ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!? 作:RIM-156 SM-2ER
今回はストライクウィッチーズのSSを書かせていただきました。皆さまに楽しんでいただけたなら幸いです。
それでは本編どうぞ!
20XX年6月某日
突如、中国軍による与那国侵攻で始まった日中紛争。
日本政府は中国政府に重大抗議をするとともに国連安保理に訴え戦後初の防衛出動を発令した。
出動した部隊は以下の通りである。
【陸上自衛隊】 古谷剛 陸上幕僚長
<西部方面隊> 永木誠 陸将
・第15旅団 (沖縄) 潟見正治 陸将補
<陸上総隊> 住田幸一 陸将
・水陸機動団 (佐世保) 田中伸一 陸将補
・第1空挺団 (習志野) 幸田宏樹 陸将補
・中央即応連隊 (宇都宮) 石田陽一 一等陸佐
【海上自衛隊】 木田良友 海上幕僚長
<第2護衛隊群> 三池義男 海将補
・第2護衛隊 (佐世保) 水上雄二 一等海佐
・第6護衛隊 (横須賀) 板美剛氏 一等海佐
<佐世保地方隊> 神田健 海将補
・第13護衛隊 (佐世保) 窪田正彦 一等海佐
<第1海上補給隊> 中村正夫 一等海佐
・AOE-425 ましゅう 中曽根憲太郎 一等海佐
・AOEー426 おうみ 川良伸二 一等海佐
<潜水艦隊> 藤見俊三 海将
・第1潜水隊群 (呉) 富田耕四 海将補
【航空自衛隊】 永田英治 航空幕僚長
<南西航空方面隊> 冨田一郎 空将
・第9航空団 (那覇) 中井浩介 空将補
<警戒飛行隊> 隠田幸三郎 一等空佐
・第603飛行隊 (那覇) 飯嶋之男 一等空佐
<第8航空団> 永木剛紀 空将補
・第8飛行隊 (築城) 永井啓介 一等空佐
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一時宮古島まで中国軍の侵攻を許してしまうが那覇駐屯地より出発した第51普通科連隊と第2水陸機動連隊の奮戦で宮古島に侵攻してきた中国軍を追い出すことに成功した。
また宮古空港に第9航空団が進出してそこを拠点に南西方面の制空権の確保に成功した。そして第8飛行隊も宮古に進出し、毎日のように中国軍施設に対する空爆を敢行した。
まず陸上自衛隊は多良間島に上陸同島にいた中国軍1200名を攻撃し270名の捕虜を得た。この時自衛隊に31名の死傷者が出た。
またこの時アメリカ軍も参戦した。
それから一カ月後石垣島及び竹富島に上陸した。そこでは中国軍5500名と激突。海上自衛隊・アメリカ海軍合同部隊も中国軍と大規模な海戦を行いミサイルフリゲート7隻、駆逐艦3隻、原子力潜水艦4隻を撃沈。フリゲート3隻、駆逐艦1隻を中破、空母「遼寧」に小破の被害を与えたが海上自衛隊も第13護衛隊のDD-132あさゆき、第6護衛隊DD-110たかなみが撃沈され第2護衛隊DD-119あさひ、DDG-178あしがらが中破の被害をアメリカ海軍もアーレイ・バーク型ミサイル駆逐艦DDG-89「マスティン」が中破の被害をこうむった。
石垣島では一カ月の激戦の末ついに自衛隊による奪還が成功。1354名の捕虜を得たが自衛隊も128名の死傷者を出してしまった。
そこから2カ月ほど西表島の中国軍との睨みあいが続きその間海上自衛隊とアメリカ海軍の潜水艦が中国軍の物資を積んだ輸送艦を4隻撃沈させた。またその潜水艦を追い返そうとした中国軍の潜水艦や駆逐艦、フリゲートと戦闘になったが。返り討ちにしてフリゲート2隻、駆逐艦1隻、潜水艦4隻を撃沈した。
海上自衛隊による徹底した通商破壊作戦により西表島と小浜島の中国軍1500名は10月某日撤退を開始。その動きを察知した自衛隊と米軍は輸送艦を素通りさせ中国兵は本国に無事撤退できた。
さらに一カ月後自衛隊は与那国島に上陸。だが空爆と通商破壊作戦で弱っていた中国軍1200名はすぐに降伏し自衛隊は大した被害も出さずに奪還できた。
それにより補給線が分断された波照間島の中国軍も降伏した。
それから一週間後アメリカ軍海兵隊1300名陸上自衛隊1000名は尖閣諸島に上陸し3日に渡る戦闘の末尖閣諸島の奪還に成功した。この時中国軍捕虜320名をえた。自衛隊の損害は13名の死傷者だった。
12月某日
年末が近くなったこの日に中国と日本の間で講和が成立。日中紛争は日本の勝利と言う形で終わった。
だが日本政府はこの日中紛争を受けて防衛力の無さを実感し国民投票を実施、憲法9条を改正し自衛隊の大規模改変を行った。まず憲法9条の改正内容だが以下の内容である。
・自国からの宣戦布告を禁止する。
・戦闘に繋がりかねない軍事的挑発、戦闘行為を禁止する。
・戦力を持つことが出来る。
・他国から攻撃、宣戦布告などを受けた際の戦闘を許可する。
自国から戦争につながりかねないような行為は禁止しつつ自衛戦闘をよりやりやすくしたのである。前憲法下では攻撃などを受けた際の自衛が非常にやりにくかったからである。
さて、自衛隊の改変だがまず名称を「自衛隊」から「国防軍」に変更した。(防衛省は防衛省のまま)そのため陸上自衛隊は国防陸軍、海上自衛隊は国防海軍、航空自衛隊は国防空軍に名称を変更しまた新設組織として国防陸軍から独立した海兵隊も新設された。
またその他の面でも改変が行われた。それは以下の通りである。
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・固定翼機運用可能の原子力航空母艦2隻の配備。これは8年内での配備をめざし米軍から運用ノウハウなどを教わる。
・固定翼機運用可能な軽空母4隻の配備。こちらは6年以内の配備を目指す。これは主にシーレーンや本土防衛用である。
・攻撃型原子力潜水艦の配備。これも8年内での配備を目指す。
・長距離巡航ミサイルの配備。これは米国からトマホークを買うが将来的に自国での生産も目指す。
・国防軍人の定員を25万人から50万人まで増加させる。日中紛争の影響で国防軍の待遇なども改善し志願者が増えたため。
・弾道ミサイルの配備。これは5年内での配備を目指す。
・強襲揚陸艦の増強。
・通常動力潜水艦の増加。
・艦艇、航空機、車両の増加。
などである。また階級の一等陸尉等と言うのをやめ少尉、中佐と呼ぶようにした。階級は以下の通りになった。
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大将→中将→少将→准将→大佐→中佐→少佐→大尉→中尉→少尉→准尉→曹長→上級○曹→○曹→兵長→上等兵→一等兵→二等兵
いかがでしたでしょうか。
今回は自衛隊の改変のキッカケとなる日中紛争その内容を書かせていただきました。今回書いた自衛隊の部隊は実際にある部隊ですが指揮官名は架空です。
それではまた次回さようなら~~~~