闇鍋系詰め込み   作:3MX

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というわけで1作目はfate/SN
もう時期HFのね。劇場版がね。楽しみだ。


Fate/vanpaia killer -Bloody full Moon-

時は2004年

 

年が明けてもまだまだ寒さの厳しい2月

日本の某所H市にて始まる血で血を洗うような戦いが行われると聞きつけ、1人の青年がやってきた。

 

身長は180センチ程、髪は茶、ロングコートにブーツ、青のインターとジーンズを着こなしている。

 

後ろ姿を見るとまるで英国系の見た目だが、半分英国人なので間違いはない。

 

「ここが冬木...とてもいい流脈を感じる。厄災なんて嘘みたいだ。」

 

簡単なフィールドワークを済ませ、待ち合わせの時間を赤い大きな橋の近くで待つ。

 

(聖杯戦争...60年周期で行われる争い。七人のマスターがそれぞれサーヴァントと呼ばれる英霊を使役し万能の願望器とされる『聖杯』を奪い殺し合う。なるほどな。この異常なまでの龍脈の活性はそれが理由か)

 

彼の名はユーリ・ベルモンド

夜を狩る一族。異形退治の専門家。ベルモンド家の血を受け継ぐヴァンパイアハンターである。

 

彼がこの地に来た理由は先の説明であった聖杯戦争。既に説明されているように本来の聖杯戦争は60年周期で執り行われるのであるが、第四次聖杯戦争から僅か10年。今まさに第五次聖杯戦争が行われようとしている。この異常事態に冬木の地下を通る膨大な龍脈を求めて人ならざるものが押し寄せてくる可能性がある為、こうして時計塔から直々に頼まれてやってきたのだ。

 

(それにしても、あの時のロードの顔は凄かったな。んふっ、思い出しただけて笑いが...)

 

そんな彼の元に歩み寄る足音が一つ。

 

(歩く感じからして女性。我の強く常に優等生を演じているような気の強いタイプ。ルヴィアみたいな感じ。となると...)

 

「まさかアナタが来るなんてね。日本食でも恋しくなったのかしら?」

 

「やっぱり君か遠坂」

 

「あら?随分と他人行儀なのね。そういう硬っ苦しいのは苦手なんだけど」

 

黒髪のふわふわツインテの彼女。魔術を嗜んでいる人間にとっては知らないであろう御三家の一つ『遠坂家』その現在の当主であるのがまさにこの女性。文武両道でお嬢様。品があって、男性なら1度はお付き合いしたいと思う程の人物。しかし、その実態は機械音痴で沸点が低い癖に負けず嫌い。オマケに金銭感覚がズレているのに加えて浪費家である。

金使いに関しては彼女の魔術に深く係わっているので仕方が無いような部分もある。

 

「今回は仕事で来ていてね。ついでに日本食でもと思っていたから丁度いい。で、腹が減っててな。食事でもしながら話しましょうか」

 

「そうね。せっかくだからエスコートして下さらないかしら」

 

「喜んで」

 

差し出された手を取り合うと、まるで観光地を巡るように歩き出す2人。傍から見ればデート中の美男美女のようにも見えなくもないが、残念なことにそうではないのだ

 

「それにしても日本語。上手くなったわね」

 

「教えてくれる奴がいたからな」

 

「へー。そんな友達がいたの」

 

「仕事柄、数少ない友人だから。ありがたいよ」

 

「ふーん」

 

「不満か?」

 

「ちょっとね。もし話せなかったら私が教えてあげようかと思ってただけ」

 

「さしずめ借りを作っておいておけばいいなって思ってんだろ」

 

「その点に関しては間違いないわよ。ベルモンド家の財産をちょっとだけ頂けたらいいなってだけ」

 

金、金、金!魔術師として恥ずかしく無いのか!

 

 

その後、何となく歩いていたら雰囲気のいい具合に滲み出ている蕎麦屋があったので入店。美味い鴨南蛮に舌鼓を打ちながら話を切り出した

 

「正直に言って聖杯戦争が行われると聞いた。俺が来たのは60年周期で行われるのが10年という短い期間になったのが理由だ。遠坂、悪いことは言わない。この聖杯戦争から手を引け」

 

「......どうして私が参加していると言いきれるの」

 

「理由は3つあるが、全部聞くか?」

 

「3つもって...いいわ。全部聞かせてちょうだい」

 

「いいだろう。まずは最初にあった時、『まさかアナタが来るなんてね』と言ったな。それは俺がここに来る理由が分かっていたからだ。とはいえ、この時点だとまだ怪しい程度でしかない。次にさっきの会話。聖杯戦争の話。まるで当事者のような落ち着きが見てわかる。既に召喚した英霊に何処かから監視しているんだろ。そして最後に、その左手。店に入ってからもこっちに見せないようにしていたのが決定打になった」

 

「相変わらずというかなんというか、遊び甲斐がないわね。いくら異形退治専門とは言っても、そんなんじゃ足元掬われるわよ」

 

「そうなったら遠坂に手を伸ばしてもらうさ」

 

「それじゃ、一生感謝し続けも足りないくらいの恩を売ってあげるわ」

 

「怖いこというなよ」

 

「あら?一生養ってあげるって言っているのよ」

 

「財源が財源だからな。文字通り一文無しになったら頼むわ」

 

ユーリは立ち上がり二人分の会計を済ませるとレシートの裏に電話番号を書いて遠坂に渡した

 

「ちょっと急用が出来た。会計はしておいたからゆっくり食べてな」

 

「むー」

 

何が気に入らないのか。遠坂はしかめっ面でユーリの後ろ姿を見送った。自他ともに認める才色兼備、文武両道、容姿端麗、質実剛健、まさに高嶺の花と言う言葉が相応しい彼女。もし彼女の通う高校の生徒がこの光景を目の当たりにすればユーリは男女問わず多くの人々に囲まれて棒で叩かれイカタコ状態になってしまうだろう。

 

 

 

そんな彼女を置いていった人物は路地裏で電話に出ていた。

 

「はい。こちらベルモンドでございます」

 

『やっと出たか。今どこにいる』

 

電話の相手はぶっきらぼうな喋り方をしている。

 

「日本の冬木ってところだけど」

 

『日本だと......まさか仕事か?』

 

「時計塔からの仕事」

 

『そうか。あんまり無理はするなよ。お前が死ぬと悲しむ人がいるからな』

 

「わかってるさ。心配してくれてありがとな」

 

「べ、別にお前の心配じゃなくて!同行者の好でだな!」

 

「それでも嬉しいよ。今度、一緒に仕事に行ければいいな。リーズ」

 

『そ、そうだなユーリ』

 

「んで、なんか要件が会ったみたいだが。まさか用もなく掛けてきたんじゃないだろうな」

 

『声が聴きたかった。っていうのは駄目か?』

 

「おまっ、なんてこと言いやがる!!」

 

『半分は本心だってのは分かってくれるよな』

 

「わかった。そういうことならこの仕事が終わったら食事でもしよう」

 

『期待しているかなら』

 

「ああ。それじゃシオンによろしくな」

 

『待て!どうしてそこでシオンの名m(ブツッ』

 

ツーツーツー

 

(しばらくリーズには会わないようにしよっと)

 

ヴァンパイアハンター

ユーリ・ベルモンド

夜を狩る一族ベルモンド家の末裔

聖鞭vanpaia killerを片手に異形を狩る者

吸血鬼...死徒狩りのエキスパート

 

その手で狩り尽くすのは一体......





ベルモンド家は全体的に100年くらい前の時代から始まっている。
ユリウス・ベルモンドが1899年ということになる。
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