ストライクウィッチーズの世界に日本が転移!?   作:RIM-156 SM-2ER

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はい、皆さまどうもSM-2です。
最近筆が進まない。ちょっとスランプ気味です。このサーニャ&エイラ編は結構国防軍と絡めるのがきつい・・・・。まぁ、頑張ります!
では、本編どうぞ


第34話 夜間への準備

ブリタニア 第501統合戦闘航空団基地

 

パタパタパタ

 

プロペラ機のようだが少し違う空気を叩くような音が基地全体に響く。何事かと思い外を見ると機体の高さの割にプロペラが異様に大きい飛行機が飛んでいた。

 

「あれは・・・・?」

 

その飛行機は滑走路の半ばほどの所まで来ると突然速度を落とし始めた。着陸と言うには高度が高いし滑走路の長さも不安だった。

 

「失速する・・・・!」

 

シャーリーが思わずそうつぶやく。だが横で見ていた小瀬は特段慌てることなくコーヒーをすすっていた。

その時、その飛行機の両端についているエンジンが突然上を向き始め、空中で止まった。固定翼機が空中で止まる。その信じられない光景にウィッチーズの全員は驚いた。

その飛行機はゆっくりと降下を始め、滑走路に着陸した。国防軍の整備士がその飛行機に走っていく。

すると、シャーリーが小瀬にこう聞いてきた。

 

「少佐。あの飛行機はなんだ?」

「ああ、MV-22オスプレイていう輸送機。たぶんAMRAAMを運んできたんだろう」

 

オスプレイの後部カーゴドアが開き中からミサイルの入った木箱を下し始めた。全て台車に載せられ格納庫へと運ばれていく。

格納庫に運び込まれた木箱のいくつかから整備士はミサイルを取り出し、台車に載せてスクランブル待機の機体に搭載する。この間に敵の来襲があってもバックアップの機があるため備えは万全と言えた。

整備員たちがF-35にAMRAAMを搭載している間もオスプレイの乗員やそのほかの整備員によりAMRAAMを運び出す。約10分ほどでオスプレイ内にあったAMRAAMは全て格納庫に運び込まれそれから30分ほどしてからAMRAAMの搭載作業も終わった。

―――――――

「夕方だぞ~!おっきろ~!」

 

ルッキーニの元気のいい声で夜間専従班の3人は目覚める。3人は服を着替えると食堂に向かった。食堂はいつもより薄暗くなっていた。

 

「なんか暗いね」

 

宮藤は席に座りながら隣にいたリーネにそういう。

 

「うん、暗い環境に目を合わせる訓練なんだって・・・・」

 

テーブルの上にはコハク色のハーブティーが乗っていた。

 

「これは・・・・・?」

 

宮藤がそういうといつの間にいたのかペリーヌが自信満々に口を開く。

 

「マリーゴールドのハーブティーですわ!これも目の働きを良くすると言われてますのよ」

「あら?それって民間伝承なんじゃ・・・・・」

「失敬な!これはおばあさまのおばあさまのそのまたおばあさまから伝わるものでしてよ!」

 

ペリーヌはリーネにそういうと小瀬がこう言った。

 

「マリーゴールドって疲れ目にいらしいぞ。視力低下の予防にもなるとか・・・・」

 

するとペリーヌは勝ち誇った顔をする。

 

「でも、俺たちは赤外線カメラやら暗視カメラあるし、最近パソコンもスマホもやって無いから飲む意味あんまないんだよなぁ・・・・・・」

「・・・・・・なんで小瀬少佐は思いっきり上げてから落とすんですか?」

 

様子を見ていた松坂はそう言った。ペリーヌは先ほどの勝ち誇った表情から一転、小瀬の言葉に打ちひしがれていた。

すると、その時食堂のドアが開き今浦と向嶋が入ってきた。今浦の右手には何やら紙の束があった。

 

「おっ、いるな。宮藤、サーニャ、エイラの3人は少し話がある」

 

そう言って今浦は3人を呼ぶと手に持っていた紙の束をテーブルにおき、3人に見せる。紙にはカラー写真が印刷せれており、

 

「なんダ?」

「今夜からココら一帯をこの友軍機が哨戒飛行する。見たことないだろうから見て置いてくれ」

 

今浦がそういうと3人は写真を覗き込む。そこには4つのエンジンを翼下に付けた、この時代だと爆撃機のような見た目をした純白の飛行機が映っていた。

 

「なんですか?これ・・・・?」

「爆撃機じゃないカ?」

 

宮藤とエイラはそれぞれそう言って首をかしげた。

 

「これはEP-3電子戦データ収集機という国防海軍の航空機で主に敵の通信の傍受、レーダー波や妨害電波の周波数の情報を収集するための飛行機だ」

 

EP-3は川崎重工がP-3Cオライオン対潜哨戒機を改修したSIGINT機で、現在5機が配備されている。

 

「なんでこの飛行機を飛ばすんですか・・・・・?」

 

サーニャがそう質問すると今浦が答えた。

 

「こないだネウロイが妨害電波を出してきただろう?だがら、妨害電波の周波数を調べて無線なんかが使えそうな周波数を割り出すためなんだ」

 

レーダーや無線は電波を使用している。そしてその電波には必ず周波数があるのだ。これを使用周波数帯といい、ジャミングはこの使用周波数帯と同じ周波数のノイズ電波を放たなければ意味はない(レーダーや無線の受信機がノイズ電波を受け付けないから)そのためネウロイの妨害電波の周波数を割り出し無事な周波数帯にレーダー波や無線電波を合わせられれば電子装備が復活出来るのだ。(現代のレーダーや無線機は周波数帯をいくつか変えられるようにできている)

 

「この航空機が飛んでいても攻撃はしないでくれ。あと撃墜されそうになったら護衛してくれ、見ての通りこの飛行機にはこの世界の爆撃機のような銃座は一切ないから」

 

とはいってもEP-3はストライカーやレシプロ戦闘機よりも早い761kmを出すことが出来る。逃げようと思えばその速度を活かしあっという間に逃げられるだろう。

今浦は書類をまとめると部屋から出て行ってしまった。夜間専従班の3人はご飯を食べると夜間哨戒に出るのだった。

 




いかがでしたでしょうか!
初めて知ったんですけど、オスプレイってプロペラ直径でかくて垂直離着陸しかできないんですね(普通の飛行機みたいに着陸しようとするとプロペラが地面に当たって折れる。最悪シャフトがゆがむらしい)
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では、また次回!さようならぁ

次回 第35話 初めての夜間哨戒

お楽しみに!
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