蒼き薔薇と赤き薔薇と朝に咲き誇る華(未完成)   作:セブンスランス

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七夕編は、これにておしまいです
次回から一章の最後あたりまでやります

それではどうぞ


26話 夜が来て朝が来る

紗夜は丸山達に日菜の事を事を聞いた後、日菜と黒鉄の事を探す紗夜

だが、商店街の七夕祭りでは人混みあるため、思うように探すのに大変である。

 

紗夜

「…(どこにいるの…日菜…)」

 

日菜サイド

 

日菜

「んー?なんか、暇だなー

1日、あさかと居て楽しいって思ったけどさ」

 

朝華

「あはは、まぁ。色々回って見たからな。」

 

日菜

「そうだけどさー。ん?」

 

日菜は机の上にある短冊を手に取り

朝華に見せる。

 

日菜

「ねね?これって「短冊に願いを?だよね?」

なんだか面白そうだね、あさか」

 

朝華

「面白いのかそれ…

日菜はなんかお願い事はないのか?」

 

朝華は日菜に尋ねる

彼女は少し考えてやがて机に向かい何かを書き始めた。

 

朝華

「(日菜の願い事…おそらくあれかな…)」

 

考えいると日菜は短冊にお願い事を書いた様子だった。

 

日菜

「よし、書けた!

あさか、書けたよ」

 

朝華

「良かったな

笹に短冊かけて来いよ」

 

日菜

「えへへ♪、お願い事叶うといいな♪」

 

ノリノリで日菜は笹に短冊をかけていく、すると日菜の名前を呼ぶ声が聞こえ、日菜と朝華はそちらに向く

買い物袋を持った紗夜が日菜達の前にいた。

 

紗夜

「…日菜?それに黒鉄さんも」

 

日菜

「お姉ちゃん?」

 

朝華

「なんだ?紗夜も七夕祭りに来てたのか?」

 

紗夜

「いいえ、私は買い物頼まれただけよ。それより日菜、こんなところで何してるの?黒鉄さんと一緒に?」

 

日菜

「あはは、お姉ちゃんに断られたからさー

あさかと一緒に七夕祭りに見て回ってたよ

…途中で雨が降って全部は見れなかったけどね」

 

紗夜

「…そう

日菜、その手に何持ってるの?」

 

紗夜は日菜が、手に持っている短冊を聞いてきた。

 

日菜

「短冊!

お願い事を書いてたんだー♪」

 

紗夜

「そうなの」

 

日菜

「うん♪」

 

紗夜

「…」

 

日菜

「…」

 

二人は沈黙をしてどっちから声をかければ良いのか迷っている様子だった

しばらくすると日菜から声を出し、紗夜と会話をする。

 

日菜

「お姉ちゃん、あの…ってうわ!?」

 

紗夜

「日菜!?一体何を…!」

 

日菜

「お姉ちゃん、あさか!大変だよ〜〜!!

あたしの短冊、鳥がくわえて持って行っちゃったよ!」

 

日菜が書いた短冊を鳥は空に向かって行き。

商店街と違う方面へ向かって行く、姿をみた日菜は

それを追いかけようとするがそれを止める

 

朝華

「日菜!」

 

紗夜

「待ちなさい、日菜。

また、書き直せば良いじゃ…」

 

日菜

「やだよ!あの短冊にはすっごくすごーく!大事な

お願い事書いただから!」

 

日菜

「だから!取り戻したいの!

お姉ちゃん!朝華!お願い!」

 

朝華

「だったら今、追いかけた方がいい。鳥を見失う前に」

 

日菜

「うん!」

 

日菜は短冊をくわえて持って行った鳥を追いかけていく。

 

紗夜

「日菜、待ちなさい!」

 

紗夜

「…朝華さん、一体どういうおつもりですか!」

 

朝華

「俺に怒る前に、日菜を追いかけなくていいのか?」

 

紗夜

「…すみませんが、私は日菜を追いかけます

それでは!」

 

紗夜も日菜を追いかけて商店街を後にする

 

朝華

「あとは…頑張れ…日菜、紗夜」

 

後の関係は二人の姉妹に任せるとした朝華は

二人の帰りを待つことにした。

 

夜 商店街

 

夜になり、七夕祭りもそろそろ終わりの時間を迎える。

朝華は二人の帰りを待ちながら、商店街を回っていた。

 

日菜

「あ、あさか〜♪」

 

紗夜

「戻りました、黒鉄さん」

 

朝華

「ん、お帰り。

どうだ?見つかったか?短冊は」

 

日菜

「うん♪見つかったよ!」

 

朝華

「良かったな

短冊に笹付けに行かないのか?」

 

日菜

「あたしの願い事、叶ったんだ♪」

 

紗夜

「えっ?」

 

紗夜は驚いた顔をし日菜を見ていた。

朝華は日菜の顔を見て、理解する

日菜は紗夜に笑顔で見ていた。

 

その後、紗夜も日菜に短冊を書こうと言われ

紗夜も書くことになった、しばらく悩んだ末に紗夜も短冊にお願い事を書き入れたようだった。

 

朝華

「二人は帰らんのか?

親も紗夜が買い物行ったまま帰って来ないとか心配してるんじゃ?」

 

紗夜

「そうですね、日菜。

そろそろ帰るわよ?」

 

日菜

「うん♪、あさか。今日はありがとねー♪

また、遊ぼう♪」

 

日菜は朝華にお礼を言って一人で走っていく

その後ろを紗夜も追いかけていく。

 

紗夜

「それでは、またスタジオ練の時にお会いしましょう」

 

朝華

「気をつけて帰れよー?」

 

別れた後、朝華はもうしばらく商店街を

回っていると、聞き覚えのある声がし

背後を振り向くと、銀髪の長い少女と

ポニテをしている茶髪の少女が居た。

 

友希那

「あら?朝?

こんなところでなにしてるのかしら?」

 

リサ

「珍しいね?朝華がここにいるなんて?」

 

聞き覚えのある、声がして

向くと友希那達がいた。

 

朝華

「友希那達か

そっちも珍しいじゃん?普通なら来ないと思ってたけど?」

 

友希那

「たまたまよ」

 

リサ

「友希那と買い物来ててさ

朝華は?」

 

朝華

「んー?さっきまで日菜達と七夕祭りに来てたぜ?」

 

友希那

「そうなの?」

 

朝華

「ああ、それに友希那はあんま興味がないって言ってなかったか?」

 

友希那

「私は興味無かったわ、リサに七夕祭りに行こうって言われたから仕方なく付いて来てるだけよ」

 

朝華

「(ってことはやっぱり興味あったんだろうな…)」

 

リサ

「(良かった、紗夜と七夕祭り行けたんだね)」

 

友希那

「時間も勿体無いし、そろそろ行きましょ?朝、リサ」

 

リサ

「はーい♪」

 

朝華サイド

 

朝華

「…」

 

リサ

「朝華ー?どうしたの?」

 

朝華

「いや、なんでもないよ

って?友希那何してるの?」

 

友希那

「…短冊に少し興味あるだけよ」

 

リサ

「だったらさ三人で書かない?短冊に願い事を書くの♪」

 

友希那

「え?いや、リサ。私は…」

 

リサ

「ねぇ?良いでしょ?朝華もいいよね?」

 

朝華

「せっかくだから、三人で書こうぜ?友希那」

 

友希那

「朝が言うなら…良いわよ…」

 

リサ

「うんうん♪」

 

リサ達はそれぞれの願い事を短冊に書く

そして、三人同時に書き終わる。

 

友希那

「…書いたのね?朝もリサも?」

 

リサ

「それじゃみんなお揃いに笹に短冊を付ける?」

 

朝華

「それ良いかもな、友希那は?」

 

友希那

「いいと思うわ」

 

リサ

「じゃ、付けるよ?」

 

リサは朝華達の短冊を笹に付ける。

友希那は青紙、リサはピンク。朝華は薄い水色の紙を飾れる

 

友希那

「それじゃ帰りましょ?」

 

こうして、日菜から誘われた七夕祭りも無事に終わらせて

友希那達と一緒に家まで送っていき

朝華も送り届けたら自分の家に帰る事になった。

 

朝華

「…友希那達の願い事…あれかな」

 

 

 

友希那 リサ 朝華

「これからも3人の関係がずっと仲良くなれますように」

 

 

 

朝華の家

 

家に着くとポケットに入っていたスマホが鳴り

その内容を見ると紗夜からだった。

朝華はリビングに行き椅子に座りながらスマホをいじる。

 

朝華

「ん?メールが届いてる?

…紗夜からか」

 

紗夜

今日は日菜と七夕祭りに一緒に付いて貰いありがとうございます

日菜も黒猫さんと一緒に居るのが楽しかったと言ってます。

 

日菜は短冊には飾らなかったようでした、

あたしはもうお願い事が叶ったと。

 

私は短冊にこう願い事を書きました

 

「日菜と真っ直ぐ話しかけられますように」と

 

朝華

「…そうか、良かったな。紗夜

…ん?続きがまだある」

 

紗夜

それと、この前の事…あの時は申し上げございませんでした。

もし、良かったら…朝華と呼んでもよろしいでしょうか?

 

朝華

「…ぷ、あはは…なんだよそれ…

けど…」

 

朝華は紗夜にメールを送った

勿論返事は返した。

 

朝華

勿論、下の名前で呼んでも良いよ

 

 

その後紗夜からメールは来なかった。後日改めて本人に聞くと

顔を赤くしながらもしっかりと下の名前で呼んでくれた。




これで、七夕編はおしまいです。

次回もお楽しみに
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