ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!?   作:RIM-156 SM-2ER

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どうも皆さまSM-2です。
今回は戦闘が少し入ります。作者が苦手な空戦回。ちゃんと書けているか不安です。
それでは本編どうぞ。


第18話 自暴自棄(前編)

飯塚は今浦と戦闘機動訓練を行うため耐Gスーツを着込んで格納庫に向かっていた。二人のF-35JCにはミサイルが装備されており、もし突然の襲撃があっても対処可能になっている。だが訓練をするときはプログラムを作動させるためいくらスイッチを押そうともミサイルが発射されることはない。

飯塚と今浦はミサイルの安全ピンがちゃんと抜かれているのか確認する。すると横で声がする。飯塚が声がした方を見ると坂本、宮藤、バルクホルン、リーネの4人がいた。どうやらこれから訓練らしい。

すると飯塚の視線に気がついたのかバルクホルンが飯塚の方を見る。バルクホルンは一瞬飯塚を睨んだ後目をそらした。飯塚も昨晩のことがあったため気まずくなって目をそらす。

 

「飯塚・・・・?どうしたんだ?」

 

飯塚は今浦の声ではっとして自分の乗機に乗り込む。だがその間バルクホルンのことが頭から離れることはなかった。

ーーーーーーー

「くっ・・・・・ふぅぅぅ・・・・・」

 

飯塚はGに耐えつつコントロールスティックを操作する。先ほどから後ろに今浦の機がぴったりと張り付いている。飯塚はそれを引き離そうと右へ左へ機を移動させる。だが飯塚がどれほど優秀なパイロットでも今浦は日中紛争で12機を撃墜したエースパイロットだ。そんな、簡単に引き離されはしなかった。

 

ビーーーー

 

ロックオンされたことを告げるアラームが機内に響き渡る。飯塚はチャフ発射ボタンを押す。だがその努力空しく、モニターに「You were shot down(あなたは撃墜されました)」の文字が出来る。それを見ると飯塚は機を水平飛行に戻し今浦と通信で話し始める。

 

「中佐はさすがに強いですね。まったく、いつまでたっても勝てる気がしない」

 

飯塚が苦笑交じりにそういう。

 

『そうか?お前の腕も上がったと思うぞ』

 

今浦の機が飯塚の機の横につく。

 

「お世辞はいいんですよ」

『お世辞じゃないんだがなぁ・・・・・』

 

そんなことを話していると飯塚がとあることに気づく。

 

「っ!中佐!レーダーコンタクト(レーダー探知)ポジション180/16(位置、方位180度距離18マイル)!!スピード200(速度200ノット)!基地に向かっています!」

『なに、ネウロイか!?』

 

レーダーにネウロイと思われる反応があったのだ。すると基地から通信が入る。

 

『スパロウリーダー!ディスイズ501コントロール(こちらは501管制である)エネミーコンタクト(敵機発見)ターゲットポジション180/18(目標位置、方位180度距離18マイル)!!』

『此方でも探知している!』

 

今浦が基地の航空管制官の報告にそう答える。

 

『了解。いまスクランブルがあがったが貴隊の方が近い。迎撃してくれるか?』

『了解した。今から迎撃に向かう』

 

今浦はいったん基地との通信を切る。そして飯塚と再び通信を始めた。

 

『飯塚聞いたな?』

「ええ、はっきりと」

『では、行くぞ!』

 

2羽の鋼鉄の猛禽は敵がいる方向に飛んで行った。

ーーーーー

時を少しさかのぼり

 

ウーーーーー

 

ネウロイの襲来を告げるアラームが基地じゅうに鳴り響いた。すぐに迎撃するためのウィッチがあがり、アラート当番の向嶋と緑川が駐機場に走る。

二人は掛けてある梯子をのぼり素早くコックピットに座るとシートベルトをしてかけてある航空ヘルメットをかぶる。その間に整備員がミサイルのピンを抜きコックピットにかけてある梯子を取り外す。整備員はコックピットのパイロットに抜いたミサイルの安全ピンを見せる。二人はそれを数え、装填してある全てのミサイルの安全ピンが抜かれたことを確認するとキャノピーを閉じ、滑走路に向かった。

 

ディスイズ501コントロール(こちら501管制)。ファルコンリーダー、離陸を許可します』

コピー(了解)。ファルコンリーダー テイクオフ(離陸)

 

向嶋の機はアフターバーナーを点火し大空に飛び立つ。後ろから緑川の機がついてくる。

 

ディスイズ501コントロール(此方501管制) ファルコンリーダー。既にスパロウリーダーとスパロウ03が迎撃に向かっている。この2機及びストライクウィッチーズ隊と協力し敵を迎撃せよ』

「ファルコンリーダー コピー(了解)

 

前にストライクウィッチーズの編隊が見えたがあっという間に2機は抜かしネウロイの要る方向に飛んでいく。

しばらくすると遠くに黒い点が3機見える。そのうち2機は1機の周りを飛び回っていた。

 

ターゲットインサイト(目標視認)!行くぞ!」

『了!』

 

2機は散開しネウロイにレーダー波を照射する。

 

FOX-1(アクティブレーダー誘導ミサイル発射)!」

 

翼下のハ―ドポイントから30式短距離空対空誘導弾(AAM-7)が発射される。AAM-7は発射母機からの指示を受信し終末誘導で自らのレーダーを起動しISFの反応がない目標に向かい飛翔して行った。

 

ドーーーーーン

 

ミサイルはネウロイの装甲に着弾すると爆発を起こしその装甲を削った。

ネウロイの悲鳴とも雄たけびともつかない耳障りな音か辺りにこだました。だがネウロイはミサイルによって破壊された装甲を着々と再生させていた。




いかがでしたでしょうか?
アクティブレーダーホーミングミサイルは本来米軍などでは「FOX-3」ですが、空自ではそれは機関砲・機関銃を使うときの符丁なのでセミアクティブホーミングミサイルの符丁である「FOX-1」を使用しました。
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それではまた次回、さようならぁ

次回 第19話 自暴自棄(中編)

お楽しみに!
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