魔法少女まどか☆マギカ 外伝 アウトレイジを使う者出現 作:ボルメテウスさん
あらから数日が経った。
その日はいつも通りに杏子と共に魔女探している時だった。
「鹿目 勝機」
「暁美 ほむら!」
「あっお前はこの前の時の奴!」
俺達の目の前に暁美ほむらが現れた。
「あなたに話があるわ」
「へぇ、あんたがか」
「えぇ、ただし今は鹿目勝機だけよ」
「それはどうしてだ。」
「前回の話の続きよ」
「続きっていうとあの話か」
そう俺が襲われた時に聞かれた事だと予想する。
しかしなぜ俺だけなんだ?
「それはまた私はなんで仲間ハズレなのかな?」
「個人的に聞きたい事があるからよ」
「ふぅ~ん」
『どうする?勝機』
『どうするつっても向こうの能力は正直厄介だからな。
俺に任せてくれ』
『あぁ、分かった。』
「それじゃあ、私はどこかへ行くからさっさと終わらせろよ」
「あぁ」
そう言い杏子はそこから離れていった。
「それで暁美、お前は俺になんの用だ?」
「あなたが前回呼び出した奴。テスタロッサから話は聞いたわ。
あなたはどうやら魔女を使用してなさそうね。」
「あぁ、でも魔女の正体も知っている。」
そう暁美はなにかと情報が多い。
そしてその中でもあの能力が関わっているのわ分かる。
「それだけじゃないだろう。
お前の目的は?」
「えぇこれから約2週間後にワルプスギルの夜が来るわ。」
「ワルプスギルの夜?」
「そう、最強の魔女」
「最強の魔女だと!」
それは本当なのか!
「えぇ、これが現れたらこの町は終わってしまうわ。」
「それで俺に協力を得たいっていう事なのか」
「えぇそうだわ」
「それじゃあ、俺からも質問させてもらってもいいか?」
「別にいいわ」
「あぁ、お前のその能力は」
「時間操作なのか」
「っ!」
それを言った瞬間暁美は驚いた表情だった。
「どうやら当たりだな」
「どうして言い切れるの?」
「俺のモンスター、お前達が今まで言った魔女の中にそれと似たような力を持つ仲間がいるんだよ。」
そう俺の持つモンスターの中には時間を操れるモンスター ザ・クロックがいる。
そいつはデュエル上はターンをスキップするという能力だ。
そのスキップする感覚が暁美がいなくなった時の感覚と同じだった。
「そう、あなたのモンスターは摩訶不思議のようね。
その通りだわ。」
「そうか」
「それじゃあ、次は私の質問ね。
あなたは何者かしら?」
「どう言う事だ?」
「その言葉の意味だわ、あなたの噂は聞いたは古代の魔女と言われた物を復活させたというけど、なぜそれ以外のモンスターを出せるの。」
「さぁな」
「そう」
「はぁ、はぁ」
「んっ?」
あれってもしかして。
「あっほむらちゃんにお兄ちゃん!」
「よう、まどかどうしたんだ?」
「えっと、帰り道の途中なのそれよりほむらちゃんとお兄ちゃんって知り合いなの?」
「あぁちょっとした事でな」
「えっとそうなんだ」
ここではまどかはどうやら魔法少女の事を話せなくて混乱している。
「んっ!この気配は」
「どうしたんだ」
「えっほむらちゃん!」
その時暁美が急に走りだした。
それを追いかけて俺達も着いていった。
◇
暁美が着いた場所はどうやら公園だった。
そこではさやかと巴が杏子と戦っていた。
「さやかちゃんそれにマミさん」
「えっまどかそれに勝機さん!」
そこでは戦闘中の所で俺達の登場にとまどってしまったらしい。
それよりやばいな。
「勝機さん、ここはあなたには危ないから早く立ち去ってください。」
「えぇ、一般人のあなたはここではあぶないわ」
どうやらこちらの心配をしている様子だったがそれはできなかった。
「すまんがそれはできない。」
「えっどうして」
「そりゃあな」
そう言い俺は杏子の元へと歩き手を差し伸べた。
「おい、大丈夫か」
「あぁなんとかな」
「えっ!」
俺の行動がどういう事かわからないという表情であった。
しかし今はそれをできない。
俺はポケットからデュエルディスクを出し、手に当てた。
その瞬間体は炎を上げ姿を変えた。
「そんな、まさか」
「勝機さんが」
「魔女使いっ!」
「・・・・・・」
それぞれがどういう意味なのかわからない状態であった。
それはそうだろう。
「勝機さん、あなたまさかずっと私達の事を騙していたんですか!」
「嘘だよね、なんでお兄ちゃんが魔女使いなんかじゃないよね」
二人の知り合いは俺が魔女使いである事を信じられない状態であった。
しかしここでは本当の事を話すしかない。
「いや俺は魔女使いではない、俺はデュエリストだ」
俺はそんな風に自身の事を話した。
「そんなの関係ない。
それじゃあ古代の魔女の封印を解いたのも勝機さんなの。」
「あぁそうだな。」
「そうだなって、それがどう言う意味なのか分かっているの!」
「さぁな」
「あんたって言う人は!」
そう言いさやかはこちらに向かって攻撃を仕かけた。
俺は冷静に手札の中からモンスターを選び召還した。
「アラシ、手加減頼む」
「応っ!」
そう言いアラシは自身の両手に持った小さな剣でさやかに対抗した。
見た目はちいさいがパワーは最強だ。
そうしていると向こうの巴がこちらに攻撃をしようとしていた。
けど、それはもう予想は付いている。
「ネビュラ召還、頼むぞ」
「応」
そう言いネビュラは自身が持っていた青い盾で連続で飛んでくる銃弾を防いだ。
「えっ、人ですって!」
「なんで人がっ!」
そう言っている間にもさやかは競り負けたのかまどかの近くまで飛ばされた。
「さやかちゃん」
「ぐっ大丈夫だ」
「だろうな、その小さいのは手加減しているからな」
「ぐっ」
そう言いながらさやかは再びこちらに攻撃を仕かけようとした時だった。
「ごめんさやかちゃん」
そう言いまどかはさやかの持っているソウルジェムを遠くへと投げ飛ばした。
「っ!」
その時俺達は焦っていた。
それと同時に暁美は能力を使った。
「ちょ、まどかあんたなんt」
そう言う途中でさやかは崩れ落ちた。
それと同時に衣装は学生服に戻った。
やはりNEXの言う通りだったが。
「おいっ!」
杏子は動けなくなったさやかの元へ近づき、体を調べた。
「・・・っ!こいつ死んでいる!」
「えっ!」
「嘘っ!」
周りは驚いている声をしているとなにか声が聞こえてきた。
「まったくまどか君はひどい事をするな。
友達を投げ飛ばすなんて。」
その姿は見たことのある白い獣だった。
こいつがか。
『いや、さやかそのものは幸い無事だよ』
俺の目の前でそいつは現れた。
「キュゥべえ、あんた、いつの間に……」
『それにしても、思いきった手を使ったものだね、まどか』
「それってどういう事!ソウルジェムを投げただけでさやかちゃんが……!?」
『君が投げたのはさやかの魂を封じ込めた、いわば本体だよ』
「なんだって!? ソウルジェムが本体……?」
『君達魔法少女にとってもとの身体なんて、外付けのハードウェアでしかないんだ。コントロールできるのはせいぜい百メートル圏内が限度。それ以上ソウルジェムから離れると機能しなくなるんだ』
「じゃあ、あたしのこの身体も……?」
『言ってしまえば、単なる抜け殻。魔法少女と契約を結ぶ僕の役目はね、君達の魂を抜き取ってソウルジェムに変えることなのさ』
「なんだよ、それ……」
そうこいつはそう言い絶望を誘う。
「やはりお前だったのかオリジン」
『まったくもってその名前で呼ばれるのは久し振りだよ、始めましてかな鹿目勝機』
「てめぇはこれを何回繰り返してきた。」
『そりゃあ、何回もだよ。
君は何回も聞いているだろう。
そのドラゴンからえね』
「あぁ」
そう言い合っている中でも暁美は戻って来た。
「私は、一体?」
自身の状況についていけない状態で目が覚めた。
彼女の言葉に答えることのできる人間は今、この場にはいなかった。