Princess Principal ~Gearing BUILD and CROSS-Z~   作:ポロシカマン

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投稿が遅れてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
できる限り更新頻度を上げていきますので、ご容赦してくださると幸いです。

では、どうぞ。


2-③

 

 

 

 

  ―――明くる日、良く晴れた午後。

 

 俺と万丈はとある場所へと足を運んでいた。

 

「おぉ、めちゃくちゃ兵隊いるな」

 

「そりゃあ国の要人が通ってるからな。いるだろ」

 

 クイーンズ・メイフェア校。

 

 朝店に届いていた招待状に集合場所として記されていたのがこの学校のとある一室だった。

なんでも彼女たちはこの学校に在籍し、そこでスパイ活動の拠点とするために使っている部屋らしい。

 

「警備が厳重な割には、ヒメさんから貰ったパーティの招待状見せたらパッ、とすぐ通してくれたよな」

 

「プリンセスがそうするように言ってくれたんじゃないか?

俺たちがたどり着きやすいように。」

 

「あそっか……ふ~ん。

お!ここ家庭科室じゃねぇか!?

見ろよ戦兎! クッキー焼いてるぜ!」

 

「窓にひっつくんじゃないよ恥ずかしい……」

 

 不審者に見られちゃうでしょうが!

 ほらもー、早速すれ違う生徒さんに変な目で見られたじゃん。

 

「クッキーなら後で好きなだけ買って食えばいいでしょうがまったく……ほら行くぞ!」

 

「おわっ!」

 

 いやしんぼドラゴンの襟をつかんで廊下を歩く。

それにしても昔の学校っていうからなんかこう、木造建築を想像してたけど、そんなことなかったな。セメントか?かなり頑丈そうな施工だ。それだけこの学校にかけられている期待が多いのだろうか。

 聞いた話によると、この学校は女王様の意向で人種や身分に関係なく、様々な生徒が通うことができるらしい。日本人であるちせが実際に在籍しているのだから確かだろう。

 ……でもこの国の世情を思えば、かなり挑戦的な校風ではないだろうか。俺たちの生きた時代よりもずっと強い差別意識が蔓延るこの国で、言葉と肌の色の壁を越えようというのは並大抵のことではない。人と人が理解しあえるというのは難しい。

 だからこそ、偶然とはいえ、それをなせる人材を育てようとするこの学校に招かれたことが、俺の心を温かくさせた。

 

「あ、そうだ。万丈これ」

 

「あん?……あれ、これお前のスマホと……なんだこれ、イヤホンじゃねぇか。どうしたんだよ?」

 

「そいつはお前専用の翻訳機だ。貸してやるから試しに使ってみろよ。そこの一番下のアプリを立ち上げてイヤホンに音声を聞かせるだけで、何語でもすぐに和訳して聞かせてくれる」

 

「え……マジで!?」

 

「相手に話すときはアプリを立ち上げたままビルドフォンに声を聞かせれば、少し時間は掛かるけど英語に変換してそいつが代わりに話す。これでお前もあの子たちと多少はマシな会話ができるようになるだろ」

 

「マジスゲぇ……ありがとな戦兎!!」

 

「壊すなよ?」

 

 流石にいつもいつも俺が万丈の通訳ができるとも限らない。だから万丈一人だけでも日本語の通じない人との意思疎通ができるように、"壁"を越えられるようにしておく必要がある。

 そこで俺の愛バイク兼スマホの『マシンビルダー/ビルドフォン』の出番ってわけだ。

 ボトルさえあれば充電の必要もないからどこでも使えるし、あと万が一の時にもバイクとして足にもなる。

 

 ネットも他の端末も存在しない世界でだって、こうして俺の発明はちゃあんと活用できるんだ。

 

「クッキー食いてぇ!!」

 

『クッキー食いてぇ!!』

 

「お、スゲェ!!英語が聞こえる!!」

 

 ……活用できるんだよ。

 

 

 

  ――そして歩くこと数分。

 

「お、ここだな」

 

 大きな校舎の隅っこにある、"部室"と書かれたこの部屋こそ彼女らの拠点。今日俺たちが招かれた場所である。

 

「イヤホン付けとこ」

 

 万丈が耳に装着し終わるのを確認し、静かに扉をノックする。

 

「『失礼しまーす』」

 

「――あ、は~い今行きますね~!」

 

 聞き覚えのあるこのほわっとした声は恐らくベアトリス。聞こえてからすぐに彼女の歩く音が近づいてきて、扉が開いた。

 

「こんにちは~!」

 

 可愛らしい笑顔で出迎えてくれたのはやはりベアトリス。所作と制服の感じからまるでメイドさんのように見えるが実際はもっとすごいプリンセスの侍女さん。俺たち平民からすればかなり偉い身分だ。今日からは粗相がないよう振舞わないとな。

 

「今日はよろしく、お願いします」

 

 デキる大人らしくピシッとお辞儀。平常心で緊張しすぎないように滑らかにやるのがコツだ。

 

「はい!こちらへどうぞ~」

 

『おう!お邪魔しまーす!』

 

「オイ万丈!もうちょっとていね」

 

  ――ベシッ!

 

「ッッッタァ!!?」

 

「……早速やってくれましたねバンジョーさん」

 

「!?」

 

「え……え、何今の!?

……何それムチィ!?」

 

 まさかの行動に度肝を抜かれた俺と万丈。なんとベアトリスが突然、馬用のムチ(!)で万丈のふくらはぎをぶっ叩いたのだ!

 

「部屋に入ろうとするなり私の案内を無視して一人で勝手に進もうだなんて……言語道断です!」

 

 ちょ、思ってたほうとは別ベクトルに厳しいんですけど!?

 

『怖っ!ちょ、こいつ怖いんですけど!』

 

 あ、細かいとこも英語で言えてる。

 ちゃんとアプリ使えてるな!よかったよかった……いやよかねぇんだけど。

 

「あれ?今その子から声が聞こえたような……」

 

『あぁこれ、翻訳機だよ翻訳機。

ここに日本語をしゃべると英語にしてくれてんだよ。

戦兎が創ってくれたんだけどよ、マジスゴくね?』

 

「はぁ……えぇ?」

 

 ムチを落とし、目を丸くして固まるベストリス。どうやら俺の発明品の素晴らしさをいち早く理解してくれたようだ。

 さて、ここは俺がちゃんと説明──

 

「す、すごいですね!わぁ、そんな便利な物が……へ、へえー……あはは」

 

 ……あれ、なんか微妙な反応。

 『感嘆』というよりは『残念』そうな感情が籠っていそうな驚き方だ。……何だろう、何か彼女に悪いことをしてしまったのか?

 

「……あ、それよりも!もうお勉強は始まってるんですよバンジョーさん!!」

 

 そんな俺の思考を遮るように声を上げるベアトリス。わざと大きく、高くしているような声色だった。

 

「まずは正しい挨さ、あたっ!」

 

「逸り過ぎじゃ」

 

 音もなく現れたちせが背後から軽い手刀。しかし叩かれたベアトリスはとても痛そうに頭を押さえる。

 

「~~何するんですかぁ!?」

 

「ムチはないであろうムチは……武術ならばともかく、礼節を教えるのにそんな指南の仕方は逆効果ではないか?」

 

「うぅ~~~……」

 

 落ちていたムチを没収するちせを恨めしそうに見つめるベアトリス。止めに入った理由が意外にも説得力の高いものだったが、もしかしてちせがそうだったのだろうか……

 

「万丈も……」

 

「へ?」

 

「はぁ……いや、何も言うまい」

 

「あ、おい!……行っちまったよ」 

 

 なんだ今の……視線でそう俺に伝える万丈。

 いや、俺にもわかんねぇよ。……多分、さっきのベアトリスの妙な反応と関係があるのかもしれないが、少なくともそれは俺から言うべきではないということは確かだ。

 

「……あ、そうだこれバタフライケーキ。一日限定20食のイチゴいっぱいのやつ。良かったらどう?」

 

「え!!!?」

 

 でもそれで何もしないのは俺としても本意じゃない。

なので早速ドロシーに薦められて買ってきたケーキを渡す。

 ベアトリスはゆっくりとケーキを取り、袋の中身を確認した。

 

「わ、これあの……あ……あり、ありりりありがとうございます!……あ、お茶淹れてきますね!」

 

 そう口を震わせながらお礼を言った彼女はそそくさと部屋の奥へと駆けこんでいく。

 どうやらドロシーが言っていたことは正しかったようだ。

 

『おぉ、めっちゃ喜んでんな』

 

「だろぉ?あたしの言ったとおりだ」

 

『お、ドロシー』

 

「お邪魔してます」

 

「はは、あぁ。ま、ベアトも悪気があってやってるわけじゃないからさ。勘弁してやってくれよ?」 

 

『おう。わざわざ教えてくれんのに文句なんて言わねぇって。……まぁちょっと痛かったけどよ』

 

「はは、男らしいじゃん。その調子で頼むよ。

……いやそれにしてもどうなってんだそれ? 

その耳のと……なんだ、そのちっこい……手鏡か?」

 

 万丈との会話もそこそこに翻訳機であるビルドフォンに食いつくドロシー。まじまじと観察しながら万丈に問い詰めはじめる。

 それに万丈はさっき俺が言ったことをぼんやりとだが伝えていく。

 

「はぁ~……こりゃまた、えらいもん作ったなぁあんた!

こんな便利なもん、特許でもなんでも取っちまえば一瞬で大金持ちじゃないか?」

 

「あー……」

 

 何と言ったらいいか……あ、そうだ。

 

「実はもう同じのが創れないんだよ。

ちょっと稀少な部品が必要で、それがもう『知ってる限りどこの国でも』手に入らない。」

 

「ありゃ」

 

『あとこれ多分戦兎にしか創れねえから、いっぱい創ったりとかはムリだぞ』

 

「あー……まぁそりゃそう簡単には作れないよなぁ。」

 

「残念ね」

 

「うおっ!?」

 

 背後から突然放たれた声、俺は驚きで飛び上がりそうになった。

 

「本当に貴方が造ったの?」

 

「もちろん。何なら仕様を説明しようか?

まず集音方法の原理は小さな金属板を……」

 

「興味深いけど後にしてくれる?」

 

「オウ……」

 

「アンジェ、プリンセスは?」

 

「一緒よ」

 

 そう言って体を90度横に向けるアンジェ。すると、誰かがこちらへ歩み寄ってくるのが視界に入った。

 

「ただいまーみんな……あら、キリューさん、バンジョーさん!いらしてたのですね!」

 

 そこにいたのは誰であろう、今日俺たちをここに招き入れたその人、プリンセスだ。

 彼女も他のチームの子たちと同様、この学校の制服だ。しかし彼女の持つ高貴な雰囲気は僅かも薄れてはいない。こちらに抱かせる緊張感はスパイ服と違って顔がはっきり見える分、数割増しで強まっていた。

 

 ここでもしっかり腰を曲げて挨拶しないとな。

 

「あ……ンンッ。

本日は、お忙しい中お招きしていただきありが  

 

「んちはー!!」

 

 ………………………………ちょ、

 

「(おま……この筋肉バカ!!

運動部じゃねえんだぞ! 変な声の伸ばし方してんじゃねえよ!!)」

 

「(あん?いやこれは別にヒメさんをナめてるとかそうゆんじゃ……)」

 

「("ヒメさん"もやめなさいよ! 王族は極道じゃねぇんだぞ!?)」

 

「ふふっ。お二人とも、お元気そうで何よりです。」

 

「──えぇ!?」

 

 今の不敬語、完スルーでいいんすかプリンセス!?

 

「急なお誘いにも関わらずいらしていただいて、ありがとうございます。」

 

「いやもー、全然問題ないっす!俺ら基本ヒマなんで!

あ、でもたまに試合とかあるんでそん時はちょっとムリなんすけど……」

 

「もちろん、お二人のご予定を最優先してくださるほうが私としても嬉しいです。

街のスターを独占なんてしちゃったら、きっと街の人たちに嫌われちゃいますから」

 

「そんなことねぇっすよそんな~

あ、翻訳忘れてた。ヒメさんメチャクチャ美人だから嫌われるわけねえっすよ~!』

 

「あら、お上手ですのねバンジョーさん。ふふ」

 

「ちょっとプリンセス」

 

「あ、そうだわ!ねぇアンジェ、今度一緒にバンジョーさんの試合を観に行きましょうね。アンジェもきっと楽しめると思うの!」

 

「いやだから……はぁ、わかったわよもう」

 

 えぇ……いや、いやいやいやいや

 

「(ほらな、大丈夫だろ?)」

 

 うるせーよお前……なにどや顔してんのよ。

 

「(……プリンセスが良くてもなぁ、絶対他の偉い人が怒るでしょうが!)」

 

「(それぐらいわかってるよ。大丈夫だって!な!

つーかよ、今日はそうゆー細かいことを教わりに来たんだろーが。忘れてんのか?)」

 

「(うっ!)」

 

「(お前は俺を馬鹿にしすぎなんだよ!

お前といりゃ、嫌でも頭使わされるっつの!!)」

 

 ば、万丈のくせに……!

くっそ、うまいこと言い返しやがってこいつ……!

 

「何をこそこそしておる」

 

「! な、なんでもないけど? なぁ?」

 

「お、おう!」

 

「はは……仲いいなぁあんた達」

 

「『そんなことねぇよ』」

 

「いやあるじゃろ」

 

「「………」」

 

「ぶふっ」

 

 くっそ……なんだかちゃんとしようとするのが馬鹿らしくなってきちゃったじゃないの。

 

 はぁ……分かったよ。俺も自然体で行くよ。なんか疲れてきたし。でも最低限敬語は外さないようにしないとな。そこはきちんと弁えよう。プリンセスが偉い人であることは紛れもない事実なのだから。 

 

 ……あ、でもプリンセスといえば、

 

「あのプリンセス、俺たちの呼び方、変えたんですか?」

 

「あ、はい。万丈さんから、あまり自分たちに堅苦しい呼び方をしなくていいと。」

 

「(……おい)」

 

「(え? 別にいいだろ?)」

 

「(よかねぇよ!)」

 

 あぁもう、何やってくれちゃってるのよこいつは……

 

「…………(あの子が本心から男と親しげに話してるだなんて、よっぽどこの万丈龍我という男が純粋だということかしら)」

 

 アンジェもなんか訝しげに見てくるしさ……いやこっちだって困ってるんですけど……でもまぁいいかこの際。下手にツッコんでも悪いしな

 

「お待たせしました~!……あ、姫様!お帰りなさいませ!」

 

 ベアトリスがティーセットとバタフライケーキを持って部屋の奥からやってきた。

彼女がテーブルにそれらを置きながらプリンセスと談笑している間に、俺たちはちせとドロシーが持ってきた椅子に座る。ちょっと狭めだが、テーブルはムリなく七人が座れる形になっていた。

 

「あら、ふふふ。

ではせっかくなので、まずはパーティらしいケーキの食べ方からお教えしますね。」

 

『お願いします!』

 

 こうして、万丈の『今更聞けない正しい王宮マナー勉強会』は始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では次にフォークなどを床に落としてしまった時の……バンジョーさん! 脚を開きすぎって何度言ったら!!」

 

「あ」

 

「同じことを何度も注意させないでください! やる気あるんですか!?」

 

『あるある!あるって! つい!ついな!』

 

「あとその翻訳機って子も、ちゃんと使うときは相手の了承を取ってからですよ!相手によって何が失礼に当たるかわからないんですから!」

 

『おう!わかってる!』

 

「……そんなものがあるなら教えてほしかったのに」

 

「え?」

 

「~~! なんでもありません!

はい、ではフォークを落としてしまいました。そういう時は手を挙げて――」

 

 ベアトリスのキツめの教え方にも堪えている様子はなく、万丈は文句ひとつなくレッスンをこなしていく。

俺でもよくやっていると思うほどに万丈はとても真摯だ。

 

「向こうは大丈夫そうだな。……でもベアトリス一人に任せてよかったのか?」

 

「いいのいいの。こっちはチーム総出でやるっつったけど、正直ベアト以外のあたしらはそこまでこっちのやり方に従ってもらおうとは思っちゃいないさ。」

 

「女王陛下曰く、『自国の文化観を大事にしてほしい』そうだ。」

 

「付け加えると、陛下は大層な親日家なのよ。

必要以上にこっちに合わせられても、不興を買うかもしれないわ。」

 

「ですので、ベアトにお任せしました。

あの子たっての希望でもありましたので。」

 

 それと、万丈のような男と話すことで、ベアトリスの男嫌いも良くなるんじゃないかと思ったから、だそうな。

 

「なるほど……まぁ確かに万丈は裏表のない、考えるより先に口に出ちまうような奴だからな。」

 

「うむ。むしろそういう男のほうが、女王陛下には受けが良いと思う」

 

「ちせさんの言うとおりです。おばあ様も、きっとバンジョーさんを気に入ってくださると思うわ」

 

「……"も"?」

 

 アンジェは持っていたカップを置き、ゆっくりとプリンセスを見やった。

 

「あら、どうしたのアンジェ?」

 

「いえ、なんでも」

 

「ふふっ、アンジェ~、お前プリンセスがバンジョーに気をよくしてるのがもどかしいんだろぉ?」 

 

「……なんですって?」 

 

「理解ってるんだぞこっちは~、なぁ?」

 

「姉上が言っていた……『女子(おなご)の焼いた餅は正月でなくとも美味い』と。」

 

 あ、ウマい。

 

「……何見てるのよ……目を潰すわよ?」

 

「変身するから潰れない」

 

「くっ……」

 

 なんだよ、へへ、随分と可愛らしいじゃないの。

時代や国が違っても、人と人との"繋がり"ってのはあるもんだな。

 

「あ、そうだわ。……桐生戦兎、"アレ"は、持ってきているわよね?」

 

「(話しそらすのが)露骨だなお前」

 

 アンジェは何も言わず、すごいスピードでドロシーのケーキを奪って食べた。

 

「うげ」

 

「(感情が判りやすくなったなアンジェのやつ……)」

 

「ま、まぁ持ってきてるよ……じゃん!」

 

 何も見なかったことにして、俺はカバンから"それ"を取り出した。

 

「これこそこの仮面ライダービルドのマストアイテム……その名も、"ビルドドライバー"だ!!」

 

「「「……………おぉ~!」」」

 

 

 《仮面ライダービルドとは何か?》

 

 それを伝えることが、今日、俺が万丈と共にここに呼ばれた真の理由だった。 

 

 

 

 




ベアト「(き、気になる……気になる~~!!)」

万丈『お、休憩するか?一緒に戦兎の話聞こうぜ』

ベアト「~~~っ!!
    ダメです!!こっちを続けますよ!!」

万丈『そっかぁ、わかった!』

ベアト「(翻訳機だなんて、こっちの気も知らないで……
    せっかく頑張ってちせさんから日本語を教わったのに~!!
    おまけに体よく休もうなんて……これだから男の人は!)」

万丈「(めっちゃ戦兎の話聞きたそうなのに意思強ぇなぁこいつ……俺も頑張らねぇと 
   な!!)」


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