蒼き薔薇と赤き薔薇と朝に咲き誇る華(未完成) 作:セブンスランス
一時間が過ぎた
俺はスタッフさんに頼まれていた仕事の手伝いを終わらし、
外のカフェで休憩をしていた。
カフェで友希那達と出会い、彼女達は先に休憩を終わらせた様子だった。
この後の仕事があると伝えると、それに納得してスタジオに戻っていく。
朝華
「ふむ、ブレンドコーヒーは美味いな。
それにチョコケーキも美味しいし」
朝華
「…って俺は何やってるんだ、友希那達のバンドの手伝いしに来てたのにいつのまにかここでの手伝いされてたのか…しかもタダ働きで?
ははっ!…はぁ…」
スタッフ
「すみません、ここにいらっしゃいましたか。」
朝華
「あ、はい。
どうなさいました?」
スタッフが来て事情を説明される。
どうやら残りの仕事はスタッフさん達が終わらせてしまったようで
それを報告をしに来たようだった。
スタッフ
「それでは」
中へ入って戻っていく。
俺はその場でコーヒーを飲んで、チョコケーキも食べ終わり、友希那達のスタジオに、戻るのであった。
スタジオ
友希那
「みんな、リフレッシュできたかしら?」
紗夜
「ええ、気分転換になりました。
集中を切らしてる時に甘いも物はいいですね」
あこ
「うん!すごーく!美味しかったです♪
朝華兄と食べたらもっと美味しかったかもしれないですね!」
燐子
「今度、また黒鉄さんも誘って…みんなでカフェ行きませんか…?」
あこ
「うん!今度はリサ姉も誘ってまた!」
燐子
「…行けて…良かった…」
友希那
「それは、良かったわ
じゃ、練習を再開するわよ?
残り時間も少ないからやれる曲は2曲、多くても3曲で終わると思って?」
友希那
「気を抜かない事を意識して最後までいくわよ!」
全員
「はい!」
朝華
「(おー?気合い入ってるな…こりゃ最後まで見届けるか…)」
扉越しで友希那達の演奏を見ていた。
一人が居ないだけでも彼女達の音は一つにまとまっていた。
しばらくして、演奏が終わる。
友希那
「今日はそれぞれの音は悪くなかったと思う
ただ、全体の調和が取れているとはいえなかったかな
音のバランス調整もしないといけないわ」
友希那
「あなた達、次の曲に新しい音を使いたいなら
どうするのがベストがそれぞれ、自分達で考えてきて?
最後の演奏のベースとしてね」
全員
「はい!」
朝華
「入るぞー?」
友希那
「!あ、朝?」
あこ
「あ!朝華兄♪遅かったね?
仕事終わったの?」
朝華
「まぁ終わっちゃ終わったけど、残りの仕事が無くなってさ
扉越しで友希那達の演奏を聴いてたよ、凄いな」
燐子
「あ、ありがとうございます…黒鉄さん」
紗夜
「ええ、次はもっと完璧な演奏をしてみせますよ?黒鉄さん」
朝華
「楽しみにしてるよ」
友希那
「…ええ、ありがとう、朝」
紗夜
「そろそろ終わりの時間のようですが…片付けますか?」
あこ
「本当だー!こんな時間かぁ
リサ姉、まだ来ないのかな…?」
燐子
「まだ…バイトの時間掛かってるでしょうか…?」
朝華
「(そういえば、リサバイトって友希那から連絡で聞いたけど
この調子じゃまだ来なそうだな)」
友希那
「…仕方ないわ
私達で片付けるとしましょうか
朝は、ロビーに行って、次の予約お願いできるかしら?」
朝華
「了解っと」
紗夜
「頼みましたよ黒鉄さん
レンタルした、機材の片付けを
宇田川さんと白金さんにお願いできるかしら?
湊さんはマイクケーブルを…」
紗夜が言い終わる前に友希那はマイクケーブルを片付け用とするが。
ギターのシールドに引っかかり、お尻から落ちていき
その場で転ぶ。
あこ
「だ、大丈夫ですか!?友希那さん!」
あこが心配し、友希那に近づくこうとするが本人は大丈夫と伝えて。再び立ち上がり、マイクケーブルを取りに行くが。
友希那
「きゃあ」
今度は下に置いてあったカップを倒してしまい、中からは白い液体が友希那の周りに散らばり
機材にも飛び掛っていた。
燐子
「ああっ!すみません
さっき、カフェで飲みきれなかったホットミルクをそのまま持ってきてきたんです…」
友希那
「…!」
あこ
「うわっ!床一面真っ白になってる!
…ってうぁ!?」
友希那を助けようとするあこだったが、彼女も転んでしまう。それを心配した燐子はあこに気にかける。
燐子
「大丈夫!?あこちゃん!?」
あこ
「いったぁー。…うぅ…うっかり滑っちゃたよ…
スカート濡れちゃった…」
燐子
「本当だ…ど、どうしよ…えと…えーと!?」
紗夜
「白金さん、落ち着いてください
…機材にも飛び掛かってますね…早く拭かないと!
壊れてしまいます!」
友希那
「あなた達、急いで片付けるわよ!」
燐子
「えっと、わたし…ハンカチとティッシュ持ってます!
使ってください!」
燐子はハンカチとティッシュを慌てて取り出すが
あいにくティッシュが切れていた。
燐子
「…ど、どうしよう…」
朝華サイド
朝華
「なんか騒がしいけど、なんかあったのかな?」
リサ
「あれ?朝華じゃん♪
来てたんだね♪」
後ろから声が聞こえ振り向くとバイト帰りのリサが
spaceのロビーに来ていた。
朝華
「リサか、友希那達心配してたよ?
…それにバイトお疲れ様」
リサ
「うん、ありがとう♪朝華もおつかれ〜
友希那達はスタジオ?」
朝華
「そうだな、丁度、ロビーの予約済んだところだったからさ」
リサ
「じゃあ朝華、一緒に行こ?」
友希那サイド
???
「みんな〜、お待たせー♪」
全員
「!!!!」
リサ
「丁度、朝華と合流して来たんだよ!
早めにバイトも終わったからさ
もう、練習終わっちゃった?」
友希那
「ついさっき、終わらせたわ」
朝華
「(ってなんだこの散らかしようは…しかもミルクが機材に飛び散ってるし…)」
リサ
「そっか〜ちょっと間に合わなかったか。残念☆
ほんとは今すぐに行くよって連絡入れたかったけど
スマホの充電無くなってさ、連絡出来なかったんだよ〜」
リサはスタジオの周りを見て
驚いた表情をし、状況を確認する
リサ
「…って、何、この惨状は!?
何をこぼしたの?
シールドに…マイクケーブルもぐしゃぐしゃに…」
燐子
「す、すみません!
それは、わたしのホットミルクで…」
リサ
「とりあえず、話聞くからまずは片付けよ?
朝華も手伝って!」
朝華
「ああ!」
その後、リサの助っ人により
なんとか機材に飛びかかっていたミルクやぐちゃぐちゃになった。ケーブル、借りた機材など、綺麗に片付いた。
リサ
「これで大体片付いたね
みんな、おつかれー♪」
燐子
「お疲れ様…でした」
あこ
「うぅ…リサ姉と朝華兄が来なかったらきっとこのままだったよ…
ありがとうございます!」
朝華
「全く、次は気をつけろよ?
…特に友希那」
友希那
「ええ、次は気をつけます」
朝華
「燐子も飲み切れなかったホットミルクを下に置かない
下手してカップが割れてカケラが散らばった状態で転んだりしたら
怪我するからな」
燐子
「はい…気をつけます…」
リサ
「あはは♪
朝華ってほんとお父さん的な存在だね☆」
朝華
「いや、もしもって時考えないといけないからね
あくまでサポートしてる感じだしさ」
あこ
「朝華兄…カッコいい!」
友希那
「それじゃ、最後に忘れ物ないかチェックしてから
スタジオに出るわよ」
リサ
「はーい♪」
circle 前
あこ
「なんか、あこお腹空いちゃった…」
燐子
「わたしも…お腹空いたかな」
リサ
「それじゃファミレス行く?」
あこ
「良いですね!
紗夜さん、友希那さんも行きますよね?」
友希那
「そうね、みんなで行きましょうか?」
紗夜
「私も賛成ですね
黒鉄さんはどうしますか?」
朝華
「行っても良いぜ?
今日は俺が全部奢るわ」
あこ
「ほんと!やった!
早く行きましょ!」
ファミレスにつき、指定された席へと向かい
友希那、俺、リサの順で座り
前には燐子、あこ、紗夜の順で座ることになった。
朝華
「頼んで良いよ、好きなの選びな」
リサ
「じゃ、お言葉に甘えてさせて
…んー?何頼もうか?」
店長
「いらっしゃい
ご注文何しましょうか?」
リサ
「アタシはオレンジジュースで、友希那は?」
友希那
「私はホットコーヒーにするわ」
リサ
「おっけー!
燐子は?」
燐子
「わたしも…今井さんと同じ物で…」
あこ
「じゃ、あこは特盛超お得ポテトにしよっ!
紗夜さん、一緒に食べませんか?」
紗夜
「えっ?…なんで私と…?
黒鉄さんと一緒に食べれば良いじゃないですか?」
朝華
「あー?わりぃ、あんま脂っこいの無理なんだ。
だから二人で食べてくれ
…太りたくないし…」
あこ
「え?何か言いました?」
朝華
「気のせいだよ」
あこ
「そうですよね、気のせいですよね!」
紗夜
「(今、完全に私を見て食べたくないって言いましたよね?)」
あこ
「紗夜さん!だからお願い!
美味しいものは一緒に食べた方がいいじゃないですか!」
紗夜
「…まぁ、宇田川さんがそこまで言うなら…食べないでもないわ」
朝華
「あはは、リサ。俺はメロンソーダで」
リサ
「おっけ〜決まったね、オレンジジュース2つとホットコーヒー1つメロンソーダ1つ特産超お得ポテトを1つでお願いします!」
店長
「かしこまりました〜」
リサ
「ところで、今日は何があったの?
みんな、疲れた顔してるけど?」
友希那
「いろいろあって大変だったわよ…
代表してあこ、説明お願い出来る?」
あこ
「はい、実はですね…」
あこはこれまでに起きたことをリサや俺達に
わかりやすく説明をする
それを聞いたリサは笑いながら涙が少し出ている状態だった。
リサ
「あはは〜!!
そんなことがあったの!?
その場に居たかったかも、ねぇ朝華?」
朝華
「まぁ、見たかったかな?
そん時は次の予約してたから中までは気にしてなかったし」
紗夜
「今井さん!そんなに笑わなくても…それに黒鉄さんも
見たいなんて言わないで下さい…あの時は…」
朝華
「わかったわかった、大変だったんだろ?
気持ちだけでわかるから」
紗夜
「もう、ほんと調子のいい人なんですから」
あこ
「うぅーほんとに、リサ姉や朝華兄がいないスタジオは
大変だったんだからね!」
リサ
「もう、みんなアタシや朝華がいないとダメなんだから〜
朝華もいろいろお疲れ様」
朝華
「ああ」
あこ
「そうだよ、リサ姉と朝華兄がいないとツッコんでくれなくて、
寂しかったんだから〜!」
リサ
「そうかそうか、可愛いやつめ〜
可愛いんだからさあこは〜」
あこ
「もう、次に同じことしたら怒るからね!
急にリサ姉や朝華兄が居なくなったら…あこ…」
朝華
「(涙、こらえてもリサや俺の存在があこにとって必要なんだな…)」
リサ
「大丈夫だって!アタシはすぐには居なくならないからさ
今回ばかりは急に抜けてごめんね、朝華にも迷惑かけて、Roseliaのみんなにも」
あこ
「うん…」
紗夜
「普段、今井さんや黒鉄さんに助けられてる事が良くわかったわ」
リサ
「紗夜がそんなこと言ってくれるなんてね
相当大変だったんだね…」
紗夜
「そうよ、宇田川さんと意思疎通もできなかったし」
紗夜
「それだけじゃない、気付いてるかわからないけれど
Roseliaの雰囲気をより、良くしてるのはあなたよ今井さん
それに私達が使っている機材のメンテナンスをしてくれてる、黒鉄さんもよ?」
朝華
「あれは趣味でやってるだけだし
でも、Roseliaのお役に立ててるなら光栄だな」
紗夜
「今後は必ず練習に来て下さいね、今井さん、黒鉄さんも」
リサ
「紗夜…
うん、今後はちゃんと練習に励むことを約束するよ!」
その後は注文したポテトやコーヒーなどが来て
Roselia一同、美味しく頂きました。
あとがき
長めの分とほぼ原作(一部セリフ変えたり)やってたので時間かかりましたがなんとか書き終えました。
次回は主人公の文化祭編が始まります
それと、バンドリ6Liveが当たりました!
初Liveなので楽しみです!