魔法少女まどか☆マギカ 外伝 アウトレイジを使う者出現 作:ボルメテウスさん
その後さやかが目を覚まし、オリジンが言った事をさやかに伝えた。
オリジンは気がつくとどこにもいなくなっていた。
「勝機さん、あなたはこの事を知っていたのですか。」
「あぁ、多少はな」
さやかは震えた声で質問をした。
俺のは今は嘘を言う事はできない。
本当の事を言わなければ納得できない事もあるだろう。
「それじゃあ、それを知っていて魔女を使っていたのですか。
私達がゾンビだから」
「いや、それは違うな」
「それじゃあ、なんで」
「こいつはずっと戦ってたぜ」
「はぁ」
巴がこちらに質問をした時に杏子が代わりに答えてくれた。
「あたしも真実自体は前から聞かされてたからな、まぁコンビを組んだ時点で聞かされてたからな。」
「そんな」
そう、杏子は既にその事実を知っていた。
しかしそれでも保てたのはきっと心が強いからだと思う。
「それじゃあ、それを知っていて古代の魔女を復活させたの」
「そもそも俺は古代の魔女なんて持っていないぞ」
「でもマミさんの時に出てきたあの竜のような奴。
あいつが古代の魔女って聞いたのは」
「あぁ封印されていたのは間違いないがそいつは古代の魔女ではない。」
そう言い俺はNEXのカードを取り出し説明した。
「こいつは正確にはあいつらの天敵、一度あいつらを全てを倒した奴だ。」
「えっ、インキューベータを!」
そう言うと今度は暁美が驚いたように言った。
「あぁ奴の目的もこいつから聞いた。
こいつの話と合う事が多かったからな」
「それじゃあ、勝機さんなんでその事を話してくれなかったんですか!」
「それを信用したのか?」
「えっ?」
俺の返答を言ったがさやかからは言葉が出なかった。
「俺の言葉をたとえお前達に言っても俺の予想ではあいつの言う事を信用する。
俺はそう思ったからだ。」
「でもそれでも話せば」
「その話では分からなかっただろうな」
「なんでですか」
「それはだな奴はそういう為に様々な事をした。
奴は俺に魔法少女と敵対させる為に様々な事をした。
それが魔女使いだ。」
「どういう事ですか」
「分からないのか、つまり俺の能力で使うのを読んで奴はその姿が魔女に似ているからそれを噂で流した。」
「けどそれでも話せば分かりあえたはずなのに」
「急に俺のような言葉よりあいつの方が信用している巴さんが俺と敵対し、そして悪意のない巴さんがまどかとさやかに話せばあいつの遠回しの悪意であっという間に俺とは敵対関係になってくれるからだ」
「それじゃあ、それを知ってキューベーは」
「私の場合はこいつと共にいたからそれはないと分かっていたからな」
「あんたは、それをいつ知ったんだ」
「私は約2,3ヶ月前ぐらいにこいつと一緒になる機会があったからな。
それを通している内にたまたま共闘する事になったからな。」
「そう言う事だ」
そう言い杏子と共に答えた。
それから自然とバラバラになっていた。
それが今後どんな運命になるのかはまだ分からない。
しかし終わりの時は近づいているのは確かだ。
◇
俺達が帰宅後それぞれの部屋に戻る前だった。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「なんだ?」
「お兄ちゃんはその力を手に入れた時ってどんな感じだったの?」
今だに暗い顔をしたまままどかは訪ねた。
「そうだな、正直力を手に入れて変わったていう感じはしたな」
「変わったって」
「え~と、ほらある映画で言ってたじゃん。
大いなる力には大いなる責任が伴われるって、あれと同じだ。
今俺の責任を果たす為にこの力を使っている。」
「力の責任」
「俺がこの力はたぶん俺自身の力になったから自身のやった事には責任を持つ。
その為に俺はこの世界を護る。
まぁ自分の為でもあるしな」
「そうなんだ。」
「だけどお前はその力の意味が分かっていない事が多いし、あいつの契約をする必要もない。
だからお前のままでいいからな。」
「そうだけど」
「それじゃあお休み」
俺はそう言い自分の部屋へ入った。
「そんな事で止められるかのぅ」
「心下」
そこにはまどかの影にいるはずの心下がいた。
「どうしたんだ。」
「いや少し気になった事があって調べたい事があるんじゃよ」
「気になる事?」
「NEXが言うには奴らの目的はエネルギー回収、ならばそれをこちらに利用できんかのと思ってな」
「利用ってなにを」
「もしもこの中で魔女化した時の対策じゃ」
「対策だって」
「あぁオリジンは元はアウトレイジの書で分かった物じゃ、ならばそれを使い知ることはできぬかのと思っての」
「なるほど」
「という事でしばらくアウトレイジの書借りるぞ」
「あぁ、でも俺の影の中で読めよ」
「分かっとるわ」
そう言い心下は影の中へと入っていった。
「もしもの時か」
そう言いながら俺の不安な気持ちが残っている。
もしもがなければいいのだけど。