学戦都市アスタリスク 叢雲と歌姫と孤毒の魔女、3人の物語   作:ソーナ

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譲れぬ思い

 

〜紗夜side〜

 

 

《鳳凰星武祭》準々決勝 シリウスドーム

 

 

 

「それじゃ───そろそろいきましょうか」

 

綺凛のその声に、私は手元に落としていた視線を上げ綺凛を見てうなずいた。

 

「?それ、なんですか?」

 

綺凛は私の手元にある、古い紙切れと、押し花がラミネート加工された栞、音符のキーホルダーを見て聞いてきた。

 

「・・・・・・これは私の大切なお守り」

 

私はそう言って手元を広げ、綺凛に見せた。

 

「『願い事チケット』・・・・・・?これはコスモスを押し花にした栞でしょうか・・・・・・?それと、八分音符のキーホルダー・・・・・・?もしかしてこれって・・・・・・」

 

「そう。これは綾斗達がくれたもの。私の大切な、一番の宝物」

 

「わぁ・・・・・・素敵ですね」

 

綺凛の言葉からは感動の感じが取れた。

 

「もしかして今日の勝利をそれらに?」

 

綺凛の問い掛けに私はぷるぷると首を横に振る。

 

「違う。これはあくまでお守り。今日の勝利は、私たちの力で掴むもの」

 

「・・・・・・そうですね。失礼しました」

 

綺凛の気合を入れ直している言葉を聴きながら、私は丁寧にお守りを懐にしまう。懐にお守りをしまった私は綺凛に向き直る。

 

「・・・・・・綺凛」

 

「あ、はい。なんでしょう?」

 

「───ありがとう」

 

「ええっ!?な、なんですか、急に!」

 

「ここまでこられたのは、綺凛の力があってこそ。感謝する」

 

「そ、そんな、やめてください・・・・・・」

 

私の突然の謝罪に綺凛はあわあわと両手を振る。

 

「・・・・・・私はどうしてもここに辿り着きたかった」

 

私はそう言いながら、ぎゅっと拳を握りしめる。

 

「アルルカントの自律型擬形体(パペット)を倒すため、ですよね?」

 

綺凛の言葉に私は静かに頷く。綺凛には予め、私が《鳳凰星武祭(フェニクス)》に出場することになった経緯を話してる。私がこれに出場した理由は、お父さんの作った銃への侮辱を撤回させるため。そして───

 

「・・・・・・綺凛には教えておこう。私のお父さんは、勤めていた研究所の事故で身体の大部分を失ってる」

 

「え・・・・・・?」

 

唐突な言葉に理解が追いつかない綺凛に、続けて話す。

 

「幸いにも脳は無事だったので、今は補償金で家に工房を作ってその中枢ユニットと連結している。本人的には慣れてしまえば生身の頃より精密な作業がこなせるようになったので、満足らしい」

 

「・・・・・・」

 

「気にしないでいい。お父さんは今の方が自由に好きなことを研究できるようになってよかったと言ってる。それに、私ももう割り切ってる」

 

「好きなことって・・・・・・」

 

「───私のための銃を作ること」

 

「・・・・・・紗夜さんのための?」

 

「そう。だからある意味でカミラ・パレードが言っていてことは当たってる。この力は多くの『誰か』ではなく、『私』というただ一人に向けて作られたものだから」

 

腰のホルスターに収められた煌式武装(ルークス)を撫でて言う。けど、もしかしたらお父さんの作ってくれた武器は『私』だけではなく、『私たち』だけのものかもしれない。懐にしまった大切なお守りに無意識に手を添えて思う。

 

「ただ、それでも───だからこそ、それを否定することを私は許さない」

 

私は固い決意の眼差しで綺凛を見て言った。それは決して曲げることが出来ない信念だ。

 

「・・・・・・あ、お父さんのこと、綾斗たちには内緒で頼む」

 

「どうしてですか?」

 

「綾斗は優しいから、きっと気を使わせてしまう。それはシルヴィアとオーフェリアも同じ。二人ともとっても優しいから。この大会が終わったら綾斗たちにキチンと話すつもり」

 

「・・・・・・分かりました 」

 

「いっぱい喋ったから疲れた・・・・・・行こう」

 

「あ、はいっ」

 

私は千羽切を腰に差した綺凛とともに控え室を出てステージへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステージへと向かって、薄暗い通路を歩いていると。

 

「やぁやぁ、お嬢ちゃん。お久しぶりー」

 

アルルカントの二人がやって来た。二人の片方、エルネスタ・キューネが気さくげに声を掛けてきた。私はエルネスタに担当他直入に聞く。

 

「・・・・・・用件は?」

 

「ありゃ、素っ気ないなあ。うちにカミラがどうしても試合前にお嬢ちゃんに言っておきたいことがあるって言うからさ」

 

エルネスタがそう言うと、彼女の前にもう一人のアルルカントの学生、カミラ・パレードが出てきた。

 

「久しぶりだね、沙々宮紗夜。なに、わたしも少し誤解をしていたようなので、決着を付ける前に一応言っておこうと思ってね」

 

「誤解?」

 

カミラの言葉に、私は眉を少しだけあげる。

 

「ああ。キミの試合を見ていてわかった。キミの使う煌式武装(ルークス)は単体で見ればどれも欠陥品だ。しかしキミがそれを使うことによって―――つまりはキミ自身を含めて一つの武器として見た場合、強力無比であると言わざるを得ないだろう」

 

「じゃあ―――」

 

「だが、先日の言葉を撤回する気ない。むしろ、有機的な不安定差が増すことを意味する。やはり実践的ではない」

 

カミラの言葉に私は目を鋭くしてカミラに言う。

 

「・・・・・・なら、お前達の人形に勝って認めさせる」

 

「不可能だ。万が一・・・・・・ありえない話だが、仮にアルディとリムシィがキミたちに負けたとしても、私がそれを認めることはない。・・・・・・ただ、その時は先日の言葉を撤回しよう。アルディとリムシィの武装には私と獅子派(フェロヴィアス)が積み上げてきた技術を全て注ぎ込んである。彼らを打ち破ったとするならば、さすがに実践的ではないと言えないからね」

 

「いいだろう」

 

カミラの余裕とも言えぬ、自信のある言葉に私はさらにやる気を満ちあふれさせて返す。

 

「じゃあねー」

 

くるりと背を向けて立ち去るカミラを追い掛けるように、エルネスタがぴょこぴょこと飛び跳ねるように追いかけて去っていった。

 

「行こう、綺凛」

 

「はい、紗夜さん」

 

「―――絶対に勝つ!」

 

「はいっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シリウスドーム ステージ

 

 

 

「聞くがよい!今回も貴君らには・・・・・・一分の猶予をくれてやろう!」

 

 

『出たアーッ!やはり出ました!アルディ選手のお馴染みの宣言!彼らは、全試合この宣言をやってのけた上で、ほぼ一分で試合を決めているのです!』

 

『ベスト4に勝ち残ったペア。しかも今大会勢いに乗る沙々宮・刀藤ペアにも今まで通りが通用するかどうか見ものッスね!』

 

 

自信満々に言い放ったアルディの声に、毎度お馴染みのふたりが興奮したように言う。

私はアルディの声を一瞥し、実況ふたりの言葉を聴きながら綺凛に向き直る。

 

「綺凛、そっちは任せた」

 

「はい」

 

「―――目に物見せてやれ」

 

軽くうなずくと、綺凛はその視線をアルディに向けて腰に差してる千羽切の鯉口を切る。

私も綺凛と同じように、戦闘に備え、意識を切り替える。

 

 

『《鳳凰星武祭(フェニクス)》準決勝第一試合、試合開始(バトルスタート)!」

 

 

試合開始が宣言されても、アルディもリムシィは微動打にしない。

しかもアルディは腕組をしたまま、堂々と仁王立ちをしている。とてもじゃないが試合に臨む姿とは思えない。傲岸不遜とはまさにこの事を言うのだろう。正直言って―――

 

「・・・・・・気に入らないな。綺凛」

 

「はい、紗夜さん。刀藤綺凛 ・・・・・・参ります」

 

綺凛は千羽切を正眼に構えると、アルディの巨体と真っ向から対峙する。

 

「刀藤綺凛か?」

 

「なにか?」

 

「我輩の防御障壁を突破しようとするならば、高火力の煌式武装を持つ沙々宮紗夜が相手をするのが妥当であろう」

 

「・・・・・・」

 

アルディの上から目線の言葉に無言で返す。

 

「確かに貴君はこの《鳳凰星武祭》出場者の中でも一、二を争う身体能力と練度の持ち主だ。データがそう証明している。だが貴君の武器は煌式武装ですらない、ただの日本刀にすぎない。純星煌式武装ならばともかく、それでは到底我輩の防御障壁を抜くことはできまいよ」

 

確かに綺凛の持つ刀は煌式武装ではなく、ただの日本刀だ。あのデカブツ―――アルディの言う通り、ただの日本刀では防御障壁を抜くことは不可能に近いだろう。だが、それは普通の刀使いだったらだ。

 

「悪いことは言わんが、今からでも沙々宮紗夜と交代するか、そうでなければ二人がかりで・・・・・・」

 

「―――なら、試してみますか?」

 

アルディの言葉を遮って綺凛が言う。

 

「うぬ?」

 

「わたしとこの千羽切があなたに及ばないかどうか・・・・・・。その身でもって確かめて見てください」

 

「・・・・・・よかろう。そこまで言うのであれば、やってみるがよい」

 

アルディがうなずくと同時に、閃光のような斬撃が走る

袈裟懸けに斬りつけたその一撃は、それこそ神速と呼ぶに相応しい疾さだ。しかし、綺凛の千羽切の切っ先がアルディのボディへ届く寸前で、忽然と出現した光の壁に撥ね退けられる。

が、それでも綺凛は構うことなく、二擊、三擊と斬撃を繋いでいく。

 

「無駄である。いくら貴君が速くとも、人間である以上反応速度で吾輩を超えることはできない」

 

綺凛の斬撃をアルディは腕組みをしたまま微動だにしないで、攻撃をすべて光の壁で弾き返す。

きっぱりと綺凛に断言するアルディ。対して、綺凛はと言うと。

 

「・・・・・・なるほど、よく分かりました。もう十分です」

 

一度千羽切を引き、呼吸を整え再び千羽切を八双に構え直す。そして再度、斬撃繰り出す。

 

「無駄だと言っているのが・・・・・・うん・・・・・・っ?」

 

綺凛の一撃は光の壁をすり抜けるよう、硬い金属音を立ててアルディの腕へ真一文字の傷を刻んだ。

 

「なにっ!?」

 

 

『お、おおーっと、これはすごい!ついに、ついについに、今大会で初めてアルディ選手が攻撃を受けました!』

 

 

驚き唖然としたアルディと対照的に、興奮した実況と大いに盛り上がる観客。

 

「馬鹿な・・・・・・有り得ないのである」

 

「先ほどの宣言を取り消してください」

 

「なに?」

 

「そして真っ向に勝負しましょう」

 

「・・・・・・それはどういう意味であるか?」

 

「わたしたちを馬鹿にしないでください、ということです」

 

綺凛が言い放ったと同時に、アルディは苦々しそうに口を噤む。そして、間髪入れずに綺凛が斬撃を放つ。

それを防ごうと光の壁が出現するが、綺凛の刃はそれを掻い潜ってアルディの脇腹に鋭い傷を穿った。

 

「ぐぬっ・・・・・・!」

 

「―――もし最後までそれを続けるつもりなら、次で終わらせます」

 

「・・・・・・・・・・」

 

千羽切を突きつける綺凛に、アルディは無言だ。

綺凛は小さく息を吐き、三度千羽切を閃かせた。

 

「はああーっ!」

 

鋭い呼気と同時に綺凛が刃を閃かせるが、それより一歩早くアルディが起動させたハンマー型の煌式武装が、綺凛を襲った。

 

「―――っ!」

 

綺凛は瞬時にハンマーの軌道を刀で逸らす。

 

 

『な、ななな、なんと!アルディ選手から攻撃をしかけたぁーっ!時間は宣言してから五十六秒!一分は経過しておりません!』

 

 

実況の言う通り、アルディの宣言した時間は一分を過ぎてない。まあ、そのことに私はまったく驚いてないが。

 

「・・・・・・お見事!この一件に関しては我輩の完敗である。あの宣言は取り消させてもらおう!」

 

ハンマーをぐるりと回転させ、アルディはその石突を地面に付きたてた。

 

「もしよろしければ、先ほどの技がいかなるものなのかご教授願いたい」

 

「それはあなたが機械であるから、です」

 

「・・・・・・どういう意味であるか?」

 

綺凛の言葉にアルディは理解しがたいと言った風に首をかしげる。

 

「あなたはわたしのデータと動作から攻撃を予想し、それに基づいて防御障壁を展開していたましたね?」

 

「うむ、まさしくその通りである」

 

「刀藤流には呼吸や視線、間合いの変化や筋肉の動き、そういったもの全てで相手を誘導するものがあります。熟練の剣士どうしの戦いならば一瞬の間に多種多様な読み合いが繰り広げられますですがあなたは機械であるが故に、わたしの動きに単純に反応してしまう」

 

綺凛はそこで区切ると、ばっさりと切り捨てる。

 

「―――ようは、あなたには致命的に戦闘経験が足りないのです」

 

「むぐ・・・・・・っ!」

 

綺凛の言葉にアルディはなにも言えないように言葉を紡ぎ、綺凛は再びアルディとの戦闘を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一方私はと言うと―――

 

「さすがは綺凛」

 

綺凛とアルディのやり取りを満足気に見つめた。

 

「―――解せませんね」

 

私と対峙するリムシィは、訝しげに眉を寄せていた。

 

「うん?なにが?」

 

「あなたがこの一分間、なにも仕掛けてこなかったことがです」

 

そう。リムシィの言葉通り、私は煌式武装を展開せず、ただ綺凛とアルディのやり取りを眺めていただけだった。

 

「あなたがたの方こそ、私たちを馬鹿にしているのではありませんか ?」

 

「・・・・・・その言葉をそっくり返す。おまえたちこそ、私と綺凛のことを馬鹿にしてないか?」

 

私の言葉にリムシィは両手に銃型煌式武装を展開し、照準を私に向け定めた。

 

「・・・・・・私はただ、本気のおまえたちと闘いたかっただけ」

 

リムシィの煌式武装に、私は焦ることなく腰のポーチに仕舞われていた、お父さんの作った煌式武装の起動体を取り出す。

 

「―――でないと、私には意味がない」

 

その直後、リムシィの放った光弾が私に降り注いだ。

しかし、私は光弾が当たる前に、身を翻してかわし、空中で煌式武装を起動させた。

 

「四十一式煌型粒子双砲ヴァルデンホルト」

 

その言葉は、誰にでもなく、ぼそりと呟いた。

お父さんが私のために作ってくれた武器の名を呼ぶこと。それは私が、自身に定めたルールの一つだ。

巨大なバックユニットを備えた大型の煌式武装が顕現する。それに応じて私の髪飾りが簡易照準モニターを展開させた。服装も動きやすい物に変わり、両腕には腕全体を覆うほどの砲身が、一門ずつ現れる。空中で、浮かびながら私はマナダイトに星辰力(プラーナ)を注ぎ込み、トリガーを引き絞る。

 

「―――《バースト》」

 

砲口の前に青白い光が集約し、膨張。

次の瞬間、甲高い発射音と共に巨大な光弾が二つ、大気を切り裂くような速度で射出される。

 

「っ―――!」

 

空に上がりリムシィは巨大な光弾を一つかわすが、二つ目の光弾は避けられず、リムシィに直撃した。

巨大な爆発音が響き渡り、リムシィの身体が反対側の壁にまで吹き飛ばされる。防御障壁がなかったら、もしかしたらリムシィは壁を突き破って場外にまで行っていたかもしれない。

そう思わせるほどの破壊力だった。

さすがお父さんの作った銃。

 

 

『すごーいっ!沙々宮選手の一撃がリムシィ選手へとクリーンヒット!』

 

 

「そんなわけで、こっちも準備OK。―――本気でこい」

 

もうもうと土煙が舞い上がるなか、土煙の中でリムシィの赤い双が輝いた。

私は負けるわけにはいかない。

お父さんの為もあるが、私も綾斗と同じ目的がある。私の大切な幼馴染み、オーフェリアを助けるという目的が。

見ているオーフェリアの為にも、私はこんなところで立ち止まるわけにはいかない。

私はその想いを胸にして、ヴォルデンホルトの砲口を構えた。

 

~紗夜side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~オーフェリアside~

 

 

ついに始まったアルルカントの疑形体と紗夜と綺凛の戦いを、変装して見ていたところに私の端末にディルクからの連絡が入った。

 

「・・・・・・ちょっと離れるわねフローラちゃん」

 

「あい!」

 

一緒に見ていたフローラちゃんと分かれて、人気のない場所に移動してディルクからの連絡を受ける。

 

「・・・・・・なんのようかしらディルク」

 

『別に、てめぇに用があった訳じゃねぇよオーフェリア』

 

「なんですって?」

 

ディルクの言葉に私は眉を寄せた。

 

『てめぇ、今シリウスドームにいんだろ』

 

「それがなに?」

 

『別に。なんでもねぇよ』

 

「?」

 

そう言ってさっさと通信を切るディルクに疑問を持ちながら、私はフローラちゃんのところに戻った。

が、そこには。

 

「―――!?・・・・・・ふ、フローラちゃん?!」

 

フローラちゃんのショルダーバッグがあるだけで、フローラちゃんの姿はなかった。

そこで私はさっきのディルクからの通信の意味がわかった。

 

「・・・・・・やってくれたわねディルク!」

 

私が少し席を離したわずかな時間に、フローラちゃんを連れ去ったのだろう。誰にも気づかれることなく。

 

「(おそらくこれ実行したのは黒猫機関(グルマルキン)の金眼の魔術師(ダンテ)魔女(ストレガ)。辺りの感じを見る限り、能力は隠密形!)」

 

瞬時に考え、対策を練る。

 

「(ユリスに連絡を取らないと!)」

 

すぐに私は端末を取り、ユリスに連絡を取ったのだった。

 

 


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