東方鉄道録‐幻想の地に汽笛は鳴り響く‐   作:日本武尊

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第14区 無限の可能性と始原にして最後の貴婦人編
第151駅 幻想の地に蘇る寝台列車


 

 

 

 蒸気機関車は生きている。

 

 

 永遠の輝きを放ちながら、生きている。

 

 

 

 蒸気機関車が生き物に例えられるのは、その性質にあるだろう。

 

 

 蒸気機関車は人が作りし機械。それは紛れも無い事実。

 

 

 しかし蒸気機関車が毎回同じ調子で動かせるかと言えば、そうとは言えない。

 

 

 日によって調子が良い時があれば、調子が悪い時もある。生きている者でも、毎日身体の調子が違う。その点は蒸気機関車と生き物は同じである。

 

 

 同じ工場同じ時期に作られた同型機であっても、好調機であれば不調機であることもある。同じ母親父親から生まれても、一人一人違ってくる。それは両者同じである。

 

 

 乗員によって調子の良い罐であったり、調子の悪い罐であったりと、蒸気機関車は同一個体でも評価が分かれる。それは人でも同じことが言える。

 

 

 

 だからこそ、蒸気機関車が生き物として例えられるのだろう。日によって多種多様な姿を見せるのは、生き物そのものである。

 

 

 


 

 

 

 陽がまだ昇っていない幻想郷は暗く、殆どの者は眠りにつき、一部の者達は活動している。しかし時間的にそろそろ動きが沈静化する時間帯である。

 

 

 そんな未だ暗闇に包まれている幻想郷で、明かりが灯されている場所がある。

 

 

 この流れから察せるかもしれないが、毎回お馴染みの幻想機関区である。

 

 

 

 幻想機関区にある扇形機関庫では、多くの蒸気機関車が格納され、大半が火を落とされて眠りにつき、一部は火が灯されたまま出番を待っている。

 

 その中で、新たに火が灯されて命を宿そうとしている機関車が居た。

 

 

 火入れは神聖な儀式である。一度は命という名の火を落とした蒸気機関車に、再び火を灯して命を宿らせるのだから。

 

 しかし蒸気機関車は頑固者である。

 

 一度火を落とした蒸気機関車はそう簡単に起きようとはしない。そういった所も、蒸気機関車が生き物として例えられるのだろう。

 

 

 検修を受けていたC55 57号機は構内試運転を行った後、一度火を落として点検を行い、これから本線試運転を行う為に火入れが行われる。

 

 隣に停車して火が入っているC57 135号機のボイラーよりパイプを伸ばし、C55 57号機のボイラーと繋げて温かい蒸気を送り込む。

 

 作業員の妖精がC55 57号機の運転室(キャブ)に木材を中へと運び込み、焚口戸を開けて火室へ木材を放り込んでいく。

 

 運び込んだ木材を火室へと入れ終えると、次に作業員の妖精は、足回りの稼動部に潤滑油を挿した際に余分な油を拭き取った時に使った布切れを着火剤として何枚も火室内へと放り込む。

 

 油が染み込んだ布切れを放り込むと、次に隣のC57 135号機の運転室(キャブ)に乗り込み、スコップに油が染み込んだ布切れを載せ、焚口戸を開けて火が灯っている火室にスコップを突っ込んで布切れに火をつけると、スコップを抜き取りすぐにC57 135号機の運転室(キャブ)を降りてC55 57号機の運転室(キャブ)に乗り込む。

 

 作業員の妖精はそのまま燃えている布切れが載っているスコップを火室へと入れると、中に入れた油が染み込んだ布切れに火をつけて、ある程度火が広がるとスコップの上で燃えている布切れを放り込む。

 

 火の勢いを強くする為に細かい木片や油の染み込んだ布切れを放り込み、火室内の火力を上げていく。

 

 木片や布切れを入れ続けてから少しして木材にも火が付いて火室内は燃え上がり、そのタイミングで作業員の妖精は炭水車(テンダー)から石炭をスコップで掬うと火室へと放り込む。

 

 

 ちなみに今火室に放り込んでる石炭だが、これは守矢神社の洩矢諏訪子の『坤を創造する程度の能力』によって創造された石炭であり、通称『諏訪炭』という。

 

 この諏訪炭は石炭の中でも高い品質を持っており、かの最高品質の石炭と謳われる『ウェールズ炭』と同等と推定されている。

 

 その為、諏訪炭は高い火力と持続性を持つ石炭だが、品質の高い石炭によく見られる着火性の悪さが諏訪炭にもある。

 

 というのも、これはウェールズ炭にも言えるが、品質が高い石炭は着火性が悪い。これは不純物が少ないことで中々燃えないのである。もちろん火が付けば一気に燃え上がり、火持ちも良い。

 逆にすぐに火が付くのは、不純物が多く、すぐに燃え尽きてしまうので、火持ちが悪い石炭であるのだ。

 

 諏訪炭もここぞという時に一気に燃え上がる石炭だが、着火しづらい石炭なので、最初の内は中々燃え上がらない。

 

 

 ちなみにウェールズ炭は質が良い為、煤が出づらい石炭である。その為、産出国のイギリスでは色とりどりの蒸気機関車が多かった。これは煤が出づらかったので、煤汚れが少なかったからである。まぁ中にはウェールズ炭以外の石炭を使っていた所はあったので、煤汚れが多かった。なので、そういう所は黒を含めた暗い色で塗装されていた。

 

 日本の蒸気機関車が真っ黒なのは、国内で産出される石炭の質が悪く、煤が出やすかったので、すぐに煤汚れ塗れになっていた。その為、煤汚れが目立たないからということで、日本の蒸気機関車は真っ黒なのである。

 

 

 一見すれば諏訪炭は最高品質の石炭で、火力もあって火持ちが良い、その上煤も出づらいので汚れが少ないと、良い事ばかりのように思えるが……そう単純な話にならないのが世の常である。

 

 というのも、蒸気機関車は自国で採れる石炭の質に合わせて火室を含めてボイラーを設計する場合が多い。

 

 有名な話だと、イギリスの蒸気機関車の中で最も優秀と謳われるブラックファイブこと『class5』も、初期の頃はウェールズ炭の使用を前提にした狭火室設計にしていた。火室が狭くてもウェールズ炭の火力なら問題無かったのだが、配備先ではウェールズ炭では無い石炭であり、質は悪く無いが、狭火室と合わなかったので蒸気の上がりが悪かった。その後火室を拡大する等の改造を加えたことで、蒸気上がりの悪さを改善した。

 

 日本の蒸気機関車の火室も、国内で採れた石炭の使用を前提にした設計なので、逆に質の良い石炭を使うのは火室へ負担を強いることになりかねない。

 

 なので、諏訪炭を導入してからは、余分に石炭を入れないように気を付けている。

 

 

 とはいえど、諏訪炭はこれまでの石炭と違い、火力と火持ちの良さもあって、蒸気の上がりが良くなり、以前より罐の力も増していると、これまで以上に蒸気機関車達の調子が良くなっているのは、紛れも無い事実である。

 

 

 


 

 

 

 所変わって、扇形機関庫の脇

 

 そこには扇形機関庫に入らない機関車を格納する為に増設された機関庫があり、構内で車輛の移動や保線作業時の移動車輛として使われている河童製造のC11 382号機とC12 294号機、マレー式タンク型の4500形、紅魔館が所有権を持つ比羅夫号こと7100形、そしてディーゼル機関車のDD51 1169号機とDE10 1744号機が格納されている。

 しかしDE10 1744号機は車輛の移動の為、先に機関庫を出ている。

 

 その増設された機関庫に、一人の少女が鞄を手にしてやって来た。 

 

「おはようございます!」

 

 少女こと小傘は作業員の妖精達に挨拶しながら機関庫に入る。それぞれの車輛の整備を行っている妖精達も振り返って挨拶を返す。

 

 小傘はDD51 1169号機に近づいて扉を開け、車体を登って運転室に入る。

 

「さてと……」

 

 彼女は鞄を置いて運転席に座り、エンジンの始動手順を踏む。

 

 そしてエンジン始動のボタンを押すと、DD51 1169号機のディーゼルエンジンが唸り声と共に始動する。

 

 

 幻想機関区の整備士として就職した小傘だが、時折彼女は機関車の機関士として活躍する。最初は蒸気機関車の機関助士、そこから機関士になり、現在はディーゼル機関車の機関士もしている。

 

 整備士としての腕も以前から鍛冶屋に入り浸っていたことから金属の性質を理解しているとあって、打音検査はもちろん、動輪軸の擦り合わせも出来るようになっているので、整備士達から重宝されているとか。

 

 当の本人に言えば可哀そうだが、ぶっちゃけいうと彼女は驚かす事以外ではとても有能である。

 

 

 少しだけエンジンの暖機運転を行った後、小傘はブレーキを解いて警笛を短く鳴らし、DD51 1169号機をゆっくり前進させて機関庫より出す。

 

 蒸気機関車なら火入れを行って動かせるまでにどれだけ早くても三時間は掛かるところ、ディーゼル機関車は暖機運転を含めても、十分前後で動かせるようになる。この即応性は蒸気機関車に無い強みであり、時代の変化ともいえる。

 

 今回DD51 1169号機はC55 57号機の本線試運転の補機として同行することになっている。基本ディーゼル機関車は構内で車輛の移動か補機として運用されるのが殆どで、列車運用に入る事は今の所ない。

 まぁ列車運用に入る予定の蒸気機関車が不調で走れなくなった場合は、臨時で入るかもしれないが。

 

 DD51 1169号機は小傘の運転の下、転車台に載せられて方向を転換し、いくつもの分岐点を通って本線に繋がれた線路へと入る。

 

 そこにはDE10 1744号機が持って来たスハ43が一輌置かれており、DD51 1169号機はその後ろから近づいて行く。

 

「……」

 

 小傘は作業員の妖精の誘導の下、ゆっくりとDD51 1169号機を前進させてスハ43に近づけていく。

 

 作業員の妖精が赤旗を振るうのを見て、彼女はブレーキを掛けて機関車を停車させる。他の作業員の妖精が連結器を調べて、異常が無いのを確認し、旗を持った作業員の妖精が緑旗を揚げながらホイッスルを吹く。

 

 旗を確認して小傘は警笛を二回短く鳴らし、ゆっくりと機関車を前進させる。

 

 ゆっくりと前進させて両車輛の連結器が近づいて行くが、連結しようとした瞬間何やら連結した時とは異なる鈍い音がする。

 

 作業員の妖精が慌てて赤旗を振るい、小傘はすぐにブレーキを掛ける。

 

「もしかして『げんこつ』しちゃった!?」

 

 小傘は窓から頭を出して作業員の妖精達の様子から、声を漏らす。

 

 どうやらゆっくり進み過ぎてうまく連結器が噛み合わず、そのまま連結器が閉じてしまって連結に失敗したようである。連結器が閉じた様子を拳骨のような形となっていることから、連結失敗時のことを専ら『げんこつ』という。

 

 小傘はすぐにギアをバックに入れて警笛を短く鳴らし、DD51 1169号機を一旦下がらせると、作業員の妖精達が機関車と客車の連結器に異常が無いかを調べる。

 

 その後両方の連結器に異常が無いのが確認され、ちゃんと連結器を開かせてから作業員の妖精が緑旗を揚げながらホイッスルを吹く。

 

 小傘は警笛を二回短く鳴らし、先ほどより少し速度を出してスハ43に近付き、今度はちゃんと連結器同士噛み合って固定するピンが下りる。連結と同時に小傘はブレーキを掛けて機関車を停止させる。

 

 作業員の妖精がちゃんと連結しているかどうか確認し、小傘は安堵の息を漏らし、C55 57号機が来るまで運転マニュアルを手にして予習する。

 

 

 

 所変わり、扇形機関庫

 

 

 火入れを行って三時間が経過し、C55 57号機は温もりを持ち、煙突からは薄っすらと煙が出て機関庫の排煙装置によって外に排出されている。

 

 機関車の複式コンプレッサーが一定の間隔で動作しており、その様子は正に心臓の鼓動のようである。

 

 運転室(キャブ)では作業員の妖精から機関助士の妖精に交代しており、機関助士の妖精は諏訪炭によって激しく燃え盛る火室にスコップで掬った石炭を放り込む。

 

 火の具合を確認し、これ以上の投炭が必要無いのを確認して焚口戸を閉じ、スコップを道具置き場に置いてからボイラーの水の量を確認して注水機(インジェクター)のバルブを回して炭水車(テンダー)から水をボイラーに送り込む。

 

 機関車の足回りでは文月(C55 57)が打音検査を終えて金槌を道具箱に仕舞い、道具箱を手に運転室(キャブ)に入る。

 

「調子はどうだ?」

 

「ばっちしですよ」

 

「そうか」

 

 機関助士の妖精より罐の調子を聞いて彼女は頷き、道具箱を置いて機関士席に座り、ブレーキハンドルを回して空気が抜ける音が運転室(キャブ)内に響く中、ブレーキがちゃんと動作しているかを確認する。

 

 ブレーキの確認を終えた後、文月(C55 57)は窓から頭を出して前後を確認し、転車台がC55 57号機が居る場所に向きを変え終えるまで待つ。

 

 転車台はC55 57号機が居る線路に向きを変え終え、作業員の妖精が転車台と機関庫の線路の位置がちゃんと合っているかを確認した後、ホイッスルを吹きながら緑旗を振り上げる。

 

「出庫!」と文月(C55 57)が号令を掛けて機関助士の妖精も「出庫!」と復唱すると、文月(C55 57)はブレーキハンドルを回してブレーキを解き、汽笛を短く鳴らして加減弁ハンドルを引き、シリンダーへ蒸気を送り込む。

 

 C55 57号機はゆっくりと前進し、シリンダー付近の排気管からドレンを吐き出しながら機関庫を出て、転車台に載って中央で停車する。

 

 転車台はゆっくり回って機関車の向きを変え、向きを変えたC55 57号機は汽笛を短く鳴らして転車台を降りて、一旦給水の為に給水塔へと向かう。

 

 

 給水を終えた後、C55 57号機はいくつもの分岐点を通って本線に繋がっている線路に入る。そこではスハ43と、その後ろで連結した状態で待機しているDD51 1169号機の姿があった。

 

 C55 57号機はその二輌が居る線路へと入って停車し、作業員の妖精が転轍機を操作して線路の向きを変える。

 

 それを確認した作業員の妖精がホイッスルを吹きながら緑旗を振り上げ、文月(C55 57)が逆転機ハンドルを回してギアをバックに入れ、ブレーキを解いて汽笛を短く鳴らし、加減弁ハンドルを引いて機関車をゆっくり後進させる。

 

 機関車を作業員の妖精の誘導の下、客車へとゆっくりと近づけて作業員の妖精が赤旗を上げたと同時にブレーキを掛けて客車の目の前で止める。

 

 作業員の妖精は先ほどの事もあり、客車と機関車の連結器がちゃんと開いているかを確認し、ホイッスルを吹きながら緑旗を揚げる。

 

 旗を確認した文月(C55 57)はブレーキを解いて汽笛を二回短く鳴らし、加減弁ハンドルを引いて機関車を後進させる。

 

 ゆっくりと後進させて炭水車(テンダー)の連結器とオハ43の連結が噛み合ってピンが下り、連結する。連結と同時に文月(C55 57)はブレーキを掛けて機関車を止める。

 

 文月(C55 57)は深く息を吐きながら逆転機ハンドルを回してギアを前進に入れる。

 

 一旦文月(C55 57)運転室(キャブ)から出ると、同じくDD51 1169号機より降りてきた小傘が彼女の元にやってくる。

 

「今日はよろしくお願いします!」

 

「あぁ。いざという時はよろしく頼む」

 

「はい! わちき、頑張ります!」

 

 気合十分の小傘の姿に、文月(C55 57)は微笑みを浮かべる。

 

 

 それからして出発準備が整い、線路上の安全が確認されて腕木式の信号機が赤から青へと変わり、文月(C55 57)はブレーキを解いて汽笛を鳴らす。それに続いてDD51 1169号機も警笛を鳴らす。

 

 C55 57号機は煙突から薄い煙をブラスト音と共に吐き出し、ドレンを出しながら前進する。C55 57号機はその加速性能を生かして一気に速度を上げ、幻想郷の地へと走り出した。

 

 

 


 

 

 

 それから時間が経ち、幻想機関区のとある一画。

 

 

 客車や貨車、操重車といった車輛が置かれている操車場。その奥に蒸気機関車の整備を行う整備工場に似た建物がある。そこは蒸気機関車以外の車輛の整備を行う為の設備が整っている整備工場である。

 

 工場から整備を終えた50系客車がDE10 1744号機に牽かれて出て来て、操車場へと運ばれていく。

 

 

 工場の中では、これまで整備を行っていた12系客車、14系客車、先ほどの50系客車以外の車輛の整備が行われている。

 

「……」

 

 工場の中で、北斗がその整備を受けている車輛を見つめている。

 

 青いボディを持つ車体の客車であり、12系客車と14系客車に似た見た目をしている。

 

 その客車は『20系客車』と呼ばれるかつて寝台特急で運用された客車であり、それぞれ外の世界で寝台特急として運用されていた客車である。

 

 この幻想機関区には、かつて外の世界で走っていた特急列車……『あさかぜ』と『ゆうづる』の二編成の20系客車があり、現在『あさかぜ』編制の20系客車が整備されており、操車場には『ゆうづる』編成の20系客車が整備待ちしている。

 

 ちなみに特急列車運用されていた編成は『あさかぜ』と『ゆうづる』以外にも、かの有名な特急『つばめ』編成の客車が操車場に整備済みで置かれているものも、これらは編成をばらされて他の列車の運用に入っている。

 

(寝台特急か。幻想郷じゃ使う場面が無いと思っていたけど)

 

 北斗は内心呟きながら、整備員の妖精達によって整備を受けている20系客車を見つめる。

 

 幻想郷の規模から今まで寝台特急の編制列車を運用する必要性が無かったので、整備は二の次三の次と後回しにされていた。

 

 しかしこの間の宴会にて霊夢より魔界と呼ばれるところから観光客がやって来るというのを知り、観光客相手に活用できると思い、20系客車の整備に取り掛かった。

 

(しかし、寝台列車でどんな観光スタイルにするか、そこは追々考えないとな)

 

 だがこの男、好きな物に関する知識は凄いが、そうでもない物に関する知識はとことん無い。寝台特急に関しては自分の名前の由来になった『北斗星』ぐらいしか知らない。

 

 今後はこれらの寝台特急編成の列車を牽引する機関車を含めて、運用法も色々と考えなければならない。

 

 北斗は今後の運用を考えつつ、整備工場を後にする。

 

 

 

 




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