東方茶番劇 鬼幻郷   作:ブルーレッド スカーレット

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遅れてすいません!これが年内最後の投稿となります。是非楽しんでください!


第一章 第四話 ルミアの心の中

今俺は...意識を失っている。

 

────というのも、こいしを連れ戻したからだ。魔力不足だろうな...

 

てな感じで闇の中をさ迷っている。多分...いや、確かに自分の心の中であろう。

俺は記憶がない。どういう訳か幻想郷に来る前の記憶がない。だから、自分の種族さえ分からない。何も分からない...自分の心に触れたら分かるだろうか...

俺は俺自身に近づく。俺には分からないことだらけだ。全てを知りたい...

でも...自分の体に戻るとここの記憶は消えてしまう...何度も知ろうとしても無理だ...

────どうやったら、知れるのだろう────

 

 

 

さ迷い続けて約一週間はたった。外はどうなってるかは知らない。そして────自分の事について少し知ることができた。ずっと知りたかった、俺のこと。俺は────────

 

 

 

 

「全く起きないわ...」

 

私はそうつぶやいた。ルミアが意識を失ってから間もなく一週間になる。ここまで来ると流石に焦る。

 

...まぁ、ああ言った私も悪いけど...

 

「...ルミア」

 

魔理沙の声が虚しく響く。

 

────私には何もできない。

 

その悔しさに涙が出てくる。あぁ、なんて無力なんだ。早く戻ってきてよ、ルミア...これ以上心配させないで...私を壊さないで...

 

 

 

 

戻る術が見つからない。自分の心のどこにいるかも分からない。みんなに心配かけてる。だけど...分からない...でも魔力は回復した......

 

────!そうだ...こいしの時と同じ方法で......

 

意識を集中させ、自分に魔力を送る。負担はだいぶ少ない。行ける。このまま行けば...!

 

 

 

 

「......ん...」

 

「ルミア...っ!」

 

泣きながら俺の名を呼ぶ霊夢。

 

「ごめんな...遅くなって...」

 

「いいの...帰ってきてくれれば...ぐすっ...」

 

霊夢が俺に抱きつく。...いや恥っず...こういうのやめろよ...

 

「みんなずっと待ってたんだぜ...嬉しいんだぜ」

 

.........待って。みんなここにずっといたの?食事とか風呂とかしないで??(それはない)

 

 

 

─────────────────────────

僕は人と比べて成長が3倍遅い代わりに力をすぐにつけた。お父さんやお母さんみたいに強くなれるように頑張って努力してきた。言われたこと────他人を守り、正義を持つ────を守り、生きてきた。だけど...そういう光が強い分、闇も深い...

僕の力を悪く使おうとする人が僕を......追いかけてくるんだ。




今年もありがとうございました!来年もよろしくお願いします!
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