SCPオンライン   作:ルルー

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クリスマスにはみんなでケーキを食べよう!


財団神拳武道会

 

 100財団神拳伝承者20■■/8/17

 大会を開こう

 

 101名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 どうした急に

 

 102名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 気でも狂ったか?

 

 103名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 お前らひでぇww

 

 104財団神拳伝承者 20■■/8/17

 いや待て、俺は正気だ。

 SCPオンラインのシステムでプレイヤーがイベントを開けることを思い出してな

 

 105名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 ああ、あの機能か

 

 106名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 誰もめんどくさがってやらないあれか

 

 107隊長20■■/8/17

 最近のプレイヤーたちは合体の素材集めに夢中なようで、さらに誰もやらない機能のことか

 

 108隊員A20■■/8/17

 というか忘れてるプレイヤーがほとんどなんじゃ……

 

 109財団神拳伝承者 20■■/8/17

 まあ、言ってしまえば俺が暴れたいだけなんだが……弟子もできたし

 

 110名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 おいww

 

 111名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 いきなりぶっちゃけやがったww 

 

 112名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 ww

 

 113名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 ん? ちょっと待て弟子? 弟子ができたのか?

 

 114財団神拳伝承者 20■■/8/17

 うむ

 

 115名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 うむじゃねーよww

 

 116隊長 20■■/8/17

 弟子なんて取れたのか……

 

 117名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 まあ、伝承者の弟子は置いといて、どんな大会をやるんだ?

 

 118財団神拳伝承者 20■■/8/17

 せっかくだから財団神拳武道会でもやろうかと

 

 119名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 対SCPの技を人に向けるなww

 

 120名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 周りがひどいことにならないか……?

 

 121名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 まあ、そこらへんは何とかなるだろう

 イベントの景品はどうするんだ?

 

 122財団神拳伝承者 20■■/8/17

 そこらへんは任せておけ、フフフ

 

 123名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 嫌な予感しかしねぇ……

 

 124名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 まあ、なるようになれだ楽しもう

 

 125名前:名無しの財団職員 20■■/8/17

 だなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結構盛り上がっているな」

 

 ビル群が立ち並ぶトーキョーエリアの中央。

 そこに、大量の石の板が並べられていた。

 置かれている板の量は百枚を超えており、正方形のフィールドが形成されていて、周囲には様々な店が出店しており、一般プレイヤーで盛り上がっている。 

 

 ちなみに出店している店は、UFOラーメンに始まり、”さっさともってけ、早く食え”と描かれている看板が目立つでケーキ屋、”虫が舞っているチョコファウンテン、などなど多岐に渡っている。

 

 大会の観戦に来た隊長と隊員Aは、開催時刻まで出店している店を見て回っていた。

 

「確かに盛り上がってますけど、出てる店ほとんどSCPオブジェクト関係の飲食物ばっかりですよここ……」 

 

「そりゃ、出店しているやつらはほとんどプレイヤーだからな、食品系のSCPを合体させたやつとかをほかのやつに食べさせたい奴らが多いんだろう」

 

「ひどい人たちばっかりだ……」

 

「好奇心旺盛と言ってやれ、ちなみにさっきUFOラーメンに行ってみたが結構うまかったぞ」

 

「……SCPをよく食べに行けますね隊長」

 

「一応安全が確認されているSCPだからな、飛び回っているおかげか誰かに合体の素材にされることもないみたいだからな」

 

「SCPが改造に怯える時代ですか……お、そろそろ始まるみたいですよ」

 

 隊員Aが、光とともにフィールド内に現れたスーツ姿の男に指を指す。

 フィールドの中心に表れたスーツの男は腕時計を確認すると、手に持つマイクで喋り始めた。

 

「時間となりました! これより財団神拳武道会を開催いたします!!」

 

――ウォォォォッォォォ

 

 開始の合図と同時に、周囲にいたプレイヤーたちの歓声がフィールド内に響いた。

 

「私はこの大会での実況解説を担当することになったマイクといいます。 今回だけの出会いになるかもしれませんが以後お見知りおきを」

 

 マイクの自己紹介が終わった後にこの大会についての説明が始まった。

 大会を開くことになった経緯は、SCPオンラインの機能でイベントを個人で開催できるようなので、試しにやってみないか? という単純な考えからだった。

 

 だが、機能の確認だけではつまらない、なんなら大会でも開いてみてはどうか? という声が上がったのでこの大会を開催することになったのである。

 

「とまあ、これがこの大会を開催することになった経緯です。 まあ簡単に言ってしまえばバカ騒ぎがしたかったてだけですね!」

 

 マイクの身もふたもない言動に、その場にいたプレイヤーは笑っていたが、隊長と隊員Aの二人は苦笑いを浮かべていた。

 

 「さて、そんなバカ騒ぎの元凶とその弟子にまずは戦ってもらいましょう」

 

 そういって、マイクは舞台から降り近くに設置してあった実況席へと向かう。

 実況席にマイクが付いたと同時に、胴着の来た二人のプレイヤーが光とともに現れた……と同時に二人は共振遠当てを放った。

 二人の放った共振遠当ては、互いの中央あたりで衝突し消滅した。

 そして、何事もなかったかのように、二人は会話をし始めた。

 

「ふ、成長したじゃないか弟子一号」

 

「伊達に何度も食らってませんからね、慣れましたよ」

 

 二人の会話に、何度もやってんのかよ……とドン引きするプレイヤーと勝手に始めるな! と叫ぶマイクをよそに二人は戦いを再開した。

 勝手に始める二人にあきれながらマイクは実況席でこう言った。

 

「えーもう何を言っても聞かないと思うので、優勝賞品を発表しておきます」

 マイクがそう言うと空中にテーブルに置かれたコーヒーカップの映像が写された。

 その映像を見たプレイヤーたちは、皆、ああ……それかといった顔になっていた。

 

「このコーヒーカップは皆様お察しの通りのものにSCP-447を合体させたものでして、出てくる液体がSCP-447に変化しております。 ですので、仮に触れてしまっても大丈夫ですよ!」

 

 マイクのその言葉にプレイヤーたちは心の中でこう思った。

 

((いや、そういう問題じゃねぇよ……)) 

 

 と。




著作権者:SCP Foundation 

SCP-710-JP-J - 財団神拳

http://ja.scp-wiki.net/scp-710-jp-j

執筆者: Kwana様


SCP-1910-JP - UFOラーメン

http://ja.scp-wiki.net/scp-1910-jp

執筆者Zenigata様


SCP-871 -景気のいいケーキ

http://ja.scp-wiki.net/scp-871

執筆者:Seibai様

SCP-743 チョコレート・ファウンテン

http://ja.scp-wiki.net/scp-743

執筆者:Quikngruvn

SCP-447  緑のスライム

http://ja.scp-wiki.net/scp-447

執筆者:DrClef様

SCP-198 コーヒーを一杯

http://ja.scp-wiki.net/scp-198

執筆者Soulbane様

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