聖帝様がナザリックに来たようです   作:カツアキ

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どうも皆さんこんにちは、最近ASMR動画にハマっているカツアキです!
もうすっかり秋と言える程に冷え込んで来ましたね。
体調にはお気をつけ下さい。
そんなこんなで本編です!


聖帝の目にも涙

ここはナザリック地下大墳墓第十階層玉座の間。

余計な装飾は一切なく、天井に巨大なシャンデリア、そして中央には天井に届かんばかりの漆黒を基調とした

玉座が鎮座していた。

洗練された美しさと比肩する事の出来ないような荘厳さを併せ持つナザリックの心臓部。

そこには各階層守護者達が臣下の礼をとり、主の到着を待つ。

巨大な扉がゆっくりと開け放たれ、ナザリックの主、至高の存在のまとめ役、死の支配者オーバーロードこと

アインズウールゴウンがゆっくりと玉座へと歩を進める。

 

「面を上げよ…」

 

玉座へと腰掛けたアインズは守護者達に声をかける

守護者達は主の言葉を合図に一斉に顔を上げる。

 

「では報告を聞こうか。コキュートス。」

 

コキュートス、第五階層の守護者であり、守護者一の火力を誇る蟲の王。

だが蟲の王としての威厳はなく、心無しか震えているようにも見える。

当然だ、主の客人でもある聖帝サウザーを見失うという大失態を犯したのだから。

 

「ハイ、カノ聖帝ナル男ヲ氷結牢獄ノニグレドに会ワセタ所、コレハ論外ダ!ト叫ビ氷結牢獄ノ分厚イ氷ノ壁ヲ突キ抜ケテ走リ去ラレテシマイマシタ。

私モ急イデ後ヲ追ッタノデスガ、聖帝ノ穿ッタ穴ガ小サク私デハ通ル事モ出来ナカッタノデ、迂回シテ外ニ出タ時ニハモウ、オリマセンデシタ。アインズ様申シ訳ゴザイマセン!」

 

事の顛末をアインズに説明したコキュートスは最後に謝罪をし、主からの処罰を待つ。

 

「成る程、恐らくサウザーが氷結牢獄を飛び出した理由には心当たりがある。問題はない。だが、一応私の友人(仮)なんだ。早急に見つけてくれ。殺さなければある程度手荒い事も許可する。

だが、奴は氷結牢獄の分厚い氷の壁をぶち抜く程の馬鹿げた身体能力の持ち主だ。油断するな。守護者達はともかくレベル80以下の者は単独での捜索を禁ずる。必ず三人以上で捜索に当たり発見次第、守護者クラスの誰かに報告せよ。

良いか決して奴の事を下等種の人間等と思い、侮るなよ。」

 

「「「かしこまりました!」」」

 

アインズの言葉に嬉々として了解を示す守護者達。

何故喜んでいるのか、それはアインズからの命令を受ける事ができる栄誉からくる喜び、そしてアインズの言葉にあった。殺さなければある程度手荒い事も許可する。という言葉だ。コキュートス以外の守護者達はあの聖帝なる男には辟易させられており、この機を逃すまいと意気込んでいる。そしてコキュートスもまた、この世界にて初めての強者と対峙できる事、そして己の失態を払拭する機会を得られた事に奮起していた。

 

 

守護者達がヤル気満々で退出し、迷子探しを始めた頃。

件の迷子は第五階層ではなく第二階層にいた。

ニグレドを見た後逃走し、かつてのギルメンるし☆ふぁーが仕掛けていた転移トラップに掛かってしまい第二階層が一角、黒棺へと来ていた。

 

「ええい!下朗が!煩わしい!俺は蟻の反逆も許さん‼故にゴキ○リの反逆などもっての他!」

 

さすがに世紀末を生きていただけありゴキ○リに対する耐性が並外れて高かったため、恐慌状態にはならずに大暴れしていた。

黒棺の領域守護者である恐怖公はアインズの友人(仮)を害する訳にもいかず、かといって此処に居座られても困るので追い出そうと眷族達をサウザーにまとわりつかせていたのだが、まぁサウザーの暴れること、暴れること。

暴れ続けること駄々っ子の如しサウザーを何とか撃退する事に成功するも多くの眷族達を失ってしまい肩を落とす恐怖公。後に女性守護者達が定期的にサウザー投入を画策するがそれはまた、別のお話。

 

黒棺から追い出された迷いサウザーは狭っ苦しい部屋から解放されたことにより再び天井知らずのテンションへと至り、「フハハハハ‼」と高笑いをしながら第二階層を爆走していた。

 

 

三十分後…巡回していたシャルティアの眷族が太ももを負傷したサウザーを発見。

何があったかをシャルティアに聴かれ、サウザーはただ一言……

 

「…………ヤツだ……」

 




やはり来ましたねヤツが(笑)
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