ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!?   作:RIM-156 SM-2ER

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はいどうもSM-2です。
今回は少しウィッチから視線をずらして陸戦での日本の活躍を書きました。
では本編どうぞ。

※パンツァーファースト4の記載を変更(後方危険域・弾頭の種類など)


第22話 陸での戦い

「森!パンツァーファースト4の威力を見せ付けてやれ!」

 

一人の男が日本国国防陸、海、空軍、海兵隊で採用されている27式5.7mm小銃のマガジンを変えながら部下に向かってそう言った。

 

「了解!」

 

指示を受けた森と言う兵士は28式110mm個人携帯対戦車弾を前方400mにいる黒い怪異――陸戦型ネウロイに向けた。パンツァーファースト3の後継として2028年に採用された28式110mm個人携帯対戦車弾はパンツァーファースト4とも呼ばれる肩打ち式対戦車ロケット弾である。パンツァーファースト3とは違い、弾頭部の発射チューブも再使用可能であり、弾頭には対戦車榴弾・タンデム対戦車榴弾・照明弾・サーモバリック弾頭の4種類がある。

 

「後方の安全確認よし!」

 

この手のロケット弾は発射する際に高温高圧のカウンターマスが後方に噴射される。もし後方10m以内に人間がいた場合、カウンターマスを浴びるとよくて全身やけど最悪の場合死にいたるため、国防陸軍では後方20m以内に味方がいないことを確認して撃つように訓練されている。

森は光学照準器を覗き込みネウロイに狙いを定めると引き金を引いた。

 

「撃て!」

 

発射時の反動をカウンターマスによって相殺する。打ち出された対戦車弾頭は内蔵してあるロケットモーターを起動し安定翼によって正確にネウロイに向かう。

 

ドカーン

 

第4世代主力戦車を確実に撃破するために作られた対戦車弾頭はネウロイに着弾するとモンロー・ノイマン効果をいかんなく発揮しネウロイのコアを破壊した。コアが破壊されたことによってネウロイは消滅したのだった。

 

「よし!各員、今の発射音で奴らが集まってくるやもしれん!周囲警戒を怠るな!」

 

日本国国防軍は参戦から約3週間で陸戦型ネウロイ157体、空戦型ネウロイ21体を撃破し連合軍上層部を驚かせるほどの戦果をあげていた。だがネウロイからの反撃などにより戦死者31名を出してしまったが今まで戦っていた連合軍からすれば、少ない方であった。

 

「小隊長。対戦車ヘリ隊があと10分で来るそうです」

 

無線機を背負った兵士が先ほどまで指示を出していた男に近づきそう報告した。小隊長と言われた男は頷くと27式小銃のグリップを握り込んだ。

―――――――

「アタッカーリーダーよりCP、オクレ」

 

AH-64JEアパッチ・ガーディアン、2機が現場に向かっていた。2機の指揮官は司令部と通信を取っていた。

 

『こちらCP。オクレ』

「後5分で現場空域に到着する。オクレ」

『了解。現場地上部隊に連絡しておく。オワリ』

 

AH-64Eは速度を上げて現場に向かった。しばらくするとモニターに映し出されるカメラの映像にネウロイが映し出された。

ネウロイを確認すると指揮官はもう一気に通信を取る。

 

「アタッカーリーダーよりアタッカー2。目標を確認した。編隊を維持したまま周囲に味方がいないを事を確認した上で攻撃を開始する。オクレ」

『アタッカー2。了解』

 

操縦士は編隊を維持したままネウロイに接近する。後ろのガンナーはカメラで周りに味方がいないのを確認すると、モニターで30mmチェーンガンを選択しネウロイに照準を定めた。

 

「吉田。攻撃準備完了」

「了解です。隊長」

 

ガンナーは照準を合わせたまま赤いボタンを押した。すさまじい発砲音とともに2機の対戦車ヘリから30mm砲弾が放たれネウロイに大穴を穿つ。ネウロイはビームで反撃しようとしたが、コアが破壊される方が早かった。ネウロイはその自慢のビームを放つことなくAH-64JEに細切れにされてしまった。

 

「目標撃破」

 

隊長は無感情にそう短く呟いた。だがその時左斜め前から赤いビームが飛んできた。

 

「っ!退避!」

 

操縦士はコントロールスティック操りビームを巧みに避けた。ガンナーがカメラで確認するとネウロイが此方の方を向いていた。仲間が撃破されたことが悔しいのかビームを2機に向かって乱射してきていた。

 

「くっ!・・・・・危ない!」

 

ビームがヘリのブレイドをかすめる。操縦士は巧みにビームを避けつつ、ネウロイのビームの射程圏外である1kmに退避した。ネウロイは相手が逃げたと思ったらしく追いかけてくることもせずにビームを発射することをやめた。

だが、2機のアパッチは攻撃の準備を始めた。今度は30mmチェーンガンではなくヘルファイヤ対戦車ミサイルを選択する。2機はネウロイをロックオンし発射ボタンを押しこんだ。両脇の発射機からヘルファイヤ(地獄の業火)が放たれた。2発のヘルファイヤは正確にネウロイに向かって飛翔し着弾する。ミサイルはその威力を解放しネウロイを吹き飛ばした。

 

「撃破確認・・・・・。ふぅ・・・・」

 

2機の対戦車ヘリコプターは周囲からネウロイを一掃し歩兵部隊の無事を確認すると、無事に帰路についたのであった。




いかがでしたでしょうか?
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ではまた次回さようならぁ

第23話 作戦会議

お楽しみに
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