ある首輪付きの奴隷の話   作:ドノンヒット

5 / 6
ここまで書いて気付いた
読みづらい上に割と抜けが多い
先程埋めたのは遺品であって元野盗ではない



ミッション1

依頼当日

そこそこの金と余裕と食糧を残しつつ装備を整えて防具屋に向かう事にした

もちろんここ数日何度も逃げだし隠れ怯え竦み泣いて許しを乞うた元野盗ももちろん連れてきた

防具屋店長と依頼人の商隊長が防具店の前で待ってくれていた

「どうだ首輪付き?首輪との調整とサイズはあらかじめフレームで合わせたが余り物のパーツじゃコレが限界だ。

まあゴブリン程度なら全身鎧だから充分だろうしフレームの加護で内部も大丈夫で軽いだろうが…歪だな」

私にはしっくりくるのだが…どうやら胴のまるで箱で出来たかのような造形、とってつけたような多少錆びた跡のある手甲、その上腰当てすらないのではたしかに珍妙であろう

だが自分にはしっくり来た

 

まるで自身が核となって伸ばした四肢が鎧と化したかのように

まあたしかにダサいので今後の依頼でドンドン改造するとしよう

期待に胸を張って元野盗を連れて依頼を開始した

商隊長はどうやら慣れているようで隣町に向かう中でも明るく元野盗と談笑していた

私はどうもこの手の処世術は苦手だ、だがヒトは1人では生きていけないモノなのだから難儀なものである

だからこそ元野盗よ…逃がさん、貴様だけは

そうじっと兜越しに睨みを利かせ追加報酬の条件を聞き出させた

どうやらこの近くにホブ(田舎者)ゴブリンが数匹彷徨いているらしい

只のゴブリンと侮るなかれ一体で引退寸前の冒険者並みの力を持つ邪悪な混沌の尖兵である

軽い女子程度の重さなら軽く扱いその筋力で祈るもの(プレイヤー)の武器を扱う、この危険がわかるだろうか

私自身幾度か倒したがいずれも集団で囲んだもの相対する愚は犯したくはない

そんな中ゴブリンが一匹現れた明らかに怪しい

だが商隊長は

「想定通りのルートで遭遇 情報より小さい、楽勝です!

報酬に色はつけますね!」

とはいっているが明らかにおかしい

奴らはバカだが襲わない選択肢以外は逃げるものだ、

元野盗はわかっているのか

「首輪付き!なんだか様子がおかしい!とはいえ、何をしてくるか…」

と警戒を強めたが

だが商隊の1人は「たかがゴブリン一体じゃないか!」と煽る

その時ゴブリンが数匹弓の構えて右翼から矢を放ち出した

商隊の間抜けは「被弾した!被弾した!」と騒いでいるがどうでもいい

どうやら急拵えの出来損ないの矢なのか馬車にまともに刺さっている矢は数える程度中には枝のまますらある

だが正面に居るのは確かな脅威であった

ホブゴブリンが3体1人は木こりから使い方を間違えたらしい赤黒く輝く斧

もう1人は立派な体格であっただろう木こりの半身を杭に縛り付けた即席棍棒

最後は下手に使ったであろう欠けた鉈だ

三匹はどうやら光りものが好きらしい私に突っ込んで来た

どうやら試すことが出来そうだ

 

闘技場の最後の光景

あのオークが突進する直前

あの日あの時かつての記憶が思い出した

あるものぐさな魔術師が「ラディウス(射出)」だけで行けるんじゃね?と試したら自分の方が射出されて痛い思いをしたけちんぼ魔術師の話。

無闇な省略の危険を示す小話として小屋の宴会の席で聞いたくだらない話

私は「ラディウス(射出)」と呟いた

 

全身が横から潰される様な感覚を得て視界が横に飛ぶ

そしてオークの激突する姿と崩れて潰れた主人だったモノが埋まった

転がる様に慣性を殺しながらもう一度「ラディウス(射出)」

頭から白くなった様に見える視界と共に目の前に広がる

近づくオークの起き上がる頭部そこに棒を指して言った「ラディウス(射出)」

そして生き延びたのは私らしい

 

 

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