しかし、彼を待っていたのは違和感であった
疑問に思いならが帰宅した岡部である。
ガラガラガラ
「倫太郎、おかえり」
まゆり...なんだよな?
さっきみたいにきっと誰かのいたずらだろう。そう思う。いや、そう思いたかった。
「それとも、『あなた』って言ったほうがよくて?」
...?
まゆりがこんなことを言っているところを見たことがなかった。だが、今見ている。
こんなに女らしいまゆりを今まで見たことがなかった。
...これもこれでいいかもしれん。
いやけしからん。じゃなくていかん。
「まゆり...なんだよな?」
恐る恐る聞いてみた。
「そうだけど...何で?」
本当に何なのだろう。
「いや、まゆりならいいんだ。」
不審に思われたに違いない。自分だっていきなりこんなことを言われればそう思うだろう。
「とりあえず、ごはん食べよ。」
そう促されて二人で食卓に着いた..。二人?両親はどこへ行ったのだろう。
俺は今夢を見ているのだろうか。こんなに周りが変わっているのだなんて。
...
もしかしたら
いやいやいや、そんなバカげたことはないはずだ。ないと思いたい。
しかし、おいしいな。
...待てよ。まゆりがこんなにおいしい料理を作れるはずがない。これは何なんだ?ホントに。
「おいしい」
そんなことを考えていたらふと口に出ていた。少し照れくさい。
「本当!よかった~練習して。」
.....
翌日
「じゃぁ、いってらっしゃい。」
「ああ、行ってくる」
そんなあいさつを交わして家を出た。今日はダルに聞いてみよう。そう無意識に決めて電話を掛けた。
「もしもし、ダル、今会えるか?」
そう唐突に聞いた。聞いてしまった。聞かなければよかった。
「」
「」
「」
へんじがない。ただの しかばねのようだ。 じゃなくて電話が通じてる以上生きている。
「おーい聞こえているか?」
少し心配になりながら呼びかける。
「」
「」
へんじがない。ただの しかばねのようだ。
「おい、本当に大丈夫か?」
「」
「家に行くぞ、いいな?」
「」
「じゃぁ」
「」ツーツーツ
電話が切れた。ダルのところに行かなければ。しかし、どこにいるだろう。
...フェイリスのところにでもいるのだろうか。そう思いメイクイーンへ行こうとしたときにメールが届いた。
内容はこうだった
大学にいる。マイクが壊れてるみたい
なるほど、そういうことか。なら、大学に行くことにしよう。
...
ダルは目立つ。よってすぐに見つけられた。ここまで周りが違うとダルまで痩せてたり...と思ったがそんなことはなかった。
「オカリン、どしたん急に会えるかだなんて」
いつも通りだ。安心した。あれ、急に眠たくなって視界が...
....
....
「リン、オカリン」
声がする。何だよ気持ちよく寝ていたのに。
あれ、「ここはどこだ?」
そう聞いた。
「オカリン、ここ大学だぞ」
...え?大学? 周りを見渡す。
〈おい、大丈夫かよ〉
〈頭おかしくなったんじゃねぇかw〉
そんな心無い言葉が耳を塞ぎ心に響く。
〈また始まったよwww〉
...うるさい、うるさい、うるさい
〈病気なんだよwwそっとしとけwww〉
「うわぁぁぁぁぁ」
俺はその場から去った。走った。当てもないのに
長い時間お待たせして本当にすみませんでした。
時間に余裕ができたので投稿しました。次の投稿は未定です。どうか気長に待っていただければ幸いです。それでは。