「じゃあ,私,もう帰るね,あやのちゃん.」
「うん,じゃあねー」
「うん,ばいばい.」
「ばいばーい・・・,ってバイビーは!?」
「ん?」
「ゆ,ゆいちゃああああああああああん,私,変なことした,ごめんなさあああああああい!!!うわあああん!!!」
「あ,あやのちゃん?どうしたの?どこか痛い!?」
「ゆいちゃん.ごめんねえええええ」
「ええ・・・!?」
無事に帰宅.
母がいました.
「お母さん,ひなたちゃん,ただいま」
「あ!おかえり〜.ねえさま!」
「おかえりなさ〜い,学校,楽しい?」
「はい,友達もいますし・・・」
そばに,母がよってきて,耳もとでささやいた.
「今のゆいちゃん,私好きよ・・・,必死にしがみつく子犬みたいで・・・」
「うっ」
今日はそのまま寝ることにしました.
気づいたら,なんか知らないところに座ってました.
周りには,1こ建てぐらいの神殿?みたいなのがいっぱいあります.
こういう場合はだいたい決まってる.
「私としたことが,死んでしまったとは・・・」
「なに言ってんの?」
なんと,前に人がいました.
なんか,天使っぽい格好してる.
男の人だね,あの人,頭に輪っか乗ってる.・・・,というか浮いてる.
なんか,私のイメージしてた天使って,美男美女なんですけど,この人?は・・・,
「うわあ,微妙・・・.」
「失礼だよ!君には言われたくないよ!」
「はあ!?何言ってんの?イミガワカラナイ」
「嘘だよね,それ,絶対嘘だよね!」
「うるさーい,で,私,死んだの?」
「死んでないけど・・・.」
「ふーん,じゃあここ,夢の中だ!魔法使えるかも,あの人がイケメンになあーれ.」
「ブッブー!そして,そんな魔法はありません!」
「じゃあ何よ?転生?転生だよね,私異世界行くんだよね!設定,設定は?超強い魔道士的な.いい!それいいよ!」
「だー!うるさいよ!さっきから,なんなんだい?あー,ぼくがいけなかったんだ.こんな人選んだのがだめだったんだ.残りだな.さすがのこりだわ.」
「あんだとぉー!残りってなんだよ!」
「なんかね,異世界,今危ないんだわ.魔王に滅ぼされるんだわ.」
「それを私が救ってヒーローに・・・」
「ちがうちがう,参加者他にもいるから,だれが1番早く倒せるかってゲームデス.」
「え?勝ったらどうなるの?」
「ぼくが昇格する.」
「わ,私は!?」
「あー,なにか7つぐらい,願いが叶えられる.」
「は,はあ」
思った,なんで7つ?中途半端すぎね?普通1つじゃん.
「でー,ゲームに参加する人は,なんかストレスが溜まってる人なのよ,モンスターをバババッとやっちゃてストレスを無くそー!っていう感じ.1番偉い人なんか,成績優秀,スポーツ万能のモテ男!くぅ〜,勝てるきしねえ〜.しかも魔剣持ってるて・・・」
「ええっ,なんでそんなモテ男がストレス溜まってるわけ!?あと,魔剣ってなに?」
「それがねえ〜,10人以上から告白されてて,その中に5人ぐらい好きな女子がいるんだって.迷ってるらしいよ.」
「それだけ?!」
なんだか腹が立ってきた.
「あと〜,なんか好きなもの持ってていいよ〜.最強の杖とか,魔法のマントとか.」
「なんでも!何個でも?!」
「うんうん,持ってちゃいな,ほとんど不良品だし」
「えー,まあいいや,かっこいいし.ねえ,これ説明書とかないのー?」
「ないよ,ん?待って,あるかも!」
なんか椅子の下でゴソゴソやってる.
「あったーーー!」
「おー,貸して貸して.」
「うおっ,奪うなよ!ぼくも読みたいんだから.」
まずは魔法の杖を観察する.
「ふむふむ,ここの水色のボタンを押すと水が出る.赤は火,お魚を焼くときに,便利です・・・.なんじゃこら!」
「ははははは!!!使えねーー!!」
「むっ,着火!」
「あつつつつつ!!!水,水ーー!!!」
「ごめんなさい,ゆい様,と言ったら助けてあげてもいいわよ.」
「ごめんなさあい!!!ゆい様あああーーー」
「よろしくてよ,放水!」
燃えている天使様に水をぶっかける.
「何やってくれとんのじゃあ!」
「えーと,茶色は土が出せます.ピカピカの泥団子が作れて子供に人気者に!・・・」
「プッ,」
「緑色は風が出ます,暑い夏にピッタリですね・・・.」
「くっくっくっ」
「黄色は光が出ます.暗いところで便利です,注意,光はまぶしいので,目に近づけないでね.」
「あは,あははははははははははははははは!!!」
「土と風!からの光!!!」
「ぎゃああああ!!!目,目がああああ,土が目に!ってまぶしいい!!!」
「これ,結構使える.」
「あああああ,疲れた・・・.」
「てか,あんた誰よ?」
「ああ!ぼく,天使のシズ!下っ端天使だよー!」
「はー,下っ端ねえ・・・」
「なんか文句でもあんのか!」
「じゃあ,異世界いってきま~す.」
「いってらっしゃ~い,じゃねえよ!!!」
「な,何よ!あとこれ全部持ってくから.」
「あ,うん,なんか聞きたいこととかないの?」
「えー,どうやったら異世界でもあなたと喋れるの?」
「ああ,うるわしいシズ様,無知な私をお助けください・・・って言う.」
「放水!!!」
「うわっ,ちょっ,やめっ.」
「本当のことを言いなさい!」
「て,手を3回,叩くんですううう」
「ぜんぜん違うやん!」
「プハッ,あー,死ぬかと思った.」
「もう死んでるでしょ.」
「サービスで,痛さとか感じなくなってるから.」
「マジ!!」
「マジです.」
「じゃあ,いってきま~す.」
「いってらっしゃーい.」
足元がパッと光って・・・ということもなく,気づいたら森のなかにいた.
目の前にはおっきい城門がある.
足元には,もらってきたグッツがいっぱい転がってる.
「ぱぱぱんっ」
とりあえず手をたたいて見た.
『なーんですかー』
「おい天使,これからどこ行くんだ?」
『えーと,今はですねー,最初の町,レインです.駆け出し冒険者が集まるところです.」
「ふーん,ここでまず有名になれと・・・」
『そういうこと!,じゃ,頑張ってー!』
「あ,待って!!!」
返事ナッシング
「えーと,この石は,何でも召喚できる,すごい石です・・,ふーん.」
私は,石を握って叫んだ,
「いでよ,川崎あやの!!!」
ピッカーーーン
あー.まーぶーしーいー!!!
「へっ,ゆいちゃん!!!,ここどこ!!!」
異世界行きますよ!冒険ですよ!