We ZARD   作:ハレル家

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 遅れてしまい、誠に申し訳ないです。

 FGOのイベントが……まさか、第二部二章をクリアしないと参加できないなんて……データ制限速度低速で必死にやってたらイベントの残りが五日、死ぬ気でやってクリアしたら小説更新忘れてて……

 本当に申し訳ねぇ!!

 それでは、続きです。あ、今回から『残酷な描写』が出ます……まぁ、酷く無いですけどね!

 長くなりましたが、それではどうぞ!

 ※恥ずか死ぃ……前半部分忘れてた……恥ずか死ぃ……


第四話 ナナシ=???

 ■□■□

■ ローグ村

 

 星空と月が照らす夜、暗闇の中で一つの村が明るく騒いでいる。しかし、そこに華々しさはなく下卑た嘲笑と眉をひそめる程の酒気が蔓延していた。

 彼らはとある界隈で有名……ではなく、格下とも言える下っ端の弱い盗賊。火事場泥棒や強盗に手を出し、最近ではとある商売で成功した事からノリ始めた。

 そこで、一つの手を思いついた。

 善良な村人に扮して依頼にやってきた獲物を捕まえ、裏社会のオークションに売り飛ばそう。

 幸運にも実力が弱くて制圧しやすい隠れ蓑となる村を見つけ、村人全員を牢に放り込むことができた。

 そろそろ、あの村人を売る算段を整えるか……そう考えているとスキンヘッドの厳つい顔をした大男が手枷と足枷付けられた男女四人を鎖で引きずりながら現れた。

 

「テメェら、よぉく聞けぇ!」

 

 その声に騒いでいた盗賊達が黙る。どうやらスキンヘッドの大男は盗賊団のボスのようだ。

 

「今回の作戦ご苦労! お前らのお陰で上々な成果となった!」

 

 スキンヘッドの大男の声に盗賊達が大きな歓声をあげた。まるで獣の叫び声のような騒音に顔を歪めるジャックとオリバー。

 

「ちっ、油断したな」

「参考までにドコで気付いたか聞いても?」

 

 舌打ちするメイナードにスキンヘッドの大男が今回の仕組みにいち早く気付いた様子に話を訊ねた。

 

「……最初は些細な違和感だった。警備がおざなりなアジトに粗末なトラップ……そこまでは気のせいだと思ってたが、あのバカの一言で繋がった」

 

 メイナードの言葉にマリアナ達とスキンヘッドの大男は耳を傾け、答えを聞こうとする。他の盗賊達はまるで余興を見てるかのように楽しむ様子である。

 

「お前達の本命はアジトではなく、魔陣を利用した獲物の捕獲だ」

 

 その答えにスキンヘッドの大男はニヤリ、と怪しく笑い、マリアナ達は信じられない表情を見せた。

 

「それが本当なら、私も気付いたハズです」

「気付くハズがない……いや、気付かないのが当たり前だ……」

 

 ジャックとオリバーの二人は兎も角、メイナードと同じように魔陣を扱うマリアナが異議を唱える。しかし、メイナードはマリアナを落ち着かせ、その答えを言うために口を開いた。

 

「村全体を利用した魔陣なんて誰が気付く」

 

 その答えに他の三人が唖然とする。盗賊団は何かしらの罠を仕掛けてくると考えていたが、最初から自分達が罠に踏み込んでいたなんて思うハズもなかった。

 

「魔陣“風水”……配置や対象を囲むような円、方角や色、名前によって幸運を上げたり気配を消したり、違和感をなくすなどの味方や敵に補助的なバフ及びデバフを与える……村にある家や小屋の配置、全体を囲んでた線。それがお前のタネだ」

「ダァハッハッハ! ご名答だぁ! 流石はメイナード家の次男坊だな」

「褒められても嬉しくねぇよ。奴隷商人ガザン」

 

 メイナードの解説に満足したのか大笑いするスキンヘッドの大男――ガザンにメイナードが喧嘩腰に言う。

 

「ほう、俺様も有名になったなぁ」

「相手の奴隷の質が良い事に激情して、商人と奴隷の半分を虐殺したら嫌でも有名になる」

 

 苛立ちが収まらないのか睨み付けるメイナードにガザンはその目付きに下卑た笑いをみせる。

 

「ククク、その目だ。誰もが俺様を悔しがるその目が俺様をさらに強くしてくれる……あの男だか女だかわからねぇ金髪はいないが、それでもおつりは充分だ」

 

 そう言いながらガザンは近くにあった小さな壺から金属の棒を取り出す。その棒の先には何かの紋章のような模様を象ったハンコのような形をした焼印だった。

 

「これ、わかるか?」

「……従隷紋」

 

 何かしらの模様を見せるガザンにマリアナとオリバーは首を傾げるが、ジャックが答えた。

 

 “従隷紋(じゅうれいもん)

 魔術黎明期によって作られた魔術師達の負の遺産とも言える代物。元は戦時中の捕虜や奴隷が反乱を起こさない為に造られ、魔力による契約を結ぶことで対となる主令紋(しゅれいもん)が刻まれ、主従関係を生み出す。戦後は破棄されたが、いまだに少なくない数が流通し、裏社会の奴隷を売買する人物の手に渡ってしまう。

 

「おぉ、知ってるヤツがいるか。まぁわかっていると思うが、これをお前達に押して“商品”になってもらうぜ」

 

 その言葉に自分達がこれから何をされるかを察した四人は鋭い目付きで睨むもガザンはそれを嘲笑する。

 

 ……まだかかるか? メイナード。

 ……まだだ。時間がかかる。

 

 “こういう時”の対策案として仕込んでいたメイナードとオリバーは諦めずに発動するも、時間がかかる事に内心苛立っていた。

 その様子にガザンは打つ手なしの自分自身に苛立っていると誤解して挑発する。

 

「知ってるか……魔術が使える奴隷はなぁ、高く売れるんだよ……あの時の魔術師の絶望した顔といったらタマラナイぜぇ……」

 

 ガザンの挑発に鬼気迫る表情で突然襲いかかるジャック。しかし、手枷と足枷によって阻害された動きを軽々と読まれて避けられ、地面に強く叩きつけられた。

 

「ジャック!!」

「アグッ……ゲホ、ゲホッ……」

「おいおい、あまり暴れるんじゃねぇよ。傷物で売って安くしたくねぇんだよ」

 

 ……まだなのメイナード。

 ……まだだ……

 ……速くしねぇとジャックがやベェぞ!

 

 ジャックの髪を掴んで引きずるガザンに焦り始める三人。壺にある隷従紋が刻まれた焼印を取り出し、ジャックに向ける。

 

「外側から無理矢理体内の魔力に干渉するから焼けるような激痛に襲われるが我慢しろよ? すぐに終わるからよぉ」

 

 ガザンが焼印を向け、ジャックは二人の男に左右から押さえるように掴まれて動けない。

 その様子を笑いながら煽る盗賊達の下卑た声が響いた。

 仲間を助けようと動くも他の盗賊達に取り抑えられるオリバーの叫び声が響いた。

 時間を稼ぐように抵抗を促すマリアナの大声が響いた。

 万事休すな状況に溢すメイナードの苦悶の声が響いた。

 ガザンの絶望に染まり始めた者を嘲笑する笑い声が響いた。

 それらの声が村に響き、打つ手なく、絶望に落ち始めたジャックを耳を汚れた泥のようにこびりつきながら汚し始める。

 

「……たすけて……」

 

 小さな雨粒のような、誰にも聞き取れない程小さな呟きを溢した人物は誰なのかわからない。

 盗賊達がふざけて言ったのかもしれない。

 マリアナの悲痛の声かもしれない。

 オリバーの悔しさからの声かもしれない。

 しかし、その声はどこにも響かず、村に響き渡る声に消され、夜の暗闇に溶けていった。

 どこにも、届かなかった。

 

 だからこそ、“届いた”。

 

「な、なんだぁ!?」

 

 突然、ガザンとジャックの間に上空から何かが落ちてきた。あまりの衝撃に大量の砂埃による砂煙と強い震動が起き、マリアナ達と盗賊達は騒然する。

 

「何が落ちてきた!」

「気を付けろ! 増援かもしれな――」

 

 ジャックを押さえてた二人は不意に襲いかかった衝撃に飛ばされ、周りいた盗賊達にぶつかる。

 

「ギリギリ、間に合った」

「……お……おまえ!」

 

 少しずつ晴れる砂煙に翼が生えた人のシルエットが現れた。その場からジャックを持ち上げ、飛翔して村にある民家の屋根に立った。月光に照らされた人物にマリアナ達も盗賊団も驚きを露にする。

 

「村人達に……お前達盗賊団に抗った小さな魔術師に頼まれてな……加減は一切しないぞ!」

 

 黒い翼を生やしたナナシが、大きく翼を広げて盗賊団に敵意を見せる。

 奇しくも彼の太陽のように明るい金髪と夜のような黒い瞳は、村の言い伝えにあったテンゲンサマと同じだった。

 

「……大丈夫か? ジャック」

「お、お前……翼人(イカロス)だったのか!?」

 

 心配して声をかけるナナシにジャックは彼の翼を見て驚く。しかし、ジャックの言葉を理解できてないのかナナシは首を傾げる。

 

「いや、人間だけど?」

「嘘つけ! その翼どうやって説明すんだよ!」

 

 ナナシの言葉を否定するジャックだが、これには理由がある。

 この世界において、魔術は例外(・・)を除いて三種類ある。

 自由度が高くて万能性に溢れた“魔法”。

 低コストで高火力に優れた“魔装”。

 術式や陣によって発動する“魔陣”。

 どれも個性ある魔術だが、共通点が存在し、“人体に付与できない”。

 多くの魔術が人を介して発動する。人体を媒体に発動する事は銃口を密閉した拳銃を射つ事と同じで、致命傷となる。

 故に人体から翼を生やすようなマネができるのは亜人の翼人(イカロス)か例外の――

 

「おいおい、なんてラッキーだ……まさか亜人の中でもレアな翼人に出会えるとはなぁ……」

 

 痺れを切らしたガザンが獲物を狙うような眼でナナシとジャックを見つめる。

 

「レア?」

「亜人の中でも翼人は希少な種族なんだよ」

「へぇ、そうなのか」

「いや、なんで自分の種族なのに知らないの……」

「そりゃ、むしろオレは――」

「捕まえろ! 捕まえたヤツにはボーナスを渡してやる!」

 

 言おうとした瞬間にガザンが自分の手下である盗賊達に捕獲するように命じる。多くの手下が手に武器を持ってナナシとジャックがいる家に突撃した。

 

「鍵を持ってるヤツは誰だ?」

「……あれだ!」

 

 マリアナ達の救助を考えたナナシは手枷と足枷の鍵を持ってるヤツが何処にいるか聞くと、突撃する盗賊達から距離を離れて逃げようとしてる二人組を見つけた。

 

「必殺、翼ビンタ!」

「名前が安直!?」

 

 すぐさま飛び、目的の人物に向かって空から奇襲する形で攻撃する。一人は地面に叩きつけられたが、もう一人は射程から抜け出して逃げようとしている。

 

「逃がすかぁ!!」

「え?」

 

 ナナシの声と共にジャックは浮遊感を感じ、逃げた一人の背中が近付いている事を見て投げられたと理解した。

 

「えぇぇぇぇっ!?」

「がぁ!」

 

 予想外の行動に声をあげると逃げた手下が振り向いた直後に眉間にジャックの手枷の角がタイミングよく突き刺さった。

 あまりの痛みに悶絶する手下の首をジャックは力強く踏みつけ、気絶させた。ジャックの無事を確認したナナシは小さくガッツポーズしてジャックに駆け寄る。

 

「おい、大丈ぶっ!?」

 

 駆け寄ってきたナナシの頭にジャックは身体のバネを駆使したヘッドバットをお見舞いした。

 

「なにしやがんだよ!」

「普通投げるか!! バカか!」

「仕方ないだろ! 周りに石とか壷とか手頃な物が無かったんだ。それならいっそ人を投げるしかないだろ」

「どんな思考回路!?」

 

 あまりの行動に目くじらを立てるジャックに逆ギレするナナシ。その様子を見たガザンは危機感を抱き、盗賊達に命令する。

 

「ヤツらを止めろ! この際翼人は殺しても構わねぇ!」

「え、ですが……」

「臓器売買のコレクターに売り飛ばす! 逃がしてたまるか!」

 

 その言葉に顔を青くするジャックとナナシ。急いで手枷と足枷を解錠するように言う。

 

「早く! 早く開けろ!」

「待て待て! 今急いでんだ!」

 

 幸いにも手枷は一発で開き、残りは足枷となるが焦りで鍵穴が合わなくてさらに焦る。盗賊達との距離が大体40mになった時にようやく足枷が解かれた。

 

「開いた!」

「よし! 間に合っ――」

 

 開いた安心感により立ち上がるナナシだが、それが油断であり誤った選択だった。

 瞬間、手下の一人から放たれた魔法による風の刃がナナシの首を斬り落とした。

 

「……え……」

 

 ゴトリ、地面に何か重く固いモノが落ちて自身の背後に転がる音が聞こえた。その音にジャックは身体中の血の気がなくなるような感覚に襲われた。

 

「ひひ、残念だったな」

 

 風の刃を放った手下が嗤う。現実を直視したくないジャックだが、身体の恐怖からゆっくりと視線を後ろに動かす。そして――

 

「へ? ぬがぁ!?」

 

 ――突如聞こえた肉を殴る音と盗賊達の声に意識が戻った。耳を済ますと驚きの他に恐怖や侮蔑が含まれた声が聞こえる。

 

「何しやがる! 驚いただろうが!!」

「…………え?」

 

 数十秒前まで聞こえていた声が、再びジャックの耳に届く。

 見れば、首を切断されたはずのナナシの体が転がった首を拾いに動いていた。

 それどころか、頭もないのに発声している。

 

「な、なんだアイツ!? 頭と胴体がおさらばしてるのに、平然と生きてやがる!」

 

 驚く盗賊達を無視して、首なしナナシは自分の首を拾い上げ、切り落とされた時に短くなった金髪に付いている砂をはらった。

 

「たく、これだから風の魔法は嫌なんだよ……もう少し見えるようにしろよ」

 

 自分の首を繋げもせずに、ナナシは呆然とする目の前の盗賊達についてそんな文句を口にした。

 

「い、ええ!? いや、それより明らかにお前の首が異常事態なんだけど!? 大丈夫なの!?」

「大丈夫だよ。体の部位が欠けること、木っ端微塵になることは普通だ。お前らもそうだったろ?」

「「そんなのねぇよ!?」」

 

 ナナシの言葉にジャックの他に盗賊団とマリアナ達の心がこの時だけ一つになった。特にいい事はない。

 

「そ、それに頭がないのに喋って……」

「声帯も肺もこっちにあるから、こっちから話すのが自然じゃないのか?」

 

 ……首が切れても平然としてる時点で自然もクソもねぇよ!!

 

 思わず叫びそうになったジャックだが、ここで叫んではいけないと自粛した。

 

「断面は綺麗だから、くっつくのに時間はかからねぇな。よいしょっと」

 

 ナナシは自分の首を断面の上に置き、首は何事もなく繋がって元通りになる。

 視覚的にショッキングで異常な光景だが、殺された人間が平然と生きている事実に周りは信じられない者を見るような目で見つめる。

 

 その恐れから手下の数人が弓矢で狙撃し、頭部や胸、複数の部位に当たってもナナシは平然としていた。

 

「む、胸に矢が突き刺さっても平然としてやがる! あそこは心臓の位置だぞ!」

「普通なら、致命傷どころか即死なのに……」

「化け物だ! 人間じゃねぇ!!」

 

 人の形をした得たいの知れない存在に一人が恐怖し、それが周りに伝達する。恐怖で先程の威勢が嘘のように消えていた。

 

「お、お前……何で平気なんだ……」

「テメェ、翼人じゃねぇな。何者だぁ!!」

 

 身体に刺さった矢を抜いてくナナシにガザンが土の魔法を発動する。ナナシの左右に大きな岩壁が出現し、勢いよくナナシを挟んだ。

 グジュリ、肉が潰れたような音と共に赤黒い液体が周囲に飛散した。その様子に盗賊達の数人が眉をひそめたが、ジャックはその光景に不思議と恐怖がわかなかった。

 潰された瞬間を最後まで見たジャックだが、不思議にもナナシが死ぬとは思えなかった。

 やがて、閉じていた岩壁がゆっくりと開き、手下の一人がナナシがいた所を見る。

 

「……い、いませんボス……」

 

 その言葉にガザンは死んだと確信するが、手下の顔がなぜか青白かった。まるで理解できないモノを見たような表情である。

 

赤黒い液体しか(・・・・・・・)、ありません!!」

 

 その言葉に周りの盗賊達が驚き、ガザンは眉をひそめた。

 

「液体だけだと? 衣服も装飾品もないのか?」

「ありません!」

 

 人間ならば、あの攻撃に潰されれば残るのは肉片と血液、そして血で汚れている身に付けた衣服と装飾品が残るハズなのにそれが無い事を言われ、疑問の声をあげるガザン。

 ナナシが何処に消えたか辺りを見渡していると、手下の一人がある事に気付いた。

 

「お、おい、この液体……動いてないか?」

 

 その言葉と同時に飛び散った肉片と血――赤黒い液体が蠢く。

 たった今、ナナシを潰した場所へと集まっていく。

 プール一杯ほどの肉片混じりの血液が集まったところで、それは起き上がった。

 赤黒い液体が上に伸びて、人間大にまで圧縮され、現代で言う“フィギュア”を作るかのように四肢と頭部を形成する。

 やがて衣服までも再現して――最後に着色した。

 

 そこには岩壁に潰されたハズの――普段通りのナナシが立っていた。

 

「な、あ、ああああ!?」

「お、お前……一体……なんなんだよ!」

「……超記憶喪失のオレでも、一つだけ覚えている(・・・・・)……」

 

 ガザンとジャック、盗賊達とマリアナ達が驚きから唖然とするが、それは仕方ないだろう。

 血と肉片……赤黒い液体でしかなかったものが急に人間に戻れば驚く。

 

 だが、ナナシ自身にとってはいつも通りで不思議じゃない。

 木っ端微塵になっても、液体になっても、そこからまた人間に変身しても不思議じゃない。

 首を切られても、心臓を突かれても、巨大な壁に潰されても、何でもない。

 

 ナナシにとってそれはただ……形状の一つに過ぎない。

 何故なら、そういう体……そういう種類の魔術だから。

 例外にされた魔術――肉体を変質させる魔術を使用してるのだから。

 

「魔魁“スライム”。それがオレの魔術だ」

 

 ナナシは――全身をスライム化でき、この世界で例外(・・)に部類される魔術師だ。




 次回の更新はァ……今週中!

 アバウトで申し訳ない!!
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