新人アイドルは吸血鬼   作:水羊羹

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第五話

 エミリアが卯月のライブを見学してから、少し時は流れ。

 レッスンの日々を過ごしていたエミリアだったが、今日は宣材写真を撮る事になった。

 

 事務所で苺パフェを頬張っていたエミリアは、プロデューサーの言葉を聞き、スプーンを咥えたまま小首を傾げる。

 

「ふぇんふゃいふぁひん?」

 

 まずは、食べ終わってからでいい。

 

「ふまぬな」

 

 プロデューサーの言葉に頷き、幸せそうな表情でパフェを平らげていくエミリア。

 当初は鋭利な刃物のような雰囲気が常であったが、今では見る影もない。

 事務所にもすっかりと馴染み、頻繁にデザートを食べている姿が目撃されている。

 

 もきゅもきゅと食べているのが可愛いのか、最近では事務所でアイドル達がエミリアと絡んでいる。

 かな子が自作のお菓子をあげたり、莉嘉とシール談議に花を咲かせたり、杏と一緒にソファでだらけたり。

 

 完全に、誇り高き吸血鬼としての威厳が消え失せていた。

 そんなダメダメえみりあを見て、同じ部屋にいる卯月がニコニコと笑っている。

 

「エミリアちゃんも宣材写真を撮るんですねっ」

 

 今回、エミリアの宣材写真を撮るにあたり、どうしても一抹の不安は隠せない。

 流石に大丈夫だとは思うが、万が一エミリアが暴走するかもしれないのだ。

 

 そういった諸々の危惧を抱いた莉嘉が、卯月にエミリアの監視を頼んだというわけである。

 もっとも、卯月本人にはエミリアは写真が苦手だから、笑顔のやり方を教えてあげてと伝えてあるので、心なしか気合が入りすぎている気がするが。

 

「島村卯月、頑張ります!」

 

 いや、頑張るのは卯月じゃなくて、エミリアなんだけど。

 

「あ、そうでした。えへへ、エミリアちゃんの応援を頑張りますっ!」

 

 それも少し違う気もしたが、むんっと拳を握り締める卯月の姿が大変可愛かったため、まあいいかと思考放棄したプロデューサーだった。

 プロデューサーは最初のアイドルファンでもあるので、アイドルの魅力には骨抜きになっているのだ。

 

「けふっ……うむ、この店のぱふぇはまずまずであったな。しかして、三村かな子の甘味には及ばぬ。やはり、あやつは妾の専属料理人として眷属に迎え入れるべきであるか」

 

 布巾で口元を拭いたエミリアは、卯月とイチャついているプロデューサーに目を向ける。

 

「して、宣材写真とはなんだ?」

 

 簡単に言うと、エミリアの精巧な似顔絵を作るということ。

 その写真を宣伝して、みんなにエミリアの存在を知ってもらおうというわけだ。

 これから事務所内のスタジオで、今後のための写真を撮るから付いてきてほしい。

 

「ふむ。最近は同じれっすんで飽きてきたところだ。ここらで気分転換するのも良かろう」

 

 エミリアも納得してくれたので、プロデューサーは二人を連れてスタジオへ向かうのだった。

 

 

 ♦♦♦

 

 

 スタジオでカメラマンなどに挨拶をしたあと、早速エミリアは宣材写真を撮る事になった。

 軽く化粧などで顔を整える手筈になっているのだが、何故かエミリアは顔をしかめてファンデーションをかわす。

 

「なんだそれは」

「化粧道具のファンデーションですけど、もしかしてエミリアちゃんって、お化粧をしたことがないんですか?」

「化粧……ああ、肥えた人間が行う油塗りか。あのような汚らしい行為をするわけがなかろう。あれを行った人間は悪臭が酷いからの。鼻が曲がりそうで困ったものだ」

 

 思わずといった様子で鼻を摘むエミリアの言葉に、スタジオ内の空気は凍りついた。

 なんて恐ろしい事を言うんだ、と戦慄した様子で後ずさる男性スタッフと、幼い少女に言われたからか、ショックを受けたように膝をつく女性スタッフ。

 他にも白目を剥いた妙齢の女性スタッフや、そのタマゴ肌が憎らしいと睨むスタッフ、そのうち貴女も私達の気持ちがわかるわ、と菩薩の笑みを浮かべたスタッフなんかもいた。

 なお、最後のスタッフの儚い希望に関しては、残念だが吸血鬼で不老不死──なぜか幼女化はしたが──なので、エミリアがお肌関連で悩む事はない。

 

「エ、エミリアちゃん!? ダメですよ、そんなことを言ったら!」

「む? いかんのか? 妾の実体験に基づいた事実を言ったまでだが」

「た、たしかに、子供にはお化粧の匂いがキツいって聞いたことありますけど……」

 

 困ったように見上げてくる卯月を見て、頭を抱えていたプロデューサーは考え込む。

 どうにかして、エミリアの勘違いを取り除かなければ。

 というよりなんとかしなければ、一部の女性スタッフの目が凄い事になっている。

 下手をすれば、このまま出禁を食らう可能性すら。

 

「どうした、そんな苦悶に満ちた顔をして」

 

 色々とツッコミたい衝動を抑えながら、プロデューサーはエミリアに頼む。

 その人達が使っていた化粧品と、この化粧品を比べてみてくれ。

 

「ふむ……ほほう、これからはそこまで嫌な臭いがせぬな。これも化粧道具であるか?」

 

 その通りだ、エミリアが知っているのとはまったく違う。

 

「なるほどの。これならば、まあ及第点といったところか。仕方あるまい。我が眷属(ぷろでゅーさー)の顔を立てて、これを妾の顔に塗る名誉を島村卯月に授けよう」

「え、私ですか!?」

「うむ。いかに我が眷属(ぷろでゅーさー)の要望とはいえ、下賎な人間に高貴な妾を触れさせる栄誉を与えるわけがない。しかして、島村卯月がするならば、妾とて我慢をしてやろう」

「えぇと、プロデューサーさん……?」

 

 オロオロと視線を行ったり来たりする卯月をよそに、プロデューサーはスタッフに申し訳ないと頭を下げる。

 一部のスタッフはなんか面倒な子供だな、とため息を零していたが、大体のスタッフは個性的なアイドルに慣れているのか、仕方ないですねと苦笑い。

 なんとか穏便に済みそうだ、とプロデューサーは胸を撫で下ろすのだった。

 

 

 ♦♦♦

 

 

 スタッフから軽くレクチャーを受けた卯月は、不敵な笑みで仁王立ちするエミリアの前に立つ。

 眉尻をキリリと上げながら、卯月はこの大役をこなしてみせると意気込んでいた。

 

「し、島村卯月、頑張ります!」

「誇れ、島村卯月。其方だからこそ、妾は肌に触れることを許可したのだからな」

「はい、ありがとうございます!」

「う、うむ」

 

 邪気のない満面の笑みの卯月を見て、毒気が抜かれたらしい。

 少し怯んだ様子のエミリアだったが、すぐに挑発的に笑んでいる。

 

 スタジオ内に、卯月が施す化粧の音が響く。

 元々必要ないほど綺麗だったとはいえ、流石は人に見られるアイドルがやっているからか。

 卯月の手によって、みるみるうちにエミリアは変貌していく。

 

 恐ろしげで怜悧な美貌が、華やかさを増して花開く。

 咲き誇る花はまるでバラのようで、辺りにバラの香りが漂う錯覚にすら陥る。

 ただ化粧をしただけなのに、この変わりよう。

 エミリアの素質が高いと見るべきか、卯月の魅せ方が上手いと捉えるべきか、スタッフのレクチャーが良かったと考えるべきか。

 どれだったとしても、エミリアが普段の五割増しで可愛くなったのは、間違えようのない事実だ。

 

「──できました!」

 

 屈んで化粧をしていた卯月は、そう告げると立ち上がって三歩ほど下がる。

 何度か別の角度からエミリアの顔を眺め、やがて嬉しそうな笑顔で頷く。

 

「ふむ。中々の手際であったぞ」

「鏡です。どうですか、エミリアちゃん?」

「……おお、これはなんとも。普段から綺麗な妾の顔が、黄金以上に輝いておるぞ! 島村卯月、誠に大儀であった。褒めて遣わす」

「えへへ、喜んでくれて良かったです」

 

 むふーと鼻から息を吹いて満足げのエミリアと、我がことのように喜色の声を上げる卯月。

 どうやら、意外なところで二人の絆が深まったらしい。

 また、先ほどの傲慢な幼女とのギャップに、スタッフ達も可愛らしいところがあるじゃない、といくらか険を和らげていた。

 

 プロデューサーとしても、ほっと安堵のまま寝転びたい気分だ。

 エミリアはこの世界では異質なので、いつ何時爆弾が落ちてくるかわからない。

 だから、爆発しないで終わりそうな事は、危なかったと安心できる。

 

 スタジオ内の空気が柔らかくなったところで、改めてエミリアの宣材撮影が始まった。

 カメラマンがカメラを構え、エミリアに好きなようにポーズを取るよう伝える。

 

「む? こうか?」

 

 なぜか、エミリアは唇を大きく裂けさせ、鋭い八重歯を見せつけた。

 同時に変えた佇まいも、今からお前の心臓を抉りとる、といった危ない形になっている。

 

 カメラマンからしたら、なんだこの下手くそなポーズはといったところだろう。

 実際、困ったように頭を掻いて、別のポーズにしてくれと告げている。

 

「ふむ、中々良いと思ったのだがな。ならば、これでどうだ?」

 

 今度は、口元に手を添えて、悪役ばりの高笑いポーズを取ったエミリア。

 幼女なのにやたら絵になる事から、向こうでは普段からしていたのだろうな、とプロデューサーは容易に想像がついた。

 卯月もこれには戸惑っているようで、珍しくなんとも言えない笑顔になっている。

 

「あはは……エミリアちゃん、笑顔ですよ笑顔!」

「む? 笑顔なら既に浮かべているではないか。この姿を見せると、人間共が無様に這いつくばっての。大層愉快であったわ!」

 

 興が乗ってきたのか、エミリアは次々と悪辣なポーズを取っていく。

 しかし、当然の話なのだが、どれも宣材写真に使えるものではない。

 カメラマンが何度もダメだしをしていき、それに呼応してエミリアから笑顔が消えていく。

 

 初めは楽しげだった表情は淀み、寄せられた眉からはありありと不快感が読み取れる。

 何度も足を踏み鳴らして苛立ちを示し、全身から剣呑な雰囲気が垂れ流されていた。

 

「……不愉快だな」

 

 ポツリ、と。

 エミリアから漏れた呟きには、微かに殺意が篭っていた。

 撮影当初のほんわか空気はどこへやら。今のスタジオ内は、龍がいる洞窟に単身で挑むような、悲観的で緊迫感のある空気に包まれている。

 

「プロデューサーさん……」

 

 心配げに胸に手を添えている卯月の呟きに、プロデューサーは頷いてエミリアを呼ぶ。

 

「……なんだ?」

 

 どうして、エミリアのポーズはダメなのかわかるだろうか。

 

「知らぬ。人間共が妾をおちょくっているのであろう? いくら寛容な妾とて、そろそろ黙っているわけにはいかなくなっておるの」

「け、喧嘩は危ないですよ、エミリアちゃん!」

「島村卯月よ。其方の言葉とはいえ、妾は意志を曲げるつもりはないぞ」

 

 安易に暴力を振るうのか、吸血鬼。

 

「え、吸血鬼?」

 

 目を点にする卯月の隣で、エミリアは愉快げに目を細めた。

 その真紅の瞳は深い色を湛え、艶やかさが乗る。

 

「この場で、その言葉を放つか。我が眷属(ぷろでゅーさー)、妾へ吐いた唾は飲み込めぬぞ?」

 

 構わない。

 もう一度尋ねるが、先に手を出すのか?

 

「喧嘩を売られたゆえにな。あやつらは、妾のことを理解しておらぬ。誰になにをしていたか、己の身体に刻み込まさせなければのう」

 

 つまり、エミリアは下賎と思っている人間から逃げるのか。

 

「……なに?」

 

 不愉快な様子で睨みつけてくるエミリアへと、プロデューサーは淡々と説明していく。

 特に勝負というわけではないが、あえて勝負という形を取るならば、これはエミリアの撮影を成功させる戦いだ。

 エミリアの勝利条件は、スタッフからポーズのオッケーを貰うこと。

 そういった前提条件を無視して、別の手段に訴えるという事は、既存の勝負では勝てないと相手から逃げた事になるだろう。

 

「そんなことは、ない……ぐぬぬ」

 

 一応は否定していたエミリアだったが、プロデューサーの言葉に一理あると見なしたのか、悔しそうに歯ぎしりしている。

 先ほどまでの恐ろしき吸血鬼の気配はなりを潜め、地団駄を踏むただの幼女に戻っていた。

 

 どうにか、エミリアを落ち着かせる事に成功したらしい。

 納得してくれるかはわからなかったが、とりあえずは首の皮一枚繋がった。

 あとは、彼女にちゃんとしたポーズを取ってもらうようにするだけだが……

 

「エミリアちゃん」

「む、なんだ。島村卯月?」

 

 そんな時、ハラハラした様子で見守っていた卯月が、しゃがみ込んでエミリアと目を合わす。

 自分の頬に手を添え、可愛らしくアイドルスマイルを向ける。

 

「こうやって、笑顔でいるだけでいいんですよ。宣材写真は」

「笑顔……?」

「はいっ。カメラを通して、これから自分のことを見てくれる、知ってくれる人達を思って、今の自分ができる最高の笑顔を届けるんです」

「ふむ。笑顔、笑顔か」

 

 思案する素振りを見せながら、撮影スペースに戻るエミリア。

 こちらを見ていたスタッフ達に何度も頭を下げ、プロデューサーはもう一度撮影をお願いしますと頼み込む。

 仕方ないと苦笑いを零したカメラマンが、顎に手を添えているエミリアに声をかける。

 

「少し待っておれ。──これでどうだ?」

 

 今度のエミリアは、動きが少なかった。

 先ほどまでの悪役のポーズはなく、ぎこちなく笑っているだけ。

 しかし、今までとは雲泥の差とも言え、卯月とプロデューサーは笑みを漏らす。

 

 カメラマンもこれはいけると思ったのか、心なしか熱を持って笑顔に注文をつけていく。

 一瞬眉をしかめたエミリアだが、すぐにそれに応えようと笑顔を作る。

 

「エミリアちゃん、頑張って!」

 

 プロデューサーは知っている、エミリアの出自を。

 我々人間と根本的に価値観が違う吸血鬼が、自分達と同じ目線に立とうと頑張っているのだ。

 これに感動せずして、なにが彼女のプロデューサーだ。

 知らず手に汗を握り込みながら、エミリアならできると声援を飛ばす。

 

「なぬ!?」

 

 まさか、プロデューサーからも応援されるとは思わなかったのだろう。

 素っ頓狂な声を上げたかと思えば、その白い頬に赤みを散らしたエミリア。

 

 瞬間、カメラマンのカメラが素早く光る。

 何度も激写したあとで、今のは中々良かったとエミリアを褒めていた。

 初めての褒め言葉に、エミリア自身も満更でもない様子だ。

 

「ふふん、そうであろう? 妾にかかれば、この程度他愛もないの!」

 

 とはいえ、他に撮れた写真は固い笑顔のみ。

 これはこれで初々しくて味はあるが、やはり宣材写真には良い笑顔を選びたいもの。

 プロデューサーからすれば、ここいらで満面の笑みが見たい。

 

「うーん、どうしましょう。私はファン達の笑顔を考えるのが好きですから、自然と笑顔になっちゃいますけど」

 

 頬に手を添えて呟きを漏らす卯月の言葉を聞き、プロデューサーはピンと来た。

 好きなもの……そうだ。エミリアも好きなものを思い浮かべて貰えればいいのだ。

 

 そもそも、エミリア自身は人間を下に見ており、ファンについても半信半疑だろう。

 だからファンを思って笑顔になれと言われたとしても、良い笑みを浮かべられるわけがない。

 

 プロデューサーは、今までのエミリアを思い返す。

 威厳のある姿、幼女化して幼くなった精神、初めて食べたケーキに笑顔になる様子……

 

「プロデューサーさん?」

 

 突如として閃いたプロデューサーは、卯月に思いついた策を伝える。

 彼女も微笑んで頷き、二人揃ってエミリアにこう告げた。

 

 ──今朝食べた苺パフェを思い出してみて。

 

 プロデューサー達の言葉を聞いたエミリアは、片眉を上げて虚空を眺める。

 しばらくして、ふにゃりと顔が幸せに緩み、可愛らしい笑顔を零した。

 

 もちろん、そんなエミリアの貴重な表情を、見逃すカメラマンではない。

 何度も刻まれるシャッター音が鳴り止み、写真を確認してからプロデューサーにグッドマーク。

 

「やりましたね、プロデューサーさん!」

 

 卯月とハイタッチして、喜びを分かち合う。

 十中八九上手くいくとは思っていたが、予想以上の成果に笑いが止まらない。

 

 そもそも、エミリアが見た目相応に笑っていた場面は、お菓子を食べている時しかなかった。

 だから、笑顔を撮るならば、それを思い出させるのが当然の帰結だ。

 いつかは、ファンを思って満面の笑みを浮かべてもらいたいが。

 

「……はっ!」

 

 幻のお菓子を食べ終わりでもしたのか、ようやくエミリアは我に返ったらしい。

 慌てた様子で辺りを見回し、撤収作業に入るスタッフを見咎め、なにかに勘づいたかのように、プロデューサー達の方へと振り向く。

 

「ま、まさかとは思うが、妾が甘味を想像している時の写真を撮ったのではなかろうな?」

 

 とても、可愛らしい笑顔だった。

 

「はい! 私も、エミリアちゃんは凄く可愛かったと思います!」

 

 プロデューサー達の言葉を聞き、俯いて肩を震わせはじめたエミリア。

 しかし直ぐに顔を上げると、涙目になってプロデューサーに襲いかかる。

 

「今すぐその写真を抹消しろおおおお!」

 

 吸血鬼に襲われたら、死んでしまう。

 そう考えたプロデューサーは、素早い身のこなしで逃げだす。

 当然、エミリアは追いかけ、二人はスタジオ内を駆け回る事になる。

 

「プ、プロデューサーさーん!? 部屋を走っちゃダメですよ!」

 

 卯月も慌てて追随して、スタジオ内が騒がしくなっていく。

 もちろん、機材に影響しない範囲で逃げているので、どちらかといえば歩き鬼のようになっているのだが。

 結局、直ぐに卯月に捕まり、エミリアと二人揃って説教を受けてしまうのだった。

 

 ともあれ、こうして最後は締まらなかったが、エミリアの宣材写真は無事に撮る事に成功するのだった。

 

 

 

 

 

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