PHANTASY STAR ONLINE2~星霜ヲ蝕ス三重奏~   作:無銘数打

16 / 37
Episode13『勘よりも酷い、当てずっぽうです』

 「最初の被害者の遺体が発見されたのは海洋地区……海洋地区か、初めて来たが、結構広いもんだな」

 「この場所だけで、このアークスシップの海産物を一手に担っている場所ですからね。ほら、あのドームの1つ1つで様々な海洋生物が繁殖されているそうです」

 アークスシップの海洋地区は、彼女の言うように海産物を生産する地区だ。美味い魚が食えるのは海洋地区のおかげという事だ。此処とは別に農業地区では、農作物や植物栽培、家畜飼育などの生産がされており、食糧の生産プラントもある。どちらもアークスシップには絶対に必要な場所であり、この場所がなければ俺達は飯が食えない。

 「ドーム毎に分ける必要があるのか……そうか、他の種類を一緒に入れると、互いに食い合うからか」

 「多分そうだと思いますが、各海洋生物に合った環境に分けられているのだと思います。それに、海洋生物の生態研究なども行われていますので、色々と楽なんですよ」

 「詳しいな」

 「まぁ、表の仕事で何度か来た事がありまして……あぁ、後は水質の管理もこのエリアの仕事で―――」

 「ストップ。別に社会科見学に来たわけじゃないぞ」

 「そうでした……すみません」

 休日なら色々と楽しめたが、残念ながら今日はお仕事だ。

 俺と始末屋のお嬢さんは、アークスが殺された事件について調べている。捜査資料でもわかる内容があるが、情報部の彼女だから知っている事もあるだろうと思い、こうして最初の現場に訪れているのだ。

「でも、私で良かったのですか?私は一応部外者ですし、捜査ならアンジュと一緒の方が」

 「アイツはアイツで別件で動いてるよ。というか保険だな、保険」

 「保険、ですか」

 「使わないに越した事はないんだが、念の為にな……さて、それで現場は何処だ?」

 最初の現場は、複数のあるドームの中で入口に近い場所。該当するドームは大型回遊魚の繁殖場所であり、この魚は絶品だ―――いや、そうじゃなかった。

 「中には入れますか?」

 「これでも警備局員だからな。先に情報部の連中の手が回ってない事を祈るよ」

 こっちの懸念は取り越し苦労だったのか、すんなり警備局の胸章を見せる事で中に入れた。ちなみに、始末屋は同じく警備局の局員という事になっている。

 「でも、これはあまり局員に見えないのでは?」

 「構わんだろ。少なくともあの恰好よりは際どくないし、アークスよりも派手じゃない」

 便利な事に彼女は髪色、着ている服まで自由に変える事が出来るらしい。

 とりあえず今回は、蒼い髪を黒に染め、地味目の服にしてもらった。あと、念の為に顔を隠す眼鏡も忘れずに、という感じだ。

「服に金が掛からないな」

 「あまり嬉しくないんですけどね」

 ジョンドゥと直接な面識はないらしいが、あの蜥蜴男が彼女を知っている可能性はある。その為に変装しておいて無駄ではないだろう。

 そしてたどり着いたドームの中、広すぎる空間の殆どは海水に占められ、あちこちに捕獲用の網がついた機械がおかれている。人の歩くスペースは当然水面の上にあり、シンプルだが効率的な作りをしている。

 「亡くなったアークスは、此処に浮かんでいたそうですね」

 「死因は絞殺。絞められた以外にも体中に傷はあったらしいが、被害者の死因は絞殺でまず間違いないとさ。死亡推定時刻は深夜帯。この場所の定時は17時。夜勤で出てくる連中は、主に警備員だ。機械は止まってるし、このドームの施錠も完璧だったらしいが、朝になって出てきて見れば、海面に浮かぶ仏さんと来たもんだ」

 「監視カメラに犯人の姿は写っていないですよね」

 「こっちが回収した映像ではなかった……そっちではどうだったんだ」

 「監視カメラの映像には、僅かながら加工の後がありました。特定の時間、特定の場所。全てが死亡推定時刻に一致していました」

 つまり、殺してから監視システムに手を入れて、別の映像に作り替えたってわけか。

 「加工前の映像を復元できなかったのか?」

 「色々と手を尽くしたようですが、駄目だったそうです。それと、この近くの施設で何か争った形跡があり、情報部の見解では被害者はそこで襲撃に遭い、此処に逃げ込んだのではないか、だそうです」

 「その場所で他に何か無かったのか?」

 「残念ながら何も」

 まったく、そういう事がわかっているなら、こちらにも情報を渡してほしいものだ。地味ではあるが人海戦術で目撃者を探す事も可能だったというのに。

 一応、このドームで働いている者に色々と聞いてはみたが、真新しい情報はなかった。

 「次行くか」

 「市街地区ですね。場所は確か、下水処理施設に繋がる下水道のはずです」

 「嫌な臭いがしそうだ」

 「私だって我慢するんですから、頑張りましょう」

 海洋地区を離れ、市街地区にある下水処理施設。その場所に繋がる無数の下水道は地図で見れば、蜘蛛の巣か迷路に見える。これを真面目に下水処理施設から行く気は当然なく、予め用意していた交通課から借りた地図を手に、現場に一番近いマンホールにたどり着く。

 「―――なんで工事現場の作業員の格好してるんだ?」

 気づけば、彼女の格好が変わっていた。工事現場の作業員らしくツナギと黄色いヘルメット姿。

 「こっちの方が目立たないと思いまして」

 「そっちがその恰好でも、俺の格好がこれじゃ目立つだろう」

 とりあえず、捜査協力している作業員という設定にしておく。

 マンホールから地下に降りると、鼻を突く異臭。死臭とは違う生臭さは意外と強烈だった。二人供ハンカチで鼻と口を隠しながら、進む。

 足元は滑って、鼠らしき生物がウロチョロしている。女性らしい可愛らしい悲鳴でも聞けるかと思って彼女を見るが、どうかしたのかと、首を傾げられた。最近の女性は強いらしい。

 10分程して目的地に到着したが、此処で誰かが殺されたとか関係なしに酷い場所だ。

 「第一発見者は、下水道の定期巡回をしていた作業員。発見した時点で死体は害獣に齧られ、酷い状況だったそうですね」

 「死ぬ時は、自分の体が残った状態で死にたいもんだ」

 汚水に害獣と死体の状況は最悪。それでも何とか被害者は首の骨を折られて死亡した事は突き止めたが、それ以上は難しかったらしい。

 「この辺りは防犯カメラとか無いよな、流石に」

 「残念ながら、此処では犯人は大した苦労はしていなかったみたいですね。下水道なんて普通の人は来ませんし、死体が発見されたのは奇跡に近いです」

 辺りを見回しても、残念ながら奇妙な点などは見つからない。先ほどの海洋地区のドームの様に別の場所で襲撃に遭い、此処まで逃げてきたという可能性もあるだろうが、この場所ではその証拠を見つける事は警備局も、情報部でも出来なかったらしい。

 「どうします?もう少しこの場所を調べますか?」

 「ちょっと勘弁したいな、それは」

 2件の殺人は、同一犯による連続殺人の可能性が高いだろうと警備局は思っていた。殺されたのが一般市民ではなく、アークスだからというのが一番の理由だろう。同じ職種に就く者が、こうも変死しているのだ。繋がりを考えない方が馬鹿だ。

 「情報部は殺された場所に、何か意味があると考えたていたのか?」

 「いいえ。殺された理由に意味はあっても、場所にはないというのが見解です。私もそうですし、貴方もそうですよね」

 「今の所は同感だ。殺され方に意味はないし、死に場所にも意味はない……なら、必要なのは殺された奴等は、何かを見つけたって事になるな」

 「……あの、そろそろ外に出ませんか?ちょっと限界です」

 「それも同感だな」

 下水道から脱出後、周囲から怪訝な顔で見られる。いや、怪訝な顔というか不快な顔というのが正しい。互いに顔を見合い、自分の服に鼻を近づけ、通行人同様に不快な顔をする。

 「一度家に帰るか」

 「そうですね。あの、シャワー浴びてもいいですか?」

 「そうしてくれ。俺も浴びたい」

 

■■■

 

 想定外の一時退却となってしまったが、時間は正午、昼飯を取るにはちょうど良い時間だ。

 シャワーを浴びて嫌な臭いから解放され、戻るとテーブルの上には余り物で作った料理がちらほら。

 「……なんか、新鮮だな」

 「なんですか、私が料理が出来るのが変ですか?」

 「怒るなよ。そういう意味じゃない。我が家で、まともな食事が出てくるなんてないんでな。昨日といい、今日といい。今まで生活に戻れそうもない」

 「それ、少し努力すれば良いだけでは?」

 「それが出来ないから、困ってるんだよ」

 文句はないし、普通に美味い。最近はジャンクフードばっかりで、この間の健康診断でも色々と言われたからな。体は鍛えていても、体の中まではそうはいかない。こんな時にキャストが羨ましいと思う。

 「午後からは工業地区ですね」

 「工業地区か。確か、今あそこの実験場でAISに搭載される新型エンジンのコンペが行われているんだったな。アークスの関係者も多いだろうから、慎重にいかんとな」

 「詳しいですね」

 「男はそういうのが好きなんだよ。それにAISは一度乗ってみたかったんだが、乗る機会なくてな。それが唯一アークスだった頃の心残りさ」

 そう言えば、タタラからも新型エンジンのコンペに参加する連中が居るらしい。だけど、あそこの技師は職人気質が高いせいか、こういうコンペで勝つ事があまりないらしい。確かに良い質の物を作るのだが、それを生産ラインに乗せるにはコストが掛かりすぎている場合もあれば、単に自分達の技術を見せつけたいのか、とんでもない物を作ってくる奴もいるらしい。

 「この時期にコンペとは、随分と思い切った事をしますね」

 「確かに。でも、これでAISの活動時間が抜群に伸びれば、そっちとしても助かるだろ?」

 「あれは確かに強力な兵器ではありますが、活動時間が短い事が懸念材料でしたから。今のところ、あれが実践投入されたのは数える程ですし、対若人戦ではダーカーに侵食されて敵の手に落ちた事もありますから、私からはなんとも……それに、実はあんまり得意じゃないんです、AISの操縦」

 隠密行動をする奴がAISで派手に暴れまわるなんて、普通はしないからな。

 さて、無駄話はこの辺にして事件の話に戻るとしよう。

 「工業地区で殺された奴の死亡推定時刻、というか死んだ時間は確定しているな」

 「稼働中の大型プレス機で圧殺、悲惨ですね」

 工業地区は工業関係の施設が連なる一大コンビナートとなっており、アークスが使う武器やキャストの素体やパーツ、更には日用品や車なども此処で作られている。今回、事件が起きたのはキ廃棄エリアで起きた。

 目撃者は多数。

 今回の件では一番多くの証言が取れた場所だった。

 ある作業員の証言では、いつもの様に流れてきた廃棄されるパーツのチェックを行っている最中、誰かが叫び声をあげた。何事かと見れば、ラインに乗っている部品の中に動く物体があった。それが何か最初はわからなかったが、理解した瞬間、絶句した。それは人だった。両手足を縛られ、猿轡をされた人が部品と一緒にライン上を流れていた。流れる部品の先にあるのは、部品を粉砕するプレス機。作業員は急いでラインを止める様に指示を出したが、ラインは止まらない。ならばと緊急停止ボタンを押すが、これも反応がない。事態を聞きつけた他の従業員が救出に向かうが―――

 「即死なのが唯一の救いか」

 「惨い事をしますね」

 死体は原型を留めていなかった。

 それが人であると知らねば、ただの肉片でしかない。

 他の事件と違い、これだけは異質だった。まるで見せつけるように殺されたアークス。これ以上、探りを入れればこうなると警告する様だった。

 「情報部では、この時点で事件の担当者の変更がありました。前担当者から、次の担当者であるジョンドゥへ」

 「そこで奴の登場か」

 「捜査員も多くの変更があったみたいです。主にジョンドゥの息がかかった者ばかりで、それ以外は全員外されました」

 「自分に都合が良い連中を揃えたってわけか」

 「情報部で開示されている情報は、此処で完全に途切れました。ジョンドゥは捜査状況を情報部へ回していません」

 その言葉には、流石に耳を疑った。

 「おいおい、どうして内部でそんな事をしてんだよ?身内だろ」

 「彼に私達が身内だという認識はありませんよ。むしろ、彼にとって見れば、自分以外が全員敵に近い連中だと思っているのでしょう。ですから、私がこの件に介入するまでの情報は、これ以上はありません」

 つまり、最後の事件である農業地区では、警備局の情報以上のモノは期待できないという事か。

 「だがよ、そんな事が許されるのか?確か、情報部の頭はあの三英雄だろ」

 「えぇ、そうです。でも、それでもジョンドゥは情報部へ情報を回しませんでした。理由としては、情報統制の必要がある重大な案件故、だそうです」

 「子供の言い訳にしか聞こえないな」

 「そうですね。情報部全体が彼に対して良い感情は向けてません。でも、同時に彼がそうする事で解決してきた事件が、沢山あるという事も事実でした。自らの暴挙を実績で正当化してるんですよ、彼は……そして、その事実が故に彼側に就く者も出てくる」

 出来ない事が起こっているのだろう。このナオビでも、アークスでも。その中心にいるのはジョンドゥという存在。警備局がどうとかの問題ではない。あれは情報部すらも破壊しかねない爆弾なのだろう。

 いや、この場合は破壊ではない。新たな体制となった今だからこそ、完全ではないからこそ、それだけの暴挙を行う事が可能となり、完成する前に別の形に作る事も可能だと言える。

 そして起こった4件目の事件。それがナオビにおいて都市警備局とアークスの関係を最悪なモノにしてしまった。

 捜査への圧力などという生易しい言葉ではなく、明確なる捜査停止。それを行ったのは、間違いなくジョンドゥだろう。

 「私の今回の仕事は2つです。1つはアークス情報部の者が殺された事件の調査。もう1つはジョンドゥが隠している事件の捜査情報を手に入れる事です。2つ目は自分でも泥棒な気分でしたけど」

 始末屋ではなくスパイとしてナオビに来たという事か。その事実に少しだけ安堵する自分がいたが、

 「となると、お前さんがクレアの部屋に居たのは、ジョンドゥが隠した捜査情報から、事件に繋がる何かを掴んだから、先回りしたって事か」

 彼女は首を横に振る。

 「その逆です。昨日も言いましたが、今の私には碌な支援はありません。当然、情報についてもです。ジョンドゥがこの事件の情報を開示するか、私が手に入れるかでしか情報部は動けませんので。そして、私は見事に何の情報も得られませんでした」

 「……それじゃ、クレアの部屋に居たのは」

 「お恥ずかしい話なんですが、警備局から漏れた情報で殺されたのがアークスの関係者と知り、藁にも縋る想いで……」

 「つまり、勘か」

 「勘よりも酷い、当てずっぽうです」

 

■■■

 

 食事を終え、俺と始末屋は車で工業地区へと向かう。その最中、車内から見える街に異物が紛れ込んでいる事に気づく。

 「統合軍の装甲歩兵か」

 「早いですね。昨日の今日じゃないですか」

 何時からかは知らないが、最初から連中が配備されるように手回しされていたのだろう。それにしても、あんな重装備の歩兵が街中に居るって光景は、安全とは程遠い光景だ。装甲歩兵を見る住民達は、皆が不信と不安を抱いている。

 「装備だけなら、アークスに次ぐ最新鋭だな。まったく、警備局にも少しは回して欲しいもんだ」

 「武器を持つから安心して過ごす事が出来るとは思えません。警備局員は私と会った時の貴方と同じように、必要最低限の装備で街を守っています。それが住民の安心に繋がっていると私は思いますよ」

 そう言ってもらえると、少しだけ気持ちが楽になる。

 「ですが、女性に命令口調で暴力を振るうのは、いただけませんけど」

 「人を怖い凶器で脅す奴に言われたくないな」

 互いに小さな笑みを浮かべ、俺は車を進める。

 浮島になっている市街地から、工業地区へ繋がる橋を走る。

 「統合軍を簡単に動かす権力か……流石は『無銘の血統』ってわけか」

 「もしかして、それをジョンドゥに言いました?」

 「言ったな。すげぇ怒ってた。必ず殺すってよ」

 「喧嘩を売るには大きな相手ですね。『無銘の血統』は彼にとっては忌み名ですよ」

 忌み名ねぇ。

 フォルテは『名誉ある敗北者』を忌み名と呼ぶが、それはあくまで彼個人の意見だ。

ならば『無銘の血統』はどうなのか。

 あれは正真正銘の忌み名だろうな。

 奴にしても、周りの連中にしても。

 そうして思考している内に車は橋を抜け、工業地区の入り口まで近づいた。行くべき場所が見えたからこそ、思考は確かな覚悟を作り出す。

俺は車の速度を緩め、道路脇に停車させる。

 「どうしました?」

 「……なぁ、そろそろ聞いて良いか?」

 こうして事件を調べている以上、これは避けては通れない話だ。

 彼女は俺が何を聞きたいのか察したのか、僅かに顔を強張らせる。

 「危険な話です。出来れば、貴方には最後まで知らないでおいて欲しいのですが……」

 「心遣いは別にいいさ。繋がってるんだろ、アークスが殺された事件。ジェリコとクレアが死んだ事件。そしてイプシロンとスパルタン―――全部だ」

 「確証はありません。ですが、可能性は多いにあります。可能性があるからこそ、危険なんです。あってはならない事、あるはずがない事なんです」

 俺の為、ね。

 今回の事件の始まりは、アークスが殺された事件だと思ったが、そうではない。あれも事件の中の1つ。そして次の殺されたのはアークスに関係していたジェリコ、そしてその女クレア。これも事件の1つ。そしてその先に現れたのは、イプシロンという怪人と、スパルタンという怪物らしき男。

 「それでも、聞きますか?」

 「覚悟なら昨日の内に出来てるよ」

 「そうですか……わかりました」

 彼女は深呼吸し、言葉を紡ぐ。

 それは、あまりにも規格外で、想定外で、予想外な言葉だった。

 

 「数か月前、マザーシップが何者かにハッキングを受けました」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。