魔法少女まどか☆マギカ 外伝 アウトレイジを使う者出現 作:ボルメテウスさん
この小説もいよいよクライマックスに近づいています。
最後までお楽しみに!
あれから数日が経った。
それからは様々な変化があった。
巴マミは家に引きこもっていた。
今まで信じていた物に裏切られた事、そして信じられない真実が今彼女を苦しめているんだろう。
しかし今は待つ事しかできないだろう。
そしてさやかは自身の体の痛覚を斬り、無茶な戦いを始めた。
そんな事ではいつか滅びてしまう。
そんな日常が続く中後輩である上條から呼び出しを受けた。
「おう上條どうしたんだ」
「えぇ先輩に相談したい事があるんです。」
「へぇ、どんな事なんだ?」
「実は僕この前志筑さんに告白されたんです。」
「えっそうなのか!」
そうまさかの相談は俺の知らない恋愛事だった。
「はい、それで僕は今迷っているんです。」
「迷うって」
「今の気持ちです。」
「そうか」
「僕はこの告白はうれしいですけでそれでもさやかを思い出してしまうんです。
今はそれを相談したくて勝機さんに話しています。」
「そうか」
そうか、今はまだ分からないか。
俺も正直わからない。
もしも俺の身近のだれか、それが例えば心元だとしたらどうなるんだろうか。
俺とあいつは一心同体みたいな物だけどその答を出すのにはわからない。
他にも式さんだ。
俺はあの人と出会い、つらい経験もあったが一緒にいる間とても楽しかった。
だからまだ分からない。
俺はまだ答を出す事ができない。
だから俺に言える事はただ一つだ。
「気持ちに素直になればいいんじゃないかな」
「えっ」
「俺も正直わからない、だからお前が好きな奴ってのは誰なんだ?」
「それは分からないから」
「例えばお前と志筑が付き合った。
それでお前は満足か?」
「えっと、僕はそれだったらもしかしたら」
「そうどうだ」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
しばらく沈黙は続いた。
そして
「僕決めました」
「んっ?」
「僕さやかに告白します。」
「そうか」
「今からでも僕行ってきます」
「おう、がんばれよ」
そう言い上條はどこかへと飛び出して行った。
「もう夜か」
俺は気が付くと周りが夜になっていた。
「んっなんだ」
それは電話だった。
「はい、もしもし」
『もしもし、お兄ちゃん』
「どうしたんだ?」
『お兄ちゃん、さやかちゃんが』
「さやかがどうしたんだ?」
『さやかちゃんが魔女になった』
「なんだって!」
そうそれは今相談した少年の告白するつもりだった少女の名前だった。
◇
「どうしてこうなっちまたんだよ」
そう声を落としている杏子と共に目の前にはさやかだった体が目の前にあった。
そう魔女になった彼女の体は今は抜け殻の状態である。
「これからどうしたらいいのか」
「わからねぇ」
「あぁ」
そうこんな状態ではどうしたらいいのか分からなかった。
「今は一端考える為に解散しよう」
「でも」
「今この状態では考えようにもダメだ。
今は落ち着く為に休も「いくらやっても無駄よ」っ!」
「もう遅かったのね」
「暁美」
目の前では黒い魔法少女がいた。
「こうなる事が分かっていたのか」
「えぇだから殺そうとしたの」
「あんたは」
「よせ、杏子」
「あなたはこの状況を本当に打開できるとでも言うのかしら鹿目勝機」
「さぁな」
「いくらやっても無駄よ、もうあの状態になったらもう止められないわ」
「そんなもん分からないじゃないか」
「分かるわよ」
そう言った暁美の声はなぜか涙ふいていた。
「それがこの世界のルールなのよ、だからこそ私はそんなルールからは飲まれてしまうの」
「暁美、お前は俺の能力を知らないのか?」
「あなたの能力は知っているわ、モンスター召還、魔法の発動、でもねそんな事もできないじゃないこんな状況を」
「いや、まだ知らない奴があるぜ」
「なんですって」
「ルール破り」
「はぁ」
そう言った瞬間暁美は呆れた様子で言った。
「それがどうしたのルール破りかどうかしらないけどそれがどうしたのよ」
「いや、お前の言うルールは俺が破って見せる」
「破るってどうやって」
「考える」
「そんなんじゃあ、無理だわ」
「いいややってやる」
「好きにしてると良いわ」
そう言い暁美はどこかへ行った。
「ホントにあるのかそんな事が」
杏子が俺に心配するように話しかけたが
「いや、まだわからない。」
「おい」
「まぁ待て、だけど「見つかったぞ」おぅ」
「えっなんだこのガキは」
「えっと、今お兄ちゃんの影から」
「気にするな、それで分かった事ってなんだ!」
そこには俺の影にいた心下が眼鏡をかけた状態で現れた。
「うむ、どうやら奴らは魂をエネルギーに換え、そのエネルギーを魔女にさせる事が目的じゃ。
だからこそ発動できるカードがあったんじゃ」
「あったってどういう事なんだ」
「このカードじゃ」
「これが」
そう言われ渡されたカードの能力を見た。
そうかこの方法があったのか。
「まどか、杏子見つけたぞ」
「見つけたって本当なのか」
「本当に」
「あぁ、この方法だったら行けるかもしれない。」
「そうはさせないよ」
「っは!」
そこにいたのはオリジンだった。
しかしいつもとは様子が違った。
そう奴はしっぽでなにかを持っていた。
「君がやろうとしている事は僕達にとっては厄介な事だからね。
悪いけどそのカードは渡してもらうよ」
「悪いな
それは無理な相談だ」
「そう、なら仕方ないね」
そう言いオリジンはしっぽからなにかを出そうとする。
「まどか受け取れ」
「えっ!」
そう言いカードをまどかに渡した。
「杏子、まどかと一緒にさやかを探してくれ。
俺もすぐにこいつを倒してそっちに向かう。」
「あぁ分かった。」
「でも」
「大丈夫だ、心配するな」
「・・・」
「大丈夫だ、頼んだぞ」
「そっちもな」
そう言い杏子達は必死に走っていった。
「さぁ行こうかオリジン!」
「まったくわけがわからないよ」
そう言いオリジンの体は変わっていった。
それはその姿は変わっていった。
4つの竜が一つになった姿だった。
真ん中にはそれを象徴するような門があった。
「神帝」
そう俺の前には4体のモンスターが一体になった神帝がいた。
「「「「切札勝機、君をここで倒す」」」」
「そうは行くかよ、行くぜNEX」
そう言い俺はNEXを召還した。
そこから暗闇のような小鳥が現れた。
「行け、ダーク・ルピア」
そして俺はすぐに別のカードを出した。
「そして進化、サンバーストNEX!」
その姿は4本の剣を持つ竜の姿だった。
「神帝、お前を駆逐する!」
そう言い神帝との戦いが今行われる。