「ねえさま,これで全部です.」
ひなたちゃんが小走りやって来た.それも,大量の電話を持って・・・
「ありがとう.シリス.これで闇の儀式ができるわ.」
そう言って私はほほえんだ.ああ,なんて優しい姉なんだろう・・・.
「ねえさま,わたしはしりすなんて知りません.ひなたですよ.」
そういってプンプンしてる.
「じゃあ行ってくるわね.」
「いってらしゃーい」
私はレジ袋に大量の電話を入れて・・・
「いざ,戦場へ・・・」
まあ戦場って言っても河川敷だけど.
ついたよー.河川敷ついたよー.
「フッ,手こずらせてしまったな・・・でも,今楽にしてやろう」
私は優しく電話に語りかけた.
今の設定では,死闘の戦いをした事になっている.
最強の黒魔女vs聖騎士デーンワ−たち.
ボチャン
電話を放り投げた.
あースッキリしたー
「ワンッ,ワンワンッ!.」
「む,我にはむかうものが,まだここにおったのか・・・」
「あらー,ごめんなさいねー.普段はあんまり吠える子じゃないんだけどねえー」
「いいんです.私の気は闇に染まっているもの・・・」
「???」
「ワンワンワンッ!」
柴犬かなー,可愛いけどうるさいなー
「シャラップ」
「なにすんだい!,わたしの犬に・・・」
「ワンワンッワンワンワンワンッ!」
なに・・・,私の魔法が効かないなんて
「もしや.お前はバルシーク・・・!?」
「ワンワンワンッ!」
「やはりそうなのだな.ここで会ったが100年目・・・かかって来い.」
もう犬ともみ合いで,何が何だかわかりません.
「やめないかい!」
「くそうっ,私の目を騙せると思ったのか」
「ワンワンワンッ!」
「ねえさま,大丈夫でしたか?ボロボロですけど・・・そんなに闇の儀式というのは大変なのですね・・・」
「・・・」
犬と喧嘩をしたなど死んでも言えまい・・・
「ま,まあね.」
「す,すごいですね.あねさま」
尊敬の目で私を見てくる.
「じゃ,じゃあお母様が帰ってくるまでにお風呂に入ってくるわ」
「はーい」
バチャ−−−ン
「ふひい〜〜〜」
肩までお湯に浸かるとまねけな声をだしてしまった.
「やはり戦士にも休みほ必要だな・・・」
そんな決めゼリフを言う(だれが戦士だよ}
お風呂から出たらべットにダイブ
「ん?誰からかメールがきているぞ」
スマホをいじると
『お前,電話つながらなかったぞ.本当に壊したんじゃないだろうな・・・』
「む,いちいちうるさい男だ・・・」
『安心しろ,黒魔女は嘘をつかん』
返信してやった.もうこれで大丈夫だろう.
『絶対叱られるぞ.あと宿題2倍な』
めんどくさい.なにこの人.暇人なの?
『フッ・・・両親は電話の存在なんか忘れているだろう.なんせ電話はスマホでしかやらないし.あと暇人なんですか?』
『おい,じゃあなんで俺にスマホの方を教えないんだ.あと,暇人じゃないから』
うわっ,はっや,きもちわる
無視しよ
おっと母親が帰ってきた.
柴犬,かわいい