東方鉄道録‐幻想の地に汽笛は鳴り響く‐   作:日本武尊

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第80駅 地上と地底

 

 

 

「どうぞ。お掛けになってください」

 

「はい。失礼します」

 

 地霊殿の客間に案内された北斗は、さとりより言われて彼はソファーに座る。その後さとりも向かい側のソファーに座る。

 

 その後客間の扉が開かれて、お燐がワゴンを押して入室し、紅茶を淹れる。

 

「どうぞ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 お燐よりソーサーに載せられ紅茶が淹れられたティーカップを受け取り、その後さとりにも手渡す。

 

「大丈夫ですよ。ちゃんとした本物の茶葉で淹れた紅茶ですので、人間のあなたも安全に飲めます」

 

「アッハイ」

 

 北斗が無意識に不安に思ったのを読んでか、さとりが本物の紅茶である事を伝える。

 

(本格的な紅茶か……)

 

 湯気が立つ紅茶より心地良い香りを嗅ぎながら、半透明の赤茶色の紅茶を見つめる。彼からすれば紅茶と言うとペットボトルで売られている飲料でしか飲んだ事がないからだ。

 

 香りを愉しんでいる中、彼女はテーブルにクッキーやクラッカー等の菓子が添えられた皿とポッドを置く。

 

「お燐。用事があったら呼ぶから、自分の仕事をしていなさい」

 

「分かりました、さとり様」

 

 お燐は頭を下げて、ワゴンを押しながら客間を退室する。

 

 

 

「……」

 

「……」

 

 彼女が出た後、二人は静かに紅茶を飲み、話すタイミングを窺っている。

 

「そう緊張しなくても、あなたを取って食べるわけではないのですから」

 

「は、はい」

 

 覚妖怪の能力で北斗の緊張を読み取ってか、さとりは声を掛ける。

 

「こいしが迷惑を掛けたわね」

 

「えっ? あぁ、まぁそうですね」

 

 北斗は思わず変な返事をしてしまう。

 

「まさかこいしがあんな強行手段に出るとは思ってなかったです」

 

「……あの子は欲しいものは手に入れようとする傾向にあるから、困っているのよ」

 

「はぁ……」とさとりはため息を付くと、小さめのクッキーを一つ手にして丸ごと口に入れて噛み、紅茶を一口飲む。

 

「以前までは無意識だったからタチが悪かったけど、今回は明確な意思があってあなたを攫った。本当に困ったわ」

 

「そうですか……」

 

 やっぱり妹の起こした問題だから、姉が敏感になるのも仕方が無い事なのか。

 

(被害者が許しても、それで済む問題じゃないんだな)

 

「えぇ。例えあなたが許したとしても、それで解決する問題じゃない」

 

 さとりは北斗の心を読み、簡単な事ではないと告げる。

 

「あの子は次にやらかさないと言う保障はないのだから。あの子、結構執心深いのよ」

 

「そうなのですか?」

 

 うーん、と静かに唸りながら北斗はこれまでのこいしを思い出す。

 

 これまでこいしと会った時の事を思い出すも、執心深さを思わせるような面は見当たらない。

 

 でももうやらないって約束したから、そう簡単に破らないと思うけど

 

「……まぁ、あなたにご執心のようだから、もしかしたら素直に言う事を聞くかもしれないわね」

 

 と、心読んださとりは紅茶を飲み、ティーカップをソーサーに置き、テーブルに置く。

 

 

「それにしても、あなたは不思議な人ね」

 

「え?」

 

 北斗は思わず首を傾げる。

 

「大抵人間は私達覚妖怪を嫌悪するのだけど、あなたは嫌悪感が全く感じられないわね。心を読まれたとしても、全く嫌悪していないわね」

 

「そうなんですか?」

 

「いや、自分のことのはずじゃ」

 

 逆に聞いてくる北斗にさとりは思わずつっこむ。

 

「うーん……」

 

「……まぁいいわ」

 

 相変わらずどこかずれている北斗にさとりも戸惑いを覚えるも、咳払いをして気持ちを切り替える。

 

「北斗さんは心を読まれることが嫌じゃないの?」

 

「うーん。そうですね」

 

 北斗はソーサーごとティーカップをテーブルに置く。

 

「別に心を読まれるって言っても、それを一々口にして相手に伝えるのですか?」

 

「別にそんな事はしないけど」

 

「それなら、別に嫌とかそんな事は感じないですね。それに心を読まれたとしても、別に困る事はありませんし」

 

「……まぁ確かにやましい事は見えませんが」

 

 さとりは北斗の心を読んでも、特に何か彼が困るような事は見られない。

 

 むしろ―――

 

「あなたの場合、蒸気機関車とやらの情熱が凄まじ過ぎて、ドン引きですよ」

 

「あ、アハハハ……」

 

 さとりの指摘に北斗は苦笑いを浮かべるしかなかった。

 

 分かってはいたが、北斗の蒸気機関車愛は相変わらずのようである。

 

「それに、この蒸気機関車……なるほど」

 

 と、心を読んでいたさとりは何かに気付く。

 

「あの黒く燃える石は、石炭と言うのですね」

 

「えっ!?」

 

 さとりの口から予想外の名前が出て、北斗は思わず声を漏らす。

 

「石炭を知っているのですか!?」

 

「えぇ。地霊殿でも寒くなればお燐が石炭が取れる場所へと赴いて取ってきます。それを暖炉で燃やしているのですよ」

 

「あぁ、なるほど」

 

「それに、その石炭は一部の鬼達が仕事に使っています。高い火力を出すには木炭より石炭の方がいいみたいで」

 

「……」

 

 北斗はさとりより聞かされる事実に、驚愕しつつも、嬉しい誤算であると感じていた。

 

(神奈子さんの予想は当たっていたんだな)

 

 北斗は前に神奈子がボソッと話していた事を思い出し、頷く。

 

 正に棚から牡丹餅である。

 

「どうやら、あなたは守矢神社とは深い関係にあるようですね」

 

「えっ? 知っているんですか?」

 

「直接会った事はありませんが、間接的に関わった事がありますので」

 

「そうですか」

 

 意外な繋がりがあるんだな、と北斗は声を漏らす。

 

 

 しかし、さとりからすれば大切な家族に力を与えて変異させたと、あまり良くない感情を抱いているが

 

 

「話は戻しますが、北斗さんがというより、あなたが行なっている事業にその石炭を必要としているみたいですね」

 

「はい。さとりさんも分かっていると思いますが、蒸気機関車を動かすには石炭が必要なんです。厳密には石炭に限定しているわけではありませんが」

 

「そのようですね」

 

 さとりは北斗の心を覗いた際に見た蒸気機関車の構造を思い出す。

 

「その石炭は、どのくらい地底で取れているのですか?」

 

「そうですね。詳しくは知りませんが、使い所がなくて、山の様に溜まっているという話は聞いた事があります。今でも石炭が取れる場所は多いとのことです」

 

「そんなにいっぱい」

 

 北斗は予想以上の量に、驚きを隠せなかった。

 

 幻想郷は忘れ去られたものが行き着く場所である。それはどうやらかつて存在した炭鉱で取られなくなって忘れ去られた石炭の鉱床も含まれているのかもしれない。

 

(どうにか、地底の石炭を入手する伝手が出来ないかな……)

 

 北斗は顎に手を当てて一考する。

 

 現時点で石炭を供給出来る場所は諏訪子によって創造される石炭のみだ。

 

 諏訪子製の石炭は神様が直接創造しているとあって非常に質が良く、各機関車の機関助士妖精からの評判が良い。今は最初からある石炭と混ぜて使って偏りを無くしている。

 

 しかし一日に創造出来る石炭の量はそれほど多くないし、その上彼女自身の都合もあるので、一度に持って行けれる石炭の量はそれほど多くないし、毎回毎回同じ量が出来ているわけではない。

 

 今は機関区の石炭の貯蔵量は十分あるものも、今後本格的に鉄道事業を展開すれば、必然的に一度のおける蒸気機関車の稼動数が増えるだろう。そうなれば石炭の消費量も今の倍以上となる。

 

 そうなれば、今の石炭の供給量では賄えない恐れがある。

 

「石炭をどうするかは、別にあなた方が使うのなら、それで構いません」

 

「えっ?」

 

 さとりの提案に北斗は思わず声を漏らす。

 

「こちらとしても、いつまでも使えない石炭を溜めておくわけにはいきません。それに万が一溜めている石炭に火が付いたら、それこそ多大な被害が起きるでしょう」

 

「確かに……」

 

「それに、住人の中には暇を持て余している者も居ますので、その者に仕事を与えられます」

 

「なるほど」

 

 さとりの言葉を聞き、北斗は頷く。

 

 石炭は質にもよるが、燃えやすかったり、燃えにくかったりする。基本的に火を近づけただけで火が付くほどの強い発火性は無いが、とても質が良い石炭なら火を近づけただけで火が付くと言われている。

 

 地底より採掘される石炭の質や量は分からないが、彼女の言葉からでも相当の量が溜まっているようであり、質に関してはそれほど悪いようではない。それにもし火が付いたら、大惨事になりかねない。

 

 むしろさとりからすれば石炭を引き取ってもらえるのは歓迎であり、暇な者に仕事を与えられる。そして北斗からすれば石炭の供給問題を解決出来る。まさにwin-winである。

 

 

「ですが……」

 

 と、彼女はポットを手にしてティーカップに紅茶を注ぐと、カップを手にして北斗を見る。

 

「仮に石炭をあなた方に引き取らせたとしても、それで私達に何の得があるのですか?」

 

「得、ですか?」

 

 さとりより思いもしなかった事を聞かれて、北斗は戸惑いを見せる。

 

「確かに溜まっている石炭を引き取ってもらえ、仕事が出来ると言う点でもこちらに得はあります」

 

「……」

 

「しかし―――」

 

 北斗を見る視線が鋭くなり、北斗は息を呑む。

 

「我々からすれば、地上の者を助ける義理など無いのです」

 

「助ける、義理……」

 

 さとりの憎しみが孕んだ声に、北斗はこいしより聞かされた話が脳裏に過ぎる。

 

 地底に暮らす妖怪は忌み嫌われ、地底へと追いやられた者が多い。鬼達も似たような経緯があって地上を去ったと言われている。それ故に地底に住む者の多くは地上に住む者を憎んでいる。

 

 特に人間と妖怪からも忌み嫌われている覚妖怪は、それが強いのだろう。

 

「こいしから話は聞いていると思いますが、この地底に住む者の多くは地上を追いやられています。全てはあの八雲紫によって」

 

「……」

 

「あなたは外来人のようですが、地上に暮らす以上、あなたも彼女達と同じなのですよ」

 

「……」

 

 北斗は言い返すことも出来ず、口を閉じる。

 

 そして実感した。地上と地底の確執を……

 

(ここまで地上と地底の間の溝が深いのか)

 

 こいしから話は聞いていたと言っても、ここまで溝が深いとは思わなかった。

 

(そりゃ、そうだよな。人間はおろか、妖怪からも忌み嫌われて、こんな暗い場所に追いやられたら、地上に住む者を憎むよな)

 

 北斗はどうする事も出来ず、ただただ黙っているしかなかった。

 

 

 

「……とは言っても」

 

 と、さとりは紅茶を飲み、口を開く。

 

「あなた個人に対して支援をする、というのを考えなくもないですがね」

 

「え?」

 

 思いもよらないさとりの言葉に北斗は声を漏らす。

 

「あくまでも、あなたへの支援として先ほどの話を受けるつもりですよ」

 

「で、ですが、さっき自分のことは」

 

「半分は本気で、半分は嘘ですよ」

 

「嘘?」

 

「地上の者を憎んでいるのは事実ですが、あなたはその枠に含まれません」

 

「えっ、それって?」

 

 北斗は思わず首を傾げる。

 

「まぁ、外来人を憎んだとしても、意味はありません。私達を地底に追いやったのは、過去の人間達と、あのスキマ妖怪なのですから」

 

「はぁ……」

 

「それに―――」

 

 と、彼女はティーカップをソーサーに乗せて、微笑みを浮かべる。

 

「結果的にではありますが、こいしを連れ戻してくれたお礼もありますので」

 

「逆に自分が連れて来られたんですがね」

 

 北斗は苦笑いを浮かべる。

 

「ですが、こいしが北斗さんを紹介したいと思わなければ、あのまま帰って来なかったかもしれません。それだけあの子は無意識なのですから」

 

「……」

 

 

 

「まぁ、この辺りの話は追々話し合うとして」

 

 と、さとりはソーサーごとティーカップをテーブルに置くと、咳払いをする。

 

「北斗さん。一つ聞きますが」

 

「えっ? 何でしょうか?」

 

「そう身構えなくても、些細な事を聞くだけですよ」

 

 さとりは身構える北斗にそう言いながら、問い掛ける。

 

「この幻想郷において、妖怪が人間を攫うという行為が一体何を意味すると思いますか?」

 

「意味、ですか?」

 

「えぇ」

 

「……」

 

 さとりは北斗の心を読んで、意味を理解していないと読み取り、彼に教える。

 

 

「幻想郷において、妖怪が人間を攫う行為は、御法度なのですよ」

 

「えっ?」

 

 北斗は思わず声を漏らす。

 

「そして幻想郷で御法度となっている事を犯したら、それは博麗の巫女が動く案件となるのです」

 

「霊夢さんが……」

 

 さとりの話を聞いて、北斗は納得した。

 

「そして人間を攫った妖怪は……博麗の巫女によって退治されます」

 

「……」

 

「まぁ、さすがに命を取るほどの退治ではなく、お仕置きみたいなものですよ」

 

 北斗が不安になり、最悪な未来を予想したので、さとりは補足を入れて彼を安心させる。

 

「既に事態は知られているでしょうし、今頃地底に居る事でしょう。恐らくお連れの方もいて」

 

「……」

 

「どうやら、心当たりのある方が思い浮かんでいるようですね」

 

「っ……」

 

 さとりは北斗の心にある感情を読み取ったが、あえて彼女は口にせずに、窓の方を見る。

 

「どうやら、あなたを迎えに来たようですね」

 

「っ!」

 

 北斗は思わず窓の方を見る。

 

「ですが、あなたも知っておくといいでしょう」

 

「?」

 

 さとりはソファーを立ち上がると、窓の前へと歩いていく。

 

「この幻想郷の、決闘の仕方を」

 

「……」

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 所変わり地霊殿中庭

 

 

 旧都を抜けた早苗達は遂に地霊殿へと辿り着く。

 

「ようやく着きました!」

 

 早苗は地霊殿を前にして、声を上げる。

 

「これが地霊殿」

 

 妖夢は初めて見る地霊殿を見つめる。

 

「紅魔館より趣味は良さげね」

 

「その点は同意だな」

 

「そうね」

 

 魔理沙と霊夢は妖夢の言葉に同意する。

 

 そしてどこかでまたくしゃみがする。

 

「さてと、着いたはいいが、北斗の奴、どこに捕まっているのやら」

 

 と、魔理沙は箒を肩に担ぎ、声を漏らす。

 

「片っ端から探せば良いのよ」

 

「そうですよ! ここまで来れば、後は北斗さんがどの部屋にいるかを探し出すまでです!」

 

 と、霊夢と早苗は大胆かつ単調な方法を口にする。

 

「やれやれ」と魔理沙はため息を付く。

 

「にしても」

 

 魔理沙は周囲を見回して、やけに静かな状況に警戒する。

 

「てっきり以前みたいに出迎えが来るかと警戒していたけど、意外と来ないんだな」

 

「……」

 

「向こうから来ないのなら、こちらから行くだけです」

 

 魔理沙は意外そうに呟き、霊夢は周囲に気を回し、早苗は気合十分であった。

 

 

 

「どうやら、来たようね」

 

「っ!」

 

 霊夢が顔を上げて声を漏らすと、早苗達は身構える。

 

 

「やっぱり来たな!! 人間達!!」

 

 と、大きな声と共に空が多くのゾンビフェアリーを引き連れて下りて来る。彼女の右腕には何やら柱の様なものが付けられている。

 

「空さん!」

 

「厄介なのが来たわね」

 

「全くだぜ」

 

「……」

 

 面倒くさそうに霊夢が呟くと、左手を右袖の内側に突っ込んで札を取り出す。魔理沙は八卦炉を取り出し、妖夢は背中に背負う鞘より『楼観剣』と『白楼剣』と呼ばれる刀を抜き放つ。

 

「お前達をここから通すなとこいし様から言われているんだ! 誰も通さないぞ!」

 

 と、右腕に着けている柱のような物を霊夢達に向ける。

 

「通すな、ねぇ」

 

 霊夢は空と、周りに居るゾンビフェアリーを見て、御祓い棒を肩に担ぐ。

 

「妖夢」

 

「何、霊夢?」

 

「面倒なのは私が引き受けてやるわ。あなたは周りを頼むわよ」

 

「えっ? い、いいけど」

 

 妖夢は霊夢の言葉の意味が分からず一瞬返事に困るも、すぐに意味を理解して身構える。

 

「早苗、魔理沙。隙を見て先に行きなさい」

 

「霊夢さん?」

 

「霊夢?」

 

 早苗と魔理沙が彼女を見る、

 

「ここは私と妖夢で押さえておいてやるわ」

 

「霊夢。お前……」

 

「霊夢さん……」

 

「……頼んだわよ」

 

 と、霊夢は宙に浮くと、空の前に出る。

 

「あんたの相手は私よ」

 

「お前! あの時の!」

 

 と、空は霊夢の顔を見て、声を上げる。

 

「今日はお前なんかに負けないぞ!」

 

「勝てるならね」

 

 霊夢がそう呟くと、二人は一斉に動き、色とりどりの弾幕を放つ。

 

「妖怪が鍛えしこの楼観剣。切れぬものなど、あんまり無いっ!!」

 

 妖夢は決め台詞なのかどうか分からないが、高らかに口上を口にして両手にそれぞれ持つ二振りの剣を振るい、向かってくるゾンビフェアリーに向けて弾幕を放つ。

 

「今の内だぜ!」

 

「はい!」

 

 その間に早苗と魔理沙はゾンビフェアリーの間を潜り抜け、地霊殿の扉を蹴破って中へと突入する。

 

 

 

 




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