魔法少女まどか☆マギカ 外伝 アウトレイジを使う者出現 作:ボルメテウスさん
とにかく情報収集をした結果分かった事は3つ
1つはここは鹿目家という家族である。
2つめは俺はその家の長男である。
3つめはアウトレイジの書やデュエルディスクがある事。
しかしデュエルディスクはかなり小さくコンパクトになっている。
「よくわからねぇ~」
「そこ、なにがわからないの?」
「あっなんでもありません」
「まったく」
そして現在俺は通っているという学校に行っている。
このまま家にいてもなんの進展もないと思い学校に来たのはいいがやはり手がかりらしきものはなかった。
そんな考えをしていると
キーンコーンカーンコーン
学校でよくあるチャイムがなり、学校が終わった。
その後は終礼をし、解散する事になったが俺はこれからどうするかを考えてながら帰り道を通っていた。
「どうすればいいんだろうな、カツドン」
『そうは言ってもなこの世界に来てから特に変わった様子はなさそうやしな。
それにこの世界はやっぱり』
「あぁ、デュエルモンスターズがない」
そうこの世界、つまりデュエルモンスターズが一般に普及されていなかった。
正確にはこちらの世界のように大きくなっているわけではなく、はやりのカードゲームという事になっている。
「さて、どうしたもんかね」
『あぁ、そうやな』
そう考えながら返るとなにか風でこちらに紙がきた。
それは
「なになに風見野名物カレーパン今回特別セール一個50円だと!」
『勝機はん』
「あぁ、行こう」
俺達はすぐにカレーパンを買う為に風見野へと向かった。
待っていろカレーパン!
「あれ、あれってまどかのお兄さんあんなにあわててどうしたんだろう?」
「えぇ、まるで必死に走りまして」
「あははっ、たぶんカレーパンだと思うよ」
「あっカレーパンか」
そんな会話が聞こえたが関係ない。
俺たちはただ進むだけだ。
「『カレーパンの為に』」
◇
俺たちは必死にセールのある店に行くとそこはすでに戦場に近い状態だった。
店の前にはこのセールを駆けつけたと思われるおばさん軍団。
一人一人があらゆる戦場を駆け抜けたと思われる人物ばかりだ。
その迫力に負けそうになるがふっと思いとどまる。
まさに獲物を狙うタカのような人物ばかりだ。
さらにはあのスーツ姿の男達だ。
たぶん俺達とはかわらないぐらいの25,6歳ぐらいの男性達だがその迫力はまさに鉄壁の守りだ。
あの防御力を超えるのは容易ではない。
まさに亀のごとくだ。
しかしそんな強敵の中でも一番はあの少女だ。
赤いポニーテールをしている少女だ。
彼女は狙った獲物を絶対に逃がさない為に大きな爪を持っている。
そんな迫力がありながらそっと息を潜ませている。
あいつは間違いなく虎だ。
この中でもっとも強いと思う赤い虎だ。
するとこちらに気づいたのかこちらを見た。
どうやらあちらの少女も同じような者かこちらに狙いを定めた。
どうやらこの戦いで一番の強敵はあいつだ。
しかしこちらも負けてたまるか。
なぜなら俺にはこのスピードがある。
この龍のごとき速さで絶対にカレーパンを奪ってやる。
こうしている内にも時間は刻々と迫っていく。
そしてついに
「はーい、お待たせしました。
それでは今からカレーパンセール、始めます」
ウォォーーーー!
そんな歓声の中俺は戦いに挑んだ。
そのカレーパンはすでに幾人もの戦士が取ろうとしていた。
させるか。
俺はすばやくその場にあったカレーパンを取った。
どうやらこの店は様々な所でいろんなカレーパンがあるらしい。
ここはチキンカレーコーナーか。
チキンか、まぁいい。
そう思いうしろを見るとどうやらポークを取った奴がいたらしい。
それは俺が先程見たライバルいわゆる虎がそこにいた。
やつもこちらに気づいたのかこちらを見た。
お互いの獲物を見合った後、再び別のカレーコーナーへと行った。
奴との決戦はいつになるかわからないからな。
そうしていくと時間は進みあっという間に5分が経った。
既に俺はあらかたのカレーコーナーのカレーパンを15種類取ったがそれ以外は既に別の奴に取られていた。
ここのカレーパンは全30種類のはずだ。
今回はこれくらいで十分かと思ったその時。
「はぁーい、それでは今から松阪牛入りのカレーパンを売ります」
松・阪・牛だと。
あの高級品がカレーに入っているだと。
あの肉は多くはステーキになっているがまさかカレーに入っているとは。
たしかにカレーは多くの食材を使用できるすばらしい者だが本来の高級品をさらに上の存在にできるというとんでもない存在でもある。
これは手に入れるしかないと思い向かおうとしたらそこにはすでにおばさん軍団によって攻められようとして、外側からはサラリーマン達によって鉄壁の防御だと。
これでは防御破る事ができない。
どうしたらいいんだ。
「おい、あんた」
ふと、声をかけられた。
そこには先程から俺の中で虎と呼んでいる少女だ。
「あんたのスピードなかなかのもんだな」
「そうか、ありがとうよお前もあの突破力はなかなかのもんだったな」
「だろ」
そう言い互いをほめ合った。
しかし今はこんな事をしている場合では
「そこで提案だ。」
「提案だと?」
「そうここは手を組もうじゃない」
「なに」
ここは手を組むだとどういう事だ
「あたしはあれを突破できる力はあるけどあのおばさん達を抜けてカレーパンを取れるスピードはない。
あんたはおばさん達を抜けるスピードはあるが、あの防御を突破できる力はない。」
「そこで俺達が組むっていう訳か」
「そう、あたしが突破する道を造る。
あんたはその道を突破し、カレーパンを手に入れる。」
「報酬は」
「手に入れたカレーパンの半分」
「乗った」
俺はその提案を乗る事で彼女の手を握った。
「あたしは佐倉杏子だ」
「俺は鹿目勝機だ」
「そうか勝機だな、それじゃあ行くか」
「あぁ」
俺達はそれを合図にカレーパンを手に入れるべく向かった。
とても強固な守りだったがあっというまに突破した杏子はさすがだと思った。
俺はすばやくおばさんの隙間を狙いカレーパンを取った。
数はちょうど4個。
どうやら他は別の人物に取られたらしいがまぁ良い。
俺はおばさん達の雪崩から護る為に壁際により雪崩をかわした。
そして雪崩を抜け杏子の元へと向かうと
「取れたか」
「あぁ」
俺は自慢そうにカレーパンを上げた。
それを見て杏子もにやりと笑った。
こうして俺のカレーパンを巡る戦いは終わった。
◇
「あんたなかなかやるね」
「そっちもな」
俺達はあの後カレーパンの受け取りの為に近くの公園へ行くとそこでお互いのカレーパンを交換した。
どうやら俺が取っていなかったカレーパンは杏子が取っていたらしい。
お互いが満足するまで食べ、感想を言い合った。
「それじゃあ、俺もうそろそろ帰らなくちゃいけないから」
「おう、そうか」
「そんじゃあ、また機会」
そう言い杏子と別れた。
一時の休息だと思ったらとても良い経験だと思った。
しかしその時は知らなかった。
まさか杏子とはあんな形で再会するとは