戦姫絶唱シンフォギア The Guardian of The Heaven【一時更新停止】   作:SOLUNA

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久しぶりです!投稿遅くなりました!
オリジナル回かな?
分かりませんが、最新話です!



第七帖

長綱side

 

最近でもノイズの出現する確率は一定していて、その旅に長綱は風魔に変身し、ノイズを掃討する毎日を送っていた。時に現場で特異災害対策機動部2課の装者達と会うが、手早くノイズを掃討すると、すぐに撤退し正体が知られないようにしていた。

それもそのはずである。自分の素状や会社のことを特異災害対策機動部に知られると、自分たちの思うように行動ができなくなることを熟知していたからである。

何よりこの風魔のシステムを悪用されることを、何より長綱自身が嫌っていたことも要因の一つだった。今や日本やその諸外国に風魔の存在はすでに知られており、その正体を血眼で研究していることを長綱はすでに知っていたからである。

 

少し話を逸らすことになるが、実は現在の風魔のシステムは長綱の父である南雲影成が息子の将来を予測して設計図を作り上げ、長綱がそれを元に完成させたものだった。

その風魔のシステムを知るものは数少なく、長綱の上司兼マキナビジョンの社長でもある槙野神介、影成の元上司で現在はゲーム会社「アドヴァンス・ホールディングス」の社長を務めている野上一成だけである。元々、マキナビジョンはこのアドヴァンス・ホールディングスの系列の会社だったが、のちに独立している過去があった。今でも、槙野と長綱と野上の関係は良好だった。野上は風魔システムの開発に賛同的で、風魔システムが完成したことをまずはじめに報告したのは野上に対してだった。当然、野上は開発を心から祝福した。

 

話を戻し、現在、長綱はサイクリングをしていた。そして信号が赤になりバイクを止めた時、長綱は自分のスマホでライブ会場での事件の真相を調べていた。長綱にとってハッキングはお手の物だったので、特異災害対策機動部の情報をハッキングして情報を集めていた。

 

「あのライブ会場の悲劇は”ネフシュタンの鎧”が事件の発端の要因の一つか・・・・。」

 

そしてスマホをしまい、街の中で信号の前で止まり街中を歩く人々を何となく眺めていた時だった。

 

(・・・・・ん?)

 

長綱はふと視線をある一点に定めた。その視線の先にあったのは、ある一人の少女だった。その少女は白髪で身長は低く、スタイルもいい普通の人が見れば誰でも美少女ともいえる少女だった。事実その少女が通っていくのを通行人達が立ち止まっては一目見ていた。

しかし、長綱はそんな少女のスタイルなどには何一つ注目していなかった。長綱が注目していたのはその少女の雰囲気とオーラだった。その雰囲気とオーラは、長年で培った冷静な観察眼とこの世界の現実を長年見て育った独特の感性を持つ長綱にしか感知できなかったのかもしれない。

 

その長綱がその少女のオーラを感じ取って思ったことは、

 

”自身の()()を否定している”

 

ということを彼女から強く感じた。すると、少女が長綱の視線に気づいたのかヘルメット越しにこちらを見ている長綱を見た。

 

((・・・・・・・・・・。))

 

するとちょうど、信号が青になったため、長綱は彼女を見るのをやめ、バイクを走らせその場を後にした。その少女もその場を後にし、人ごみの中に紛れ込んでいった。

 

 

 

 

響side

 

「風魔さん、何かあったのかな?」

 

立花響はそんなことを思いながら、響は奏と訓練をしていた。最近のほとんどのノイズの襲撃現場の3分の1を風魔が掃討していた。その風魔は依然その高い戦闘能力で何百、何千という数のノイズを倒していた。そこでいつもいつも司令から風魔を捕らえるよう指示されているのだが、まったくとして逃走が上手いのかその場から逃げおおせていた。風魔も何やら忙しそうな雰囲気が見受けられた。そんな事で響は風魔に話しかける機会をほとんど手に入れられなかった。

 

響は装者となっての実力は最初より伸びてはきていたが、それでもなお戦場に出れば翼と奏の足を引っ張るばかりだった。翼も一応だが一緒に訓練に参加しているものの、翼は全く響を戦力としては見ていなく、響が引き付けた敵を、翼が倒すという事が形式化していた。そこで、弦十郎司令からの戦闘スタイルの確立のための映画・DVD鑑賞が行われることになった。

映画を見ていると、やはり風魔さんの無駄のないカウンター主体の戦い方を響は思い出していた。そのノイズを全く寄せ付けない風魔の戦い方を知りたいと思った時もあった。

 

(いつか風魔さんの背中に追いつけるのかな・・・・)

 

そんなことを思いながら、映画・DVDを見ることに集中した。

 

 

学校において提出のレポートを未来に手伝ってもらい何とか先生に提出した後、ノイズの反応が現れたのでそちらに向かった。弦十郎司令から直に翼がそちらに向かうことを告げられた。響はノイズを倒し進むが大きいノイズにはやはり自分の実力では敵わず響は押されかけるが、そのノイズを合流した翼と奏が倒した。

 

「やっぱり追い付けないかな。風魔さんには・・・。」

 

「どうした?立花響?」

 

「いえ・・・、風魔さんに自分は追い付けないかなと思って・・・。」

 

「奴の事か・・・。」

 

「響。風魔は強い・・・いや、強すぎるんだ。あの特異な力で戦っているのはわかっているが、私的には、彼のあの強さは実力だけじゃなく、それ以上の何かの力の所為な気がするんだ。」

 

「「それ以上の何かの力?」」

 

奏の言葉に響と翼が首を傾げた。

 

「ああ。でも、それが何だか分からない。そしてその力の源が私達には欠如している気がするんだ。」

 

「私達にはないものですか・・?」

 

「ああ。」

 

そう何か考えがあるような奏の顔を響は見つめた。

 

「まあ、風魔は風魔だ。彼の背中に追いすがっても意味はないぞ。今は自分に集中しろ!」

 

「まあ、今は自分磨きだな。今自分に出来ることをやるしかねえからな。鍛えてくぞ、響!」

 

「はい!」

 

「そおだろうね。今の自分じゃ何も出来ねえんだからな。」

 

突如、彼女たちの会話に乱入してきた人物がいた。其処には、響たちとはまた違う鎧を身に纏う少女がいた。翼化少女の鎧を見てその鎧が何だかいち早く気付いた。

 

「それは・・・・・ネフシュタンの鎧!?」

 

そう、その鎧は長綱が調査していた2年前に起きたライブ会場事件の発端の1つだった。あの時翼と奏の歌でネフシュタンの鎧を活動状態へと戻そうとした。結果成功したもののノイズを集めてしまい、ネフシュタンの鎧は消息不明となっていた。その鎧をなぜその少女が纏っているかは分からなかったが、ライブ会場での失態と責任を感じていた翼は、その鎧を奪うために少女に挑みかかった。

 

「その鎧返してもらう!!」

 

そう言って翼は少女に斬りかかった。

 

「やめてください!翼さん!相手は人間なんですよ!?」

 

響は翼をそう呼び止めたが

 

「「戦場で何を馬鹿なことを(言ってんだ)!!」」

 

と戦っている二人に反論された。

 

「お前ら何か敵同士なのに息ぴったりじゃないか。」

 

「まあ確かに、貴女と気が合いそうな気がするわ。」」

 

「だったら仲良くじゃれ合おうか!!」

 

少女はチェーンを振って翼を攻撃するが、翼はそれを避けつつ攻撃を放った。それに対応すべく、少女はチェーンを振り払った。翼は少女の攻撃に対する順応力に驚きながらも攻撃を続けるが、少女は翼の攻撃にいとも簡単に対応し、翼の腹に強烈な蹴りを与えて吹き飛ばした。

奏と響も戦線に加わろうとするが、少女が杖のようなものを取り出すと、ノイズが召喚され二人を襲った。奏は対応できたが、響のほうはノイズが放った粘液で身動きが取れなくなってしまった。

 

「クッ!動けない!・・・なにこれ?粘液?」

 

「響!大丈夫か?」

 

「はい。何とか・・・。」

 

「そう簡単に行かせると思ったのかよ!!」

 

少女はそう言って、奏を両肩に装備している鞭で奏を攻撃して、響のほうへ行く道を阻んだ。

 

「よそ見をするな!お前の相手は私だッ!!」

 

「ああ!そうだったなあ!」

 

風鳴 翼と鎧を纏った少女が再び相対した。白い髪がたなびいている少女は翼と戦いつつ、手に持った杖を天羽奏に向ける。

 

「クッ!この少女強い!・・・・奏!気を付けて!ノイズが其方の方に誘導されてる!」

 

「ああ!弦十郎の旦那から報告済みだよ!ノイズを操ることができる奴だろ!!」

 

その杖は完全聖遺物であり、名は『ソロモンの杖』と呼称されている。ノイズを呼び出し、数十種類のコマンドで統制可能な力を持っていた。その杖から放たれた光から現れた、ブドウ型のノイズが天羽奏に襲い掛かった。以前立花 響は捕らえられたままだ。しかし、天羽奏と戦っていた数体のノイズが身動きの取れない響に気づいたのか、響に襲い掛かり始めた。

 

「響!しまった!くそっ!」

 

奏は響のもとに行こうとするも、ノイズが行く手を阻んだ。ノイズが今にも響に届きそうになり、響が目をつむった。しかし、響の身には何も起こらなかった。

 

「え?」

 

目を開けてみると、数発の光弾がノイズを瞬く間に倒されていく光景が目に映った。

 

「何!?」

 

「別方向からの攻撃?」

 

「一体何処から?」

 

奏達がその光弾が発射された位置を見ると、バイクのヘルメットをかぶった人物があるものを構えていた。その人物は無論長綱だった。ヘルメットを被っていたため素顔は分からなかったが、その武器を装者三人は見覚えがあった。

 

「あの武器って・・・まさか風魔の!」

 

「誰だてめえ!」

 

「それがネフシュタンの鎧か?」

 

「何でその事を?!」

 

そしてその人物は腰に見覚えのあるもの『ゲーマドライバー』を身に着け、懐からあるものを取り出し起動した。

 

『HURRICANE NINJA!」

 

「それは・・・!」

 

「まさか?!」

 

「変身。」

 

『GASHAT!』

 

『GACCHAN!』

 

『LEVEL UP!』

 

『MAKI MAKI TATSUMAKI』

 

『HURRICANE NINJA!!!』

 

その音声が鳴り終えた其処には、仮面ライダー風魔がいた。

 

「風魔さん!!」

 

「へえ、てめえが風魔か!」

 

「ああ。いかにも。ネフシュタンの鎧の力お前の実力を試しに来た。」

 

「はっ!やれるものならやってみな!」

 

少女と風魔が今度は激しくぶつかり合った。

 




戦闘シーンは次回になります!
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