ロクでなし魔術講師ととある特殊部隊員   作:藤氏

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第九章は、多分短く終える予定です。

ていうか、十章の前哨戦みたいな感じになります。


103話

「ただいま、戻りました。大佐」

 

 あれから、ジョセフ達は領事館に帰投し、作戦本部である会議室に向かっていた。

 

 フェジテ警邏庁と連絡を取ることはできたものの、指揮権が警邏総監から帝国軍に移行したため、接触することはできなかった。

 

 そのことを報告すると、マクシミリアンから領事館に帰投するように指示が下された。

 

 状況は西地区と中央区はすでに天の智慧研究会の隠れ家は潰滅しており、一部の部隊を残し、他の部隊の援護に向かっている。

 

 しかし、肝心のラザールが見つからない。

 

 すでに日は傾き始めており、一刻も早くラザールを見つけなければならないという焦りが徐々に出始めていた。

 

「ご苦労だった。場所を変えよう」

 

 会議室に入ると、中は機材でごった返しており、人が忙しなく動いている。

 

 すると、マクシミリアンがジョセフ達の所に向かってきて、別の部屋の中へ移動する。

 

 移動先は、応接室。

 

 会議室では落ち着いて話ができないと判断したのだろう。

 

 応接室は誰も使っていなかったのか、会議室とは違い、静かだった。

 

 マクシミリアンは上座に、残りの三人は向かい合うように腰かける。

 

「帝国軍が動いたということは、特務分室の連中が動いた、ということですか?」

 

 開口一番、ダーシャが問い質す。

 

「ああ、特務分室室長、イブ=イグナイト直々にフェジテに来ている。彼女は勅命でフェジテ警邏庁を自分の指揮下に入れた。そして、警備官全員に待機命令を出しているのが今の状況だ」

 

「待機命令?民間人の避難誘導は?いや、それよりも、≪魔術師≫さん一人で来たんですか?≪星≫さんとか、≪隠者≫、≪法皇≫さんは?」

 

 イブが下した妙な命令にジョセフが矢継ぎ早に疑問を呈する。

 

 そもそも、イブが単独で来たというのが不思議なのだが。

 

「出していない、放置状態だ。今、確認できるのは、彼女しか来ていないということだ。それと先ほど、中央区と南地区の倉庫街で大規模な戦闘もあった」

 

「まさか、味方がラザールを――」

 

「いや、戦闘していたのは、中央区ではアルザーノ帝国魔術学院の生徒、システィーナ=フィーベルともう一人は天の智慧研究会の外道魔術師、ジン=ガニス。南地区ではアルザーノ帝国魔術学院講師、グレン=レーダスと、天の智慧研究会、第二団≪地位≫、≪竜帝≫のレイク=フォーエンハイムだ」

 

「はい?」

 

 マクシミリアンから出た言葉に、ジョセフは一瞬、自分の耳を疑った。

 

 なぜなら、この二人は――

 

「なぜ、その二人の名前が出てくるんです?その二人は、学院爆破テロ未遂事件で死んでいるはずです」

 

 そう、死んでいるはずなのだ。

 

 死人が蘇る方法なんざ、アレ以外使わないと――

 

「――まさか……」

 

「まぁ、俺もこれを聞いた瞬間、信じられなかったが…連中は『Project:Revive Life』を使って復活したと思われる」

 

 なんてこった……

 

 ジョセフは戦慄を覚えながら、サイネリア島の件を思い出す。

 

 リィエルがライネルに騙され、ルミアを連れ去った事件。この時の黒幕が、白金魔導研究所の所長バークス=ブラウモンだった。

 

 あの時、バークスは何を研究していたのだ?

 

 それと、エレノアのルミアを置いての逃亡…彼女はなぜ逃亡した?

 

 まさか――

 

(いや、今はそれよりも、二人の安否はどうなった?)

 

「大佐。二人はどうなったんです?」

 

 ジョセフが恐る恐る聞いてみる。

 

 システィーナは一回、ジンに犯されかけようとしたのだ。いくら強気な彼女でも、ジン相手だと相性が悪い。

 

 レイクの方はなにせ第二団の魔術師(魔術師らしくないが)だ。グレンでも相当苦戦する。そもそも、あの時のレイクは連邦軍が潜り込んでいたことを知らなかったのと、グレンを非常勤の三流講師と見くびってしまったがために、殺されたのだ。つまり、本気を出していない状態だったはず。今回はそうはいかないだろう。

 

「……レイクとジンは再び死んだよ。ジンはシステイーナ=フィーベルを嬲っていたが、彼女を過小評価してしまったがために、自滅を覚悟で突撃したフィーベルに致命傷を負わされ、最期はイブちゃんに焼かれた。レイクの方はグレン=レーダスを圧倒していたが、彼に性質を見抜かれ、死んだ」

 

「そうですか……」

 

 二人の無事を知り、ジョセフはほっ、と胸を撫でおろす。

 

「ところで、≪魔術師≫は一体何がしたいんでしょう?件の組織の、それも腕の立つ二人がいたのに、いままで放置していたのはなぜ?それでいて、突然、魔術学院の生徒を助ける…今回の彼女の行動は一貫していません」

 

 ダーシャがイブの謎の行動に首を傾げながら、疑問に思う。

 

「彼女は天の智慧研究会を掃討する任務があるのは確かだろう。だが、それよりも優先すべき任務となると……」

 

「……≪正義≫ではないですか?」

 

 マクシミリアンは別の目的があると推測した時、不意に、ジョセフがジャティスの名を挙げる。

 

「ジャティス…そうか、彼は……」

 

「彼は特務分室相手にあそこまで翻弄していましたし、イグナイト家の怒りを買うのも無理はないかと」

 

「となると、これは彼女自身がそうしたっていうよりは…父親がそう命じたってこと……?」

 

 恐らくは、そうなるのだろう。

 

 しかし、それでは――

 

「彼女は【メギドの火】のこと知ってるんですかね?」

 

 ジョセフはふと、そんなことを呟く。

 

 彼女が知らないということはないはずだし、それは父も知っているはずだ。

 

 にもかかわらず、ジャティスを優先しているのだとしたら、それはいくらなんでもと思ってしまう。優先順位が間違っている。

 

「さぁな」

 

 マクシミリアンは肩を竦めてそう言い、立ち上がる。

 

「さて…今から警邏庁に乗り込むが、お前らも来るか?」

 

 ジョセフ、ダーシャ、アリッサに対して、そう言う。

 

 まぁ、このまま待機状態というのもアレなので(というよりも、アリッサが半ば眠ろうとしているし)。

 

「行きましょうか」

 

「そうね」

 

「……行こう」

 

 三人も立ち上がり、フェジテ警邏庁に向かうのであった。

 

 

 

 

 

「まず君に見せたいものがあるんだ、グレン。少しご足労願えないかな?」

 

 グレンと再会するなり、そんなことを言い始めるジャティス。

 

 当然、グレンとしては、そんなのに応じてやる義理も義務もないが――

 

「ごめんなさい。先生…今はあの人の求めに応じてあげてください…今、フェジテは本当に未曽有の危機に陥っているんです……」

 

 ルミアにそう言われてしまっては仕方ない。

 

 それに、フェジテが陥っている未曽有の危機、という話も気にはなる。

 

「ちっ……」

 

 仕方なく、グレンはジャティスの言に従うのであった。

 

 ジャティスは、フェジテ南地区の地下に広がる迷路のように入り組んだ下水通路を歩いていく。グレンとルミアは、それに大人しくついていく。

 

 そして、その道中――

 

「……白猫のやつが、あのジン=ガニスと交戦……ッ!?」

 

 ジャティスから聞かされたシスティーナの状況に、グレンが驚愕に目を見開く。

 

「しかも…勝った、だと…ッ!?マジか……ッ!?」

 

「ああ、マジだよ」

 

 ジャティスが、グレンのリアクションを、さも楽しそうに眺めている。

 

「彼女の成長速度は本当に素晴らしい…師匠の君も誇らしいだろう?」

 

 確かに、魔術師の卵に過ぎない一学生が、超一流の外道魔術師に勝つ…それはもう、驚嘆するしかない大快挙だが――

 

「うるせぇ!それよりも、白猫はぶじなんだろうな……ッ!?」

 

「ははは、安心しなよ、グレン…無事さ」

 

 グレンの問い詰めに、先を行くジャティスが肩を竦めて応じた。

 

「彼女は戦いに勝利した後、イブ=イグナイトによって保護されたよ。通信に出ないのは戦闘で疲弊し、気を失ったせいだ。命に別状はない。なんだって警邏庁舎北館四階の医務室を遠見の魔術で覗けばいいさ。彼女はそこに運び込まれているよ」

 

(イブが…白猫を助けた……?)

 

 その事実は、それはそれでグレンを驚かせたが――それよりも。

 

「つまり、だ…察するに、テメェは自身の目的のために…俺やルミアどころか、白猫すら巻き込んだんだな……ッ!?」

 

「ああ、そうさ」

 

 グレンの氷のような憤怒を背中に浴びながらも、悪びれもせず、ジャティスが答える。

 

「レイク=フォーエンハイム、ジン=ガニス…さすがにあの二人の目を掻い潜って、目的を達成するのは難しいからね…君達二人に引き受けてもらった。…いやぁ、助かったよ。君達二人には感謝してもしきれない……」

 

「ジャティス……ッ!?」

 

 グレンの目が憤怒と殺意に燃えた。

 

「なんだよ?そんなにシスティーナを巻き込んだのが気に喰わなかったかい?」

 

「当たり前だろ!?ぶっ殺されねえとわからねえか!?」

 

「はぁ…彼女は、この僕が唯一尊敬する君の大事な相棒…万が一の時のフォローはするるつもりだったよ?僕の人工精霊【彼女の御使い】シリーズを、君は知ってるだろう?あれを使えば……」

 

「そういうことじゃねえッ!そういうことじゃねえんだよッ!」

 

「……ははは、変なやつだな…そこまで彼女のことが大切なのかい?彼女なんて、所詮、君にとっては、セラの代替物だろう?」

 

「ジャティス」

 

 今までとは異質に底冷えするグレンの声に――ジャティスが押し黙る。

 

「それ以上言ったら…このフェジテがどうなろうが知ったこっちゃねえ…今、ここで…お前を殺す」

 

「……失礼。失言だったね」

 

 まるで臆した風もなく、ジャティスが帽子を目深に被り直し、真摯に応じる。

 

「君と彼女…そしてセラの名誉を貶めるような真似をしてすまなかった…心から謝罪しよう。申し訳ない」

 

「……ちっ」

 

 そもそも、セラを殺したのは、どこの誰だ。

 

 必死に押さえつけている憎悪と殺意がぶすぶす滲み出てくる。だが、今はルミアの言うとおり、このフェジテで何が起きているのか、真実を知る方が先決。

 

 湧き上がる激情を必死にこらえながら、グレンはジャティスの後に続く。

 

(しかし、イブのやつ、このフェジテに来てたのか…?それに、死んだはずのレイクにジン…くそ、マジで一体、何がこのフェジテの水面下で進行してやがんだ……?)

 

 程なくして、一行は下水道から地上へと上がる。

 

 すると、一行の目の前に現れたのは南地区の外れにある古びた商館だ。それは街の区画整備の果てに廃館となったもので、その立地ゆえに、周囲には人気もない。

 

「……おい」

 

 何の迷いもなく商館の表玄関へと向かうジャティスへ、グレンが声を投げる。

 

「ふっ…流石に血の匂いには鋭いね。…大分、昔の勘が戻ったんじゃないか?」

 

 すると、ジャティスは薄ら寒く笑って、背中で答えた。

 

「余計なお世話だ、クソ野郎」

 

 グレンの罵倒にも特に気分を害することなく、ジャティスは玄関口を――開いた。

 

 途端、中からむっとするような、饐えた鉄のような臭いが解放された。

 

「……見るな」

 

 グレンは、咄嗟にルミアを自分の背後に寄せるが……

 

「大丈夫です」

 

 ルミアは気丈にも、グレンの隣に並ぶ。

 

 案の定――商館の中は酷い有様であった。

 

 死体、死体、死体、死体の山。一見、何の変哲もない市民風の人間の死体が、暗いエントランスホールのあちこちに散らばっている。

 

 皆、一様に、鋭利な刃物のようなもので急所を深く切り裂かれ、絶命している。

 

 血がまだまったく乾いていない。この殺戮があったのはつい先刻だ。

 

「……テメェの仕業か?」

 

「流石に、これだけの敵がいる拠点に、いきなりルミアを連れてくるのはアレだからね。君達がレイク達を引き付けている間に、ちょいと掃除をしたのさ」

 

 憤怒がぶすぶす漏れるグレンの言葉に、ジャティスが誇らしげに答える。

 

「おおっと、勘違いしないでくれよ?こいつらは全員、天の智慧研究会…死んで当然の人間さ。まぁ、中には関係のない人間もいたようだけど…大いなる『正義』の前には必要経費だ。神はきっと彼らの御霊を御傍においてくださるよ……」

 

「……ッ!」

 

 あまりにも冷酷で利己的なジャティスの言葉に、ルミアは悲痛な表情で俯いてしまう。

 

「まぁ、どうでもいい…問題はここの地下さ……」

 

 ジャティスの後に続いて、グレン達は商館の中を進んでいく。

 

 商館の中は、そこかしこが死体だらけだ。中にはまだ年端もいかない子供もいた。

 

 ジャティスが蛇蝎の如く憎む天の智慧研究会…その息がかかっている可能性がある…ただ、それだけで、殺されてしまったのだろう。

 

(天の智慧研究会…確かに連中は救いようのない外道どもだ…死んで当然…その思想は決して否定できねえ…やつらの重ねてきた悪行を鑑みればな…かくいう俺も、綺麗事を言う資格なんざ、さらさらねぇ……)

 

 だが、それでも。

 

(ジャティス…てめぇのやり方だけは、絶対に気に喰わねえ…てめぇはいつか、必ず俺が倒す…首を洗って待ってろ……)

 

 そんなグレンの人を焼き殺せるような烈火の視線と、敵意を感じたか。

 

 ジャティスは一瞬、にやりと蛇のように笑って……

 

「……ここだよ」

 

 銃他の下に隠された床板を動かし、地下へと続く階段を露にさせた。

 

「ここは本来、魔術的な隠ぺいも施されていてね…探すのに一苦労したよ」

 

「うるせえ。とっとと行け」

 

 ジャティスの背中を蹴り倒し、グレン達はジャティスを先頭に地下へと下りる。

 

 やがて、階段が尽きると、正面には扉が現れ…それを押し開くと。

 

 その向こう側は、石造りの殺風景な小部屋になっていた。

 

 その室内に、物は何一つ置かれていなかったが……

 

「……なんだ、こりゃ?」

 

 床には、巨大な魔術法陣が敷設されている。

 

 明らかに儀式クラスの、恐ろしく高度な術式だ。法陣からは様々な霊絡が延び、床の上を走って四方の壁へと繋がり、どうやらこの商館の外へと続いているらしかった。

 

 グレンが謎の法陣を前に戸惑っていると……

 

「まぁ、見ててくれ。これを今から解呪するんだ」

 

「解呪?今から?馬鹿、こんな複雑怪奇な巨大術式の解呪、何日かかると――」

 

「始めるよ、ルミア…君の出番だ」

 

「……はい」

 

 ルミアが虚ろな表情で前に出て、ジャティスの傍に寄り添う。

 

「お、おい…?一体、何を……?」

 

 すると。

 

 グレンの眼前で、ルミアの身体が、突如、眩い黄金色の光に包まれた。

 

 ルミアがその異能――『感応増幅力』を、全開で発動したのだ。

 

 そして、ルミアはその黄金色の光を纏った手を、ジャティスの背中に当てる。

 

 ルミアの手からジャティスの身体へ、その黄金色の光が伝わっていき――

 

「≪終えよ天鎖・――≫」

 

 ジャティスが呪文を唱え始めると同時に、その手袋から漂う大量の疑似霊素粒子粉末。

 

 それがジャティスの空気を反映・具現化し――形を成す。

 

 世界に具現した、無数の”女の左手”、その手に握られた”黄金の剣”。

 

「≪――・静寂の基底・――≫」

 

 ”左手”達は、法陣上を縦横無尽にせわしなく飛び交い……

 

 ガリガリガリガリ――ッ!と、剣で無数のルーンを法陣上に刻んでいく。

 

 そして――

 

「≪――・理の頸木は此処に解放すべし≫!」

 

 ジャティスが最後の呪文を括ると共にm起動する黒魔儀【イレイズ】。

 

 法陣上に刻まれたルーンが、視界が真っ白に染まるほど白熱し――

 

 硝子が砕け散るような音と共に、法陣が解呪され、その力が失われるのであった。

 

(……凄ぇ)

 

 グレンはそんな様子を脂汗を垂らしながら、眺めていた。

 

 ジャティスの解呪の腕前もそうだが、それよりも、やはりルミアの『感応増幅力』だ。

 

(あれほど巨大な儀式魔法陣を、こんな短時間で解呪可能になるなんてな――)

 

 ルミアの異能の底知れなさには、最早、戦慄するしかない。

 

「助かるよ、ルミア。流石に、これだけ大掛かりの儀式魔術、君の力でも借りない限り、日没までに解呪なんてできないからね…早々、君に協力を仰いで正解だった」

 

 解呪儀式を無事終えたジャティスが、ルミアへ振り返り、薄ら寒く微笑みかけるが……

 

「……………」

 

 対するルミアは無言、最早、目も合わせようとしなかった。

 

「おい、ジャティス。いい加減、説明しろよ」

 

 苛立ちを隠そうともせず、グレンがジャティスを問い詰める。

 

「解呪?日没までに?…一体、そりゃどういう意味だ?」

 

 すると、ジャティスが試すように、愉しむようにグレンへと告げた。

 

「やれやれ…その法陣を、もっとよく見てくれよ…君ほど博識な男なら、わかるはずだ…今、フェジテに一体、何が起きているのか、がね……」

 

 相変わらず人を食ったような態度に、内心舌打ちしつつ。

 

 グレンは法陣の傍らに片膝をつき、解呪された法陣のルーンの羅列と術式を追う。

 

 やがて…その法陣の正体をグレンが、掴んでいくと……

 

「……馬鹿な……ッ!?」

 

 グレンは全身から血が引いていく音を感じながら、絞り出すように呟くのであった。

 

「これは…『Project:Flame of megido』…【メギドの火】だと……ッ!?」

 

 そんなグレンの驚愕を他所に。

 

 ジャティスはどこまでも、昏く冷たく嗤う――

 

 

 




今回はここら辺で。

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