ストライクウィッチーズ 〜カールスラントの英雄〜   作:テアイチ

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かなり間が空きました!すみません!それでは、どうぞ!


魔力覚醒

「何なんだ!?」

「どうなっている!?」

「おじさんを離せ!」

「タイチ…!?」

 

そこには魔力に目覚めたタイチの姿がいた。頭には耳が生えてお尻には尻尾、地面には広大な魔法陣が広がっていた。

 

「こ…こいつは悪魔だ!お前ら上官命令だ!撃て…撃て!」

「は…はっ!」

 

男に命令され部下と見られる兵士はタイチに銃口を向ける。そして引き金を引いた。中から弾が発射されタイチに向かってくる。するとタイチは右手を前に出して手のひらを相手に向ける。

「ふう〜!!」

「何だ!あれは!?」

 

手のひらからは魔法陣と同じ様な青色の文様が浮かび上がるすると発射された銃弾はタイチに当たると思いきやその文様に弾かれてしまった。

 

「シールドだ」

「シールドだと!?」

「あれは先の大戦で一部のウイッチにしか使えなかった新たな魔法だ…まさかタイチが使えるとは」

「シールドはシールドでもいずれ壊れるそれまで打ちまくれ!」

 

兵士達は更に撃ち続けるが全くシールドは壊れない、ある程度するとタイチは少しずつだが兵士達に近づいていた。

 

「どうして効かないんだ!?」

「やつは悪魔だ!うぁぁぁぁ!!」

 

するとタイチは一瞬で1人の兵士を吹き飛ばした。吹き飛ばされた兵士は一瞬で気絶した。

 

「おい、タイチいい加減にしろ!奴らはこれで懲りたはずだ!」

「はぁ…はぁ…おじさん…僕は…いったい…?」

 

ダンの慰めで怒りで我を忘れてたタイチは攻撃を辞めてを下ろす。すると頭に生えていた耳はスゥーっとヘコみ尻尾も消え、魔法陣も徐々に小さくなりやがて消えて魔力を消費した為疲れたのか倒れてしまった。

 

「ふぅ…ようやく収まりやがった…」

「き…貴様!一体何者なんだ!?答えろ!」

「やめろ!お前ら、もう分かっただろ?これ以上こいつを怒らすな」

 

隊長らしき男が銃を向け質問するがダンの言葉に圧せられ銃を下ろす。するとダンに向かって本題を話す。

 

「わかったこの少年の件は見なかった事にしよう。して本題だ、私はカールスラント国防陸軍バイエルン方面第2軍集団ミュンヘン駐屯第4師団第6小隊隊長クリス・イアハート中尉であります。ダン・シュタイン元陸軍中佐、我が国首相アドルフ・ヒトラーが定めた再軍備法に基づき貴方を再び軍に迎えるためにきました。」

「この俺をを再び軍に?何でまた?」

「それは私にもわかりません…しかし我らが首相アドルフ・ヒトラーは偉大な方です!彼はいつか我が世界の人種より優っている事を証明すると言っております!そのため貴方がた旧カールスラント帝国軍人を招集しているのです!」

 

そう隊長クリスはダンに伝える。それを聞いたダンは黙り込み考える。一度は原隊に復帰する為やれる事はやった、しかしそう上手くはいかなかった。老いぼれ明日への希望を無くしていた時この話が入ってきた。

 

「わかった、とりあえず考えさせてくれないか?明日中には答える、それでいいか?」

「了解しましたでは後ほど伺いに行きます。」

 

そう伝えクリス達はその場を去った。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「あ…あれ?ここは何処?」

 

目覚めるとそこは見たことある場所だった。首を左に傾けるとそこには何やら準備をしているダンの姿があった。

 

「おっさん…?」

 

タイチは立ち上がりダンの所へ向かう。

 

「おっ!タイチ起きたか、体は大丈夫か?」

「うん…すこし体が重い…」

「そりゃ魔力を使ってたからな」

「魔力?」

「お前…覚えてねーのか?」

 

一連の流れをダンはタイチに話す。それを聞いたタイチは驚き腰を抜かす。

 

「ぼ…僕が…ウイッチ!?」

「そうだ、恐らくお前が世界で初めての男のウイッチだ」

「こ…怖いな…」

「何言ってるんだ?これは凄いことなんだぞ!もっと胸をはれ!」

「う…うん…所で何をしているんだ?」

「あ…あぁ…実はお前にもう一つ言わなきゃならいけないことがある。」

「何?」

 

するとダンはリュックを背負い立ち上がる。するとタイチに向かって真実を話す。

 

「俺は今から軍隊に戻る…」

「軍隊!?何で!」

「まぁ落ち着け話を聞け!良いか?今、世の中は大きく動いている。戦争で負けたこの国だが…また強くなれるかもって言ってる人がいる。俺はその人の為に戦うことを決めた。」

「その人って誰?」

「そいつの名前はアドルフ・ヒトラーこの国のトップの人間だ」

「アドルフ・ヒトラー…いつになったら戻ってくるの?」

「わからない…もしかしたら戻って来ないかもしれない…」

「そんな…」

 

それを聞くとタイチは涙を流す、しかしダンは慰めようとしない、してしまうと情が湧き行けなくなる。

 

「わかってくれ…タイチ…!」

「わかったよ…一つだけ聞きたい事があるんだ!」

「何だ?」

「ウイッチでも…軍人になれるかな?」

 

タイチはダンに問いただす。ダンが言った言葉はただ一つ。

 

「誰にでもなれる!やる気があれば人間何でもできる!」

「本当に!?」

「あぁ!本当だ!」

「じゃあ約束だ!僕はウイッチパイロットになって偉くなる!だからおっさんも僕に抜かされないように頑張って偉くなってよ!」

「わかった、約束だ!約束の証としてこれをお前にやる」

 

ダンは首にかけていたペンダントをタイチに渡しそれを首につける。

 

「これは?」

「これはかつての国の皇帝ヴィルヘルム二世から頂いたペンダントだお前が偉くなり俺に会うときに勇ましい姿でこのペンダントを着けて俺に会いに来い。」

「うん!約束だ!」

「じゃあ行ってくる!」

「気をつけろよ!」

 

タイチに別れを告げてだダンは家を出たタイチは離れていくダンを見えなくなるまで手を振った。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから1年の月日がたった。

 

1936年12月

 

「はははは!いよいよ年貢の納め時だなタイチ!そろそろ観念してお縄につきやがれ!」

「やっと貴様を捕まえれる!これで大金持ちだ!」

 

タイチの周りを野蛮な男達が囲い込む。まさに緊急事態だ。

 

「ふん!まだ俺は捕まるわけにはいかない!お前達には興味はない!行かせてもらう!」

「この人数で逃げ切れると思うなよ!」

「それはどうかな?ふぅ〜っ!」

 

タイチは目を閉じて精神を統一する。すると頭から耳が生えて、お尻から尻尾が生える。そして地面からはあの頃よりももっと大きくなっている魔法陣が出現した。その真ん中にタイチがおり足をすこし曲げジャンプをする。すると少し衝撃波が飛び交い一瞬でタイチは数メートル飛び男達の包囲を抜ける。

 

「あばよお前ら!多分二度と会わないだろうからな!」

「まちやがれ!」

 

タイチが早く移動してしまっただ為一瞬で男達は見えなくなった。タイチは急いでた。理由はなんだって?それはたった一つカールスラント国防陸軍兵士育成学校への入学試験なのだ。

 

「おっさん…少しは良い事するじゃんか…」

 

タイチの手には試験手続きの書類があった。それにはダンの署名が書かれていた。親のいないタイチの為にダンが用意してくれたのだ。

 

「待っとけよ!おっさん!俺は絶対におっさんに追いつく!そして追い抜く!絶対にこの国の英雄になってやる!」

 

 

 

ここに1人の少年の英雄への物語がはじまる。

 

 




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