二人の魔王の異世界無双記   作:リョウ77

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結局苦労はやってくる・後編

「なんだよ、それ。じゃあ、俺達は、神様の掌の上で踊っていただけだっていうのか?なら、なんでもっと早く教えてくれなかったんだ!オルクスで再会したときに伝えることは出来ただろう!」

 

愛ちゃん先生がすべてを話し終えると、案の定というべきか、天之河が真っ先に声を張り上げて俺たちを非難してきた。

八重樫がたしなめるように声をかけるが聞く耳をもたないし、ユエやティアの「2回も助けられといて、その言い草か?」みたいな眼差しにも気づいていない。

とりあえず、このバカを黙らせるためにも俺が口を開く。

 

「俺たちが言ったとして、お前、それを信じたのか?」

「なんだと?」

「どうせ、ご都合解釈が大好きなお前のことだ。大多数の人が信じている神を“狂っている”と言われた挙句、お前たちのしてきたことは結局無意味だったって俺たちから言われれば、納得するどころかむしろ非難するんじゃないか?その光景が簡単に目に浮かぶ」

「だ、だけど、何度も説明してくれれば・・・」

「何度説明しても、お前は絶対に納得しねぇだろ。お前が今この話を信じているのだって、愛ちゃん先生が実際に攫われて、そのことを愛ちゃん先生の口から説明したからだ。それを棚に上げて物を言ってるんじゃねえよ。そもそも、クラスメイトだから協力するのは当然、とか思ってないだろうな?あんまりふざけたことを言うなら、俺が檜山の二の舞にしてやってもいいんだが?」

 

そう言いながら、俺は周りに、主にバカ勇者に殺気を放つ。

他のクラスメイトたちはさっと目を逸らしたが、天之河は厳しい視線を俺たちに向けたままだ。というか、今の殺気に気づいているのかすら怪しい。アホみたいな正義感に任せて、周りを見ずに突っ走っている証拠だ。

 

「でも、これから一緒に神と戦うなら・・・」

「待て待て、勇者(笑)。俺たちがいつ、神と戦うと言ったよ?勝手に決めつけるな。向こうからやって来れば当然殺すが、自分からわざわざ探し出すつもりはないぞ?大迷宮を攻略して、さっさと日本に帰りたいからな」

 

天之河の言い分に、今度はハジメが突っかかってきた。

さっきまで無関心を貫いていたハジメだが、勝手に一緒に戦うみたいなことを言われて腹に据えかねたようだ。

このハジメの言葉に、天之河は目を見開く。

 

「なっ、まさか、この世界の人達がどうなってもいいっていうのか!?神をどうにかしないと、これからも人々が弄ばれるんだぞ!放っておけるのか!」

「顔も知らない誰かのために振える力は持ち合わせちゃいないな」

「俺もだ」

「なんで・・・なんでだよっ!お前たちは、俺より強いじゃないか!それだけの力があれば何だって出来るだろ!力があるなら、正しいことのために使うべきじゃないか!」

 

光輝の正義感にあふれた言葉は、そんじょそこらのバカならすぐに聞き入れ、持ち上げようとするだろう。

だが、俺たち“意思のある者”からすれば、まったく心に届かないし、滑稽以外の何物でもない。せいぜい、路傍の石程度の価値しかない。

俺が代表して、天之河を真正面からたたき伏せる。

 

「力があるなら、か。そんなんだから、お前は肝心な時に地面に這いつくばることになるんだよ。力ってのはな、明確な意思の下に振るわれるべきものだ。力があるから何かを為すんじゃなく、何かを為すために力を手に入れ、行使する。力があるから意思に関係なくやらなきゃいけないってんなら、それはただの“呪い”だろう。お前は、その意思が貧弱すぎんだよ」

 

これに天之河は何かを反論しようとするが、言葉が出なかったようで口をつぐむ。

俺は、ここからさらに追撃する。

 

「それにな、ハジメの力ってのは、お前たちみたいに元から持っていたものじゃない。奈落の底に落ちて、生き延び、自分の望みを叶えるために手に入れたものだ。こっちに来て力を手に入れて、それにはしゃいで勇者ごっこをしてただけのガキが、今さら文句を言うんじゃねえよ」

 

俺の言葉に、天之河が顔を真っ赤にして反論してきた。

 

「な、勇者ごっこだと!!俺は、この世界の人を救おうと・・・」

「で?そのために何をした?」

「そ、それは・・・」

「何もしてないだろ?せいぜい、迷宮にこもって魔物相手に訓練をしてただけだろ?よくもまぁ、それでこの世界の人を救うなんて言えたもんだ」

「そ、それならお前たちだって・・・」

「自慢じゃないが、お前よりかはよっぽど人助けをしたぞ。基本的にもののついでだがな。ていうか、これ以上食って掛かるならマジでぶっ飛ばすぞ」

 

とりあえず、俺が殺気を放ちながら天之河をボロクソ言ったおかげで、これ以上俺たちに何か言ってくるような奴はいなくなった。

別に、俺にもメルドさんたちの死体を残すくらいの良心はあるが、必要ならクラスメイトを殺すこともためらわない。

ぶっちゃけ、天之河は今まで何度も殺そうかと思ったが・・・香織や八重樫のことがあるから、ぐっと我慢したわけだが。

これで、俺たちへの詰問は終わったか・・・

 

「・・・やはり、残ってはもらえないのでしょうか?せめて、王都の防衛体制が整うまで滞在して欲しいのですが・・・」

 

と思ったのだが、今度は姫さんがそんなことを願い出てきた。

たしかに、魔人族の襲撃の抑止力になっているのは、ハジメのあの兵器と俺の魔法だ。俺がここに残るのは論外にしても、ハジメのアーティファクトくらいは欲しい、といったところか。

だからと言って、その願いを受け入れられるかというと、

 

「悪いが、それは無理だ。神の使徒と本格的にことを構えた以上、先を急ぐ必要がある。香織の蘇生に5日もかかっちまったから、明日には出発するつもりだ」

「そこを何とか・・・せめて、あの光の柱・・・あれも南雲さんのアーティファクトですよね?あれを目に見える形で王都の守護に回せませんか?・・・お礼はできる限りのことをしますので」

「・・・あれってたしか、もうぶっ壊れてなかったか?」

「あぁ、“ヒュペリオン”な。そうだな、最初の一撃でぶっ壊れた・・・試作品だったし、改良しねえと・・・」

 

あの時、ハジメが放った光の柱“ヒュペリオン”は、簡単に言えば太陽光をレンズで収束して放つレーザー兵器だ。

では、なぜあの時、夜なのに使えたのかと言えば、ハジメが奈落の底の“解放者”の隠れ家にあったという疑似太陽を使ったからだ。

あれのおかげで夜でも光をチャージして放てたのだが、本体がその熱量に耐え切れずにぶっ壊れてしまったらしい。

例の疑似太陽も、どうやら“解放者”の合作だったようで、今の俺たちには再現不可能な代物だった。

つまり、今のところ、あの一撃はもう使えないということだ。

 

「そう、ですか・・・」

 

ハジメの言葉に、姫さんがあからさまに落ち込む。

もちろん、大量殲滅兵器は“ヒュペリオン”だけではないのだが・・・今言うことではないだろう。

それに、今、香織、愛ちゃん先生、八重樫の視線がハジメを貫いている。いや、八重樫はちらちらと俺の方を見ている気がするが・・・スルーしておこう。

そして、ハジメもその視線を向けられている理由がわからないほど鈍感ではないし、ハジメのことだ、

 

「・・・出発前に、大結界くらいは直してやる」

「南雲さん!ありがとうございます!」

 

ハジメの言葉に、姫さんが表情を輝かせる。

やっぱり、ハジメも変わりつつあるようだから、きっとこれくらいなら引き受けるだろうとは思っていた。

それに、香織や愛ちゃん先生はもちろん、ユエたちもハジメに微笑みかけているから、悪いことではないだろう。

ハジメも、苦笑いをこぼしながらも満足そうにしている。

 

「それで、峯坂君たちはどこへ向かうの?神代魔法を求めているなら大迷宮を目指すのよね?西から帰って来たなら・・・樹海かしら?」

「あぁ、前に行ったときは条件が足りなくて断念したが、今ならいけるからな。もともとはフューレンに寄ってから行くつもりだったが、今から南下するのも面倒だし、このまま直接向かうつもりだ」

 

俺がとりあえずの予定を伝えると、姫さんが何かを思いついた表情をする。

 

「では、帝国領を通るのですか?」

「まぁ、そうなるな」

「でしたら、私もついて行ってよろしいでしょうか?」

「ん?どうして・・・あぁ、諸々の戦後処理か」

「えぇ、今回の王都侵攻で帝国とも話し合わねばならない事が山ほどあります。既に使者と大使の方が帝国に向かわれましたが、会談は早ければ早いほうがいい。南雲さんの移動用アーティファクトがあれば帝国まですぐでしょう?それなら、直接私が乗り込んで向こうで話し合ってしまおうと思いまして」

 

道中で再会したときもそうだったが、なんともフットワークが軽い姫さんだ。まぁ、理にかなっているし送るくらいなら文句は言わないが、念のために釘を刺しておくか。

 

「途中まで送るのはいいが、さすがに帝都の中に入るのは無しな。絶対にめんどくさいことになる」

「ふふ、そこまで図々しいこと言いませんよ。送って下さるだけで十分です」

 

姫さんも、苦笑しながらも了承した。

なら、出発するまでに必要なことを・・・

 

「だったら、俺たちもついて行くぞ。この世界の事をどうでもいいなんていう奴らにリリィは任せられない。道中の護衛は俺たちがする。それに、峯坂たちが何もしないなら、俺がこの世界を救う!そのためには力が必要だ!神代魔法の力が!お前たちに付いていけば神代魔法が手に入るんだろ!」

「やだよ、ついてくんな。場所は教えてやるから、そっちで勝手に行ってくれ」

 

大人しくなってくれたと思ったバカ勇者が再び立ち上がって、非難しながらも頼るとかいうわけの意味不明な行動にでた。

なに1人で勝手に盛り上がってんだ、こいつ。

 

「でも、峯坂君、今の私たちでは、大迷宮に挑んでも返り討ちだって言ってませんでした?」

「あぁ、言ったな」

 

愛ちゃん先生がおずおずと尋ねてきて、俺はあっさり肯定した。

開き直っているようにも見えなくはないが、今は気にしない。

 

「魔人族の使役する魔物や中村の傀儡兵にてこずったお前たちが挑んだところで、せいぜい途中で無駄死にするのが関の山だ。そもそも、お前らじゃ中にすら入れないところもあるか。まぁ、そういうことだから、行きたきゃお前らだけで勝手に逝ってこい」

 

別に、ハジメも日本に帰る手段を手に入れたら便乗させてやろうくらいには考えていたが、また一からこいつらの神代魔法習得に付き合うのは時間の無駄以外のなにものでもない。だから、にべもなくバカ勇者の要求を突っぱねる。

すると、今度は八重樫が俺たち、というよりは主に俺に懇願してきた。

 

「峯坂君、お願いできないかしら。一度でいいの。1つでも神代魔法を持っているかいないかで、他の大迷宮の攻略に決定的な差ができるわ。一度だけついて行かせてくれない?」

「・・・言っておくが、寄生したところで神代魔法は手に入らないぞ。攻略したと認められるだけの行動と結果が必要だ」

「もちろんよ。神のことはこの際置いておくとして、帰りたいと思う気持ちは私たちも一緒よ。死に物狂い、不退転の意志で挑むわ。だから、お願いします。何度も救われておいて、恩を返すといったばかりの口で何を言うのかと思うだろうけど、今は、貴方たちに頼るしかないの。もう一度だけ力を貸して」

「鈴からもお願い、峯坂君。もっと強くなって、もう一度恵里と話をしたい。だからお願い!このお礼は必ずするから鈴たちも連れて行って!」

「頼めねえか、峯坂。せめて自分と仲間くらいは守れるようになりてぇんだ。もう、幼馴染みが死にそうになってんのを見てるだけってのは・・・耐えられねぇ」

 

そこに、谷口と坂上も八重樫に感化されて俺に頼み込んできた。坂上など、土下座せんばかりの勢いで頭を下げている。

なぜハジメじゃなくて俺なんだと思わなくもないが・・・まぁ、基本的に行動スケジュールを管理しているのは俺だから、別にいいか。

さて、こいつらの懇願はどうしようか・・・。

ぶっちゃけ、ここですぐにきっぱり断ろうとは思っていない。

八重樫は、俺が見た感じでは大迷宮に挑むだけの実力はあると考えている。少なくとも、足手まといにはならないだろう。

谷口も、中村を引き合いに出されては強く言い返せない。中村に関しては、俺にも責任があるわけだし、さすがに断りにくい。

坂上も、ここでこの世界云々ではなく、自分や幼馴染、仲間を守りたいと言っているから、まだ天之河よりはマシだろう。

ただ、こいつらが来るとなると、そのバカ勇者が一緒についてくるわけで。

ハッキリ言って、それは嫌だった。絶対に面倒なことになる。

だから、やっぱり断っておこうか・・・

 

「別にいいんじゃねえか?」

 

そう思った矢先に、ハジメがそんなことを言い出した。

 

「どういう風の吹き回しだ、ハジメ?」

「そいつらにやる気があるってんなら、ハルツィナ樹海くらいはいいんじゃねえかってことだ。さすがに、他の大迷宮に行くのは御免だけどな」

「南雲・・・!」

 

ハジメのまさかの言葉に、天之河が感動したように声を震わせる。

が、俺は見逃さなかった。ハジメの目の奥に宿った、鬼畜の光を。

大方、また神の使徒が襲ってきたときの肉壁にでもするつもりなのだろう。バカ勇者は戦う気満々だし、別にいいよな?みたいな感じで。

俺はすぐにさっきのハジメの言葉を撤回しようとしたが、すでに天之河たちが俺たちについてくるということで決まった雰囲気になっており、もうどうしようもできないだろう。

・・・まぁ、いざというときはハジメに責任をとらせよう。

とにかく、決まってしまったものはしょうがない。

 

「はぁ、だったら、お前たちはあとで訓練場に集合な」

「どういうことだ、峯坂?」

「さっき言っただろ、お前たちじゃ返り討ちに会うだけだと。だから、足手まといにならない程度には鍛えてやる。俺たちについてきといて足を引っ張るだけってのは、迷惑極まりないからな」

「・・・わかった」

 

俺の言葉に天之河は一瞬鋭い視線を俺に向けるが、事実ではあるから言い返さずに言葉を飲み込み、了承した。

だが、ある意味、天之河以上に問題なのは、

 

「それと、中村と話をするっていうなら、谷口も相応に覚悟を決めておけよ。あれは、まじもんの化け物だ」

「え?」

「さっき聞いたんだが、中村の例の受け答えができる死体を作るっていう降霊術、たしか“縛魂”って言ってたか。あれは、末端とはいえ神代魔法の域に達している。信じられないことにな」

 

あの傀儡兵たちは、記憶のパターンを魂に植え付けることで、ある程度だが受け答えができる死体を作ったという。つまり、末端も末端だが、魂魄に直接干渉するという、魂魄魔法の領域に自力でたどり着いた、ということだ。

俺はその可能性を考えながらもあり得ないと思っていたが、残念なことにそのいやな予感が的中してしまった。

一代、それも数か月で神代魔法の域に達したのは、それだけの才能と努力があったのか、あるいは溢れんばかりの妄執がそれを成したのか。

いずれにせよ、

 

「中村は、闇魔法や降霊術のみに関して言えば、俺たちと同等以上の技量を持っていると考えていいだろう。さらに、魔人族側についたということは、最低でも魔人族、下手をすれば向こうの神のバックアップを受ける可能性すらある。それだけは覚えておけ」

 

谷口は、俺の言葉に神妙に頷いた。

他の面々も、俺が特訓をつけることに関しては反論はないようで、訓練場に向かうために立ち上がろうとしたが、そこに再び待ったがかかった。

 

「あの、ツルギ様、少しよろしいでしょうか?」

「アンナか、どうしたんだ?」

 

振り返ると、アンナが姿勢を整え、瞳に決意を宿していた。

 

「私たちにも、戦い方を教えてくださいませんか?」

()()()というと・・・」

「はい、“ツルギ様専属メイド会”全員です」

 

アンナの言葉に、ハジメたち以外の人間が、主に姫さんがギョッとして俺を見る。

言い訳させてもらうと、別に狙ってやったわけじゃないから。いつの間にか結成していただけだから。

とりあえず、周りのうっとおしい視線は睨んで散らしつつ、理由を尋ねる。

 

「・・・一応、聞いておこうか。どうしてだ?」

「私たちは、今回の襲撃で何もできませんでした。もちろん、メイドや使用人という仕事柄、戦闘技術はあまり学んではきませんでしたが、そのままでいいはずがないと考えています。ですから・・・」

「俺に、最低限でもいいから戦えるようにしてくれ、ということか」

「はい。ツルギ様が忙しいのは承知していますので、心苦しくはありますが・・・」

 

それでも、背に腹は代えられない、といったところか。

俺はあの時、アンナに「お前のやるべきことをしてくれ」と言った。実際、他のメンバーも含めて、王都の復旧に全力であたったのだろう。

一応、今回の件での無気力をまぎらわせるために命令したのだが、やはり全部とまではいかなかったらしい。

だから、この5日間で考え、この結論をだした、ということか。

 

「ちなみに、それはお前たちの総意なんだな?」

「はい」

 

俺の問いに、アンナはまっすぐ俺を見て答える。その眼に嘘はなかった。

なら、俺の答えは1つだ。

 

「時間がないから最低限のことしか教えられないが、その分みっちりと叩き込んでやる。他の奴らにもそう言っておけ」

「ありがとうございます!」

 

俺の返事に、アンナは笑顔になって頭を下げる。

 

「おい、俺たちはどうするんだ?」

「とりあえず、今日はお前たちには最低限の指摘だけ済ませて、あとは道中で叩き込む。今日はアンナたちを優先だ。時間がないからな」

 

もう昼過ぎだというのに、やることが山済みだ。

とりあえず、今後の迷宮攻略に支障がでないことだけを祈ろう。

ハジメが前よりも柔らかくなったのはいいが、それでも俺が苦労を背負うことになるのは変わりないだろうし。




「あの~、ツルギさん」
「シアか、珍しいな。どうしたんだ?」
「メイドさんたちを鍛えるって話でしたけど、まさかハジメさんみたいな・・・」
「何を言ってるんだ。俺をあんな鬼畜外道と一緒にするんじゃねえよ」
「そうですよね!よかったですぅ!安心しました!」
「おい、お前ら、ずいぶんな言い方だな?」
「なら聞くが、ハウリア族を思い出してもそれを言えるのか?」
「・・・」

シアに訓練方法を心配され、流れでハジメを撃沈するツルギの図。

~~~~~~~~~~~

前編よりは短くしました。
それでも、次からもそこそこ長くなりそうですが。
今の見立てでは、たぶん3話くらいまたいでからヒャッハー兎とご対面、といったところです。
さて、早めに剣さんのメイド戦闘指導に入りますが、ハー〇マン方式にはしません。
さすがに大人数のメイドさんをヒャッハーにするのはあれなので。

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