なんとか、間に合うことができた。
足下には何かの魔物っぽい肉塊が散らばっているが、肉塊なら特に気にすることもないだろう。
「ほ、本当に、あの峯坂君、なの?本当に・・・」
すると、後ろからそんな声が聞こえてきた。
どうやら、八重樫はずいぶんと混乱しているようだ。
「他にどの峯坂君がいるのかはわからないが、必ず生きて戻ってくると約束した峯坂ツルギなら、たしかに俺だ」
「ほ、本当に、生きて。え?ということは、隣にいるのが南雲君?えっ、なに?どういうこと?」
一応、俺が生きているということは認識できたようだが、今度はハジメが生きていることにうろたえてしまっているようだ。
「いや、落ち着けよ八重樫。お前の売りは冷静沈着さだろ?」
「いやいや、ハジメ、この状況で冷静にいられる奴も少ないと思うぞ」
ハジメは苦笑しながらそんなことを言うが、死にそうになったと思ったら上から変わり果てた知り合いが落ちてくるのだ。俺でも、混乱しそうな気がする。
そこで、ふと真上から誰かが落ちてくる気配を感じ取って、上を見上げる。
俺の真上からティアが落ちてきたので、お姫様抱っこで受け止め、優しく地面に下ろす。ハジメも、俺と同じようにしてユエとシアを受け止めた。
「な、南雲ぉ!峯坂ぁ!おまっ!余波でぶっ飛ばされただろ!ていうか今の何だよ! いきなり迷宮の地面ぶち抜くとか・・・って、ぬおっ!?」
最後に、遠藤が文句を言いながら、途中で魔物の群れに気づいて変な悲鳴を上げながら落ちてきた。
そして、近くで倒れているクラスメイト・・・たしか、永山と野村だったか、その2人に助けを呼んできたと駆け寄っていく。
「っし、ユエはあっちで固まっている奴らのお守りを頼む。シアは、向こうで倒れている騎士甲冑の男の容態を見てやってくれ。必要なら神水を使っても構わない。ティアは、こっちの2人を頼む」
「・・・ん、任せて」
「了解ですぅ!」
「・・・わかったわ」
ユエとシアは快く引き受けてくれたが、ティアだけどこか不服そうだ。
どうやら、俺の会話の内容から誰が八重樫なのかわかったようだ。
・・・人選ミスったかな。まぁ、さすがに変なことはしないだろうけど。
「は、ハジメくん・・・」
「峯坂君・・・」
後ろから、白崎と八重樫が心配そうに声をかけてくる。
おそらく、助けに来てくれたのはうれしいが、やっぱり逃げてほしい、といったところか。
「なに、心配するな」
「大丈夫だから、そこにいろ」
俺とハジメで2人にそう言いながら、ハジメはクロスビットを、俺はブリーシンガメンの八咫烏をそれぞれ3つほどだし、八重樫と白崎を守るように展開させた。
さて、今度はこっちの魔人族の女だ。
一応だが、確認をしておくか。
「おい、そこの赤毛の女。今すぐ去るなら追いはしない。死にたくなければ、さっさと消えろ」
「・・・なんだって?」
「死にたくなかったら、さっさとどっか行けって言ってるんだ。戦場での判断は迅速が基本だ。決めるなら早くしろよ」
このハジメと俺の言葉は、ハジメはまだこの魔人族の女が俺たちの
だが、魔人族の女は、これを挑発と受け取ったらしい。
表情を消して「やれ」と魔物の群れに命令した。
「ハジメくん!」
「峯坂君!」
後ろから白崎と八重樫が俺たちに警告を放つが、問題はない。
ズパパンッ!!
ガシッ!!
「なるほど、これが答えか」
「つまり、敵ってことでいいんだな?」
ハジメが左手の義手で何もない空間、いや、揺れ動いている空間をつかみ上げ、俺が右から迫ってきた、同じく揺れ動く空間を白黒の双剣で斬り伏せたのは、ほとんど同時だった。
俺が斬り伏せたところから、キメラのような魔物が肉塊となって現れる。
「おいおい。何だ、この半端な固有魔法は?大道芸か?」
「だとしたら、三流もいいところだな」
そう言いながら、俺は剣製魔法でマスケット銃を生成し、一見何もないところに放つ。
すると、なにもない空間から頭部を撃ちぬかれた迷彩のキメラと心臓を撃ちぬかれたブルタールモドキが現れ、すぐに崩れ落ちた。
「な、なんでわかったのさ・・・」
俺とハジメがこの迷彩の魔物に気づいたのは、なんてことはない。ただ単に迷彩のレベルが俺たちからすれば幼稚もいいところだからだ。
気配を消すための迷彩なのに、動いたら空間が揺れるなど、迷彩の意味がない。
仮にジッと身を潜めていたにしても、風の流れや熱源、魔力の流れなど、隠せていないものがあまりに多すぎる。
この程度の魔物しかいないのなら、なにも問題はない。
俺とハジメは戦場、いや、処刑場へと足を踏み入れた。
これから始まるのは、ただの一方的な処刑だ。
* * *
ハジメとツルギが一歩踏み出すと、魔人族の女からの命令を受けた魔物たちは忠実にその命令をこなそうとハジメとツルギに襲い掛かる。
数体の黒猫がツルギとハジメの後ろに回り込んで触手を伸ばそうとするが、ハジメは自分に触手を向けてきた黒猫を後ろを見ずにドンナーで撃ち抜き、ツルギは後ろを見ずにふらりふらりと動きながら、襲い掛かる触手のすべてを避ける。
触手の連撃に手も足も出ていないと判断したのか四ツ目狼がツルギに襲い掛かるが、ツルギは特に慌てることもなく触手を斬り裂き、襲い掛かってきた四ツ目狼をギリギリまでひきつけて双剣で首を斬り落とす。かと思えば、今度は黒猫の近くに自然な動きで近づき、ツルギを認識させないまま真っ二つにした。
そうしている間にも、周りから他の黒猫や四ツ目狼、キメラがツルギとハジメを分断して襲い掛かるが、ツルギは特に焦ることもなく、ふらりふらりと躱しながら、そのすべてを斬り裂いていく。
そして不思議なことに、ツルギはべつに目に見えないほどの速度で動いているわけでもない。その動きは、チートな能力を持っているクラスメイトはもちろん、魔人族の女でも十分に捉えられる、否、むしろ遅いと言えるくらいにゆったりとした動きだ。
だが、目で追えるのに、攻撃すれば当たりそうなほどに遅いのに、攻撃のすべてが当たらず、尽くを斬り裂かれる。あと少しで当てることができるとムキになっている魔物ほど、ツルギのふるう双剣の餌食になる。
黒猫が触手を伸ばして攻撃しても、そのすべてが躱されるか斬り落とされ、ふらりふらりと近づかれて斬り伏せられる。四ツ目狼が隙を突いて攻撃しても、紙一重で躱されて逆に斬り伏せられる。キメラが後ろから近付いて攻撃しても、これも振り向きもせずに躱されて斬り伏せられる。
ツルギは、攻撃のすべてを見切っているのだ。そして、見切ったうえで、素早く動く必要がないと断じている。
ツルギの動きには、型も技もない。雫の八重樫流やメルドの王国騎士の剣術のように連綿と受け継がれた洗練された動きでなければ、ハジメのように合理的な動きでもない。
それでも、ツルギの剣術には確かに“美”が宿っていた。その動きは、まるで舞を舞っているかのようにも見えた。
それは、1つの“極み”だった。
ツルギが、自身の持つ才能を極限にまで磨き上げた末に完成した、1つの到達点だった。
このことは、八重樫流という剣術を習った雫が最も理解し、そして誰よりもツルギの剣術に見入っていた。
自分も、祖父から剣術の才能を見出され、八重樫流を学んだ身だ。もちろん、自分の剣に少なからず誇りを持っている。
だが、ツルギのそれは自身のものと根本的に違う。
言ってしまえば、何にも縛られない“自由な”剣だった。
そして、ツルギの動きを見て、これを見るのは初めてでないことを思い出した。
トータスに来てからではない。日本でも、この剣術を見たことがあった。
あれは、小学生の時のある日、大人の男が1人の男の子を連れて八重樫流に道場破りに来たときのことだ。道場破りと言っても、あくまで自分の教え子の自慢に来ただけのようだったが。
そこで、当時八重樫流の技術を吸収して成長著しかった光輝と試合をすることになったのだ。
結果は、光輝の完敗。光輝はその男の子に1度も掠らせることもできずに、一方的に敗れたのだ。
その時の雫は、父親から来ないようにと釘を刺されていたが、興味が勝ってこっそりとその試合を見た。そして、その剣技に見惚れたのだ。それは、雫が初めて剣術をきれいだと感じた瞬間でもあった。
あれを見て、雫はよりいっそう鍛錬に励むようになった。いつか自分も、あのような剣を振るえるようにと。結局、試合をのぞき見したことがばれてしまって父に怒られたが。
残念ながら、その時の男の子の名前を知ることはできなかったが、その剣技は今も脳裏に焼き付いていた。
最初にオルクス大迷宮に潜る前に雫とツルギは手合わせをしたが、その時は武器が違うこともあって気づかなかった。
だが、今、目の前の剣技を見て確信した。
ツルギは、あの時に自分が見惚れた男の子であると。
そんな雫をティアはジト目で見ていたのだが、それすらも気づいていない様子だ。こっそりとため息をついたティアは、引き続き治療を続ける。
そうこうしている間にも、ハジメはアブソドと呼ばれた6本足の亀の魔物と白鴉の魔物をドンナーで撃ち抜き、ツルギも他の魔物を屠り続ける。
この状況に、魔人族の女はもちろん、光輝たちも動揺を隠せない。
彼らからすれば、見ず知らずの人物がいきなり現れ、自分たちが手も足も出なかった魔物を歯牙にもかけずに駆逐している光景が信じられなかった。
「何なんだ・・・彼らはいったい、何者なんだ!?」
光輝の呟きに、遠藤が乾いた笑みを浮かべながら答える。
「ははは・・・信じられないだろうけど、あいつらは南雲と峯坂だよ」
「「「「「は?」」」」」
遠藤の言葉に、その場にいる全員が間の抜けた声を出す。その顔には、ありありと「頭大丈夫か、こいつ?」と浮かんでいる。
「だから、南雲ハジメと峯坂ツルギだよ。あの日、奈落に落ちた南雲と、南雲を探しに行った峯坂だよ。南雲のやつは迷宮の底から自力で這い上がって、峯坂も1人で100階層まで潜ってまた地上に戻ったらしいし。ここに来るまでも、迷宮の魔物が完全に雑魚扱いだった。マジ有り得ねぇ!って俺も思うけど・・・事実だよ」
「南雲と峯坂って、え?2人が生きていたのか?!」
光輝が驚愕の声を漏らし、他の者たちも再び視線をハジメとツルギに戻し、「・・・峯坂はともかく、あっちはどこをどう見たら南雲なんだ?」と首をかしげている。
そうしている間に、魔人族の女は周りの動けない人間に狙いを変えて魔物を襲わせたが、それぞれユエが火・重力複合魔法“蒼龍”で、シアがドリュッケンで魔物を歯牙にもかけずに吹き飛ばした。
魔人族の女は内心で「化け物ばかりかっ」とののしりながらも、今度は治療に専念しているティアのところに魔物を向かわせた。
「っ、こっちに来た!」
「あなた!危ないわよ!」
「大丈夫よ」
これに香織と雫がティアに警告を発するが、ティアは気にも留めずに回復魔法による治療を続ける。
もうすぐ飛び掛からんとする魔物を目の前にして雫が思わず構えようとすると、そこにクロスビットと八咫烏が割り込み、クロスビットが銃弾で、八咫烏が光弾で魔物を吹き飛ばした。
香織と雫は目をぱちくりさせると、少し間をおいてからその正体を理解した。
「す、すごい・・・ハジメくんってファ○ネル使いだったんだ」
「峯坂君も、いつの間にF〇teの魔術師になったのよ」
「ふぁんね、え、ふぇい・・・?」
そのツッコミはクロスビットと八咫烏を通してハジメとツルギに伝わっており、ハジメはどこでその知識を得たのかとツッコミそうになりながらも何とか抑え込み、ツルギはその理由に思い当たって苦笑いする。ティアはと言えば、まったく知らない単語に疑問符を浮かべる。治療の手は緩めないが。
だが、魔人族の女にとっては笑い事ではない。
「ホントに・・・なんなのさ」
魔人族の女は、力なく呟く。
何をしようとしても、そのどれもが圧倒的な力にねじ伏せられる。魔物の数も、今や数えるほどしか残っていない。
魔人族の女は、最後の望みと言わんばかりにツルギたちに石化の魔法である“落牢”を放ち、結果を確認する前に全力で4つある出入り口の1つに向かった。
ツルギとハジメもそれを認識したが、ツルギはハジメを置いて即座に離脱し、ハジメは気にも留めずに魔物の殲滅を続ける。
ハジメは石化の煙に包まれてしまい、ツルギの跳んだ位置も魔人族の女が向かったのとは反対のため、魔人族の女は逃げ切れると確信した。
だが、
「はは・・・すでに詰みだったわけだ」
出入り口の前には、すでにクロスビットと八咫烏が待機していた。
魔人族の女は、思わず乾いた笑みを浮かべる。
「正解」
「その通り」
すると、後ろから声が聞こえてきた。
そこには、石化の煙を魔力放射で脇へと押し流しながら悠々と歩くハジメと、マスケット銃を数丁展開させて歩いてくるツルギの姿があった。
* * *
とりあえず、魔物の群れはあらかた片付けた。
後は、今しがた逃げようとした目の前の魔人族の女だけだ。
「・・・この化け物共め。上級魔法が意味をなさないなんて、あんたら、本当に人間?」
「実は、自分でも結構疑わしいんだ。だが、化け物というのも存外悪くないもんだぞ?」
「ていうか、俺までハジメの同類にされたくはないんだが・・・」
最後に魔人族の女が放った“落牢”、あれは正直肝が冷えた。ハジメが危ないから、ではなく、俺が危なかったから。
俺もこの世界の基準と比べれば魔耐のステータスはずば抜けて高いが、さすがに上級以上の魔法を素で受けて完全に無効化できる自信はない。それを言えば、ハジメのステータス値が高すぎるだけなのだが。
「さて、普通なら、こういうときは“何か言い遺すことは?”と聞くんだろうけどな、悪いけど俺たちは聞くつもりはない。どうしてここに魔人族がいるのか、きっちり話してもらうぞ」
「あたしが話すと思うのかい?人間族の有利になるかもしれないのに?バカにされたもんだね」
俺の言葉に魔人族の女が嘲笑を浮かべながらそんなことを言ってくるが、見当違いもいいところだ。
俺は、黙ってマスケット銃で魔人族の女の両足を撃ちぬく。
「あがぁあ!!」
「勘違いするなよ。別に、人間族のどうのこうのなんて関係ない。俺たちが知りたいから聞いているんだ。だから、さっさと答えろ」
魔人族の女は痛みに耐えながら俺を睨んでくる。
後ろから息を呑むような気配を感じたが、特に気にすることでもない。
それに、魔人族の女は黙っているが、だいたいの事情は理解できているんだけどな。
「まぁ、だいたいのことはわかってるんだけどな。大方、お前がここに来たのは、
俺の言葉に魔人族の女の耳がピクリと動くが、それに構わず俺はしゃべり続ける。
「魔人族の変化は、氷雪洞窟の攻略によって神代魔法である変成魔法を手に入れた人物が現れたこと。この魔物たちは、変成魔法によって生み出された、あるいは強化されたもの。今回来たのは、勇者の勧誘又は排除と並行して、大迷宮を攻略することで新たな神代魔法を手に入れるため、ってところか」
「・・・どうして・・・まさか」
愕然とした魔人族の女が、不意にティアの方を向く。そして、その正体をすぐに看破したらしい。
「まさか、あのお方の娘が・・・どうして・・・」
魔人族のつぶやきに、今度はクラスメイト、特に天之河が反応する。
だが、魔人族の女はそんなことは気にもせずにティアに叫ぶ。
「ティア様!なぜ、人間族と行動を共にしているのですか!なぜ、魔人族を裏切ったのですか!」
「・・・それが、今の私の為すべきことだから」
そして、魔人族の女は、ティアのつぶやきのような返答を聞いて、がくりとうなだれる。
「ま、それだけってわけでもないがな」
「・・・なるほど、お前たちも、あの方たちと同じ、というわけか。なら、その化け物じみた強さも頷ける・・・」
「あの方たち、ね。まだ他にも攻略者がいるのか。で?どうする?」
「もう、いいだろ?ひと思いに殺りなよ。あたしは、捕虜になるつもりはないからね・・・」
そういう魔人族の女の表情には、どんな手を使ってでも自殺してやると物語っていた。同時に、できることなら、戦いの中で死にたいとも。
俺としても、聞くべきことは聞いたし、最低限の敬意は示すべきだろう。
俺は、マスケット銃を構えて殺意を込める。
魔人族の女は、腹いせと言わんばかりに言葉をぶつける。
「いつか、あたしの恋人があんたらを殺すよ」
「殺せるものなら殺してみろ。この世界の神に踊らされる程度のやつじゃあ、俺たちには届かない」
そう言って俺は、銃口を魔人族の女に向けて引き金に指をかける。
そして、いよいよ引き金を引くとなったところで、大声で制止が入った。
「待て!待つんだ、峯坂!彼女はもう戦えないんだぞ!殺す必要はないだろ!」
・・・何を言ってるんだ、あいつは?
胡乱気に後ろを振り返ると、天之河がフラフラしながらも少し回復したようで、何とか立ち上がると、更に声を張り上げた。
「捕虜に、そうだ、捕虜にすればいい。無抵抗の人を殺すなんて、絶対ダメだ。俺は勇者だ。峯坂も南雲も仲間なんだから、ここは俺に免じて引いてくれ」
・・・論点ずらしに、勝手な仲間扱いに、ツッコミどころを挙げればキリがない。
あのバカの言葉は、聞く価値もない。
念のため、チラリと魔人族の女の方を見るが、先ほどと変わらない視線を向けるだけだ。
俺はあのバカ勇者の言葉を切り捨て、無言で引き金を引いた。
ダンッ!!
放たれた銃弾は、狙いたがわずに魔人族の女の額を貫通し、絶命させた。
ハジメ辺りは特に反応することはなかったが、ティアの表情がわずかに曇っている。やはり、それなりにショックだったようだ。
そして、クラスメイトたちからは、困惑したような、恐れているような視線を向けてくる。
「なぜ、なぜ殺したんだ。殺す必要があったのか・・・」
そんな中、天之河の押し殺したような声が響くが、特に気にせずに俺はティアの下へと向かった。
「・・・(ぼ~っ)」
「・・・(じ~っ)」
「・・・(そわそわ)」
さて、それぞれどれが雫、香織、ティアでしょーか?
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今回は手抜き間話です。
「いいネタがない。でも何か書かないと」ってなった結果です。
質問形式ですが、それぞれ好きなように想像していただければと思います。
さて、ようやくここまできました。
感想でも期待している声がそれなりにあったので、期待に沿えたかはわかりませんが、一生懸命書きました。
それと、前回は原作沿いのセリフが多すぎたので(特に後半)、今回は抑え気味にしました。
さすがにあれ以上は、再び運営に注意されてしまうかもしれないので。
時間があれば、もしかしたら大幅に書き直すかもしれませんね。