二人の魔王の異世界無双記   作:リョウ77

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黒い竜と九尾の狐

「へぇ、まさか、向こうから来てくれるとはな」

 

俺たちの前に現れた竜は、体長は7mほど、体は漆黒の鱗に全身を覆われ、長い前足には5本の鋭い爪がある。背中からは大きな翼が生えており、薄らと輝いて見えることから魔力で纏われているようだ。空中で翼をはためかせる度に、翼の大きさからは考えられない程の風が渦巻く。だが、何より印象的なのは、夜闇に浮かぶ月の如き黄金の瞳だろう。爬虫類らしく縦に割れた瞳孔は、剣呑に細められていながら、なお美しさを感じさせる光を放っている。

ライセン大峡谷にも同じ形状の魔物にハイベリアがいたが、それとは比べ物にならない迫力だ。例えるなら、まさしく王者を目の前にしたような感じか。

愛ちゃん先生たちは、蛇ににらまれた蛙のように硬直してしまっている。

特に、ウィルは真っ青な顔でガタガタと震えて今にも崩れ落ちそうだ。脳裏に、襲われた時の事がフラッシュバックしているのだろう。

ハジメの方も、予想していたよりも相手が強力であると認識を改めたようで、油断なく黒竜を見ている。

その黒竜は、俺たち、いや、正確にはウィルの姿を確認すると、ギロリとその鋭い視線を向けた。そして、おもむろに頭部を持ち上げ仰け反ると、鋭い牙の並ぶ顎門をガパッと開けてそこに魔力を集束しだした。

おそらく、川の一部と冒険者を消し飛ばしたブレスを放つつもりなのだろう。

だが、愛ちゃん先生たちは驚愕から抜けきっておらず、硬直したままだ。

 

「ちっ、ハジメ、こいつらのお守りは任せた!」

「おい、ツルギ!?」

 

愛ちゃん先生たちが動けないのを認識した直後、俺は速攻でその場から飛び出した。

次の瞬間、黒竜の口からレーザーの如き黒色のブレスが一直線に放たれた。

ブレスはハジメたちのいるところに直撃するが、俺が飛び出した直後にハジメが宝物庫から2mほどある巨大な柩型の盾を取り出して、地面に固定していた。

あれは、タウル鉱石を主材にシュタル鉱石を挟んでアザンチウムで外側をコーティングしたもので、さらに“金剛”によって強化できる。仮に金剛とアザンチウムが突破されても、数秒でも耐えられるなら直ちに修復することができる。仮に突破されても、二層目のシュタル鉱石は魔力を注いだ分だけ強度を増す性質を持つので、ハジメの魔力ならまず突破はされないだろう。

それでも、やはりすさまじい威力を秘めているようで、徐々に押されている。

だが、黒竜の意識は完全にウィルに向けられ、時間も十分に稼いでくれた。

 

「落ちやがれ!」

 

この隙に俺は黒竜の死角に回り込み、黒竜よりも高く跳躍した。そして、黒竜のがら空きな背中にめがけ、重力魔法もプラスして威力を増した飛び蹴りを食らわせた。

 

「グゥルァアアア!?」

 

完全に不意打ちだった黒竜に、これを耐えることはできず、なすすべなく地面に落とされた。

そこに、剣製魔法で白と黒の双剣を生成して、落ちる勢いのまま黒竜に斬りつけた。

だが、

 

ガキキンッ!!

 

「うそだろ!?」

 

黒竜を斬り裂こうとした俺の双剣は、逆に黒竜の鱗に当たった瞬間にはじかれ、折れてしまった。

ハジメが作った黒刀ほどではないとはいえ、俺の剣製魔法で作った剣はそんじょそこらの金属なら簡単に両断できる。

もしかしたら、この鱗、アザンチウムと同じくらいの硬度を持っている可能性がある。おそらく、ハジメのドンナー・シュラークはもちろん、電磁加速式アンチマテリアルライフル“シュラーゲン”でも簡単に傷つかないかもしれない。

結論、めっちゃ俺と相性が悪い。

一応、俺の黒刀なら傷付けるくらいならできるだろうが、一つ気になることがある。

あの黒竜の魔力の回り方、普通のドラゴン型の魔物とは違う。

本来なら、魔物の魔力は魔石を心臓として、人間の血液と同じように体内を循環しているのだが、この黒竜はそうではなく、体全体が魔力で覆われているように見える。しかも、黒竜の中心部、そこにぽっかりと人型の空洞のようなものも見える。

もしかすると、あの黒竜は・・・

そう考えていると、森の中から紫の炎弾が20発ほど、ウィルに向かって殺到してきた。魔法の核が見えるから、どうやら火魔法の類いのようだ。

一応、ユエがウィルたちの守りに入っているが、突然のことに気づいていない。

 

「ちっ!!」

 

それを見た俺は、即座に剣製魔法で20丁のマスケット銃を生成し、一斉に撃ち放った。

放たれた弾丸は、寸分たがわず、すべての炎弾の核に命中し、霧散させた。

 

「え?」

 

そこで初めて、ユエが自分たちが攻撃されたことに気づいた。

炎弾が放たれた場所を確認すると、そこには九尾の狐の姿があった。

こちらは体長が5mほどと、黒竜に比べて小柄だが、体長のおよそ半分が九本の尻尾で占められており、異様な存在感を放っていた。体色は全体的に普通の狐と同じだが、耳や尻尾の先の毛は、先ほど放たれた炎弾の色と同じ紫色に染まっていた。赤色に染まった目は、こちらもやはりウィルを捉えている。

そして、こちらの魔力の回り方も、黒竜と似たようなものだ。

まだ憶測の域をでないが、確かめる価値はあるだろう。

 

「ハジメとシアは黒竜を頼む!ユエはそのまま愛ちゃん先生たちを守りつつ援護!俺とティアであの九尾の狐を無力化する!やるぞ!」

「おう!」

「ん!」

「はいですぅ!」

「わかったわ!」

 

俺の指示にハジメたちも従い、それぞれ目標に突っ込んでいった。

俺とティアが九尾の狐に迫ると、九尾の狐は踵を返して森の中に逃げ込んだ。どうやら、魔法戦がメインで直接戦闘は得意ではないようだ。

その証拠に、逃げながらも炎弾を放っているが、そのどれもが木々の合間を縫って正確に俺とティアを狙っている。それに、知恵も回っているようで、俺たちから逃げながらもウィルたちからは離れないように逃げている。

もっと言えば、俺も牽制としてマスケット銃を撃っているが、今のところ一発も当たっていない。知覚能力もなかなかのようだ。

 

「ちょっと、どうするの?これじゃあ、キリがないわよ」

「俺があいつの動きを誘導する。ティアはこのまま先行して、あいつの動きが鈍ったところを狙ってくれ」

「了解したわ」

 

そう言って、ティアは俺よりも前に出て九尾の狐を追いかけ始める。

俺も、木々やティアを避けて銃撃し、なおかつ九尾の狐の動きを狭めるように誘導していく。

そして、

 

「ギャウッ!?」

 

ついに俺の本命の銃弾が、九尾の狐の足元に着弾した。

今の弾丸は火魔法を込めたもので、九尾の狐の足元で小規模な爆発を引き起こした。

もちろん、この銃弾に倒せるほどの殺傷力はない。あくまで、一瞬動きを止める程度だ。

だが、その一瞬で十分だ。

 

「せやぁ!!」

「ギャウンゥッ!?」

 

この隙にティアが一気に追いつき、フェンリルに火魔法と風魔法を纏わせて九尾の狐にたたきつけた。

これにより、九尾の狐は思い切り吹き飛ばされ、さっきいた川に突っ込んだ。吹き飛ばされた衝撃で、思い切り水柱が上がる。

それでも、まだ意識を保っているようで、ふらつきながらも立ち上がろうとする。

だが、ここまで動きが鈍っていれば、十分だ。

俺は剣製魔法で刃渡りが1mほどある刀を生成した。俗にいう、物干し竿というものだ。

そして、それを肩越しに水平に構え、九尾の狐に急接近する。

 

「キュワァンッ!!」

 

俺が突っ込んでくるのを認識した九尾の狐は、さすがの反応と言うべきか、自分の周囲に20発の炎弾を出現させるが、俺の方がリーチもあって一瞬だけ早かった。

 

「はぁっ!!」

 

“瞬光”も発動し、俺は物干し竿を振るった。

次の瞬間、3()()の剣閃が閃いた。

“秘剣・燕返し”。“瞬光”の技能が使えるようになり、ハジメとの熱い議論で「もしかしたらできるんじゃないか?」と考え、ブルックの町に滞在したときに身に付けた技だ。

もちろん、参考は某アサシンだ。さすがに全くの同時とまではいかなかったが、一呼吸の内に3回は斬れるようになった。

動きの鈍った九尾の狐にこれを避けることはできず、なすすべもなく斬り裂かれた。

だが、これを受けた九尾の狐は倒れはしたが、血は流れていない。

 

「あれ?ツルギ、どうして血が流れていないの?」

「肉体は斬っていない。斬ったのは、魔法だ」

「魔法?」

「あぁ、こいつと、あと、あの黒竜も闇魔法で洗脳されているみたいだし、ただの魔物じゃないのはたしかだ」

 

俺の“魔眼”には、不自然な魔力の巡りの他に、闇魔法による洗脳が見られた。おそらく、術者に操られていたのだろう。

 

「さてと、ハジメの方もそろそろ終わって・・・」

 

ハジメたちもどうやら黒竜をかなり追い詰めたようで、黒竜はすでにあちこちから血を流して満身創痍だった。

その黒竜に、なにやらハジメがパイルバンカーの杭をやり投げの選手のように振りかぶっている。

その先にあるのは、黒竜の尻で・・・

 

「あ、ちょっ、ハジメ、待・・・!」

「ケツから死ね、駄竜が」

 

俺が止める暇もなく、ハジメはパイルバンカーの杭を思い切り黒竜の尻の穴に突き刺した。

 

『アーーーーーッなのじゃああああーーーーー!!!』

 

次の瞬間、くわっと目を見開いた黒竜が悲痛な絶叫を上げて目を覚ました。

ただ、先ほどまでのような竜の雄叫びではなく、女の声だ。それも、耳から聞こえるのではなく、直接脳内に語りかけてくるようだ。

 

『お尻がぁ~、妾のお尻がぁ~』

 

しかも、その声は悲しげで、切なげで、それでいてどこか興奮したようなもので、あまりの衝撃に周りの全員が硬直してしまっている。

 

『ぬ、抜いてたもぉ~、お尻のそれ抜いてたもぉ~』

 

・・・なんか、状況と根拠があれだが、これで俺の予想が真実であるとわかった。

俺は気絶した九尾の狐を肩に担ぎながら近づき、黒竜に問いかける。

 

「・・・まさかとは思っていたが、お前、竜人族か?」

 

俺の問いかけに、黒竜はわずかに逡巡するような素振りをみせるが、『失態じゃ・・・』と呟いた後、すぐにあきらめたようにため息をついて答える。

・・・いったい、何に対する失態なのか、あまり考えたくはない。

 

『・・・いかにも、妾は誇り高き竜人族の一人じゃ』

「やっぱりか。ということは、こいつは妖狐族だな?」

『あぁ、それもそうじゃ。いろいろと事情があってのぅ。説明するから、とりあえずお尻のそれ抜いて欲しいんじゃが・・・そろそろ魔力が切れそうなのじゃ。この状態で元に戻ったら・・・大変なことになるのじゃ・・・妾のお尻が』

 

魔力の流れからまさかとは思っていたのだが、大当たりだった。

竜人族も妖狐族も、500年前に滅びたとされる伝説の種族だ。まさか、こんなところで出会うとは思わなかった。

まぁ、ユエも300年前にに滅びたとされる吸血鬼族だし、シアも“先祖返り”の亜人族で魔力持ちだから、今さら感はあるが。

 

『う、うぅ、ここは・・・?』

 

そんなことを考えていると、また違う女の声が聞こえた。

どうやら、俺の担いでいる狐も目を覚ましたようで、きょろきょろとうつろな目で周りを見渡している。

 

『おぉ、イズモよ。目を覚ましたか』

『その声は、ティオ様ですか?あなた様もご無事で・・・って、何か刺さってますよ!?』

『う、うむ、これはだな・・・ってアッ、止めるのじゃ!ツンツンはダメじゃ!刺激がっ!刺激がっ~!』

 

どうやら、この2人は知り合いのようだ。

ただ、ハジメが刺さった杭をガンガンとたたいてるので、さらなる刺激が送られている。

そのたびに、黒竜の顔がなんだかイケナイ感じに仕上がっている。

 

「滅んだはずの竜人族や妖狐族が、何故こんなところで一介の冒険者なんぞ襲っていたのか・・・俺も気になるな。本来なら、このまま尻からぶち抜いてやるところを、話を聞く間くらいは猶予してやるんだ。さぁ、きりきり吐け」

「ハジメ、気持ちはわかるがストップ。それくらいにしておけ。なんか、放送禁止ギリギリの顔になってるから。ていうか、魔力残量と今の状態になんの関係があるんだ?」

『竜化状態で受けた外的要因は、元に戻ったとき、そのまま肉体に反映されるのじゃ。想像してみるのじゃ。女の尻にその杭が刺さっている光景を・・・妾が生きていられると思うかの?』

 

・・・うわぁ。たしかに、やばいな。

 

『でじゃ、その竜化は魔力で維持しておるんじゃが、もう魔力が尽きる。あと1分ももたないのじゃ・・・新しい世界が開けたのは悪くないのじゃが、流石にそんな方法で死ぬのは許して欲しいのじゃ。後生じゃから抜いてたもぉ』

 

ちょっと看過しがたい言葉がでてきたが、俺としても話がしたいため、言われた通りにするか・・・

 

「いや、お前の都合なんざ知ったことじゃないし。散々面倒かけてくれたんだ。詫びとして死ね」

 

そう言いながら、ハジメが義手を振り上げる。

・・・ちょ~っと、こいつの言うことも看過できないなぁ。

 

「ストップだ、ハジメ。殺すな」

「あぁ、なんでだ?こいつらとは殺し合いをしたんだぞ?」

「こいつらは闇魔法で操られていただけだ。襲ってはきたが、敵意も殺意も悪意も、一度も向けてこなかっただろうが」

「だがなぁ・・・」

 

俺の説教にハジメが渋るが、ユエが横からハジメに抱きついて口をはさんできた。

 

「・・・自分に課した大切なルールに妥協すれば、人はそれだけ壊れていく。黒竜と九尾の狐を殺すことは本当にルールに反しない?」

 

どうやら、ユエとしても黒竜と九尾の狐を殺したくはないらしい。

それに、おそらくだが、ユエはハジメが“敵”以外を殺すことで、ハジメの心が壊れていくのを恐れているのだろう。

ハジメも、ユエの言葉を受け止めて振りかぶった義手を下ろした。どうやら、頭が冷えたようだ。

ただ、またもやユエと二人の世界を作り始めているが。

 

「おーい、お前ら、いちゃついてないで、さっさとやるぞ。ていうか、この杭は俺じゃあ抜けねぇんだから、ハジメがやれよ」

「ったく、わーったよ」

 

そう言って、ハジメが後ろに回って杭を掴み、引き抜き始めた。

 

『はぁあん!ゆ、ゆっくり頼むのじゃ。まだ慣れておらっあふぅうん。やっ、激しいのじゃ!こんな、ああんっ!きちゃうう、何かきちゃうのじゃ~』

 

・・・あー、うん、あれだな、完全に18禁だな。ハジメが力を込めるたびに、黒竜から嬌声が漏れる。

みっちり刺さっているので、何度か捻りを加えたり、上下左右にぐりぐりしながら力を相当込めているのも、拍車をかけているのだろう。俺に担がれている狐も、見てられないと言わんばかりに目を逸らす。

ハジメはと言えば、そのすべてを無視していた。

そして、ようやくズボッ!と杭を引き抜いた。

 

『あひぃいーーー!!す、すごいのじゃ・・・優しくってお願いしたのに、容赦のかけらもなかったのじゃ・・・こんなの初めて・・・』

 

そんな訳のわからないことを呟く黒竜は、直後、その体を黒色の魔力で繭のように包み完全に体を覆うと、その大きさをスルスルと小さくしていく。そして、ちょうど人が一人入るくらいの大きさになると、一気に魔力が霧散した。

黒き魔力が晴れたその場には、両足を揃えて崩れ落ち、片手で体を支えながら、もう片手でお尻を押さえて、うっとりと頬を染める黒髪金眼の美女がいた。腰まである長く艶やかなストレートの黒髪が薄らと紅く染まった頬に張り付き、ハァハァと荒い息を吐いて恍惚の表情を浮かべている。

見た目は20代前半くらいで、身長は170㎝近くあるだろう。見事なプロポーションを誇っており、息をする度に、乱れて肩口まで垂れ下がった着物から覗く2つの双丘が激しく自己主張し、今にもこぼれ落ちそうになっている。

ただ不思議なことに、それを見てもちっとも興奮せず、むしろ汚物を見ているような気分になる。

 

「ハァハァ、うむぅ、助かったのじゃ・・・まだお尻に違和感があるが・・・それより全身あちこち痛いのじゃ・・・ハァハァ・・・痛みというものがここまで甘美なものとは・・・」

 

なにやら、危ない表情で危ない発言をしている。

・・・うん、いざとなればハジメの責任にしよう。

 

「それよりも、イズモ、お主も“変化(へんげ)”を解いたらどうじゃ」

『は、はい。わかりました』

 

狐はどこか戸惑いながらも、俺の肩から降りる。

すると、狐の体が紫色の炎に包まれ、次の瞬間には金髪赤眼の美女が現れた。

こちらも見た目は20代前半くらいで、身長も駄竜と同じ170㎝近くだ。胸は駄竜ほどではないがそこそこ大きく、忍者装束のような服の隙間からうっすらと谷間が見える。また、こちらの金髪はユエの黄金のような輝きではなく、秋の稲穂を連想させるような、落ち着いた色調だ。

そして、何よりも特徴的なのが、臀部から生える9本の尻尾だ。着物に穴でも開けているのかはわからないが、遠めに見てもとてつもないボリュームであることがわかる。

2人の美女が現れたことで、特に男子が盛大に反応していた。思春期真っ只中の男子生徒3人は、若干前屈みになっていた。このまま行けば四つん這い状態になるかもしれない。

女子の彼らを見る目は、既にゴキブリを見る目と大差がない。

 

「面倒をかけた。本当に、申し訳ない。妾の名はティオ・クラルス。最後の竜人族クラルス族の1人じゃ」

「私の名はイズモ・クレハ。ティオ様共々目を覚まさせていただき、深く感謝する」

「礼はいい。それよりも、お前らの知っていることを話してくれ」

「うむ、順番に話す。まずは・・・」

 

そうして、俺たちはティオとイズモから事情を聴き始めた。




「お前も“瞬光”が使えるんだから、これくらいはできるんじゃないか?」
「たしかに、ロマンがあふれるこの技、試さずにはいられないな」
「頼んだぞ、剣!」
「任せろ、ハジメ!」
ガッ!(力強く握手する音)
「・・・二人とも、なにやってるの?」
「少なくとも、バカなことなのは確かだと思うわ」
「あはは・・・」

ツルギのオタク化は、ハジメが原因。


~~~~~~~~~~~


ちょっと変則的ですが、キリがいいのでこんな感じで投稿しました。
さて、今回はオリキャラ+オリジナル種族を出しました。
僕としては「むしろ、原作にいてもよかったんじゃないかな?」と思ったので、ならここで出そうと思い、実行しました。
九尾のモフモフ狐。これは正義です。
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