ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!? 作:RIM-156 SM-2ER
今回もかなり満足いく作品です。最近、結構筆が進んでます。
では本編どうぞ。
「最近、やつらの出撃サイクルのブレが多いな・・・・」
坂本は現場空域に向かう途中そうつぶやいた。するとミーナが坂本に近づく。
「カールスラント領で動きがあったらしいけど・・・・・くわしくは・・・・」
「カールスラント!」
バルクホルンは祖国の名前が出たことで動揺する。それも昨日その事で飯塚と言い争ったから動揺は2倍になっていた。
「どうした?」
「いや・・・・なんでもない・・・・・」
坂本からの問いにバルクホルンは「何でもない」と返した。その時横を2機のF-35JCが通り過ぎて行く。目測で距離は500mほど離れていたが音速を超えた時に出るソニックブームはすさまじい音と風を巻き起こして行く。
それをみて坂本はぼそりとつぶやく。
「相変わらず、日本の戦闘機はすごいな・・・・・」
「ええ、シャリーさんが”乗せてくれ”ってこないだも今浦中佐に頼みこんでたわ」
ミーナはクスクスと笑いながらそう言う。そんなことを言っているうちにネウロイがいる空域に近づいてきた。
「よし、隊列変更だ。ペリーヌはバルクホルンの2番機に、宮藤は私の所に入れ」
坂本からのその指示を聞くとペリーヌは忌々しげに宮藤を睨みつける。
しばらく飛んだ後坂本が魔眼で前方を睨みつける。すると5つの黒い点が見えてきた。1つの黒い点ではひっきりなしに爆発が起きている。今浦たちがミサイルや機関砲で攻撃しているからだ。
「敵発見!」
その報告を聞きミーナがすぐさま指示を出した。
「バルクホルン隊突入!」
「了解」
バルクホルンとペリーヌはネウロイに突入する。
「少佐、援護に」
「了解・・・・ついてこい。宮藤」
「はい!」
坂本が上昇すると宮藤もそれに続いて上昇を始める。
バルクホルンは自身のMG42の有効射程まで近づくと引き金を引いてネウロイに向けて発砲する。
それを見ていた向嶋はすぐさま指示を出す。
『ファルコンリーダーより各機!ウィッチ隊の到着だ!上昇して一時退避せよ!』
すると4機のF-35JCは上昇し一旦ネウロイと距離を取る。なぜなら、近いとF-35の速度が余りにも早いためウィッチと激突したり、ソニックブームによってウィッチの安定飛行が阻害されるためだ。そのためウィッチ隊が来たら今浦たちは距離を取りミサイルでの援護に回りウィッチ隊と交替交替で接近し機関砲などで攻撃することになっているのだ。
だが飯塚はいったん距離を取った後、下を見ると とあることが気になる。
――クロステルマン中尉がついていけていない・・・・?・・・・・いや、バルクホルン大尉が早いのか・・・・!
そうバルクホルンが2番機であるペリーヌを置いていき勝手に攻撃をしているのだ。ペリーヌもそのことが気になっていたがとある光景が目に入った瞬間それも吹き飛んでしまった。
坂本にぴったりと宮藤がついてネウロイに攻撃をしているからだ。
「あの豆狸、坂本少佐と一緒に!!」
ペリーヌは一気に速度を上げバルクホルンの後ろについた。
その時後方からの支援に徹していたミーナが異変に気がつく。
「やっぱりおかしいわ・・・・」
「え?」
一緒に攻撃をしていたリーネは言葉の意味が分からずつい、そう言ってしまう。
「バルクホルンよ!あの子いつも視界に2番機を入れているの・・・・・なのに今日は一人で突っ込みすぎる!」
今浦たちも同じことに気がついていた。今浦たちは30式短距離空対空誘導弾で援護しようとレーダー波を照射しロックオンしていたのだがミサイル発射ボタンが引けないのだ。なぜなら、バルクホルンがネウロイに近すぎて撃ってしまうと着弾した時の破片がバルクホルンを襲いかねないのだ。いくらウィッチでシールドがありミサイルの中でも比較的弾頭重量が軽い空対空ミサイルだとしても3.5kgで厚さ200mmの鉄骨を切断できる高性能指向性爆薬弾頭15kgを至近距離でくらえば軽傷では済まない。
『くそっ!バルクホルン大尉が邪魔だ!援護攻撃ができない』
無線で緑川の悪態が聞こえてくる。今浦は無線でバルクホルンに呼びかけた。
「バルクホルン大尉!接近し過ぎだ!さがれ!」
だがバルクホルンは下がらず更に接近してある一点を攻撃する。ペリーヌも遅れてその場所につきそこに銃撃を加える。
「あそこを狙って!」
「はい」
『
ミーナの指示でバルクホルンとペリーヌが下がり、先ほどまで二人が狙っていた場所にリーネの放った13.9 x 99 mm .55 Boysと飯塚の放った30式短距離空対空誘導弾が同時に着弾し爆発を起こす。
するとネウロイはひときわ大きな声をあげ辺りに赤いビームを乱射する。バルクホルンとペリーヌはそれを青いシールドで防御する。すると坂本がネウロイに向け発砲しつつ大声を出す。
「近づきすぎだ!バルクホルン!」
だが先ほどの今浦の言葉と同様、バルクホルンの耳には届かない。そのとき横からネウロイのビームが飛んでくるバルクホルンはそれを上に上昇することで避けるがその後ろにいたペリーヌは避けられずシールドでそれを防ぐ。だが威力が強すぎて後ろに吹き飛ばされてしまう。そしてその先にいたバルクホルンと衝突してしまった。
そこにネウロイのビームが集中する。バルクホルンはとっさにシールドを貼ってそれを防ごうとするがビームがバルクホルンのMG42のドラムマガジンをかすめ中の弾薬に誘爆してしまう。そして薬きょうが加熱されたことにより中の火薬が破裂し四方八方に弾や破裂した薬莢の破片が飛ぶ。そのうちの破裂した薬莢の鋭い破片がバルクホルンにあたってしまった。
「ぐあっ・・・・・」
バルクホルンは下の森に落ちて行った。
いかがでしたでしょうか?
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それではまた次回さようならぁ
次回 第20話 自暴自棄(後編)