ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!? 作:RIM-156 SM-2ER
ストックが結構たまってきた。暫くは受験勉強に集中できそう。
では本編どうぞ
「いいねぇ・・・・青い空、青い海、水着姿の美女たち・・・・・」
緑川がそんなことを言って鼻を伸ばしているとうしろから髙梨に頭を叩かれた。
「どこかのエロ親父みたいなこと言ってるんじゃありませんよ」
「いってぇ・・・・・・・。お前、力強すぎだろ・・・・・・・」
緑川が涙目になりながら髙梨を見る。沖合を見るとバルクホルンと飯塚がクロールで競争していた。飯塚は故郷が海に囲まれていたため小さいころから泳ぎが得意で国防海軍の士官候補生学校では水泳大会で1位を取っていた。バルクホルンの泳ぎもなかなかなのだが飯塚に全く追いつけていなかった。
シャーリーとルッキーニも少し高い崖のような場所から飛び込みをしていた。
雪国出身のサーニャとエイラにはこの日差しが辛いようで海に入らず、向嶋が用意したパラソルで休んでいた。
その横ではリーネと宮藤がストライカーを模したものを履いていた。
「海上に落ちた時の訓練のためだ!」
「他の人は皆やったのよ、後はあなたたちだけ」
どうやら2人はやりたくないようで坂本とミーナの言葉に反論する。
「でも、今浦さんたちはやって無いじゃないですか!」
すると、横で海パン姿で向嶋とともに立っていた今浦はにこっとして親指を立てる。
「俺たちの場合、フライトスーツが浮き輪しベイルアウトした時に座席ごと放りだされて座席にしまってあるゴムボートが出てくるから、およげりゃいいんです」
今浦たちはベイルアウトしてもフライトスーツが浮き輪になるし1人用の膨張式いかだやサバイバルキット、拳銃、トランシーバー、非常食などが射出座席に備えられているため、数日なら生きられるし脱出すると救難信号が発せられ救難機がその信号を頼りに捜索を行うためある程度泳げればOKなのだ。
「つべこべ言わずにさっさと飛び込め!」
坂本の気迫に押されてか二人は慌てて海に飛び込む。だがしばらくたっても海面から二人は顔を出さなかった。向嶋と今浦は海面を覗き込んむ。今浦が防水の腕時計を見ると既に30秒が立っていた。訓練を受けていないと普通に死んでもおかしくない時間だ。
坂本も懐中時計を取り出して時間を確認する。
「やっぱり飛ぶようにはいかんか・・・・」
「もうそろそろ行かないと死ぬんじゃありません?」
今浦が真剣な顔でそういう。その時二人が海面から顔を出した。犬かきをしておりどうやらおぼれている様子だった。
「いつまで犬かきやっとるか。ペリーヌを見習わんか」
坂本がそういうとペリーヌがその前をゆうゆうと泳いで行った。
「まったくですわ」
ペリーヌはそういうとおよいで何処かに行ってしまった。犬かきをやっている2人は暫く海面にとどまっていたが疲れたのか再び沈んでいった。今浦と向嶋は顔を見合わせ、あきれ顔になると海に飛び込んだ。二人は飯塚ほどではないが海軍軍人のため泳ぎはまぁまぁ上手い。飛び込んで15秒ほどで松坂はリーネを今浦は宮藤を抱えて上がってきた。模擬ユニットだけでも数十kgはある。それに加えまだ10代の女子とは言え1人分の体重を抱えて15秒で上がってきた2人はすごいと言わざるおえない。
今浦たち二人はリーネたち二人を陸に揚げる。しばらくして向嶋がこういう。
「2人とも眠気、咳、意識が朦朧としてたりしてないか?」
「なんで・・・・・ですか・・・・・・?」
「2次溺水と言って水から上がって数時間後に死んでしまう場合があるからな」
水を大量に飲み込んだ場合、肺に水がたまり、呼吸が出くなくなるため死にいたるのだが、二次溺水というのもある。これは、水などが気管の敏感な部分に触れ、気管がけいれんを起こし空気の通り道をふさいでしまう事で起きるもので、だいたい数時間くらいあとに死に至るケースが多いのだ。咳や顔色が悪かったり、意識がもうろうとしたリ、眠気があるとその可能性が高いのだ。
「2人とも今後数時間はお互いに見合って、何か異常があれば誰かに言うこと。で、今はさっき言った症状はないか?」
暫く二人は考えた後揃ってこう言った。
「「ありません・・・・・」」
いかがでしたでしょうか?
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ではさようなら
次回 第28話 突然の襲来
お楽しみに