ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!?   作:RIM-156 SM-2ER

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皆さまどうもSM-2です。
今回は日中紛争後日本の国防軍がどうなったか分かりやすくなっていると思います。なお旅団の規模や師団の規模は設定集の方をご覧ください。
それでは本編どうぞ。

※派遣艦艇に「ましゅう」と「たかほこ」を追加


第4話 派遣

ザザァァァン

 

12隻の鋼鉄の船が波をかき分けてすすんでいた。

第1空母打撃艦隊と第1輸送艦隊である。どちらも国防海軍横須賀基地に所属する艦隊で外洋遠征能力を有する艦隊である。今回は欧州に行くためにすすんでいた。欧州に行く部隊は以下の部隊である。

 

ーーーーーー

【国防陸軍】      野口幸樹   少将

第1遊撃師団     野口幸樹    少将 <陸上総軍所属習志野駐屯地>

第2遊撃旅団     城島亮介    准将 <陸上総軍所属仙台駐屯地>

第7師団       長間剛     少将 <北部方面軍所属東千歳駐屯地>

第1空挺師団     小野田義嗣   少将 <陸上総軍所属習志野駐屯地>

第2空挺旅団     長島孝俊    准将 <陸上総軍所属真駒内駐屯地>

第1砲兵団      三好健之    大佐 <陸上総軍所属御殿場駐屯地>

第6防空砲兵団    井沢正秋    大佐 <陸上総軍所属朝霞駐屯地>

第1工兵団      神尾弘     大佐 <陸上総軍所属朝霞駐屯地>

特殊作戦群A中隊              <陸上総軍所属習志野駐屯地>

 

【国防海軍】     伊崎康三郎   少将

第1空母打撃艦隊   伊崎康三郎   少将 <連合艦隊所属横須賀基地>

第1輸送艦隊     幸田美野里   少将 <連合艦隊所属呉基地>

AOE-425「ましゅう」 中宮幸助    中佐 <連合艦隊所属横須賀基地>

AE-901 「たかほこ」 川西徹     中佐 <連合艦隊所属横須賀基地>

特別警備隊A中隊              <連合艦隊所属岩国基地>

 

【国防空軍】     中谷玄     少将

第1戦略爆撃航空団  中谷玄     少将 <中央航空軍所属百里基地>

第1戦術輸送航空団  谷口勇夫    少将 <中央航空軍所属浜松基地>

新潟救難隊      荒井康輔    中佐 <航空救難団所属新潟分屯基地>

 

【海兵隊】      憲島藤五郎   少将

第1海兵師団     憲島藤五郎   少将 <海兵総隊所属佐世保駐屯地>

第4海兵旅団     上島徳之輔   准将 <西部方面軍所属佐世保駐屯地>

 

第1空母打撃艦隊

 

「艦隊司令。後2時間ほどで扶桑皇国海軍の艦隊との合流地点です」

「わかった」

 

その中心にあるあかぎ型原子力航空母艦あかぎの艦橋で艦隊司令と呼ばれた初老の男はそう答えた。

男の名は伊崎康三郎。日本国国防海軍少将で国防海軍第1空母打撃艦隊司令そして欧州派遣軍の総指揮官でもある。

12隻の艦は同じく欧州に向かう扶桑皇国の艦隊と合流すべくすすんでいた。だが20分ほどして突如無線が入る。

 

「艦隊司令!!扶桑皇国艦隊より入電![我、ネウロイノ攻撃ヲ受ケツツアリ。至急応援求ム]」

「なにぃ!合戦よぉーーーい!すぐにスクランブル待機している機に発艦命令!CAPは艦隊上空の警戒を厳とせよ!!」

 

CICにその命令はすぐに伝えられ復唱される。

 

『合戦よぉー―い!スクランブル機はただちに発艦せよ!これは演習ではない!繰り返す!これは演習ではない!』

 

パイロットたちがあわただしく動き始め甲板上に並べられていたF-35JCに飛び乗る。機付き整備員と呼ばれる整備員がF-35に群がり異常がないかチェックするとミサイルの安全ピンを抜いて回る。コレでミサイルはいつでも撃てる状態になったのだ。整備員たちも整列してパイロットたちに敬礼する。

パイロットは敬礼し返すとキャノピーを閉じて航空管制官と無線で会話する。

 

『スパロウリーダー ディスイズ アカギコントロール。発艦を許可します』

 

『ラジャー。発艦します』

 

航空管制官が発刊の指示を出したところでF-35はエンジンをふかしすぐに発艦した。国防軍の空母は最初カタパルト発艦方式にするかスキージャンプ台発艦方式にするかでもめていたが最終的にスキージャンプ台発艦方式に落ち着いた。

 

4機のF-35は上空で編隊を組み扶桑艦隊に向かって飛んでいく。

不意に伊崎が艦長に問いかける。

 

「扶桑艦隊とネウロイはレーダーでとらえているか?」

 

あかぎの艦長は伊崎の方をむいて威勢よく答える。

 

「はい!既に本艦隊正面約75Kmの地点にネウロイと思われる飛行物体及び扶桑艦隊と思われる大艦隊を探知しております!!」

 

伊崎はその答えを聞くと顎に手をあててしばらく考えた後指示を出した。

 

「・・・・・よし!全艦対空戦闘よぉーい!!戦闘機隊とCAPには誤射防止のため指示あるまで低空飛行を指示!!扶桑艦隊をSAM(艦対空ミサイル)で援護するぞ!!イージス艦には扶桑艦隊上空のネウロイを攻撃するよう指示せよ!!ほかは対空見張りを厳とせよ!!」

「はっ!」

 

伊崎の指示は再び復唱され全艦に通達されイージス艦が攻撃を準備する。

 

「こんごう、あおば対空戦闘用意よし!戦闘機隊低空飛行を開始した模様!CAPも低空飛行を開始しました!」

 

伊崎は小さくうなずくと声を張り上げた。

 

「対空戦闘開始!!SM-6てぇーーー!」

 

輪形陣の両脇にいたミサイル駆逐艦2隻が突如煙に包まれそこから計6本の白い矢が飛び出した。

6発の中SAMは扶桑艦隊の方向に飛んで行った。

 

 




いかがでしたでしょうか?
かなり軍備が強化されていることが分かったのではないでしょうか?派遣部隊の中に第7師団を入れたのは作者が乏しい知識で考えて第7師団が抜けたとしても警備範囲が少ないから第9師団とか第5旅団でカバーできるんじゃね。と考えた結果です。実際のところは知りませんが。
おかげで陸軍派遣部隊の中で唯一の方面軍所属部隊です。
ご意見、ご質問、ご感想お待ちしております。

次回 第5話 第1空母飛行団 

おたのしみに!

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