしてるしwww これはテセオさん、自重無しで凸らないといけないっつってーww」

 

 僕が戦場を電脳世界に書き換えたレーザーを波動防壁を展開しつつ突破した事で、テセオもいよいよ本腰を上げ、より攻撃が激しさを増していく。

 糸車みたいなビットから攻勢データによるレーザーの雨による攻撃と、生成されたミサイルによる攻撃が加わり、より攻撃の激しさが増していった。

 それ以外にも糸車をミサイルに見立て、テセオの周囲に展開し、僕と彼の位置を入れ替えるというトリッキーな攻撃も加わった。

 これの厄介な点は、ロックオン対象が変化しない所…つまり、僕自身がロックオンのターゲットとなる。

 まあ、元々僕自身が放つ雷撃だからこの手の攻撃は通らない。

 アシモフから、自身の雷撃でダメージを負わない様にする訓練も受けていたからだ。

 蒼き雷霆の力は危険な物であるとアシモフはまだ未熟だった頃の僕に教えてくれていた。

 だからこそその制御に気を配るのは必然であり、自滅を防ぐのは当然なのである。

 

(こりゃ本格的に旗色が悪くなって来たっスね。ガンヴォルト、こっちの動きを完全に読み出してムリゲーになりつつあるし……。テセオさん以外のG7の皆やパンテーラが負けちゃったり、ニケーが戦いを拒むのも分かるっスね。この分じゃあ、テセオさんのSPスキルもガンヴォルトにとってヌルゲーになりそう。……切り札、切らせてもらうっスよ。先ずはその為の時間稼ぎをパーとやっちゃいますかww)

 

 テセオはこれまでと動きを変え、機械群を今まで以上に出現させてきた。

その中には、アスロック戦で相対したプラズマレギオンとフェイザントも含まれていた。

 最初は数で圧殺する事が目的かと思っていたがこの行動後、テセオ本人は何やら第七波動を溜めつつあの大きな糸車をキーボードに見立て、何かコードを組んでいる様だ。

 

 ……僕は嘗てない程の嫌な予感を感じた。

 テセオのあの作業を止めないと僕だけで無く、ここに居る皆が大変な事になるという、そんな予感だ。

 だけど、テセオ本人は既にヴォルティックチェーンの範囲外に逃れている上に、僕自身プラズマレギオンとフェイザントを筆頭とした機械群に阻まれている。

 

 これはもうテセオの行動を止める事は出来ないだろう。

「能力を利用して、G7とパンテーラも含めたこの場に居る皆全員に戦闘態勢を取って欲しい」。

 僕はモニカさんにそうテレパシーを飛ばし、皆にそうなってもらう様に促した。

 ……既にアシモフとノワは戦闘態勢に入っているのを見て、この僕の勘は間違っていないと確信できた。

 

(どういう事なの、GV? 貴方がそんなに焦るだなんて)

(根拠は何も無い……だけど、僕の勘が嘗てない程の警戒を告げているんだ。もうアシモフやノワも何かを感じて戦闘態勢に入っているだろう? だからそれを根拠にして欲しい)

 

 そして機械群が姿を消したと同時に、テセオがその身に秘めた第七波動を開放した。

 ……僕の前に「彼女」が姿を現していた。

 彼女は紫色の長い髪を靡かせ、笑顔の表情で僕を見つめていた。

 だけど、その表情はかつてモルフォを一度切り捨てた時と同じであった。

 それは電子の謡精(サイバーディーヴァ)素粒子の謡精女王(クロスホエンティターニア)の境界にあたる狂気で心を固めた存在。

 僕をこの場(特異点)に留め、狂愛を捧げんと呪う堕ちた謡精女王。

狂気纏いし監禁者(フォールンコンファインメント)」……狂愛の謡精女王(インサニティティターニア)

 そう、あの時の……一度目の特異点の時のシアンが僕の前に姿を現した。

 

「久しぶりだね、GV。私、ずっと貴方に会いたかったの」

「……僕も会いたかったよ、シアン」

(あれ? おかしいっスね…返答する機能なんて持たせて無い筈なのに……。って、こマ? テセオさんの制御から離れてるんですケド……。周りをよく見たら、パンテーラ達も戦闘態勢に入ってるし、テセオさんひょっとして、マズイ事態を起こしちゃったかも?)

「……ふぅん、貴方が私を表に出してくれたのね。ありがとう()()()、私をここに呼び出してくれて」

「いえいえ、テセオさんは当然の事を……どうして名乗って無いのにテセオさんの名前を知ってるんスか?」

「え? そんなの()()()()()からに決まってるじゃない」

「ヒェッ……何当たり前のように心を読んでるんスかww ガンヴォルト、このメンヘラ謡精ヤバイんですケドww」

 

 そうテセオが答えたと同時に、僕の中から素粒子の謡精女王としてのシアンとモルフォが実体化して表に出て来た。

 そんな彼女達を、狂愛の謡精女王としてのシアンは睨みつける様に見つめていた。

 その様子を皆が固唾を飲んで見守っている。

 何故ならば、この三人から一触即発の雰囲気を皆が感じ取ったからだ。

 ……テセオは僕のトラウマをワールドハックで完全再現したのだろう。

 僕自身、この悲しみを狂気で固めて封じたシアンを見るのは未だに辛いのだ。

 だからこそ、あの時の僕のトラウマとしてこのシアンが出て来たのだろう。

 

「ねぇ私、モルフォ? どうしてGVの事を撃ったパンテーラがまだ生きているの? 今までずっと訓練して来たのは、こいつを始末する為でしょう?」

『……GVがそれを望んでいないからだよ、私』

『そうね、パンテーラはこの世界の能力者を纏めるのに必要な子よ、シアン。GVの望みを叶える為にどうしても必要なのよ』

「そうやって、またGVに危険な橋を渡らせるのね……。私は貴女達が彼を守ってくれると期待していたから引っ込んだのに……」

 

 シアンは…狂愛の謡精女王は世界を越える程の第七波動を隠そうともせずに練り上げている。

 その第七波動の総量は僕やシアン達からすれば問題無く流せるが、他の皆はそうはいかない。

 そのあり得ない程の膨大な第七波動によって、エリーゼみたいな一般人とも言える能力者はもう失神寸前という様相を呈している。

 アシモフやパンテーラですら戦慄を隠せない表情をしているのだ。

 今のこの状況の危うさは本当に世界の危機と言えるだろう。

 ……あの時はアルトネリコ第一塔の攻撃を凌げば僕らの勝ちと言う明確な目標があったが、今のこの状況ではそれが無く、狂愛の謡精女王をデータに戻す以外に手が無い。

 

「…もういい、この場に居る全員を始末して、今度こそGVは私とずっと一緒にあの特異点で永遠を過ごすの」

『この場に居る私達を含めた皆を相手に、貴女は一人で勝てると本気で思っているの?』

「思ってるよ? だって()()()()()()()()()()G()V()()()()()()()()()()()()()()()()んだもの。それが理由で今の私をあの時と同じ様に、謡精の羽(フェザーオブディーヴァ)で止める事は出来ないのよ。だからもう私を止められる存在は誰も居ない……。今度こそずっと……ずっと一緒だよ、GV。邪魔する相手は例え私自身であっても始末して、息の根を止めてあげるんだから」

 

 そう言いながら狂愛の謡精女王の力が渦を巻き、その姿を変えていく。

 その姿は今のシアンを大人にし、モルフォと同じような魅惑的な外見をしていた。

 但し、その服装の露出は皆が居るのが理由なのか以前よりも控えめになっている。

 だけど、僕のトラウマの象徴とも言える背中の赤黒い歪な形をした翼は変わっていなかった。

 こうしてこの場に居る僕達全員と狂愛の謡精女王による戦いが始まろうとしていたのであった。




ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。
ここ以降は独自設定のオマケ話みたいな物なので興味の無い方はスルーでお願いします。




※狂愛の謡精女王について
前作の第十七話から十九話で登場した狂気に飲まれたシアン。
今表に出て来ている彼女は素粒子の謡精女王であるシアン本人の精神世界に存在しており、
テセオのワールドハックによる能力の応用である、
「トラウマを完全再現する」能力を引き金に再び姿を現した。
彼女はコスモスフィアで例えるとレベル7から8相当に位置する存在であり、
その思想も行動原理も過激であり、GV以外の存在を邪魔者と判断し、全てを鏖殺(おうさつ)する。
その能力及び第七波動は、素粒子の謡精女王であるシアンとモルフォ、
そしてGVとの半強制的な協力強制によって、一度目に対峙した時以上に増している。

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