その時部屋の中に魔法陣が浮かび上がりました。
そこからは銀髪のメイドが現れました
「リアス様、例の件ですが」
「だから、私は認めないと言っているでしょう!」
「え〜っと、どちら様?」
「これは申し遅れました。リアス家で、メイドをさせていただいております。グレイフィア・ルキフグスと申します。」
一誠がいきなり現れた銀髪のメイドに名前を尋ねるとメイドは自分の名前を名乗り綺麗にお辞儀をしました。
「あ、アーシア・アルジェントと申します。こっちの小さい子は白夜と言います」
アーシアはグレイフィアに名乗り頭を下げました
すると、部室の中にまたも魔法陣が浮かび上がりました
「迎えにきたぜ、愛しのリアス」
現れたのは金髪の胡散臭そうな男でした。
「何度も言っているでしょう。貴方のような人とは婚約しません」
なんでも、リアスの婚約者のライザー・フェニックスという男らしいです。
しかしリアスはその婚約が嫌らしくライザーに対抗します
「そうはいかないぞ。俺だってフェニックス家の看板背負ってるんだ」
ライザーはリアスの発言が気に障ったのか少し切れ気味に言い返します。
ピリピリした雰囲気を出す二人の間にグレイフィアが割って入ります
「二人ともそこまでです。それ以上続けるのでしたら...」
グレイフィアはそれ以上続けるのなら容赦しないと言わんばかりに魔力を放出します
「おっと、流石に最強のクイーンと呼ばれているあなた様に言われては引き下がらざるをえませんね」
「ふん!」
「魔王様よりこうなった場合はレーティングゲームで決着をつけるようにとおうせつかっております」
「レーティングゲームで、ですって!?」
「はははは!それは傑作だ」
グレイフィアの発言にリアスとライザーが反応します
「あの、レーティングゲームって何ですか?」
「レーティングゲームとは簡単に言うと自分の駒を使って戦わせる悪魔の遊戯です」
一誠の発言にグレイフィアが回答します
「リアス、君は俺に勝つことは絶対にない。断言できるぞ」
「そんなのやってみなくちゃわからないじゃない!」
「わかるさ」
パチ
ライザーが指パッチンをするとライザーの後ろに女性たちが現れました
「俺は駒が全て揃っている。大して君たちは」
そう言いライザーは、リアスの眷族たちを見回します
「おや?可愛い子がいるじゃないか」
その途中でアーシアに目を止めます
「そこの君俺の眷属になるといい。眷属になれば俺が可愛がってやるぞ」
ライザーはアーシア舌舐めずりをしながらそう言いました
アーシアはその言動に恐怖を抱き白夜を抱き上げ、抱きしめます。
抱き上げられた白夜もライザーを警戒します。
「このやろう!アーシアに何する気だ!!」
それに激怒した一誠がライザーに殴りかかろうとします
「ミラ」
ライザーの眷属たちの中からミラと呼ばれた少女が棒のようなものを持ち一誠の前に立ちはだかります。
「小さい子だな。やりづらいな グボ!」
一誠は相手が小さな少女ということに戸惑いを感じていましたが次の瞬間その少女に棒で突き上げられ天井に叩きつけられました。
「一誠さん!」
「一誠!」
アーシアが一誠を案じて声をあげ、リアスは一誠の元へ走ります。
「さて、どうだ?」
ライザーは何事もなかったかのようにアーシアに再度問い掛けます。
「ダメ」
その前に今度は白夜が立ちはだかります。
「ミラ」
ライザーに呼ばれ、少女が一誠と同じように棒をつきにきます
「ガル!!」
バキ!!
「な!」
しかしその棒は白夜に届くことはありませんでした。なぜなら
「狼?」
狼化した白夜がミラと呼ばれた少女の棒を噛み砕いたからです
「ほう、狼とは珍しいな」
「グルルルル」
白夜は威嚇するように唸り声を出します
「分かったわよ。レーティングゲームで決着をつけましょう」
その時リアスがそう言いました
「承知いたしました。しかし、リアス様はレーティングゲーム初心者ハンデとして一週間の訓練期間も設けさせていただきます」
「あぁ、いいぜ。一週間後が楽しみだな。リアス」
「失礼いたします」
そういい、グレイフィアとライザーとその眷属は消えていきました
その後リアスたちは一誠の治療をしながら話し合いをしていました
「期日が一週間後、その間に修行してライザー達を倒せるまでに強くなる。それしか方法はないわ」
「そうですわね」
話が終わり、一誠の治療も完了した所でリアスが喋り出しました
「それで、白夜はいつ人間に戻るの?もうずっと警戒を解いていないようだけれど」
そう言ってみたのは未だに狼の姿で警戒をしている白夜でした
「あぁ!治療に夢中で忘れていました!白夜もう大丈夫ですから戻ってください」
「グル」
白夜は分かったというふうに吠えると人間の姿に戻りました(ちゃんと服は着てる)
「じゃあみんな明日早朝にお泊りセットを持って集合してね。また明日」
そうしてリアスたちは解散しました