どうぞ~。
アリッサ=レノは、レザリア王国で生まれた上流階級の少女だ。
レノ家は聖エリサレス教の敬虔な信徒で、代々、聖エリサレス教会聖堂騎士団の幹部を輩出してきた名家だ。もちろん、トップを務めた者も数人輩出している。
アリッサはその家の一人娘として跡継ぎとして教育を受けたり、両親から愛情を以て育てられたりと、不自由なく生活してきた。
幼い頃から王国政府がとる、反帝国・反連邦教育も受け、当初は帝国と連邦には良い印象を持っていなかったのは、当然のことである。
大きくなったら、聖堂騎士団に入り、父の後を継ぎたいと思っていた彼女の人生・家庭は――
「…………」
まさか、こんなことで崩壊するとは思っていなかった。
レザリア王国、北部戦線近くのある雪林のある小屋にて。
アリッサは、今、自分の胸元に細剣を突きつけられていた。
彼女の隣には、母が心臓に一突きされて倒れ、地面には血が広がっている。
その様子から母はすでに息絶えているのは誰の目を見ても明らかだ。
今、彼女に細剣を突きつけている兵士と母を殺した兵士は連邦軍の兵士ではない。
母を殺し、そして、今から彼女を殺そうとしているのは…味方であるはずの聖エリサレス教会聖堂騎士団だった。
なぜ?とか、どうして?とか、今、アリッサの頭の中ではそんな思いが渦巻いている。
自分達が、彼らに対して、何か不利益なことをした覚えはないのに……
……いや、もしかして、と。心当たりはある。
それは、父が戦争で自国が劣勢にあると認識した教皇庁が、たてたある方針に反対していたこと。
その方針は、王国軍全軍を首都近郊まで撤退し、そこで連邦軍海外派遣軍と決戦、これに勝利し、講和に持ち込むこと。
別に、これ自体は何も間違ってはいない。現に、アメリカ連邦との戦争ではすでに北部地方の大部分が連邦軍に占領されており、このままだと首都まで連邦軍に迫られ戦争に負けるのは火を見るより明らかだ。
だから、軍の戦力を温存し、首都におびき寄せ決戦を取ったほうが仮に勝利した場合、講和に持ち込める。少なくとも今の体制を保つことはできる。劣勢状態にあるレザリア王国にとってはこれが最善の策といえばそうだった。いや、それしか最早、手がない。
だが、問題は王国各軍を首都まで撤退させるまで、どうやって連邦軍を足止めさせるのか…この方法にアリッサの父は猛反対したのだ。
その方法は…レザリアが宗教戦争で併合した国の人種・民族に魔術で洗脳し、連邦軍を足止めさせること。要するに、捨て石作戦だった。
父は例え、併合した国の人種だろうがなんだろうが、自国の国民ならばそれを守るということを誇りにして今まで騎士団にいた。
そんな父にしてみれば、教皇庁のとったこの方針は、冒涜的であり、とても受け入れられるものではなかったのだ。
父は聖堂騎士団にこれを反対したが、聞き入れてもらえず、ついに教皇庁にこの方針を取り止め、一部の軍で足止めさせながら後退させるべきと直談判した。
しかし、その父の努力も空しく、捨て石作戦は発動された。
そしてこれが、レノ家が聖エリサレス教会から追われる身になる契機になった。
捨て石作戦が発動された数週間後。
教皇庁はこの父がとった行動を、『王国に害し、連邦に利をもたらす、極めて売国的な行動』とみなし、父を捕らえ、火刑の刑に処したのだ。要するに粛清である。
そして、教皇庁は残りの母とアリッサを捕らえるように聖堂騎士団に命じたのだ。
だが、父はそのことを読んでいたのだろう。
彼は捨て石作戦が発動され、そう遠くない内に教皇庁は自分達を粛清するだろうと思い、せめて妻と娘を王国から逃れられ連邦に亡命できるように、密かに連邦軍に接触していたのだ。
もちろん、この捨て石作戦を教皇庁が進んで関わっていたという証拠を手土産に。
粛清されることを覚悟していた父は、母にその証拠を渡すと、北部戦線にいる連邦軍まで逃げるように言い、馬車に二人を押し込むように入れ、逃がした。
その後、父が捕らえられ、火刑の刑に処されるまでそう時間はかからなかった。
そして、追っ手が迫っている中、二人はひたすら北へ、北へと逃げた。
この時、自分達は国に裏切られたんだと、いやでもわからされた。
今まで、自分達が国から教えられてきたのは何だったんだろう?今まで、信じていたのに。
アリッサはそのことにショックを受けると同時に、これから何を信じればいいのだろうかと、急に何もないところに放り出されたような心境をいだいていた。
そして、聖堂騎士団の追っ手を躱しながら――時には森の穴の中に隠れ、時には空き家に隠れ――
そして、北部戦線まで、あと十キロス切ったところ。連邦軍と合流する地点まで、あと一キロスも切ったところで――
アリッサと母は、聖堂騎士団に捕まってしまったのだ。
そして、現在に至る。
「…………」
アリッサは自分の胸元に突きつけられている細剣を見て、自分の命はもうすぐ尽きることを悟った。
本当に、今までのは何だったんだろう?
今まで信仰し、信頼していたものは、こうもあっさり裏切られた。
今まで、自分のことを愛していた家族は皆、死んだ。
(……なんか…馬鹿馬鹿しい人生)
そう、心の中で自嘲し、観念したように目を閉じる。
聖堂騎士団はそれを見ると、せめて楽に逝かせようと急所に向けて細剣を引き、突こうとした……
その時だ。
バァンッ!と後ろの扉が突然、蹴破られる音がした。
その直後、ピシャッっと、赤い血華が騎士団の顔にかかる。
騎士団が隣を見ると――
アリッサの母を刺したもう一人の騎士団が、首から噴き出る血を抑えながら、倒れた。
首には黒光りする片手斧――トマホークが突き刺さっている。
その直後、後ろから一人の男が残りの騎士団に体当たりする。
男は騎士団と共にゴロゴロと小屋の隅まで転がる。
体当たりした男からベレー帽が落ち、顔が露わになる。
綺麗な茶髪に整った顔立ち。年齢は見た目的にアリッサと同い年に見える。
少年は騎士団ともみくちゃになり、お互い主導権を握らんと上へ下へ転がる。
やがて、少年が馬乗りになりナイフを引き抜いた瞬間、騎士団はそれを両手で掴み、止めをさすのを防ぐ。
しかし、少年はナイフを持った手を騎士団の方の上に押し、腕を支えるような体勢になる。
そして、ナイフを持ってないもう片方の拳で騎士団の頭を殴りつける。
殴る、殴る、殴る、ひたすら殴りつける。
やがて、殴りまくると、騎士団はがくりと力を失ったように完全に倒れた。そして、二度と意識がもどることはなかった。
「……はぁ…こいつら固すぎやろ……」
少年は起き上がり手をぱんぱんとはたく。
言葉から(というか服装で)彼が連邦軍の人間であることがわかる。
「……さて」
少年はアリッサの方に振り返ると、彼女を見る。
「……
少年の目は…アリッサが思わずそう呟くほど綺麗な金目銀目のオッドアイだった。
両目、色が違うが、その目を見てしまったら自分の心を見透かされてしまいそうな、そして、そのまま見つめて心が奪われそうな、そんな目。
「……ああ、えっと……」
少年は頭をかきながら、顔をアリッサから逸らす。
(……見過ぎた、かしら)
こんな状態なのに、思わず見とれたアリッサは恥ずかしいのか頬を赤くした。
「
たどたどしい自国の言葉を喋る少年。
「……少しだけなら」
アリッサはそう返す。
彼のことをたどたどしい言葉で話しているなと思ったが、自分もだなと、思ってしまう。
「OK…よし、まずは……」
少年は、言葉を選ぶように一呼吸置いて……
「……お前、名前は?」
これが、ジョセフ=スペンサーとアリッサ=レノの初めての対面だった。
「…………」
学生会館宿泊棟談話室。
ジョセフは椅子に座ってぼぉ~っとしていると。
「ジョセフ?」
廊下から、誰かの声がし、我に返る。
開いた扉から三人の少女がいた。
システィーナとルミア、リィエルの三人組だ。
システィーナの手にはサンドイッチのバスケットを持っている。
何の目的で誰のためなのかはジョセフはある程度察した。
「三人共、どしたん?」
「えーと、私達、これからグレン先生の部屋にお夜食をを持っていくんだけど……」
「それで、これから行く途中に談話室が開いていて、見たらジョセフ君がいたからせっかくだからどうかなって……」
「ん。ジョセフも行こう?きっと、楽しい」
三人から夜食の誘いを受け、ジョセフは改めてサンドイッチのバスケットを見る。
グレンのために作った夜食…といいつつ、どう考えても一人分じゃきかない量のサンドイッチがバスケットに入っている。
「……せやな。んじゃ、せっかくだし、行きましょうかね」
ジョセフは椅子から立ち上がると、三人娘のところに向かっていき、グレンの部屋に向かう。
「ところで、ジョセフはさっきぼぉ~っとしていたけど、どうしたの?」
さっきのジョセフの様子にシスティーナが問う。
「あぁ、さっきの?いや、アリッサと最初に会った時のことを思い出してな……」
「アリッサの?」
「ん。実はな――」
それから、ジョセフはアリッサがレザリア王国の聖エリサレス教会聖堂騎士団の幹部を輩出してきた名家の令嬢だったと話す。
そして、先の戦争後期にレザリア王国が取った行動にアリッサの父が反対したため、父は粛清され、彼女と母は国を追われ、連邦に亡命することになっていたこと、そして、北部戦線近くの小屋で、母が聖堂騎士団に殺され、彼女も殺されようとした時に、ジョセフとダーシャ、フランクらデルタが助けたということ。
あの時、起きたことを訥々と語るジョセフ。
「……彼女にそんなことが……」
「レザリア王国の捨て石作戦…話は聞いたことあるけど、そんな……」
「…………」
最後まで聞いたシスティーナとルミア、リィエルは言葉にできないのか言葉に詰まる。
「あいつは、今まで信じていたものに裏切られて、家族を失っている。最初は本当に大変だったさ」
デルタに入ったばかりのアリッサのことをジョセフは苦笑いしながら思い出す。
最初は、本当に、何も信じることができずに、自分の殻に閉じこもっていた。
それをジョセフとダーシャが主になって何とかしようと悪戦苦闘して……
今は、最初に比べれば、歯に衣着せぬ物言いをするし、時に爆弾発言を炸裂するまでになっている。
「……だから、あいつには、まぁ、この学院を通してなんていうか…何か”答え”を得られればいいなと思う。王国にいた時のような、上から与えられた”答え”ではなく自分で探して得られた”答え”を……」
多分、マクシミリアンが彼女をここに送ったのはそういう理由もあるのかもしれない。
「まぁ、だから、お前らもあいつと仲良くしてやってくれ。歯に衣着せぬ物言いで時たま爆弾発言を炸裂することもあるが、根は優しいやつだから」
ジョセフは三人に振り返り、そう言う。
すると。
「もちろんよ。彼女を疎遠になんてしないわ」
「ふふっ、任せて」
「ん。わたしにはよくわからないけど、わたしに任せて、ジョセフ」
「……まぁ、お前らならそう言うと思ったけど」
ジョセフはそう言うと、扉の前に立つ。
「ほら、着いたで」
「それじゃあ、いつも夜遅くまで仕事してるし、お腹すいているだろうから、中に入るわよ!」
システィーナが意気揚々と扉の前に立ち、グレンの部屋に入室する。
がちゃっ!
「先生――っ!夜遅くまで、お疲れ様っ!お夜食を作ってきまし――」
「ふふっ、私達、三人で協力して作っ――」
「ん。食べて……ん?」
「邪魔するで、先…生?」
システィーナ達が入った途端、硬直する。
部屋の中にはグレンと、イブという先客がいたのだが……
今、システィーナ、ルミア、リィエル、ジョセフが目にしていたのは、イブがグレンに馬乗りになっていた光景だった。
「「「「……………」」」」
グレン、イブ、ジョセフ、システィーナ、ルミアの間に、圧倒的な沈黙が訪れる。
うん、これはどう見ても……
「グレンとイブ…何やってるの?……格闘術の組み手?」
唯一、状況をよくわかってないリィエルのそんな呟きを皮切りに。
「……失礼しまし――」
「い、イブさぁああああああああん!?あ、あ、貴女、一体、何をぉ――ッ!?」
「うわぁ…そ、そんな風に押し倒しにいっちゃうものなんだ…うわぁ……」
ジョセフがそっとドアを閉めようとしたその時、システィーナがジョセフのシャツの襟を掴みながら、素っ頓狂な叫びを上げ、ルミアはルミアで真っ赤になった顔を両手で覆うものの、その指の隙間からしっかりと、グレンとイブの様子を見つめている。
「なななな、なんて大胆なッ!?こ、これが大人!?これが大人の女性の攻め方なの…ッ!?あわわわわ!?だだだ、駄目ですってッ!?ここは学校で――」
「イブさん…やっぱり、先生のことを……」
「し、システィーナ…放せ…く、苦し…俺…死ぬ……」
すっかり大混乱の渦中にあるシスティーナとルミア…とシスティーナに窒息させられそうなっているジョセフ。
「ああもう…なんなの、この子達……?」
イブは顔の半分を片手で覆って、深い溜息を吐くしかなく。
「……いいから早く下りろ。重い」
グレンも同じように深い溜息を吐くしかないのであった。
その後――なんだかんだで誤解は解けて。
せっかくだから、皆で夜食会をしよう、という流れとなった。
グレンのために作った夜食…どこをどう見てもひとり分じゃない量のサンドイッチのバスケットを、皆で囲みつつ、和気藹々と夜食をとる一同であったが……
「……なんなのよ、この配置」
イブの左右両隣にはシスティーナとルミア、その対面にリィエル。
グレンとジョセフはリィエルを挟むような斜向かいの、もっとも遠い位置だ。
「え?と、特に意味はありませんよ?」
「あはは…はい、意味はないんです」
そして、システィーナもルミアも、妙にイヴのことを警戒してしまっている。
「……あのね。貴女達、まだ何か誤解しているみたいだけど……」
イブが呆れ顔で、弁明しようとしても……
「こ、これは!あの…そ、そうですっ!これはですね!節操のない先生が、イブさんみたいな魅力的な女性に襲いかからないよう守っているだけでして――」
「……システィーナ、お前、ちょっと落ち着け……」
「白猫…お前、俺のこと、なんだと思ってんの?」
システィーナはまだ混乱しているのか、意味不明なことを言いだし……
(うぅ…ま、負けませんからね…むむむ……)
ルミアはイヴを完全にライバルを見る目で、じっと見つめている。
そんなわけで……
「ね。グレン、おいしい?」
「…………」
「わたし、それ、一生懸命作った…苺タルトサンド」
「……ああ、うめぇ。新食感だな、これ」
「そう。……よかった。もっと食べて」
イヴへの牽制に必死なシスティーナ、ルミアを余所に、リィエルは隣に腰がけるグレンへ、無垢な表情で自分の作ったサンドイッチを差し出している。
この場は…完全に、リィエルが漁夫の利を得ていた。
「ったく、いつでもどこでもうるせぇ連中だぜ……」
パンに苺タルトを挟むという、あまりにも斬新すぎる料理を、グレンがうんざりしながら齧っている。
「まったく、この人達は……」
ジョセフはそんな光景をまるで子供見守っている親のように苦笑いしながら、眺めていると……
ふと――ジョセフはそれに気付いた。
なぜか――恐らく、イブがグレンに馬乗りになっていたはずみか何か――ぶちまけられ、足下に散らばっている様々な書類や資料の中…奇妙なメモ書きが一枚紛れ込んでいたのだ。
「……ん?これ、なんなん?」
それを拾い上げ、ランプの火にかざして見る。
非常に読みづらい文章だ。
例えるなら、想像を絶するほど重たいペンで必死に書き殴ったような…そんな文字。
半分くらい判読不能な文章から、辛うじて読める部分を拾うと――
――グレン=レーダスへ。
――『裏学院』は罠。×××××××だ。足を踏み入れ××××××。
――火を使うな。×にされて、××される。絶対に、火を使うな。
――アリシア三世に、気をつけろ。彼女の正体は×××××。
「…………」
ジョセフは、思わず背筋がぞくりと冷えるのを感じ、目を細めた。
多分、グレンが書いたメモではなく、第三者が書いたメモ。
だが、このメモ、普通のメモじゃない。
誰かの悪戯にしては、何かがおかしい。
紙はどこにでもあるものだし、インクも市販のものだろう。言語も一般的な共通語だ。
だが、そのメモには…ただの悪戯には決して感じられない、何か真に迫った必死さが血のように滲んでいるのだ。
その文字一字一字から感じられる裂帛の危機感、不穏な空気…見ているだけで、気分が悪くなり、正気が削れていくような錯覚があった。
「…………」
ジョセフはそのメモをじっと見つめる。
そして、リィエルに苺タルトサンドを詰め込まれているグレンと、イブ達の騒がしい光景を余所に、ジョセフは物思いに耽る。
このメモで特に気になる単語と言えば…やはり『裏学院』、そして『アリシア三世』の二つだろう。人生の三分の二は連邦で過ごしていたジョセフもその二つのキーワードに関する噂やいわくは、充分知っている。
だが、噂はあくまで噂に過ぎない。そもそも『裏学院』は、学院が打ち立てた正式なプロジェクトだ。危険などあるはずがない。
だが、しかし…ジョセフはどうにも『裏学院』に危険はないという確信が持てなかった。
「…………」
なにせ、その『裏学院』というプロジェクトを打ち立てたのは、帝国歴代女王の中で聡明で、かつ、いわくの多い人物であるアリシア三世だ。
それに、彼女の死から今まで四百年間、誰も入っていないのだ。
何もないっていうのは…ないという可能性もある。
本当なら、ただの悪戯だと一笑して、破り捨て、綺麗に忘れるのが妥当なのだろう。
だが――
「……ねぇ、先生、イブさん」
ジョセフは、詰め込みから解放されたグレンとシスティーナ達と談笑しているイヴに見えるように真ん中にメモを置き、とんとんと指でメモを叩く。
「……なんだこりゃ?」
「……何それ?」
「お二方に、ちょいと一つご相談があるんですが……」
どこか神妙な表情のジョセフに、グレンんとイブは訝しんだ表情を向けるのであった。
今回はオクラホマ州です。
人口379万人。州都はオクラホマシティ。主な都市に、オクラホマシティ、タルサ、ロートンです。
愛称は、駆け抜けの州で、46番目に加入しました。
西部劇の舞台としてもよく知られる州だが、実情はネイティブアメリカン収容のための州という負の歴史を持っています。
竜巻のほか、雷も多発します。
オクラホマミキサーでも知られています。
オクラホマシティは西部劇によく知られた町で、あちこちにカウボーイに因んだ観光名所があります。
タルサは日本人にはあまり聞き慣れていない都市ですが、タルサ美術館がある芸術の都として知られ、市街のあちこちに庭園やモニュメントが配置されている綺麗な街です。そして雷が多い地でもあり、そのためか姉妹都市が、”雷都”宇都宮です。