そうして作戦を頭の中で再確認する。
少し前
鈴鹿の情報、夏目と俺のできることを話した。
「なるほどな」
「作戦は思いついたか?」
「ああ、といってもうまくいくかは運だな」
「話してくれ」
冬児は少し笑い話出す。
「まず、ふもとで春虎が相手の式神の何割か、そうだなできれば全て引き受けてくれ。相手は時間がかかると思いお前を避けて行くだろ」
「いや、隠し玉を待ってる可能性もある」
夏目も頷く。
「そこでだ。残りは俺が引き受ける。最後に本人・・・・・大連寺鈴鹿と闘うのは夏目だ。一番大変だと思うが時間を稼げば俺たちも迎えに行ける」
「わかりました」
「じゃあ、作戦位地に付け」
確認していると鈴鹿が向かってきた。
「よう、久しぶりというには些か早い気もするな」
「ええ、そうね。止めに来たってわけね」
「ああ、ここを通りたくば・・・・・とは言わないが戦力の何割かは覚悟しろ」
「なるほどね。戦力の分断って訳? いいわ。乗ってあげる」
式神を無数に出す。(詳しくは原作の祭りの時みたいな様子)
「じゃ、頑張ってね」
走り去って行く。
面白い。
「吾は面影糸を巣と張る蜘蛛。ようこそ、この素晴らしき惨殺空間へ」
式神を次々と切り刻んでいく。
冬児視点
そろそろだな。
「あら、次は貴方?」
「ああ、そうだ。阿刀冬児、鬼の生成りだ。春虎ほどではないが戦力は削らせてもらうぜ」
鬼化して鈴鹿に言う。(原作で春虎と喧嘩した時の見た目)
「っ、こんなとこでこいつを使う羽目になるとはね。行きなさい、土蜘蛛っ!」
鈴鹿の乗っていた土蜘蛛が冬児に向かっていく。
「鬼の力、存分に使わせて貰うぜ!!」
冬児は土蜘蛛を殴る。
夏目視点
大丈夫かな、春虎たち
「最後みたいね。貴方が私を止めるつもり?」
「ええ、『泰山府君祭』は禁術で踏み越えてはならないんです。試してはならないんで・・・・・」
「何様のつもりよ!! あんたら土御門は良くて私はダメって訳? ふざけんな!!」
「現在は、人が魂に関わるのを禁じている。それは、夜行の件があるのはもちろん、それ以上に関わるべきでは無いからです。人は、人の魂に干渉してはならない。なぜなら、それは人が手を出すべき領域では無いからです!」
「私はあんたらより上手くやれる。成功させてお兄ちゃんを蘇らせるんだから!!」
平行線だ。どこまでいっても説得は無理だろう。
「仕方ないですね。何としてでも貴方を止めます」
「来い!!」
夏目は呪文を呟き呪符を投げつける。
すると炎が鈴鹿に向かっていく。
鈴鹿はそれを呪文を唱え激流で消火する。
その激流は夏目を襲う。
「お、オーダー」
咄嗟に障壁を張るが直ぐに突破される。
その間に北斗・・・・・竜を召喚し激流を弾き返す。
「っ、流石土御門と言ったとこかしら? けど、無駄よ!!」
無数の呪符が舞い夏目を拘束する。
夏目が拘束されたことにより竜が消えていく。
「さて、邪魔も居なくなったことだしやらせてもらうわ」
「止め・・・・・なさい」
夏目の言葉を無視して祭壇に一歩一歩向かっていく。
儀式の準備をしていく。
そして、呪文を唱える。
そこへ、春虎が現れ、鈴鹿を蹴り飛ばす。
はい、ご都合主義と主人公補正で現れました。
次は春虎の惨殺と冬児の戦闘を書きます。