【完結】輪廻を越えた蒼き雷霆は謡精と共に永遠を生きる 作:琉土
私はガンヴォルトと紫電が別次元に転移したのを確認した後、
彼の力、ワールドハックは明確な「アメノウキハシ」の座標を特定できれば、その能力を用いて「神代」の結界を突破し、能力を発動させる事も容易いのです。
元々強力だったこの能力に加え、紫電が持っているサブ宝剣を元に開発した新型の魔術式の宝剣「クラレント」によって、更に彼の能力が強化されており、この宝剣は既にG7の皆に行き渡っています。
故に、距離の壁をも突破できるという訳です。
そうして私はテセオに連絡を済ませ、一息ついて辺りを見回していたら、戦闘痕の目立つ床に
これは確か、ガンヴォルトがこの戦いに持ち込んでいた銃であり、紫電達を大いに苦戦させていた要因となっていた物。
この銃を量産すれば、私達がこの後戦う事が予想されるであろう、この場に居ない皇神の能力者に多大なるアドバンテージが……いえ、この銃は私達能力者にとっても危険な物。
量産なんてしたら無能力者達の反逆の牙となりえます。
よって、この銃はこの場で使い切ったらこのまま破棄してしまいましょう。
「総弾数は……二発ですか。……あの時ガンヴォルトは多くこの弾丸を消費していたのです。残っていただけでも御の字でしょう」
《
「テンジアン…大丈夫です。もう神代も、ここに来る前に解除出来ました。それに、あの裏切り者の目も誤魔化す事が出来ていますし、敢えてこの本来の姿でいる事で、今までずっと皇神の目も誤魔化せていましたし」
そう、今私は本来の姿でここに居るのです。
この姿はあの裏切り者の姿と同じなのです。
お陰で必要最低限のフェザーの情報を抜く事は容易かったです。
ただ、その一度目の情報の引き抜き以降はあの裏切り者に邪魔をされてしまいましたが…
この通信も強化されたテセオの能力の恩恵。
彼を味方につけることが出来て本当に良かった。
…だけど、お兄様がこうまで心配する理由も私には分かります。
裏切り者の件もそうですが、それの始まりはニケーの占星術が切欠でした。
私達エデンの行く末をある日占ってもらった結果、必ずと言っていい程ある結果となったのです。
「エデンは必ず壊滅する」という結果に。
この結果は何かの間違いであると、何度も同じように占ってもらったのですが、必ず同じ結果となるのです。
だからこそ事前準備も万全に済ませ、この計画が失敗した時の保険も用意してあるのです。
ニケーによると、この作戦が失敗した際に、エデンの目的を果たす為にどうすれば良いのか占ってもらった結果、「蒼き雷霆に話し合いを持ち込む事」が一番可能性が高いと言っていました。
この事が切欠で紫電達との戦いの結果、ガンヴォルトが勝つという事が把握出来たのは怪我の功名でしたが…
私達の計画が失敗する要因、それも彼なのでしょう。
そんな彼と話し合いをする場を設ける為に、アスロックに「飛天」のジャックをお願いしてあります。
強化された彼の第七波動「パペットワイヤー」ならばそれも可能です。
この飛天をアメノウキハシに増援として送り込もうとすれば、まずガンヴォルトが出向くはずです。
あの裏切り者達は消耗しているはずなので、アメノウキハシで籠城戦をするしかない。
そして、紫電達との戦いが終わってフリーで動けるのは彼しか居ないのです。
…彼は私達と同じ能力者だから話は通じるとは思います。
ですが、この予備の計画は私達の計画が失敗している事が前提…つまり、既に私達は彼と明確に敵対している状態にあるのです。
そんな状態の彼が、私達の話し合いに応じるのでしょうか?
そう考えていた時、この施設をハッキングしていたテセオから連絡が来ました。
《パンテーラ、このテセオさんがハッキングして電子の謡精の情報、ゲット出来たんですけどw》
「ありがとうございます、テセオ。今私達に必要な情報を簡単に説明できますか?」
《おk、えっと、要約すると……元の能力者である神園ミチルが近くに居れば引き剥がしやすい。居なくても今の持ち主の能力者をコロコロしちゃえば電子の謡精を引きはがせる。後は何らかの手段で回収できればおk。こんな感じかなっつってw パンテーラなら回収手段は
テセオはこの情報の序に神園ミチルの居所についても調べてくれていました。
この作戦で電子の謡精の確保が出来なかった場合の保険として用意してくれたのでしょう。
テセオもテセオなりに、ニケーの占いの結果を気にしているようです。
こちらに関しては、手の空いているG7の皆……ジブリール、ニムロド、ガウリにお願いしましょう。
お兄様は指揮をしている関係上、動く事は出来ませんが。
……出来れば、皆にはこちらに来て手伝ってもらいたいのですが、あのニケーの占いの結果を考えるに、皆をこの場所に送り込んだ場合、最悪私達全員全滅する可能性があります。
故にコピーである私のみがこの場に居るのですけれど……
このコピーである私が仮にやられてしまって消滅しても、私が消滅した瞬間に、本体に今まで得た情報は流れます。
この事が理由で、私は年に見合わない精神年齢を獲得出来ているのです。
だからこそあの時、裏切り者を始末しておきたかったのです。
そうすれば、あの裏切り者が隠していたお姉様の情報も獲得出来たのですから。
それにしても、能力者の殺害ですか…彼と彼女の愛を引き裂くのは、私としても心苦しいですし、計画が失敗した場合の彼との交渉の難易度が上がりそうです。
ですが、電子の謡精は必ず手に入れなければなりません。
この場に神園ミチルが居ればその方法を取ったのですが。
一度戻って体制を立て直して、改めて計画を立てた方が……いえ、ニケーが言うにはこの時のみが最初で最後のチャンスだと言っていました。
この時を逃すともう取り返しがつかず、後はもうエデンを解散するか、このままエデンを維持して最終的に滅びを待つかしか選択肢が無くなります。
それに、ここで私が行動しなければ、あの予備の交渉の選択すら出なくなってしまうのです。
……そろそろ戦いの準備を済ませなければ。
私はあの愛らしく美しい姿を取り、先ほど手に入れた銃を手に取り、先程の思考を頭の片隅に置いて、物陰に隠れて機を待ちました。
ここで紫電達を打ち取り、電子の謡精を獲得できれば、もうエデンは勝利したも同然です。
そして、遂にその時が訪れました。
倒れ伏しているボロボロの状態の紫電達に、左腕を失っているガンヴォルトが出て来たのです。
ガンヴォルトの状態があまりボロボロになっていない事が気になりはしたのですが、今この瞬間は、
彼は今彼女を見つけて、油断しています。
……彼はこの銃に耐える可能性がありますね。
ならば、同士討ちが狙えるかもしれません。
こんな時の為に、フェザーの情報を抜き出した際、その創始者の情報も抜き取ってあります。
私は自身の姿をフェザーの創始者、アシモフの姿へと変化させ、その銃口を彼女…シアンの心臓へと向け、発砲しました。
その事に動揺した彼も同じように心臓を穿ちました。
……このアシモフという人物の銃の腕前が凄まじいお陰で助かりました。
私はそう言った第七波動が関わっていない個人的な技能なんかも、変身時に再現出来るのです。
同士討ちという目的もありましたが、この銃の腕前を扱うという意味でも重要だったのです。
そうして倒れ往く彼を見届けた時、その彼の傍にあり得ない光景を見たのです。
そして彼女は彼に何かを話しながら、電子の謡精と共に消えていきました。
……先ほどの二人はなんだったのでしょうか?
それよりも、ああやって彼に話しかけていたという事は、彼はまだ生きており、意識があるのでしょうか?
私のその懸念は正しく、撃たれたはずの彼は私の名前を呼んでいました。
「パン…テーラ…」
「おや、私の正体を見破るだけでは無く、この弾丸を受けて意識がまだ残っているだなんて、流石はガンヴォルト。出来れば私の正体を見誤り、同士討ちして貰おうと思っていたのだが……電子の謡精の力を振るう紫電や宝剣の能力者達を倒しただけの事はある。その意志の強さに愛を感じるよ」
(何故、どうして生きているのです!? 確かに彼の心臓を穿ったはず。……胸にある壊れたペンダント、あれが彼を守ったのですか!)
彼が生き残ったその理由は、平常時の私だったら、「彼女の素晴らしい愛が彼を守ったのか」と軽口を叩けたのでしょうが、生憎と今の私は、そんな事を言える余裕はありませんでした。
何故ならば、電子の謡精が分離し、その場に姿を現そうとしていたからです。
「ガンヴォルト、見るがいい……今正に、
「シアンを……如何する……つもりだ……?」
「決まっているさ、彼女は我が愛に溢れる楽園に至る為の人柱……生贄になってもらうのさ」
(本当はこのような愛を引き裂く真似などしたくは無いのです。それに、能力者の楽園を作る為に能力者を生贄にするなんて……ですが、これはどうしても必要な事なのです。その為ならば、私は彼に酷い罵倒を受けようとかまいません)
そして遂にその時が…電子の謡精が彼女から分離し、姿を現したのです。
その姿はあの時消えた電子の謡精の姿と同じで、もう片方の彼女の姿はありませんでした。
……どうやら未だ意識が朦朧としている様なので、早速回収に取り掛かりました。
思えば、この時点で彼を始末しておけば、あんな事にはならなかったのでしょう。
「フハハハハッ! これだ! この時を待っていた!! さあ電子の謡精よ…我が愛の檻に囚われ…」
私は電子の謡精を鏡で閉じ込め、「ミラーピース」と言う形で回収しようとしたのですが、私の腕に彼の放った弾丸が当たり、回収が中断されてしまいました。
その時、私は立ち上がり髪を銃へと繋ぎ、その銃口をこちらに向けていたガンヴォルトを見たのです。
その姿は正に満身創痍のそれで、その身に宿る第七波動は皆無でした。
「……っ! その状態で立ち上がるのかい? 実に愛を感じるが、無駄な努力さ。さあ私の愛を受け、
私は立ち上がった彼に対し、即座に無数の能力による弾丸を浴びせました。
ですが彼はまるで微動だにせず、銃の弾丸をこちらに放ってきます。
……第七波動が皆無である為、彼は雷撃をこちらに放ってきません。
なのに、この絶対に勝てないと思える程の威圧感はなんなのでしょうか?
今の内に確実に仕留めなければと思い、私はSPスキルを放ちましたが時すでに遅く…
「パンテーラ! 僕はシアン達を守る! 息を引き取り、幽霊になってしまっても、僕は絶対にこの手を離しはしない!! 迸れ!
――
私のSPスキルがガンヴォルトに当たる直前、彼が呼び出した白い服を着た、金の環の双方に剣が突き出たような物を装備した存在に阻まれました。
そしてコピーの私が最後に見たのは、その存在が放った光が私のSPスキルを打ち消しながらこちらに向かってくる光景なのでした。
――――
「…………」
「パンテーラ、やはり計画ハ失敗したのですね?」
「ニケー…ええ、貴方の占い通り、失敗してしまいました。……私は肝心な時に失敗ばかりして……皆に迷惑を掛けて……しかも今回は裏切り者の件とは違って、取り換えしが付かなくて……後一歩……あと一歩だったのです! なのに私……私は……」
私はアメノウキハシへと向かっていたコピーの記憶を受け取り、その内容から計画の失敗を把握しました。
この事に私は涙を堪え切ることが出来ずに、ニケーへと泣きついてしまいました。
私の普段見せる事の無いこの様子に、神園ミチルの誘拐に参加していなかったお兄様が慰めてくれました。
「…
「テンジアン…お兄様ぁ」
「パンテーラ、確かに、アノ計画ハ失敗してしまいマシタ。ですが、マダ希望ハ残っていますし、この事ヲ切欠に、計画が失敗シタ要因がガンヴォルトであると判明シマシタ。だからこそ、アノ占いの結果ガ出たのでしょう」
「そうっスよパンテーラ、失敗なんてこのテセオさんですらよくやってるみたいな? ……今やってる計画もダメならまた
「ニケー……テセオも……」
そうして私達が話し合っている内に、誘拐に参加していた皆が……ジブリール、ニムロド、ガウリの三人が戻ってきました。
ですが、皆の様子が心なしかボロボロです。
G7の皆はクラレントによって能力が強化されているはずなのですが…
「済まねぇパンテーラ、オレら、誘拐に失敗しちまった…」
「あのメイド…まるで海みたいに得体のしれない深さがあったぜ」
「あれはまるで
「ジブリール、ニムロド、ガウリ…貴方達三人も居ながら、失敗してしまったのですか?」
「あぁ…あのメイド野郎、今思い出しただけでも腹が立つぜ! ……最初は何処から取り出したのか分からない重火器でオレらの相手をしてたんだ。だけど途中から
電子の謡精の本来の持ち主を守護する存在が唯物では無いとは思い、三人を向かわせたのですが……それでも不足だったのですか。
この宝剣で強化されたG7の三人を撃退できる程の実力を持っていたのは完全に予想外です。
……もう、私達の退路は断たれたも同然ですか。
後はもう今の私達が居る場所…飛天でのガンヴォルトとの交渉に、私達の命運を託すしかない……
これが上手くいかなかったら…皆にはテセオの能力で逃げてもらい、私は彼の足止めに努めましょう。
あの白き存在を再び呼ばれたら私は無力でしょうが、それでも皆を逃がすだけの時間を作れるはずです。
ポーンの皆は今回の戦いには参加させてはいませんが……今回の交渉次第では、ベラデンから退避して貰わなければなりません。
そう思っていた時、この飛天に凄まじい衝撃が響いたのです。
どうやら彼が…ガンヴォルトがこの飛天へと辿りつたのでしょう。
『パンテーラ、今の衝撃はなんだ!? まるでこの船の中身が
「アスロック、ガンヴォルトがこの飛天へと姿を現したのです。……テセオ、彼の様子を皆にモニターで見せて下さい」
「了解っス! ふむふむ…パンテーラ、確かガンヴォルトって金髪のはずッスよね? 何か髪の色が紫色になっててテラカオスで草生えるんですケドww ってちょww
「
「ですがお兄…テンジアン、テセオから貰った情報や私が得た情報に、このような力があると言う情報は無かったのですが……」
「恐らくですが、アノ力の発現ガ理由デ、私達エデンの勝ち目ガ無くなったのかもシレません。それに…やはりデス、今この状態のガンヴォルトニ本気で手ヲ出せば、私達ハ間違イナク全滅するでショウ…星ノ光が、ソウ告げています。仮にガンヴォルトヲ倒せたとシテモ、狂える謡精達が私達を滅ボスとも…」
やはり丁重に彼を持て成し、話し合いに持ち込むしかありませんか。
ですが、この事に半数以上のG7の皆が賛成するとは思えません。
私はもうあの幻を打ち消す光を垣間見て、話し合いに持ち込む事には賛成なのです。
ですが、ニケーを除いた皆が賛成するかと言えば…無理でしょう。
話し合いすると言うのならば、それ相応の力を示せと迫るはずです。
お兄様も口ではこの予備の計画に協力してくれていますが、実際に相対したら皆の言う流れに乗って来るはずです。
ガンヴォルトには苦労を掛けてしまいますが、如何かその力を示してください。
そうして私達は、彼が目指している場所であり、アスロックのいる飛天のコントロールルームへと足を運び、ここにG7全員が揃いました。
そしてしばらく時間が経ち、彼は遂に姿を現しました。
こうして直接相対すると、その内包されている第七波動の凄まじさがはっきりと分かります。
ただ、ニケーの言う狂える謡精…電子の謡精の第七波動を感知出来ません。
もしかしたら、彼がその身を挺して封印しているのでしょうか?
そうで無ければ、あの二人の姿が見えているにも関わらず、第七波動を感知できないと言うのはおかしいのです。
「その姿はアリスと同じ…!」
「あのような
「いいのです、テンジアン…彼から見れば正しくそう見えるのですから。……良くここまで来ました、ガンヴォルト。私はパンテーラ、「エデン」の巫女にして象徴。これが私の、偽りなき姿です。私達はこれより、貴方に対して話し合いの場を設けたいと思います」
「話し合いだって!? ……だけど、君やそこの女の人以外は戦意がむき出しな状態みたいだけど」
「ええ、この場にはそれに納得している者たちは半数も居ない状態なのです。勝手なお願いである事は承知の上です……彼らを如何か納得させて欲しいのです」
「……つまり、僕は君達に力を示せばいいという訳か」
「ええ、その通りです」
「…………ならば此方も条件がある。オノゴロフロートに侵攻させている機械群を撤退させて欲しい。それさえして貰えれば、僕はこの条件を飲もう」
「分かりました。アスロック、テセオ、お願いします」
「了解した、パンテーラ……貴様、これはあくまでパンテーラの頼みだから撤退させているに過ぎない。俺達にそれ相応の力を示せなければ……分かっているだろうな?」
「分かっているさ…話し合いに持ち込む、その為には相応の戦力がある事を示す必要がある。それは何時どんな時代においても変わらない事だ」
「そんな
「んじゃま、とっととこの止まった機械群はしまっちゃいましょうね~。……ほい完了! やっぱテセオさんって凄すぎでしょww ……ガンヴォルト、テセオさんこう見えて超強いんだぜ?」
「…………こちらでも機械群の停止と、その回収が確認出来た。……テセオ、君の事を侮るつもり何て毛頭ないさ。君は間違いなく強い、その事は分かっているつもりだ」
「へぇ~、ガンヴォルト、テセオさんの事分かってるねぇw これなら
「それでは、条件を飲んでくださいますか?」
「ああ、この条件、飲ませてもらうよ、パンテーラ」
……ガンヴォルト、如何か私達を
そして、私達G7の皆を納得させうる力を、希望を、勇気を、示してください。
そうして私とニケー以外の皆による、力の示し合いが始まったのでした。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。
ここ以降は独自設定のオマケ話みたいな物なので興味の無い方はスルーでお願いします。
※ニケーの占星術について
彼女の占星術はかなり高い確率で的中するので、エデンの行動指針にも影響しています。
ですが、同じ占いの結果が確実に同じ結果になると言うのは稀であり、
その様な事が発生したら、まずその事は回避できない物とこの二次小説内では判断されます。
※パンテーラがやたら弱気な件について
ニケーの占いの結果もありますが、
やはり自身のコピーから裏切り者が出てきた事がショックなお陰で、
彼女の意思は本編の時とは違い弱っているのです。
それこそ、ニケーやテンジアンに泣きついてしまう程に。
エデンの象徴たる自分の姿で
それはもうショックだと思うのです。
※G7があの場に全員いた状態でGVと相対していた場合の件について
あの時のGVは意思力ガンギマリ状態の一種の無敵モードとも言える状態です。
あるいは無限食いしばり状態とも言います。
G7があの場で即SPスキルをブッパしても耐え切り、
返す刃で
因みにこの場合、GVは人数差を補う為に
アメノウキハシを波動の力で防御しつつ纏めて吹き飛ばしていました。
若しくはクロス作品が増えるのを前提に、色々な神や英雄を呼び出して対抗するので、
結局コピーのパンテーラ一人で相対した方が被害が少なく、
かつ情報も得られるという(作者の中で)考えうる限りでは最善の選択肢なのです。
※クラレントについて
エデンが完全人工宝剣であるサブ宝剣を元に第七波動の強化と制御を目的とした、
エデンによる魔術の技術をメインに開発したこの二次小説内における宝剣。
爪本編における
情報を本編よりも皇神から多く入手出来た上に、時間経過も長かった為、
本編では単純な模造品であったはずの物が、
総合的なスペックでは本家の宝剣と並ぶ程となりました。
この二次小説内では無理でしたが、宝書とも機能が連動しており、
同時に使う事で紫電がシアンを取り込んだ時と似たような強化を得られます。
本来の宝剣は能力封印の部分にリソースが使われていますが、
この「クラレント」はこの部分が第七波動の強化と制御に回されており、
本編における宝書同様の効果を得ることが出来ます。
パンテーラの予定通りに事が運んでいた場合、
G7全員がこれに加えて宝書によるブーストも追加された状態となっていました。
パンテーラはこの宝剣の完成と、これがG7全員に行き渡り暫くの時間がたったタイミングで、
紫電達とガンヴォルトが潰し合っているのを強化されたテセオの能力経由で判明したのが理由で、
日本や皇神に対して事前に準備していた計画を発動させて、一気に勝負に出たという訳です。
この宝剣のお陰で最悪、電子の謡精が手に入らなくても爪本編同様の被害を齎す事が出来ます。
元ネタではアーサー王の殺害に使用された儀礼用の平和の剣であり、
アーサー王=皇神
儀式用=第七波動強化の儀式
平和=無能力者を殲滅する形
と言った感じを元にイメージしています。
※テセオについて
クラレントによって強化されたテセオは、
神代の結界を無視して日本国内に自由に潜入出来るようになりました。
故に、あの大量の機械群や、
アスロックを送り込んでの飛天の乗っ取りも上手くいったという訳です。
元々強化しなくても強力な能力だから、宝剣の強化が無くても同じ事が出来たかもしれませんが、
この二次小説内ではそういう事にしておいて貰えると助かります。