忌み子の人狼   作:doesn't work

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第13話

「おいおい、囲まれちまったぞ!」

 

グランドでは一誠と祐斗がライザー陣営の眷属に囲まれていました。

 

ドカン!

 

「さぁ、尋常に勝負!!」

 

相手の騎士が祐斗に斬りかかります。

 

「さて、さっさと貴方を倒してしまいましょう」

 

「はぁ!」

 

「やば」

 

一誠にも相手のルークが斬りかかります。祐斗は自分の相手に応戦しており、一誠にまで手がまわらないようです。

 

ばう!

 

「っぐは!」

 

そこに白夜が乱入してついた勢いそのまま一誠に遅いかかっているルークに突撃しました。

 

グルルル

 

「こいつ」

 

「お、おぉ白夜助かったぜ!」

 

相手のルークは白夜の突撃が聞いていうるのかお腹に手を当てて跪いています。

 

「なんですの、あの毛並みのいいワンチャンは。このゲームには可愛い子はもういないと思っていたのに、これは幸運ですわ」

 

その後ろではお嬢様といった風貌の女性が白夜を見て興奮しているようです。

 

「イザベラ、さっさと片付けてそのワンちゃんを捕獲しなさい」

 

「かしこまりました。レイヴェル・フェニックス様」

 

相当白夜のことが気に入ったのかルークの女性に捕獲の命令します。

 

「ふん」

 

イザベラと呼ばれたルークの女性が白夜に殴りかかりますがその攻撃は白夜に当たることはありませんでした。

 

「な、早い」

 

白夜はイザベラを四方八方から攻撃していきます。あまりの速さにイザベラはされるがままです。

 

「ぐわぁ!!」

 

そしてとうとうイザベラは白夜の猛攻に倒れます。

 

「ライザー様のルーク1名脱落です」

 

「す、すげえな白夜」

 

そんな白夜を見て、元々ある程度強いことはわかっていた一誠ですが、普段の白夜からは考えられない攻撃性に驚愕しています。

 

「益々気に入りましたわ!必ず私のペットにして差し上げますわ!」

 

そんな白夜を見てレイヴェルはさらに興奮しているようです。

 

「にゃー今度は私たちが相手にゃ〜」

 

「いくにゃ!」

 

「はあああ!!」

 

そんな白夜を見て強敵と判断したのか今度は3人がかりでライザーの眷属たちが攻め立ててきます。

 

「速すぎだにゃ」

 

「見えないにゃ」

 

「ぬぅ、追いつけん」

 

しかし人数が増えても白夜のスピードに追いつけるはずもなく翻弄されていきます。

 

「よし!おい木場!お前のセイクリッドギアを解放しろ!」

 

白夜が相手をしている間に一誠の手についているセイクリッドギアが変化していました。

 

「解放?っ、そうか!」

 

そんな状態で一誠は木場にセイクリッドギアの解放を支持します。それに何かを察した祐斗は即座に一誠にセイクリッドギアを解放します。

 

エクスプロージョン!!

 

「「「きゃああ!」」」

 

一誠によって強化された祐斗の攻撃により周りの眷属が一掃されます。

 

「さすがだね。一誠くん」

 

「いや、白夜のおかげだよ」

 

ばう

 

「さてと」

 

ドカン!!

 

3人が一息ついていると校舎の屋根から爆発が起きました。どうやらライザーとリアスが魔法を打ち合っているようです。

 

「うぅ」

 

「アーシア、大丈夫?」

 

「はい、部長さん」

 

リアスの後ろにはアーシアの姿も見えます。

 

白夜の意識がアーシアに向いたその瞬間

 

「リアス様のクイーン1名リタイア」

 

朱乃が脱落したことが知らされます

 

「朱乃さんが負けたのか?」

 

一誠が朱乃リタイアに驚いていると

 

「うわぁぁ!」

 

「木場!!」

 

「リアス様のナイト1名リタイア」

 

続け様に祐斗が目の前で倒されてしまいます。

 

「遅かったですわね。ユーベルーナ」

 

「思った以上にクイーンの実力が高く苦戦してしまいました」

 

いつの間にかレイヴェルの横には紫髪の女性がいました。どうやらライザーのクイーンのようです。

 

ドカン!

 

「くぅぅ」

 

リアスとライザーとの戦闘も苛烈になっていきます。

 

「くっ、部長!!」

 

一誠はそんなリアスを見て辛抱できず校舎のの屋根に向かいます。

 

ばう!

 

白夜もそれに続こうとしますが

 

ドン!

 

「貴方は行かせませんよ」

 

そこにユーベルーナが立ち塞がります。

 

ぐるる

 

ドン! ドン!

 

「ちょこまかと小賢しいですね」

 

白夜はどうにかしてユーベルーナを無視してアーシアの元に向かおうとしますが中々向かうことが出来ません。

 

「捕まえましたわよ!」

 

ユーベルーナーとアーシアに意識を割いていた白夜はレイヴェルの気配に気がつくことが出来ず、後ろから抱きすくめられました。

 

「もふもふですわ〜。こら、暴れないんですの」

 

ぐるるる

 

白夜は噛み付いたり、引っ掻いたりと抵抗しますが傷をつけてもすぐに回復してしまいます。

 

「助かりました。レイヴェル様」

 

「別によろしくてよ。ユーベルーナ。にしてもこの子相当速いんですのね。貴方でも捉えられないなんて」

 

ばう!

 

「むぅ、暴れすぎですわ!」

 

きゃいん!

 

自分の腕の中でひたすらに暴れている白夜に苛立ったのかレイヴェルは魔法陣を出しそれを白夜の首に展開します。それが展開された瞬間白夜の体に電撃が流れ、悲鳴をあげます。

 

「びゃ、白夜!!」

 

そんな白夜をアーシアが呼びかけます。

 

「やっとおとなしくなりましたわね」

 

ぎゅ〜

 

抵抗がなくなりご満悦な様子のレイヴェルはもう関係ないと言わんばかりに抱きしめます。

 

「リザインするわ…」

 

結果としてリアス陣営は敗北。リアスとライザーの婚約が確定した瞬間です。

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